深セン探索へ ローカルバスで移動

昨晩はグッスリ9時間も眠れてすっかり体力の回復が図れたので、今日は予定通り深セン探索に出かけることにした。去年一年間は仕事に忙殺されて個人的な時間を全く過ごせなかったので、今年は時間と体力が許す限りアクティブに活動すると心に誓っているのだ。

さて、今日の目的地である深センに関しては今さら私が説明するまでもないかとは思うが、先ずは簡単に深センの基本情報をご紹介。

・香港と国境を接する中国屈指の大都会であり、その人口は日本の総人口の1/10超にあたる1,400万とも1,500万人とも言われている。

・鄧小平が門戸開放政策へと舵を切り、同市を中国初の経済特区に指定したことから、中国各地から労働者が集約され、『世界の工場』として近年目覚ましい発展を遂げてきた。

・経済の発展に伴い、一人当たりの平均GDPが1万ドルを超えるなど購買力も格段に上がってきており、今後は輸出主導の経済発展ではなく、内需拡大による発展へのシフトが見込まれている。

まあ平たく言えば凄いスピードで発展した大都市、金持ち都市ですよということである。

>暫くベトナムやらインドネシアやらへの出張が続いていたので、今日は大都市で羽を伸ばしてやる!と鼻息荒く雨のなか汽車駅に向かい、朝7時のバスに意気揚々と乗り込む。ちなみに中国語では中距離バスのことを汽車と言い、電車には火車と言う何とも縁起の悪い単語がついている。

IMG_0889
バスの中の様子。朝早いのに皆元気。乗車すると私の席におっさんが大股広げてどっしりと座っていたので私のチケットを見せて指摘すると、『他に空いているところに行ってくれ』と悪びれる様子も無く当たり前のように言ってきた。中国ではバスでもフェリーでも皆好き勝手に席を陣取るのが文化。指定席など意味をなしません。出発前にバス会社の人が乗客数を数えるだけで、席決めはどうでも良い。香港からのフェリーで外国人が困惑する姿は良く見かけます。

さて、出発するなり乗客たちが運転手に向かって『やれ窓を開けろ(高速を走る中距離バスの窓は空きません)』やら『やれクーラーを強くしろ』やら吠えだして煩い!遠足かよ!!!移動中はパソコンでの仕事or読書が基本の私は文庫本を取り出すも、集中できないので、仮眠を取ることにした。

暫くしてサービスエリアで途中休憩が入り、皆さま雨の中、わさわさと外に出て行った。中国のSAでは地域特産物の屋台が出ているところが多いのだが、このSAでは豆腐料理やら粽やらが販売されていた。

IMG_0893
(雨滴で見えずらく申し訳ないが、豆腐花の屋台である)

外が雨なので、皆、食べ物をお持ち帰りしてきて、バスの中は異臭で地獄と化すことになる。くっさ~~。
窓が開けられない密封状態の中で色んな食べ物の臭いが混ざり、充満する。だから!遠足かよ!!!!こっちの人の公共精神の欠如っぷりには毎度毎度恐れ入ります。そもそも『こうすればどうなる(換気できない社内+臭いのキツイもの⇒惨劇発生』という予測の上で行動できる人間が絶対的に少ないように感じるのは今日に始まったことじゃないけどさ。まあ中国人に言わせたら日本人は一々細かいところまで気を使いすぎるんだろうな。文化の違いだからこればっかしは仕方ない。こっちきてストレス耐性と異文化に対する許容性が劇的に上がりましたよ。逆に日本人というものも凄く見えてきた。

まあ話が脱線しましたが、バスの走行自体は頗る順調で、09:10に深センの羅湖に着きました。

雨も止み太陽が出てきたので気持ちよく観光できそうです。深センの探索体験談は今日戻り次第アップしていけたらと思います。

それでは行ってきます!雨降るなよ!

Related posts(関連記事):

大理から白族の村・喜州へ 雲南省旅行19
大理二日目は大理古城から北に20Kmの郊外にある白族の村・喜州まで足を運んでみることに。 大理からは古城西門近くのバス停で洱源行きバスに乗ればアクセスできる(所要30分、運賃7元)。 国道214号線のバス停で洱源行きバスに乗車。ある程度の乗客が集まるまで15分程待ってから出発、運賃支払い時に、喜州で降りっぱぐれぬよう運転手と運賃回収係のオバサン両名に喜州で降りたい旨を告げておく。...
ふとした所に…
会社帰りに買い物がてらブラブラと歩いてた時のこと。 前方に写真屋さんを発見。そういやそろそろパスポートのスタンプが埋まるから再発行しないとな~っと思って写真屋のポスターに目をやると… 左上から時計回りにパスポート写真、結婚証写真、住居証写真に身分証写真 ………って左下!!! お前そこで何やってんだよ!澄ました顔してさ! 街の中でひょっこりと目撃される毛さん、何かウォーリー...
南疆鉄道でカシュガルからクチャへ
  カシュガルでの短すぎる滞在を終え、南疆鉄道にて次なるシルクロード沿線都市・クチャを目指す。 南疆線は新疆ウイグル自治区を東西に走る鉄道路線。天山山脈の南麓・タクラマカン砂漠北縁の間を走り抜け、トルファンからカシュガルまでの1,445キロを繋いでいる。元々はほぼ往年のシルクロード(天山南路)に沿って敷設された路線だが、2015年に天山山脈を越える従来の路線が廃止され、山脈を...
国技-中国の卓球事情
各国には国技と呼ばれるスポーツが存在します。カナダのアイスホッケーやオセアニア諸国のラグビーなどは地域社会に密着に根付いていて国内での競技人口も多く、国際大会に出ても優秀な成績を収めています。 事、中国に於いては卓球が国技の一つとして定着しており、男女共に世界の卓球大会で中国人が無双しています。強さの秘訣は何と言っても国のサラブレット育成プログラムにあるのでしょう。中国全土から卓球才のある少...