今回の宿泊先は北京路にあるホテルカントン。広州随一の商業集積地であり、全国的に見ても北京の王府井と並び称される程の繁華街とされる北京路歩行者天国に面しており、恵まれた立地条件にあります。
向って右の高層ビルがホテルカントンです。日本人も多く宿泊しているようでした。
こちらは一箱688元。売れ残ったら製造日だけ変更して翌年の販売分に回されるのかな…
一頭地にありますが、部屋の内装はちょっとくたびれていてシャワーの水圧も弱かったですが、市内ど真ん中という立地条件を考えるとコスパは高いと思います。この日は電話予約で一泊488元でした。
さて、一休憩してから北京路へ向かいます。
国慶節ということもあり怒涛の人が詰めかけています。観光客の注目を集めようと街頭の客引き達が手を叩きながら大声を出しており、大変賑やか。一日平均35万人が訪れるというのもあながち嘘ではないのかな…
北京路の中心には透明アクリル版で覆った遺跡の発掘場所の展示があり、現在の地面から50cm下に明時代、その下に元、宋、唐時代の道路を見ることができます。
こちらは宋時代の道路。 丁度この北京路周辺は古く秦の時代から街の中心部として発展し、周囲には前漢南越時代の宮殿や秦漢時代の造成工場、唐清時代の海軍遺跡が発掘されている程のロマン溢れる土地柄です。
シンボルの一つでもある天河城百貨店。立ち止まって写真を取ったり写真を広げて位置確認しようものなら、即座に偽ブランド時計の売子達の交渉ターゲットとなってしまいます。彼らは相場の分からない旅行者を狙っているので要注意。
街頭には飲み物や軽食スタンドも多く立っており、縁日のような賑わいを見せています。
ウイグル族による串焼きケバブの街頭販売。頗る良い匂いを出している為に何度か私も中山で食べてみたのですが、毎回毎回敢え無く食あたりに…肉が悪いのか油が悪いのか真相は謎ですが、私は二度と食べません。
インスタント宝くじの一種であるスクラッチゲーム。数種類あり、最高で15万元が当たるそうですが、その射幸性や如何に!?一攫千金を狙ったおばさん達が果敢に挑むもことごとく撃沈していました。中国では国家公益宝くじ・中国福祉宝くじなるものが至る所で販売されており、その売上の半分は地方民政部門の社会公益事業に用い、もう半分は国家財政部門に上納された上で社会公益事業に注込まれるそうですが、怪しい匂いがぷんぷんします。
陽が落ちても通りの熱気は冷めませんが、ワシは飯食ってここらでおいとまです。
魔除けの獅子がお出迎え。国慶節だから(?)厳つい表情に似つかわぬオシャレなぼんぼんリボンを装着しています。
さ~て明日はどこ行こう。
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