搭乗記 入札でアップグレード TAPポルトガル航空A319ビジネスクラス バルセロナ⇒ポルト

さあ、いよいよTAPポルトガル航空でポルトへと向かえる時がやってきました。東京から数えること実に6本目のフライト、アホみたいに遠回りしちゃったんで流石に疲労困憊です…


2019年1月半ばに香港発リスボンのCXファーストクラスがHK$1,512(21万円)で出てたんですけど、残念ながらこちらのエラー運賃祭りには参加できず。庶民らしくバルセロナ⇒ポルト、ポルト⇒リスボンをTAPポルトガル航空の最安値チケで移動することにしました。

アップグレードオークション


すると、TAPさんからPlusgradeのアップグレードオークションのオファーが到来。庶民、なけなしの財産を削っての渾身の一撃を繰り出しました(笑)


EUR135で入札、結果は…見事落札w くっそ安い最安値運賃でも入札に参加できるんですね。ありがたやありがたや。


因みに、当然ながらマイルはアップグレード前のクラスに基づき加算されます。シンガポール航空に付けてたんですが、後に乗ったエジプト航空より遥かに遅れて加算されてきました。TAPさん、仕事は情熱的でアツいものがあるんですが、作業は遅いかもしれないんで気長に待ちましょうw

フライト


搭乗開始は2時間半遅れの深夜1時(日本時間朝10時)。眠い目をこすりながら機内へと進みます。


TAPポルトガル航空A319のシートマップ。ビジネスクラスはヨーロッパ域内フライトの定番、真ん中席ブロックのなんちゃってビジネス仕様の2-2の2列で計4席。自分はFで、AとCに乗客がいたので3/4埋まっていたという格好です。最安値の120ユーロでも落札できてたかもしれませんねw

ひだり みぎ
黒の革張りにヘッドレストの赤がポイントとなったスタイリッシュなシート。気持ちピッチが狭いかなとも感じますが、シート自体は上質で好印象。


シート自体はエコノミークラスと一緒ですが、3-3の真ん中席を空席にすることで多少のスペース的なゆとりを生んでいます。


ただ、セーフティが逆さに入ってたり、エチケット袋にゴミが入ってたりと、仕事は雑。まぁこれは空港側の仕事の問題になるのかな。深夜で遅延してきたので、やっつけ仕事で済ませたかったという事情があったのかもしれない。


シートピッチもエコノミークラスよりは広く設計されているみたいだけど、それでも公称33インチ(83.8センチ)。短足オジサンのワイでも、感覚的にはちょい窮屈かなーくらい。


ただ、ギャレーとの仕切りに“逃げ”的な隙間があるので、足を外に逃がしても良いとのアドバイスを客室乗務員様から頂きましたw CAの皆さん、すっごいフレンドリーでユーモアもあって良かったですw


機長風ユニフォームを着た男性客室乗務員によるアナウンスとセーフティービデオの放送を終え、定刻から2時間50分遅れでテイクオフ。機長からも“1分でも挽回できるよう全力を尽くす”との宣言が機長からもなされましたが、いくら頑張ったところで2時間のフライト時間が1時間に詰まるわけではないですからね…


結局、出発が深夜1時過ぎになったミッドナイトショートフライトですが、機内食はきちんと出されるみたいで、先ずはおしぼりが配布されました。これがまたオシャレ!

ひだり みぎ
機内食のローストビーフのタルティーヌとフルーツは見栄えも良かったですし、お味の方も中々…と言いたいところなのですが、正直眠すぎてあんまり覚えてませんw

ひだり みぎ
食後に寝落ちしてしまったようで、ポルトへのアプローチ開始のアナウンスで起こされる。

ひだり みぎ

深夜2時半のポルト国際空港(フランシスコ・サ・カルネイロ空港)。到着ロビーにも横になれる席があり、空港泊を決め込み爆睡される方々もちらほら。


旅行の初日から空港泊はきつかったので、ワイは急遽予約したOPO HOTEL Porto Aeroportoなるエアポートホテルへと歩いて向かいます。流石に東京⇒香港⇒シンガポール⇒ドバイ⇒イスタンブール⇒バルセロナ⇒ポルトの移動は疲れましたw

TAPは遅延常習魔みたいですが、機体や客室乗務員に対する印象は悪くなかったです。大西洋横断ロングフライトのビジネスクラスが安いので、今度はロングにも乗ってみたいですね。

