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キャセイパシフィック航空B777-300ER ファーストクラス搭乗記 香港⇒バンコク


前回のエントリー“アジアマイルのワンワールド複数航空会社特典で行く中東旅行”で記載した通り、2017/2018の年末年始はアジアマイルを使ってオマーン旅行に行って参りやした。

先ずは第一区間の香港⇒バンコクをキャセイにて。
香港⇒ドーハはキャセイが直行便も飛ばしているんだけど、残念ながらファーストクラスの無いA330での運航。そこで、短距離路線ながらもFクラス付き機材で飛ぶ予定となっていたキャセイの香港⇒バンコク便でバンコクまで飛び、同じくFクラス付きのカタール航空に乗り継いでバンコクからドーハまで向かうという遠回りのルートを取りFクラス2本を満喫することに。

あとは「Fクラスが無い機材になりましたー。Cクラス変更でご了承願いますー」とキャセイ得意の直前シップチェンジでビジネスクラスへとダウングレードされなければ…と直前の悲報に計画を潰されないことを祈りながらファーストクラスチェックインカウンターへ。

HKG-BKK-DOH-CDG-LHR-HKGという旅程を見た女性スタッフが一言、HKG-DOHの直行便もあるのに!と突っ込んできたが、Fクラスに乗りたいが為だけの遠回りと説明。サクッとドーハまでのボーディングパスも出てきてチェックインは無事終了した。お姉さん曰く予定通りF付き機材のB773ERでの飛行を予定しているとのことで一安心だ。せっかく遠回りしたのにビジネスクラスにダウングレードされたんじゃ馬鹿みたいじゃんなw

香港ではドーハまでのボーディングパスしか発行されなかったが、更にドーハから先も別冊予約のカタール航空便でオマーンのサラーラへと同日乗継があるので、今日は非常に長~い一日となる。

ボーディングパスを入手して出国した後は、いつものCXウィングラウンジへ向かうもフードファイトは控えめに。香港のFラウンジはこれからまたいくらでも訪問機会がありますからね。この日はHKG⇒BKK・BKK⇒DOHのファーストクラス機内食、バンコクでのロイヤルシルクラウンジ飯・ドーハでのアルサファラウンジ飯・DOH⇒SLLのビジネスクラス機内食と来たるべき過酷な胃拡張酒行に向けペース配分を考えないといけないですから。

ということで、ベルトの穴を2つほど緩めてバンコク行き便へと乗り込んでいく。シップは当初の計画通りB777-300ER。欧米線にも導入されているロングホール機材で、ジャンボことB747-400が退役した今現在、CXでは唯一のファーストクラス搭載機体となっている。


赤茶色の絨毯が高級感を醸し出すファーストクラスは1-1-1が2列の配置で合計6席。有償ファーストクラスでも10万円足らずで乗れたりする穴場の香港-バンコク路線だけあってこの日はまさかの満席で、香港と東南アジアの金服マダムが忙しそうにシャンパンを振る舞って周ってた。

JALやANAを含む他社のB777-300ERのファーストクラスの配列は1-2-1の横4席が主流のところ、キャセイは1-1-1の横3列とスペースにゆとりがあるのが特徴。横36インチ×縦81インチと横21インチ×縦81インチのビジネスクラスと比べても圧倒的に横幅があり、フルフラットでの睡眠時には余裕で寝返りも打てるほど。
ひだり みぎ

内装は中東系キャリアのような煌びやかさを前面に出したスタイルではなく、派手過ぎず上品で落ち着いた配色となっている。素材もソフトレザーとファブリックで豪奢過ぎず質素過ぎずで快適そのもの。100点満点の居心地で2時間半で飛行機を降りるのが勿体なく思えてくる。

天井周りもオーバーヘッドコンパートメントが無くすっきり広々。

オーバーヘッドコンパートメントの代わりに、荷物はテレビ脇に設けられた個人用クローゼットに収納する。一見すごく狭そうに見えるけど、機内持ち込みサイズのスーツケースやロングコートなんかは問題無く収納可能。

ひだり みぎ
壁側のひじ掛け横にはリクライニングや照明を調整するコントローラー及び液晶スクリーンがあり、その手前のミニポケットにはBOSEのノイズキャンセルヘッドホンがセットされている。凸凹としたところが少なく、シート周りは非常にすっきりとまとまっている。

