アジアマイルのワンワールド複数航空会社特典で行く中東旅行

もう半年も前の話になるのですが、香港駐在時にこそこそと貯めていたキャセイのアジアマイルの一部が2018年1月末から腐り始めてしまうことになりましてね。腐ってしまう前に賞味してしまおうとアジアマイルのワンワールド複数航空会社特典を利用してみたので、今日はその時のお話を。

アジアマイルは2,000マイルごとにUS$40を支払えば3年間の延命も出来るのだけど、まぁちょうど昨年度末にCXのダイヤモンドステータスから平会員のグリーンステータスへと垂直落下になる予定だったので、平会員へとハードランディングで都落ちする前に年末年始の休みで思い切ってマイルを使いきっちゃおうと。思い切って手持ちの156,906マイルを使い切っての旅行に出ることにしました。

アジアマイルの航空券特典の種類はいつしかの規約変更時にアホみたいに複雑になっちゃったんだけど、こちらの公式ページの内容から整理すると「アジアマイル特典」「提携航空会社別特典」「ワンワールド複数航空会社特典」と大きく3種類に分類される。

[table id=130 /]

今回の旅行では前述の通りワンワールド複数航空会社特典を利用。ワンワールド複数航空会社特典とはまぁ読んで字の如くワンワールドに加盟する複数の航空会社便を利用する場合の特典航空券で、CX/KA以外の2社以上のワンワールド航空会社を利用またはCX/KA含む3社以上のワンワールド航空会社を利用する場合に適用される。ストップオーバー5回・乗り換え2回・オープンジョー2回まで認められる為、ある程度フレキシブルな旅程を組むことができるのが魅力の特典である。

では、実際にどれくらいのマイルが必要となってくるのか、手持ちの156,906マイルでどういった旅程が組めるのか、アジアマイル公式サイトのチャートを見てみよう。

旅程に含まれる全区間の区間距離(出発空港⇒目的空港間)を合計した距離と利用クラスにより必要マイル数が決定される。

私の場合は当時の手持ちマイル数が156,906だったので、10,001から14,000マイルの総飛行距離をファーストクラスで飛べるような旅先を模索し、旅程・日程がある程度固まった時点でマルコポーロクラブに電話した。

「この便は空いてないが前日の別の時間帯に飛ぶこの便なら…」「ロンドンから香港のキャセイ便は希望日程の前後二週間で空きが無い。代わりにブリティッシュエアウェイズ便なら…」「この区間はFクラスがない設定でCクラスの利用になるが、生憎Cクラスも満席なのでYクラスなら…」などなど日程と便の詳細を電話で詰めていき、結果、出来上がった旅程がこちら。キャセイ・カタール・ブリティッシュエアウェイズを利用した中東旅行で、カタールとUAEをベースに別冊予約の便でクウェートやバーレーンといった湾岸諸国を巡り、最後はドバイからロンドン経由で香港へと戻るという計画である。これで総飛行距離13,967マイルと、Fクラスで155,000マイルが必要となる10,001-14,000の枠内に収めることができた。

ホテルの予約も完了し、後は時が来るのを待つのみ…と思った矢先に中東でまさかの外交問題が勃発。UAEがカタールとの断交を決めたことからDOH⇒DXBの全便が期間無制限の欠航という事態になってしまった為、ルート変更を余儀なくされることに。こればっかしは私のせいでもキャセイのせいでもDOH⇒DXBの便を運航するカタール航空のせいでもない不測の事態ということで、本来であれば発券後の旅程変更は有料のところ、無料で変更手続き頂けた。ただ、予約キャンセル不可のレートでとっていたホテルへの前払い金は自分が泣くことに。これぞドーハの悲劇。

欠航となったドーハ⇒ドバイ便をキャンセルし、ドバイ⇒ロンドンもドーハ⇒パリ⇒ロンドンへとルート変更して旅程の大枠は固まったが、その後もUAEの他、エジプト・バーレーン・サウジアラビア・イエメンといった周辺諸国が続々とカタールとの断交に踏み切ったことから中東滞在期間中の計画についても大幅な見直しを迫られることに。…って…カタールから直接入国できる国といえばオマーンくらいしか残ってないじゃん…結局、年末年始は思いがけずも全くの未知の国・オマーンで過ごすことに…。

綺麗な扇型を描いたフライトマップ。この他、別冊でDOH⇒SLL・SLL⇒MCT・MCT⇒DOHの三便を予約してオマーンのサラーラとマスカットを周ることに。

HKG⇒BKK(キャセイパシフィック、ファーストクラス)
BKK⇒DOH(カタール航空、ファーストクラス)
DOH⇒CDG(カタール航空、ファーストクラス)
CDG⇒LHR(ブリティッシュエアウェイズ、ビジネスクラス)
LHR⇒HKG(ブリティッシュエアウェイズ、ファーストクラス)

発券後に想定外の旅程変更を余儀なくされたが、ファーストクラス4本・ビジネスクラス1本の利用で総飛行距離は13,763マイルとなり、無事に腐りかけの155,000マイルを消化することができたので良しとする。ということで明日以降は暫くオマーン旅行記が続きます。

Related posts(関連記事):

ルンビニ日帰り旅行を終え、イエティ航空便でカトマンズへ
無事に(?)仏教四大聖地の一つであるルンビニの見所周りを終え、少々予定より早いがカトマンズへと引き返すことに。もう少しルンビニにいたら悟りを開けてたと思うんですけどね。今必要なのはニルヴァーナよりもスリープなもんで。 先ずはルンビニからバイラワ空港へ向かうバスのターミナルへ、相変わらず歩いた方が速いようなゆっくりペースで凸凹道を走る。この細身でか弱いご老人、職業と自身の能力がマッチしてな...
エミレーツファーストクラスラウンジ ドバイ国際空港コンコースA・B
ドバイとアブダビでの観光を終え、エミレーツ航空でトルコのイスタンブールへと移動します。 先ずは搭乗前の儀式としてラウンジへ。前評判の高いドバイのエミレーツ航空ファーストクラスラウンジに乗り込んでいきます。 無情にも復路のテヘラン⇒ドバイ・ドバイ⇒香港の両フライトはビジネスクラスへの強制ダウングレードの刑で逝ってしまったので、今回の旅行でFラウンジに入れるのは往路のみ。ホテルでの朝食は...
50%のマイル積算率チケットでも100%のマイルが貯まるJALツアープレミアム
今年から公私共にJALを最優先に利用し始めたばかりのヒヨっ子JALトラベラーの私。 先日、関連会社のJALダイヤモンド会員様が餃子をつつきながらドヤ顔で耳寄り情報を教えてくれたので、少し自分でも調べてみた。修行僧の間では常識過ぎて「何を今さら…」と思われるかとは思うが、JALツアープレミアムという有料会員制度のことらしい。 年会費2,160円(税込)を払えば、マイル積算率50%や70%のチ...
ホーチミン空港でVAT還付の手続きをしてみた
今回、初めてベトナムでVATの還付手続きをしてみたので、還付申請の方法を記録として残しておく。 VATとは課税の対象となる物品やサービスに対して課される消費税のようなものなのだが、これがなんとまぁ一定の条件を満たせば空港で還付してもらえることになっている。 【還付条件】 1.申込者はベトナム国籍を有さない外国人 2.申込対象品は輸出禁制品目に該当せず、且つ飛VAT還付対象の未使用品 3...