上海虹橋ー広州 南方航空777-300ER ビジネスクラス 搭乗記2

さーて、この日もいつもの上海虹橋から広州への移動。この路線は春秋航空・中国東方航空・上海航空・海南航空・中国国際航空・吉祥航空も飛ばす基幹路線だけど、我が選択は毎度毎度の中国南方航空。そろそろ南方航空ネタも飽きられる頃だとは思うが、南方航空ゴールド(スターアライアンスエリートプラス)取得まで暫しお付き合い頂ければ。


車で空港にアプローチしている最中、中国南方航空人民日報特別塗装機がテイクオフしていった。機体に力強く踊る「権威 実力 源自人民」のキメ文字がアツく、権威に弱い自分など、ついつい飛び行く機体に向かって人民日報万歳!と跪いてしまいそうになる。


空港に着き、爆発物検査を受けてからターミナル内へと進む。日本でも東京オリンピックに向けた安全強化策としてこういった検査が導入されるようになるんだろうな。

ひだり みぎ
爆発物の無い安全な身であることが確認された上でチェックイン。広州と違ってビジネスクラスや北京や深セン行き等基幹路線利用者用の優先レーンのスペースはパーテーションポールで仕切られ、入り口で対象者かどうかの確認をするようになっている(スタッフがいなくてしない場合もあるが)。


銀行系カードラウンジ「VIP貴賓倶楽部」なるラウンジも。名前だけは立派だけど、ヨレヨレTシャツを着用した庶民的雰囲気の方達ばかりが入室していった。


優先レーンで保安検査を抜け、いつもの通りラウンジへと直行する。

ひだり みぎ
虹橋空港の南方航空ラウンジ。一部スペースが工事中になってたから改装オープンでもするのかと思ったけど、外壁が変わっただけだった。中身は何も変わっとらん。

ラウンジのお食事タイムは下記の通り。どうせ大した内容のミールじゃないのに、なんと終日オファーじゃないんですわ。誰でも作れるようなミールなんだから終日用意してくれりゃあ良いのに。
朝食:06:30-09:00
昼食:11:00-13:30
夕食:17:00-20:00

今回はまさかの時間外。どうせ二日酔いで食べれる気がしなかったから良いんだけど。



「Meal Time is Over. Please Choose Other Food」と書かれているが、対象時間外に来ちゃうとカップラーメンと饅頭系くらいしかない。ラウンジでのフードファイトを楽しまれる皆様は要注意である。

ひだり みぎ
特に何をやるという訳でもなくラウンジでまったりとした時間を過ごし、搭乗時刻となったのでボーディングブリッジから搭乗する。本日も定刻通りの出発となりそうだ。


機材が長距離路線用の777-300ERなのでファーストクラスのシートも積まれてる。


B773ERだけでなく上海虹橋-広州はB787とA332もE-EY-C-Fの4クラスで運航してるんだけど、国内線Fのくせに片道5,400元(≒92,000円)~とかなりのお値段なので、Fクラスの利用客は殆ど見かけない。乗っても広州ー北京の比較的長い区間でA380の便狙いとかになるだろうな。少なくとも上海ー広州の2時間の便で10万円の支出は勿体ない。


こちら、B773のビジネスクラス席。


前回の搭乗記でも記載した通り、ソロでの利用だとC・Hの窓際席が一番のお勧めになるのだが、この日はどんなもんかと試しにK席を選んでみた。

ひだり みぎ
やはり通路に近く、搭乗客が後ろの座席に向かう際にガンガンと肩掛け鞄を私の左肩に当ててくるのが本当に腹立たしい。


通路とモニターの距離も近いので、映画を見てても人が通りかかる度に気になってしまう。

映画オプション。今回は二日酔いで食事も出来なかったので、飛行中は映画を楽しむことに。

タイトルから判断するにサスペンス物の刑事ドラマと思しき「大いに犯人を追跡する」を見始めるも、余程疲れていたのだろう。プッシュバックで機体が動き出す前に寝落ちしていたようだ。

気付いたら隣にケニア航空。寝ぼけていたこともあり、「ファッ!?ケニア????なんじゃこりゃ!!?」と大いに焦ったようだが、広州空港に着いたとのアナウンスを聞いて我に返る。

21:40広州発バンコク経由ナイロビ行きのKQ887。機材はB787で、ケニアまでビジネスクラス片道KES251,142。アフリカ廚の皆様、The pride of Africaで飛ぶアフリカ行きは如何でしょう。

ひだり みぎ
国際線の駐機場に着いたので、いつものバスで国内線到着ロビーへと向かう。フライト自体は何の記憶も残ってないので、搭乗記と呼ぶにも恥ずかしい内容になってしまったな。

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