JWマリオット上海長風公園 クラブデラックス宿泊記

さて、今回泊まってみるのはJWマリオットホテルシャンハイチャンフェンパーク。チャンフェンパークとかなんのことやねんと思ったら、ホテルの直ぐ隣にある長風(ChangFeng)公園のことらしい。無理にカタカナにしないでくれよーと思いながら、中国人運転手の為に中国語のホテル名を調べてみると「上海新発展亜太JW万豪酒店」と長風公園なんて文字はどこにも入ってないというw

と…いきなり話がどうでもいい方向に向かってしまったが…
マリオットは古くから上海を重要な潜在市場として捉えてきたこともあり、既に上海には6つのマリオットと2つのJWマリオットを含む29ものマリオット系列ホテルが進出してきてる。ブランドも中級クラスのルネッサンスを中心に最高級のリッツカールトンからバジェットブランドのフェアフィールドまで幅広く展開しているのでホテルの選択に迷うのだが、今回は翌朝早くに私用で虹橋空港に向かう必要があったので立地条件からホテルを絞り込み、虹橋から10kmちょいと比較的近いJWマリオット長風公園に泊まってみることに。上海のJWマリオットといえば人民広場にあるJWマリオット・ホテル上海アット・トゥモロースクエアの方が有名だけど、長風公園のJWマリオットも2015年に平のマリオットからJWマリオットに格上げとなったことからも分かる通り、優れた評判を持つ名ホテルであるようだ。
ひだり みぎ
商業地区として開発が進む上海市内の普陀区に位置。車で虹橋へと移動する分には近くて楽なホテルだけど、地下鉄だと2号線の婁山関路駅まで約1.5km、3・4号線の金沙江駅まで約3kmと最寄り駅まで距離がありしんどいので、車での移動が前提となるでしょう。

ひだり みぎ
中国のJWマリオットらしくシンプルに高級感が演出されたロビーへとポーターにより招き入れられ、そのままフロントデスクまで案内される。

チェックインの対応にあたってくれた浮世絵の中で見たことある人風な韓国人女性スタッフのご説明によると、どうやら部屋をデラックスのリバービューからパークビューにアップグレードして下さったらしい。

部屋:デラックスパークビュー

部屋のカテゴリーは蘇州河側か長風側と部屋の向きによって分けられる。「デラックスリバービューからパークビューの部屋に変更させて頂きました」なんて言われたらダウングレードされたように感じられるが、このホテルではパークビューの方がリバービューよりもカテゴリー的に高く、宿泊費もリバービューより50元程高い設定となっている。
ひだり みぎ

景色のランクが上がっただけで部屋自体のクラスはデラックスのままの渋ちんアップグレードになったけど、客室も深みある色合いの高級インテリアでまとまっていて良い感じ。

バスルームは中央の洗面台を挟んで左がバスタブ、右がシャワーブースとトイレという造り。
ひだり みぎ

バスアメニティのブランドは英国の最高級アロマブランド・AROMATHERAPY ASSOCIATES。一部のセントレジスでも使われてたりと最近よく見るブランドである。

パークビュールームはバスルームからの展望が最大の魅力だとチェックイン時に説明を受けた通り、大きな窓に面したスペースにゆったりとしたバスタブが設置されている。

ひだり みぎ
確かに開放感抜群で素晴らしい見晴らしではあるが…やっぱり公園を眺めるよりも魔都上海を偲ばせる外灘の夜景の方が上海らしくて良いわなあ。


ひだり みぎ

プラチナ会員用のウェルカムフルーツ&スイーツは可もなく不可もなくの物。プラチナ会員特典も特に可もなく不可もなくの内容ではあるが、レイトチェックアウトが通常の16:00ではなく15:00までと紹介されていたのは気になった。今回は朝早くチェックアウトするので自分には関係ないが…

ラウンジ

31階のラウンジは河側と公園側の両面に広がっており大変広々とした造りになっていて、白人ビジネスマンを中心にそこそこ賑わっている。やっぱ中国のJWマリオットは白人ビジネスマンに人気だわ。

【ラウンジのサービス内容】
営業時間      : 6:00~24:00
朝食        : 6:00~10:30(週末は~11:00)
アフタヌーンティー : 14:30~17:00
オードブル     : 17:30~19:30
カクテルタイム   : 17:30~21:30
イブニングデザート : 19:30~24:00

ひだり みぎ
スタッフに絡みまくりの陽キャな白人様ばかりで、至る所でラウンジスタッフの皆様が白人様とのどうでも良い会話に拘束されていた。陰キャな自分はもちろん端っこの狭いスペースで独りメールの処理に勤しみつつミールを貪り食うだけですわ。


ひだり みぎ
謎のバカルディ推し。展示までしてるのでバカルディの販促チームでも来てカクテルを作ってもらえるのかと思いきや…作るのはセルフサービスで!とあっさり突き放される。


ホットミールはショボかったが、野菜やサーモンが新鮮なあたりにJWのクオリティを垣間見ることができた。

朝食

朝食会場はロビーフロアに位置するカフェ。カフェとオールデイダイニングの一体オペレーションで人員とスペースの効率化を図っているのだろう。日本食レストランなんかも入ってはいるみたいだけど、この規模のホテルにしたらちょっと飲食施設が弱いかな。
ひだり みぎ
大きな窓ガラスと高い天井が特徴的な開放感ある空間で、朝から気持ち良くエネルギーをチャージできる。

ひだり みぎ
JWの冠が付いている割には…という若干の不足感は否めないが、ペイストリーや豆腐脳に豆乳といった定番中華朝ごはんメニューは上質で非常においしゅうございました。

うーん、正直微妙だったな。決して悪くはないホテルなんだけど、ここで一泊RMB1,000(≒JPY17,000)は上海にある他の高級ホテルと比べるとコスパが悪い。虹橋へのアクセスだけを求めるのであれば上海マリオットホテル虹橋の方が便利だし、高級感を求めるなら同じような宿泊費でウェスティンル・メリディアンにも泊まれてしまうし。敢えてこのホテルを選ぶ理由が見つからないというのが正直なところ。

JW Marriott Hotel Shanghai Changfeng Park


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住所:上海普陀区大渡河路158号
電話:+86 21 2215 6666
ホームページ:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/shacp-jw-marriott-hotel-shanghai-changfeng-park/
マリオットカテゴリー:4


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