搭乗記 ロシア航空 サンクトペテルブルク⇒モスクワ エコノミークラス

サンクトペテルブルクの町での観光を二日で切り上げ、次なる目的地であるモスクワへと向かう。

サンクトペテルブルク⇒モスクワ間の移動は夢の超特急サプサン号を利用したかったのだが、社畜故の時間的制約に縛られていることもあり、ここは時間を最優先。ロシア航空(Rossiya Airlines)なる航空会社の飛行機でひとっ飛びすることに。

ロシア航空は、プルコヴォ空港をハブ空港として100を超える都市に飛行機を飛ばすサンクトペテルブルクベースの航空会社。wiki先生による情報に拠ると、正式名称はФедеральное Государственное Унитарное Предприятие «Государственная транспортная компания „Россия“»(ロシア連邦統一企業交通社)。偉そうに社名に国の名前を冠しちゃってるのは、もともとロシア政府により設立された会社ということだかららしい。

日本では馴染みのないキャリアではあるが、今はスカイチーム所属のアエロフロート・ロシア航空の傘下にあるということで、アエロフロート便として発券すればスカイチーム特典も享受することができたりと、使い勝手は悪くない。

きちんとアエロフロートのシステムを使って事前座席指定もできるし、同じくスカイチーム所属の中国南方航空にマイルを付けることもできますし。

ただ、成田へも乗り入れてるアエロフロートはまだしも、全くもって無名のロシア航空ってどうなんだろう…一抹の不安を胸に地下鉄とバスを乗り継ぎ空港へと向かう。

先ずは地下鉄2号線で空港の最寄駅であるモスコフスカヤ駅へと向かうべく、地球のマントルを目指して地下奥深くへと潜り込む。

ひだり みぎ
女帝エカテリーナ二世を彷彿とさせる無愛想極まりないソ連産BBAから乗車券となるコインを買ってメトロに乗車。

ひだり みぎ
地下鉄に乗ってしまえばあとはもう大丈夫でしょう。モスコフスカヤ駅でのバスへの乗り換えも至って簡単。メトロ駅の至る所にBus to Airportと書かれた空港行きバスの乗り場案内が明示されているので、迷うことはない。

ここから空港への移動方法は2パターン。
39番の市バス
もしくは
K39番のマルシルートカ(ミニバン)

ひだり みぎ
バスかバンか。運賃は同じなのでどちらか先に来た方に乗ろうと決めていたところ、くっそド派手な化粧を施したメルセデスのバンがやってきて、ぎゅうぎゅう詰めの車内の最後の1席に着席。バンは確実に座れるというメリットもあるが、社内スペースが限られているので大きな荷物を持っての移動には向いていないかも。

ひだり みぎ
モスコフスカヤ駅から狭苦しい社内で揺られること20分、近代的なサンクトペテルブルクの空港に到着した。

因みにこちらの空港、IATAスリーレター空港コードは覚えやすいことに「LED」。これは発光ダイオードとは全く関係なく、サンクトペテルブルクのソ連時代の都市名であるレニングラードに由来しているそう。

ひだり みぎ
ソ連とか聞くと否が応でも謎めかしい・古い・暗い・遅いといったネガティブなイメージを抱いてしまうが、こちらの空港は2014年だかに新しく建て替えられたばかりらしく、非常に近代的。


双発機のウィングとエンジンを付けた女がビキニ姿で飛んだりしてるし。


フライトも5分刻みで出るくらいの大きな空港。国際線の目的地は共産圏絡みの都市が多いようで、旧ソ連諸国や中国行きの直行便がバンバン飛んでいる。ウルムチ⇔サンクトペテルブルクを結ぶ中国南方航空便なんてどんな客層が利用するんだろう。


今回利用するロシア航空もサンクトペテルブルクをベースとしているだけあってLEDからのフライト本数は多く、チェックインカウンターには長蛇の列が。でも、中国南方航空のスカイチームエリートパワーで優先レーンを利用することができました。


レトロな看板の中でとびっきりの作り笑顔を見せる女性に、ロシア連邦統一企業交通社だった頃の名残が感じられるような。

搭乗券に中国南方航空のマイレージ番号が登録されているのを確認の上、厳しすぎる保安検査をパスして制限エリアへと進む。
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制限エリアにはロシアっぽい店も多い。シベリアをテーマにしたようなカフェやら、ホッケークラブのオフィシャルショップやらw

ひだり みぎ
マトリョーシカやチョコレートといった定番のロシア土産を扱うようなギフトショップもあります。サンクトペテルブルクの観光名所の前でプーチンと習近平が固い握手を交わすジャケットのチョコレートなんて、一部のマニアには鼻血モノじゃないですかね。

