この日は深センのテーマパーク“世界の窓”へ。
世界の窓とは?
東武ワールドスクエアの中国版で、世界中から選りすぐられた有名建築物のミニアチュア版が目白押し。
テーマパーク内は大きく分けて『ヨーロッパ』『アジア』『オセアニア』『アフリカ』『アメリカ』『その他地域』に分類され、合計130点のミニ建築物が所狭しと並んでいて、パーク内を一周することで世界一周気分を味わえる造りとなっている。
銅像に続きテーマパークもまあまあ好きな私はこちらも前々から来てみたいと思っていたので、訪問の夢果たせて少々興奮気味で入口に向かう。チケット料金は事前にネットで調べた120元から140元に値上がりしていた。
入口には『世界之窓 江沢民』の文字が。どうやら世界之窓の文字は彼が揮毫したらしい。中々の達筆ぶりである。後ろには早速エッフェル塔と凱旋門が見えます。エッフェル塔は高さ108メートル(本物は324メートル)でかなりの力作。
そして地図を見て吃驚!
ミニアチュアとか言って48万平方メートルとかディズニー並みのデカさじゃないか!朝のブログ更新時には太陽が出て気持ちが良いとか書いたが、昼前になるとただの猛暑で気持ち良くも何ともない。こりゃ炎天下の中、全部回れるか心配だ。
とりあえず白人御一行にくっついていったらアジア地区から時計回りで進むこととなった。
●アジア地区
景福宮、アンコールワット、タージマハール、ボロブドゥール遺跡、マーライオン、シュエダゴン・パゴダなど大手どころは一通りそろっている。日本からは富士山、厳島神社、法隆寺、皇居などがエントリー。
日本の象徴・富士山
え…岩山??何故に一合目からどっぷり冠雪??すぐ後ろには高層マンションが立ち並んでるしさ…
桂離宮
おびただしい数の提灯がぶらさがってます…日本地区の建造物は全体的にレベルが低いと感じるのは私が日本人で見る目が厳しいからでしょうか。
タージマハル
後ろに見えますは近代的な高層マンション…
うだる暑さと富士山のがっかり感、一人でテーマパークにいる虚しさでやってられなくなる。
ピラミッドの中は絵画展のようになっていていました。冷房が効いていたため無駄に長居をしてしまう。
続いてアメリカ地区に入ります。
ルーズベルトの存在感!!というか顔のデカさが笑いを誘う。中はアメリカ館になっていて、ハングライダーに乗ってアメリカ全土を見て回るというスターツアーズ型のアトラクションがあり、楽しめ(涼しめ)ました。
アメリカ合衆国議会議事堂。後ろからは米国初代大統領のジョージワシントンがガン見して圧力をかけています。
これは酷い。
ケニアのサファリパークだそうです。このレベルなら展示しない方がまだマシ。
エッフェル塔が一つだけ巨大すぎる…世界中どこからでも見えちゃいます。遠くナイアガラの滝(カナダ)からもその御姿を拝見できます。もっと言えばエジプトからも見えてました。
3時間程度で世界一周旅行が終わりました。建物の精度は出来が良いもの悪いもの、差が大きかったです。日本のものは絶対に生の現物を見たことが無い人間が設計したに違いない。
もうすぐステージではヨーロッパフェスティバルが開かれるらしいが、暑すぎてそれまで待てないし時間的に余裕が無いので足早に次の目的地に向かう。
まあまあテーマパークとしてはこんなものかな。リピートする気にはなれないけど旅好きの人間にとってはそれなりに楽しめるのではないでしょうか。こちらを訪れる方がおりましたら、極力4月~9月は避けられた方が懸命かと思います。ディズニー等と違って途中で涼めるところが少ない為、本物の世界一周旅行並みに過酷です。
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