ダラットでのナイトライフは…

人口20万程度の地方小都市・ダラット。人口684万人(2012年)を誇るハノイや同約768万人のホーチミンと比べると、夜の店じまいはどこも早い。早すぎる。ダラットはダラットで豊富な観光資源を有してはいるが、それらは色鮮やかなフラワーアートであったり高原野菜を活かしたヘルシーフード、澄んだ空気、絵葉書のように美しい山と湖が融合した景色などなどであり、決して華やかなナイトライフを楽しむような観光地ではないようだ。

とは言っても折角ダラットに来ているのにホテルで手持無沙汰にするのも勿体無い。ということで早速グーグル検索…検索結果に引っ掛かったV Cafeという外国人御用達バーへと向かう事に。

夜の8時でこの静けさにこの暗さと人気の無さ…気温も薄手の長袖シャツ1枚じゃ足りないくらいに冷え込んできます。
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モーターバイクの走行数も少なく静けさが漂う街頭。体にねっちょりとまとわりつくベトベトした熱気も無く、ベトナムらしさは微塵もない。

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ゲストハウスが乱立する薄暗いBui Thi Xuan通りに光るV Cafeのネオン。生演奏の音が外まで漏れ出ていてムード満点。

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きっと他に行くところがないからだろう。中に入るとテーブル席もカウンター席も超満席で、外のテラス席も全て埋まっている状況。白人ヒッピーの溜まり場になっているようで、比較的若い白人集団やカップルが、生演奏を聴きながら思い思いのままに語らい合っていた。そんな白人ワールドに来てはみたものの、どうしても席が用意できないとのことで、50メートル離れた姉妹店のエスケープバーという店を紹介される。エスケープバー…今回の『現実逃避』という旅行のテーマにぴったりの名前なので、しょうがなく促されるままにエスケープバーへと移動することに。

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こちらの暗闇に妖しく光る建物が、エスケープバーが入っているBlue Moon Hotel。藍白い三日月が薄気味悪く光り、ホテルのエントランスも魔界への入り口かのように青白い光を灯している。

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ホテル内で暫し迷ったが、ベースメントの角にエスケープバーを発見。16:00の開店~19:00まではOne buy, get one freeのハッピーアワー、毎晩21:00からはライブミュージックが開催されていて、日曜の晩はセッションデーとなっているようだ。

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今晩はチュニジア人によるライブが開かれるっぽい。多分、このミュージシャンが私の人生で初めて会うチュニジア人になるだろう。ベトナム中部の高原都市で会うチュニジア人。これも何かの縁である。

ひだり みぎ

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エスケープバーはV Cafeよりもクラシックな雰囲気だ。中央の席で還暦過ぎにも見える年を召した白人男2人と20代前半のような若いベトナム人女性2人が静かにダブルデート(?)を楽しんでいる。

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ライムの葉っぱがふんだんに入ったモヒート。カクテルはVND 89,000~(約400円)と、現地物価からすると相当なお値段であるが、雰囲気は良く、落ち着いた酒の場を満喫する事ができる。宣伝にもあった音楽は、どういう訳だか21:30を過ぎてもミュージシャンが現れずじまい。ライブミュージックは毎晩21:00から!!って書いてあったんだけどなぁ…


Escape Bar
住所:B1F, Blue Moon Hotel, 4 Phan Boi Chau St., Da Lat
電話:(063) 357 8888(内線5000)
営業時間:16:00~深夜 (ラストーダーは24:00)

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