ひだり みぎ
ディスプレイは展開式。Studio CXのお姉さんが非常に懐かしく、CXで飛び回ってた頃が思い出されるなぁと妙に感慨深い気持ちになる。ちょっと前まではあれだけ乗ったキャセイも、これでCXダイヤモンド身分としては乗り納めだもんなあ。香港を離れ2年、メンバーシップの休止制度を駆使してダイヤ身分を延命してきたけど、これ以上ダイヤからの都落ちを先延ばしにしても意味がないんでね。これでマイルも使い切っちゃったし最後の乗り納め。


感傷に浸りながら、フライト前のウェルカムドリンクとしてこれまた懐かしのキャセイディライトをグビっと一杯。とびっきり明るい東南アジア系クルーの接客にもどこか心地よい懐かしさを覚えるし、やっぱりたまに乗ると面白いわキャセイは。ここ2-3年の日本発着便はマニュアル的対応の多いJALだけを利用してきただけに、余計にキャセイのアジアンホスピタリティ全開なワッショイワッショイとした接客が懐かしく思えてくる。



キャセイディライトのお代わりを飲み干したところでプッシュバックとなり、香港空港の渋滞に巻き込まれるも20分後に無事離陸。

2時間半程度の短いフライトの為、離陸して水平飛行になるなり慌ただしく機内食のサービスが開始される。

小さな変化だけど、リブランド後はメニューブックがボードに載って渡されるようになったんだな。お上品度が増した。


ひだり みぎ
ドリンクメニュー。

Champagne
-Taittinger Comtes De Champagne Blanc De Blancs 2006

White Wines
-Louis Latour Pulingny-Moutrachet 1ER Cru “Sous Le Puits” 2015
-Matua Lands and Legends Sauvignon Blanc 2016

Red Wines
-Chateau Branaire-Ducru Saint Julien 2006
-Castello Fonterutoli Chianti Classico Gran Selezione Docg 2013
-Wooing Tree pinot Noir 2013

Dessert Wine
-Lieutenant De Sigalas Sauternes 2009


先ずはデザートワインと共にスターターとブレッドバスケットから。テーブルセットからして美しく気品が感じられる。

Starter:
Loch Fyne Salmon, Potato and Dill Salad


サラダのお次のメインコースは二択の中から軽めのタリエリー二をチョイス。紫色に熟したカラマタオリーブのビネガー漬けの程よい酸味とサッパリモッチリしたお上品な平打ちパスタがまた良く合うこと。

Main Course:
-Pork Spare Ribs, Chinese Tomato Vinegar Sauce, Pak Choy and Steamed Jasmine Rice

-Tagliolini, Porcini and Kalamata Olives


最後のデザートはハーゲンダッツのみの一択かと思いきや選択制で、ハイビスカスゼリーとバニラクリームを選択。ベリーのほのかな酸味が際立つ甘さ控えめな上品なゼリーを下品にも一口二口で平らげる。

Dessert:
-Chocolate Hazelnut Cake and Candried Orange

-Hibiscus Jelly and Vanilla Cream

この他、昼下がりの時間帯の便だからであろう、アフタヌーンティーセットと称してスコーンや各種スイーツも常時オーダー可能ということだったが、この後の乗継便でも機内食が控えていることからここでは自重。トレイで手だけ洗ってバンコクまで休憩モードに入ることに。



機内お手洗いにも、Pierのファーストクラスラウンジ同様にAesopのボディ&ハンドバーム、フェイスウォッシュ、フェイスミストが完備されている。これ、Pierで初めて使った時に気に入って買おうとしたんですけど、75mlで3000円とかするんすよね。流石ファーストクラスだわ。


ひだり みぎ
Aesopの爽やかな匂いに包まれ広東ポップを聞いていると機体はあっという間に小雨降りしきるバンコクへと降下を開始、定刻から40分遅れの17:10にバンコクスワンナプーム国際空港へと到着した。ほんとあっという間だったわ、CXダイヤでの乗り納め。

最後にアジアンBBAから中東での旅行アドバイスをもらって降機。1時間程度のトランジットの時間を潰すためにロイヤルオーキッドファーストクラスラウンジへと移動する。ありがとうキャセイ!

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