中国の大衆食堂再び。

今日は東莞某所への出張。毎度ながら出張時は食事処の選択に困る。選択肢が多くて困るという贅沢な悩みではなく、選択肢が限られ過ぎて困るのである。

午前の打ち合わせ後に客先近辺を車で流し、ここは駄目あそこは駄目と食堂を選別。選択基準は一に衛生標準、二に衛生標準。味は二の次三の次で、先ずは衛生的で清潔なレストランの確保が求められる。食の安全問題が根深く残る当地では、外食するにあたっての自己防衛が必須なのである。

10分程車を走らせた末、こちらの名も無きローカル食堂に決定。
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これでもここら一帯では清潔な方なんです!

中は奇跡的にクーラー完備。
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今日は不機嫌で荒々しい運転が目立ったドライバーさんも『悪くないね』と御満悦な様子。

肝心のお料理ですが
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ジャン!

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ジャン!

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ジャ~ン!

40種類程の現品を見て気に入った物を小皿によそってもらうシステムでした。1皿6元~15元までのプライスレンジで、同価格帯のお品であれば、1皿に2品を半分ずつ盛ってもらうことも可能。白米は一人2元で食べ放題です。現品を見てオーダーできるのは非常に助かる。

普段は肉系中心に食べていますが、ここの肉類は外観からして衛生面で危なっかしい感じがしたので今日は遠慮しておきました…

結果、何だか非常にみすぼらしい感じの昼食になってしまった。

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6元の揚げ豆腐に8元のゴーヤチャンプルとレンコン炒め(レンコンはゴーヤチャンプルの下に隠れています)プラス白米で〆て16元(≒200円)。見た目と値段以上に美味しかったです!ケチケチせずに溢れんばかりに盛ってくれるのも有難い。

あとどうでもいいことだが、ゴーヤは中国でも苦瓜と言うらしい。スイカが西瓜、カボチャは南瓜、キュウリは黄瓜で…お陰様でウリ科系植物のボキャブラリーが一個増えました。

明日も出張だ。大丈夫かとは思うが、朝起きて腹を壊してないことを祈る!

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「中国の大衆食堂再び。」への2件のフィードバック

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    食事は衛生第一なのを改めて感じました。明日まな板、ちゃんと洗って干そうっと。
    ドキドキ感が伝わってきます。もう、サラリーマンさんの胃腸が進化して、丈夫になってるんだと、勝手に思ってました。失礼しました。
    それにしても、現地の人の胃腸はどうなってるんでしょうね?
    明日、元気におき~れ!

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