宿泊記 コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーション

この日曜日は新幹線で大阪へと移動することになったので、駅からの交通の利便性第一に新大阪駅に近接するコートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションに泊まることに。


なんたって新大阪駅の新幹線中央出口改札からも歩いて2分という立地にありますからね。もちろん在来線で大阪内を移動するのにも便利だし。

場所も分かり易く、新大阪駅ビル3階(改札階)北口を出ると真正面に聳え立るのがコートヤード。以前はホテルラフォーレだったのが、2015年11月にリブランドによりコートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーションとして生まれ変わってオープンした。

コートヤードはマリオットブランドのホテルの一つで、「現代のビジネスマンに求められる快適でバランスのとれたリフレッシングな環境とサービスを提供するホテル」をコンセプトとしている。マリオットグループの中では比較的安いカジュアルなビジネスホテル程度の位置付けのブランドだけど、日本国内の3つのコートヤード(コートヤード新大阪ステーション・コートヤード東京ステーション・コートヤード銀座東武ホテル)はいずれも駅から近い便利好立地にあることもあり、日本以外のコートヤードに比べるとお値段高めな印象。マリオットの名前を前面に押し出してちょっと高級な外資系ビジネスクラスとして売り込まれているというか…他国のコートヤードが3.0-3.5つ星くらいのところ、日本のコートヤードは平均的なビジネスホテルよりもランクとお値段の高い4つ星級という感覚。

立地の良さは前述の通り新大阪駅のコートヤードも抜群で、確かにホテルの宣伝通り大阪駅(北口)からは徒歩1分。新大阪駅3階の北口から繋がる歩道橋からホテルへと入ると、そのまま3階のレセプションに繋がっていて新幹線を降りて5分程度でフロントまで辿り着いてしまった。
ひだり みぎ

「プラチナ会員様、ようこそおいで下さいました。」と何気なく差し出された予約確認書に目を通してみると、「エリート・レベル:P6」との記載を発見。「P」はプラチナの頭文字だろうが、「6」が意味するところは何なのか。プラチナステータスを獲得した年数かとも思ったけど自分は未だプラチナ4年目だし…。他にも「X4」「X5」といった属性のプラチナ会員もおられるみたいだし、プラチナエリートやプラチナエリートアンバサダーのステータスが発表される前からプラチナ会員の中でもレベルが階層化されていたのかな。

部屋カテゴリー

まぁ会員レベルが高くともスイートルームの数が限られるコートヤードではアップグレードは難しいんだけど。ここ新大阪駅のコートヤードもジュニアスイート・コールドスイートを合わせても3部屋しかないようなので、基本的にはスイートへのアップグレードは無いものと考えておいた方が良い。
[table id=132 /]
スイート以外の部屋の広さや作りは変わらず、高層階になる程グレードが高くなるだけ。それでも全客室が30㎡と、一般的なビジネスホテルのシングルルームの2倍の大きさがあるので、駅前のビジネスホテルとしては十分な広さかと。

部屋デラックスルーム エグゼクティブフロアキング

今回は17-18階のエグゼクティブフロアに空きがあるとのことで、17階のデラックスルームにアップグレード頂いた。また、低層階のコートヤードルームには無いネスプレッソが部屋に置かれるなどデラックスルームとして備品等でも多少の差別化が図られているみたいなのだが、17-18階の利用客はラウンジでコーヒーが飲めるので正直ネスプレッソはどうでも良い。
ひだり みぎ
コートヤードっぽいオレンジ色のソファや幾何学模様風のクッションやカーペットをさりげなく取り入れたモダンなデザインに外資系ビジネスホテルならではのセンスを感じる。


ひだり みぎ
窓側には小さな丸テーブルとおしゃれな一人掛けソファがあり、窓の外に広がる新大阪の街並みを眺めてボーっとしながら寛ぐのにぴったり。目の前は御堂筋、新幹線とJRの駅横、伊丹空港への飛行機の通り道という交通の要所にあるにも関わらず、ハイフロアっだからか心配していた騒音は思ったよりも気にならなかった。

