中国でも楽しめるロマンチックなナイトクルージング

引越しなどでバタバタしていて更新がだいぶ滞ってしまいました。

荷物の搬送も終わり落ち着いたところで、今日は孫文故居・中山城に続く中山の観光の目玉・岐江クルージングをご紹介させて頂こうと思います。岐江とは中山市の市街地を二分するように流れる河川の名前で、岐江の中腹にある岐江公園内にクルージング乗り場があります。

シェラトンホテル(喜来登酒店)側から公園に入り、直進して1~2分。

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岐江公園内には中山美術館もひっそりと入ってます。

ひだり みぎ
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この船舶のモニュメントがクルージング乗り場の目印。

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チケット売り場は華々しく光り輝いき群衆が押し寄せているので、遠目からでも直ぐに発見できます。

これでもか!というインパクトのある発光はチケット売り場からだけではなく、川の両岸の建物からも力強く放たれています。
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中山市の観光強化プロジェクトによって発足したこのクルージングイベントですので、行政が資金面でも全面的にバックアップしているようで、豪華爛漫な照明設備が突っ込んだ資金額の大きさを感じさせます。その他、水路の浚渫・浄化や両岸の緑化も政府主導で行われており、ここ2年でも両岸の景観が大きく改善されました。

建物だけではなくクルージング船もケバく眩い光を放っています。
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船の名前は孫文号やら博愛号、慶齢など中山市らしいネーミングになっていて、中国建設銀行などのスポンサー名が船名文字より大きく表示さられています。

私が乗ったのは20:20発の孫文2号。基本は15:00~21:00の間1時間に1本ですが、週末は増便しています。
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14人乗りのミニ観覧船。2010年11月のプロジェクト開始直後はナイトクルージングの予約は一杯だったみたいですが、この日は土曜日にも関わらず19:40にチケット売り場に行って20:20のチケットを入手できました。値段は30元。

船上の様子。後部にはデックも設けられていて、同時に5人まで外に出ることが出来ます。
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クルージングはガイド付き。普通語若しくは広東語での説明かを出航前に決めます。多数決での決定かと思いきやここは中国。そんな民主的な取り決めがなされるはずがなく、結局一番声のでかいオッサンの意見が採用され、普通語でのガイドとなりました。声の大きさと図々しさは中国で生活する上で必須です。

運行ルートは乗場をスタートして北上、岐江橋で折り返して今度は中山二橋まで南下。Uターンをして戻ってくるといったもので、所要時間は約40分。
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オフィシャルサイトから無断借用しちゃいました。スンマソン。

さて、ガイドのお姉さんの音頭で出航します。
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天宇埠頭。1912年、中華民国の臨時大統領であった孫文が首都の南京から香港経由で故郷の中山市に帰郷した際にこの埠頭に下りたちました。

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商業大楼と水汲み用の水塔(手前の白いの)。これは出航前に公園から撮った写真です。

River Side Hotel.
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引越し先が見つかるまでの2日間はここに滞在しました。

中山一橋。
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手前のピンクに発色している“羽”は辛亥革命100周年を記念して造り付けられたものです。

この橋を渡ったところにある藍波湾では噴水ショーが行われています。毎晩19:30/20:30/21:30に催されるイベント、20:20発のクルーズに参加すると丁度このイベントを船上から楽しむことができます。
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リズミカルなラテン調の音楽に合わせて水が色や形を変えてダンスをしています。

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後ろのパネルは横53メートル高さ22メートルなので中々の規模。気持ちの良い夜風に音楽、そして夜景が織り成す何とも心地よく、どこか神秘的な雰囲気。あと足りないのはビールだけ。

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戻る途中、反対側の岸の江辺公園では大勢の人が音楽に合わせて盆踊りのようなダンスに興じていました。日中は日差しが強くクソ暑いですが、夜の川辺は夜風が気持ち良く非常に快適です。クロージングなので船の速度もゆ~っくりで、船の揺れも気になりません。大声でぺちゃくちゃとしゃべってる他の乗客はムードキラーでしたが…

まぁ値段もお手頃ですし、中山市観光の鉄板スポットだと思います。中山に来られる方がいましたら是非おススメです!
中山岐江旅游有限公司ホームページ

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コメント

  1. pikkari pikarin

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    私も、来週、引越します。
    こんな綺麗な風景には、ビールですよね~。

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