アエロフロート航空ビジネスクラスラウンジ

ひだり みぎ
ラウンジはあるのですが、不愛想でプロレスラーみたいなムッチムチのガタイをした女性スタッフによる鉄壁のディフェンスによりブロックされ、残念ながら入室できず。国内線フライトをエコノミーで飛ぶ場合はスカイチームのエリートプラスでもラウンジに入れないすよね。スカイチームのエコノミークラスで国内線を飛ぶことなんて殆どないのでてっきり忘れてました。


ステータスを使ってラウンジを利用する場合は、国際線を絡ませる必要があるので、スカイチームステータスを使ってのラウンジアクセスは国内線エコ利用時には与えられない。国際線から国内線へ乗継ぎ時や、国内線から国際線への乗継ぎの時はエコノミークラスでもOKみたいなんですけどね。

日本語でのスカイチームのラウンジ利用規約については下記のリンクをご確認ください。

フライト:LED⇒VKO

仕方無くラウンジの取材は諦め出発ゲートへと向かう。

モスクワまでたかだが1時間半のフライトで、機体は欧州内のなんちゃってビジネスクラスシートしか積んでいないA319-100。

なんちゃってビジネスクラスシートは、シート自体はエコノミークラスの物と変わらないシートのこと。3-3のアブレストで真ん中席がブロックされることでスペース的なゆとりを若干程度だけ生んだ、申し訳程度のビジネスクラスなのである。エコとの値差が小さければまだしも、エコの3倍も4倍もする運賃でこんなビジネスクラスなんか誰も買わないでしょ。

シートマップはロシア航空オフィシャルウェブサイトから借用。


乗ってみると、やっぱり狭い。そして、重量級MMAファイターのような体つきの男性CAのせいで余計に圧迫感を感じる。

ひだり みぎ

思ってた通り、足元も横幅も狭い。後はザンギエフみたいな巨体野郎が隣に乗り込んでこないことを祈るのみ…ザギトワみたいな綺麗な女性なら歓迎だけど。


ロシア正教会の神への願いが届いたのか、幸いにも隣席には誰も座ることのないまま定刻通りに離陸。カザン大聖堂でお祈りしてきた甲斐があったぜ!


サンクトペテルブルクからモスクワまではちょうど500マイルと羽田から大分程度の距離。飛行時間にすると1時間半の国内線ながら、一応はドリンクと機内食のサービスがあるようで、“ロシアンラストエンペラー”ことエミリアエンコヒョードルを優しくした感じの男性CAが大きな体をかがめながら働き回ってた。

そんな彼、なんかねっちょりとした英語を話し、接客対応も滅茶苦茶丁寧でびっくり。なんとなく自分の中でヒョードルの株まで上がりましたねw


機内食といっても、まぁクロワッサンとドリンクだけですが。


お腹がすいたらSky Bistroサービスで有料メニューもオーダーできるみたい。

ひだり みぎ
クロワッサン食べて、コーヒー飲んで。そうこうしているうちに窓の外は暗くなり、機体は夜闇に輝くモスクワの町へと高度を下げていく。


そしてランディングの時を迎えると、感極まった巨体の男性諸君による拍手喝采が。

本当だったんですね、着陸時の拍手というロシアの伝統芸。強面のマフィアみたいな方々まで拍手をしていて、なんだかホッコリとした瞬間でしたw 私は拍手をしそびれましたので、この場をお借りし厚く御礼申し上げます。ロシア連邦統一企業交通社とヒョードル似の客室乗務員、安全な空の旅をありがとう!

中国南方航空 シンガポールー広州 A319 ビジネスクラス搭乗記 チャンギdnataラウンジ

シンガポール出張を終え、南方航空にて広州へと移動する。
広州-シンガポールは一日平均8便(シンガポール航空=2便・スクート=2便・南方航空=4便)飛んでるんだけど、広州での仕事終わりに飛べる夜便は南方航空しかないので、広州からシンガポールに飛ぶ際にはいつも糞機材(A320・A319・B737)を飛ばす南方航空の利用を余儀なくされている。南方航空は良い機材も多数保有してるんだけど、東南アジア路線はほぼ100%糞機材をあててくる。キャセイのように当日サプライズでの機材変更も殆ど無い。

ひだり みぎ
南方航空が乗り入れるチャンギ航空の第一ターミナルへ。今回の機材もA319と知りテンションの上がらない中、SATS premier Check-inでサクッと搭乗手続きを済ませて制限エリアへと進む。こうなったらラウンジで焼け食いだー。