ひだり みぎ
ミニバーはソフトドリンクが180円、ビールが300円と外資系ホテルにしては良心的な価格設定。


こちらはギフトのマカロンと懐かしの金平糖。さり気無く添えられた鶴の折り紙もマカロンの色とマッチして良い味を出している。


金庫・靴べら・シューミット・ランドリーバッグ・スリッパ・アイロン・アイロン台・常備灯・バスローブが収納されたクローゼット。テレビ横のラックにはナイトウェアも用意されていた。

ひだり みぎ

ピッカピカの水周り。バスアメニティはコートヤードの定番NIRVAEだけど、備え付けの大型ボトルで資生堂のウミネラのシャンプー・コンディショナー・ボディーソープも用意されていた。

イブニングカクテル

コートヤード東京ステーションしかり、コートヤードにはラウンジが設置されていないホテルもあるんだけど、こちらコートヤードには最上階のエグゼクティブラウンジが用意されていて、エグゼクティブフロアの宿泊客及びマリオットリワードゴールド以上の会員であれば利用できるようになっている。
[table id=133 /]
カクテルアワーのフードタイムに間に合わせるために正直大阪駅からちょっと走っちゃったわw


19階へ上がり、キーカードでドアを開けエクゼクティブラウンジへ。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
ラウンジはカウンター席もあり全50席。広すぎるということはないんだけど、利用客は白人ビジネスマン数人程度と殆どおらず閑散とした雰囲気だった。日本だと満席のぎゅうぎゅう詰めのラウンジでミールの取り合いが展開されるようなホテルも多いので、これはこれは意外だった。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
サラダ・野菜スティック・豆腐・蒸し野菜枝・枝豆といった健康志向のラインナップの中に串カツやたこ焼きといった大阪ならではのメニューも。あとはチーズ・ハム・サラミ・チーズ・チップス・ナッツといった定番オードブルから金平糖・m&m’s・ロリポップといった変化球まで。まぁ十分な内容でしょう。

ひだり みぎ

ドリンクもコートヤードにしては合格点。ボルスがこれだけ揃うラウンジは初めてだわ。もちろんカクテルサービスなんて無いんで自分で割らないといけないんだけど。


ワイには十分。せっかくなんでちょっとたこ焼きでも食べに出ようかとも思ってたところにラウンジが出てくるんだからびっくりしたわ。滅茶苦茶美味い!というわけではないけれど、外は雨も降ってきたんで、結局、こちらでガッツリと頂き夕食代わりにしてしまった。

朝食

朝食はロビーフロアのダイニング&バー ラヴァロック」で06:30~11:00まで(ただし、10:00からはブッフェではなくセットメニューの朝食のみ)。こちらもエグゼクティブフロアの宿泊客とマリオットのゴールド・プラチナ会員は無料で頂けます。

出来たての卵料理など温かい料理がライブクッキングで提供されます。スムージー、野菜ジュースなどが充実したドリンクステーションも印象的。70種類以上のブッフェラインで充実した朝食が楽しめます。

東京駅のコートヤードのレストランもラヴァロックだったし、コートヤードは溶岩石(LAVAROCK)の遠赤外線効果を使って焼き上げるグリル料理のレストランを自慢としてるんだな。朝食では洋岩石メニューは供されていないと思うので、今度ディナーで来てみよう。


ライブキッチンでの卵料理やワッフル等もあるし、水やコーヒー・缶ジュース・フルーツなどをテイクアウトできるも地味に嬉しかった。

ひだり みぎ
ビジネスホテルとは思えない充実ぶりだったのだが、06:40にホテルを出る必要があったのでコーヒーのみテイクアウトさせて頂くことに。

所感

確かに他のビジネスホテルより高いしアップグレードも期待できないホテルだけど、ゴールド・プラチナ会員だとラウンジサービス+朝食が付くことを考えれば寧ろ安いくらい…と思ってしまうのは、私が完全にマリオットに囲われてしまったからなのか…。

コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション


Booking.com



ホームページ:https://www.cyosaka.com/
住所:〒532-0003 大阪市淀川区宮原1-2-70 
電話:06-6350-5701


Booking.com

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。