羽田-香港 JALプレミアムエコノミー搭乗記 JL029

この日の香港への移動は久しぶりのJALプレミアムエコノミー。

なんか最近やたらとプレエコ推しなのか、すっごい頻繁にプレエコセールが開催されているんだわ。東南アジア方面への短期滞在ならダイナミックパッケージのC席を買った方が絶対にお得だと思うけど。


2017年1月現在も8種類のセールが絶賛開催中。(JAL公式ページ参照)
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JALのプレエコシートはJAL SKY PREMIUMとJAL SKY SHELL SEATの二種類で、今回はスカイシェルシートの世話になることに。

スカイシェルはB777-200ER型機のうちスカイスイート仕様への改修が済んでいない旧機材のみで見られる絶滅危惧種。今や香港便での運用も無くなり、成田⇔ホノルル・中部⇔ホノルル線のみ(2017年2月現在)となってしまっているようだ。

プレミアムと自称するだけあってシートはエコクラスよりちょっとマシだし、ハード面以外でも種々のメリットがある。
・プレエコ専用チェックインカウンターの利用
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・空港ラウンジの利用
・プライオリティバッゲージサービス
当日アップグレードサービスによるプレエコ利用者は上記サービス対象外。
*JAL公式ページ参照。
どれもこれもJGC以上の方には無用。


さて、この日は元大学ラガーマンの体育会系な出張同行者と合流し、タッグを組んでFラウンジへと向かう。前泊したJALシティホテル羽田で朝食を摂らなかったし、今日は機内食がエコ飯だったので、二人で朝から一緒にラウンジで全力投球。体育会系のノリで冷製パンプキンスープを水が如くがぶ飲みさせてもらう。


胃袋がはち切れる限界まで腹を膨らませてから整形前のB777-200ERが待つ搭乗ゲートへと向かう。

おぉー、機内に乗り込んでみると、プレエコ利用者の少ないこと少ないこと。まぁそうだよな。短距離路線ならエコでも十分だもん。
ひだり みぎ

ただ、シェル型シートなので後ろの人を気にせずに席を倒せるのは大きな魅力だし、エコのシートピッチ約79cmに対してプレエコは約97cmと若干広く、フットレストだけでなくレッグレストも設置されている点などもプレエコ座席のメリットと言えるだろう。

ひだり みぎ
シート以外にも、ヘッドフォンがノイズキャンセリング式だったり、機内食にドライ納豆やシャンパン等が出されたり、長距離路線だとカップ麺などの間食サービスが提供されるところにエコとの違いが見て取れる。

ただ、乞食お待ちかねの機内食はエコとの差別化無しで、釧路ザンギの玉子そぼろ丼・ほうれん草とひじきの胡麻和え・フレッシュサラダ・ハーゲンダッツという普通のラインナップ。

後は、エコノミークラスに先駆けて機内食サービスが展開されるので、機内食を選びっぱぐれる恐れはないし、食後のトイレの順番取りに有利といった小さなメリットがある。

優先チェックイン・ラウンジ利用・プライオリティバゲージサービスなんかはJGC以上だと全くもって有難味の無いサービスなので、やっぱりプレエコの価値は低いと判断せざるを得ない。長距離路線での当日有償アップグレードくらいでしか使い道はないかな。

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