CZ搭乗の場合、ラウンジはdnataを使うことになる。dnataラウンジは自前ラウンジを持たない弱小スカイチーム系各社の共有ラウンジかと思ってたら、CXのダイヤ修行でお世話になったご高齢のスカイビューラウンジが遂にお逝きになられたので、dnataはJALやキャセイといったワンワールド系も含めた非常に幅広い航空会社に使われているんだな。その上、プライオリティパスやダイナースの所有者まで入れるので、時間帯によっては混雑必至。

【dnata利用対象航空会社・対象カード】
Air Asia Red Carpet
Myanmar Airways International
Cathay Pacific
Air France
KLM Royal Dutch
Air Mauritius
Bangkok Airways
China Southern Airlines
Druk Air
Delta Air Lines
Finn Air
Fiji Airways
Xiamen Airlines
Air Asia Red Carpet Passengers
Japan Airlines
Priority Pass
Lounge Key Credit Card Programme
Lounge Pass
Lounge Club
DINERS Credit card
Priority Pass
Flio
Marhaba
JCB Credit Card
Dragon Pass
Lounge Buddy
No 1 Traveller
*JALも2017年7月27日からSATA⇒dnataに指定ラウンジが変更となっている)
参照:チャンギ空港公式ウェブサイト


場所は出国審査後の免税手続きカウンター脇のエレベーターを上った先。JALの公式ページに載ってた案内画像が参考になる。それにしても、ご老体を圧して頑張ってたスカイビューラウンジがひっそりとこの世を去られてたとはな…。CXとはご無沙汰だし、JL利用時は他のラウンジに入ってたから知らんかった。恩師の訃報を死後暫く経過してから知ったような感じで無性に寂しい思いになる。


3タミのdtanaはお世話になったことがあるが、第1ターミナルのdnataは初めて。こちらは860㎡で収容キャパ200人超とかなりの規模で奥行きの深いラウンジになっている。

ひだり みぎ

雰囲気もシックで良いじゃないですか。ドバイベースのdnataの運営ラウンジなんで、もっと富豪感ある造りかと思ってた。

肝心のミールラインナップを見てみよう。
ひだり みぎ
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サテー・ビリヤニ・カレー等々、この日は何故かインド風味で味付け濃い×見た目茶色い系な料理が多かった。パイまでカレー味だったしw。担当シェフがインド人だったのかな。

ひだり みぎ

続いてドリンク。ビールはタイガーとハイネケンの二種類で、他にもワイン・ジン・ウィスキー(シーバス12年)・ウォッカ等々があり、テンションが上がるような上質なものは置かれていないが、基本的なものは抑えてある印象。

ラウンジスペック。今回はホテルを出る前にシャワーを浴びてきたので利用せんかったが、シャワールームを見たところ非常に綺麗清潔に管理されていた。

今回はCZ利用だったのでdtanaに来たけれど、空いてるなら全然アリ。でも、ワンワールド午後~夜便利用時はやっぱりカンタス一択だろうし、プライオリティパスの利用者なら充実したミールラインナップを誇るプラザプレミアムを利用した方が良いだろうな。決してdnataも悪いラウンジではないんだけど、チャンギには優れたラウンジが多いので。


さあて、腹を思いっきり満たしたし、いよいよ御搭乗…という訳にはいかず、いつものゲート前保安検査で長蛇の列に引っかかる。搭乗前検査があるんで、SINではラウンジのビールを大量にくすねるなんてことは止めましょうね。


本日の機材は小さな小さなA319。同じA320ファミリーのA321とほぼ同じの外れシートで広州までの4時間を飛ぶことになる。いつもこの路線のC席はガラガラで今回も隣が空席だったのがせめてもの救いか。


ただ、食事はシンガポール搭載のチキンライスが積まれていて南方航空の機内食にしては珍しく美味。さっきラウンジで思いっきり腹を満たしてきたというのに、ここでも見事完食を果たす。


到着は暴風雨の影響で遅れに遅れ、駐機場に着いた頃には時計の針は23:30を指そうとしていた。


沖停めだった為に到着後はバスでの移動となるのだが、ここでエコ客用のバスを先に出発させるという意味不明な対応を受け、イミグレでの行列に巻き込まれることに。ただでさえこの時間って大量のアフリカンが税関でつっかえてくれ長蛇の列ができるというのに…。中国でのZビザ(就業証)持ちは外国人でも自動化ゲートが使えるようになったらしいので、早急に登録しにいかんとな…。

敦煌から西安へ 中国東方航空A319エコノミークラス

さぁ、年末年始のシルクロード旅行もいよいよ大詰めを迎え、この日は中国東方航空便で甘粛省の敦煌から今回の旅の最終目的地である陝西省の西安へと飛んでいく。本当は鉄道、いや、三蔵法師諸氏のように駱駝と苦楽を共にしながら西安まで向かいたかったところなんだが、時間の都合上、今回はどうしても飛行機をつかわざるを得なかった。

ひだり みぎ
空港への移動はホテル前から12番のバスで3元。新疆では殆ど見なかった観光客もここまで南下すればチラホラと見かけるようになる。殆どが中国人だけど。

ひだり みぎ
モダンな敦煌空港は国内線専用で、西安・北京・上海・大連・南京・成都・蘭州・ウルムチ・杭州とを結ぶ国内線が発着する。今年の3月15日から改修工事の為に全面閉鎖だよーなんて広告があったけど、今はもう利用再開してるのかな。

中国西北航空を買収した際の名残だろうけど、今回利用する東方航空は社名に反して中国西方地区での路線も充実してて、敦煌発着で北京・上海・西安・蘭州・昆明・花土溝線の6路線を運航してる。この日なんか中国西部を飛ぶフライトだけど、何故か敦煌⇒西安便は2便共に中国東方航空便で、時間も15:55発・16:00発とモロ被りだったしな。さぞ人気路線なのかと思いきや20人くらいしか乗ってなかったし、色々と謎w

10分遅れでやってきた東方航空のA319-100。機体小せー。だいぶ小せー。


A319はA320より一回り小型の短胴型機。2×2の8席がビジネスクラス、3×3の112席がエコノミークラスというシート構成になっている。オールエコのモノクラスでもおかしくないところ、一応はビジネスクラスの席も積んでんだな。この日はC客ゼロだったけどw

ひだり みぎ

エコノミーもビジネスクラスも流石に狭いわ。この日はガラガラだから良かったけど、こんなんド満時に巨体の白人観光客が乗ったら体が収まりきらんで大変だと思うんだが。

ひだり みぎ
ドリンクホルダーに思いっきり被った広告にも突っ込みたくなるし、やる気のない英語アナウンスといい色々と面白い。


西域都市・敦煌で隣も西安行き東方航空という奇遇。お先に失礼しますよーと言わんばかりに搭乗準備中のお隣さんを後目に出発する。



さらば砂漠。感動をありがとう。


砂漠を過ぎ、雪山も越えていく。目指すはシルクロードの西の終点・西安だ。

ひだり みぎ
砂漠を眺め感傷に浸っていると、マッチョなCAによる機内食配給タイムがやってきた。パン×2・スナック×2・パックの搾菜・魚ソのような鶏肉ソーセージというすっごい喉の乾く構成である。この日は西安での晩餐の為に昼食も抜いていたけど、ここでも食事はスルー。胃袋をセーブする。


体力も回復すべく移動時間は睡眠に充て、ランディングまで爆睡。気付いたらもう夜じゃん。

ひだり みぎ
西安咸陽国際空港から市内へはシャトルバスで。中国北西地区最大の都市だけあってターミナルも巨大だし、シャトルバスや近郊都市行きのバス路線もめっちゃ多いわ。とりあえずインフォの姉さんの言う通りに西梢門のバスに乗ってみようと思うけど、果たして問題無くホテルまで辿り着くのか…

【西安咸陽国際空港⇔市内のシャトルバス】
・1号線 城東客運站 経由 西梢門(空港商務酒店)行き(所要約60分・運賃25元)
・2号線 西安駅(西安隴海飯店)行き(所要約60分・運賃25元)
・3号線 西高新(志誠麗柏酒店)行き(所要約60分・運賃25元)
・4号線 西安賓館行き(所要約40分・運賃25元)
・5号線 建国飯店(互助路二号)行き(所要約60分・運賃25元)
・7号線 西安北駅(火車北客運站:紅旗廠天懸酒店)行き(所要約30分・運賃25元)
・8号線 西北飯店 経由 城南客運站 行き(所要約90分・運賃25元)
・9号線 東大街(西安阿房宮維景国際大酒店)行き(所要約60分・運賃25元)
・10号線 城西客運站 行き(所要約60分・運賃25元)
・11号線 紡績城客運站 行き(所要約60分・運賃25元)
・12号線 城北客運站 行き(所要約40分・運賃25元)
・咸陽専線 彩虹賓館(咸陽市彩虹路1号)行き(所要約60分・運賃15元)



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【2017年新疆・敦煌・西安旅行記】