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マンダリンオリエンタル ジャカルタ宿泊記(Mandarin Oriental Jakarta)


決算月だというのに忙しなく動き回ることを余儀なくされた今年の3月。前半戦はジャカルタで監禁されてストレスレベルが最高潮に達したので、週末こそはホテルでまったりリラックスしてやろうとマンダリンオリエンタルとグランドハイアットをハシゴした。この二つのホテル、ジャカルタの象徴の一つ「歓迎の像」を挟んだ向かい側にあるので、泊まり比べのハシゴにはちょうど良い。

[youtube width=”610″ height=”500″]https://www.youtube.com/watch?v=saL0fxQF7IM[/youtube]
扇のマークが輝く白亜の建物が特徴のマンダリンオリエンタルは、高層のオフィスビルや大型ショッピングモールが並ぶジャカルタの幹線道路の噴水に囲まれた歓迎の搭の南側に建っている。歓迎の像を中心にしたラウンドアバウトを時計に見立てると、5時の位置にマンダリンオリエンタルがあり、反対側の10-11時の位置にグランドハイアットが建つイメージである。共に金融・商業街のど真ん中で、各国大使館などの出先機関や官公庁が集まる安全なエリアにあるが、そんな市街地ど真ん中という立地条件故に周辺道路は車の流れが集中して渋滞になりがちなので、アクセスの際には渋滞に関して留意する必要がある。早よ地下鉄を通さんと、物産さん住商さん。実際頑張るのはメーカーさんだろうけど。


公式の画像がカッコいい。築年数は随分と経っているが、客室やパブリックプレースなどは2009年に一大改装されている。


こちらの巨大な箱がマンダリンオリエンタル側からみたグランドハイアット。こっちもこっちで威風堂々としていて貫禄がある。そうそう、他にも2時の方向にはプルマン(旧日航)が、8時の方向にはケンピンスキもあったりして、歓迎の塔をぐるりと囲むように高級ホテルが並んでいる。

さて、厳重な手荷物検査と金属探知機によるセキュリティーチェックを経てM.O.のロビーへと入る。マリオットやリッツがぶっ飛ばされた前科もあるし、最近でもインドネシアから世界を騒がす某イスラム系一大テロ集団への参加者がでたようで、普段にも増して厳重なセキュリティーチェックが行われている。ちょっとした外出などの時には煩わしくも思えるが、ジャカルタのホテルに安心して泊まるには欠かせないので、今後もきっちり継続してもらいたいものだ。

ホテルロビーは随分とこじんまりとした大きさで、スタッフの素晴らしいグリーティングもあってアットホームな好印象を受ける。一体感があるというか、対面の巨大なグランドハイアットにはない良い感じのホスピタリティーで、館内に入るたびに何だか心が和んでくる。チェックインは至極スムーズ。柑橘系のウェルカムドリンクを頂きながらロビーにてちょちょいと手続きを済ませ、上品なジャワ美人にエスコートされて部屋へと向かう。やっぱり欧米のチェーン系とは違う対応で、アジアのゆったりとした流れが心地良い。これこそマンダリンオリエンタルの魅力の一つであろう。ロビーに飛び回る蚊は玉にキズだったが。

部屋へと通され、ホテル施設に関する説明を一通り受けてからマレー美女とはお別れ。ホテルから至近距離にあるグランドインドネシア・プラザインドネシアショッピングセンターへはシャトルタクシーが出ているとのことだ。歩いても数分程度なので今回は利用しなかったが、これが失敗した。ショッピングセンター側へ抜ける横断歩道が無く、絶望的な交通量のせいで斜め横断などできる状況にないので、ぐるりと大回りをした先にある陸橋を渡らねば対岸のモールに到着できないようになっている。この移動だけで汗だくですわ。大人しくシャトルサービスを利用させて頂ければと後悔した。

部屋を見ていこう。2月一杯までびアジアマイルのダブルマイルキャンペーンは逃すも、マルコパワーで最安値のスーペリアからデラックスにアップグレードしてもらえたようだ。

ふむ。


47㎡と一人での滞在にはゆったりした作り。ダークな色調の羽目板やカーペットに柔らかなクリーム色の壁は優雅で落ち着きを与えてくれる。もちろん、街の喧騒も完全シャットアウトされていて、喧騒から離れてゆったりと寛ぐことができる。

ひだり みぎ


ベッドから。上質な雰囲気にところどころモダンな要素も混ぜ、絵画や茶器などかすかにオリエンタリズムも配した、とても落ち着く部屋である。


水回り。ダブルシンクで広々としているし、大理石張りと明るい照明で豪華な印象。


スケスケガラスのバスルーム。バスタブは深くて最高。湯舟に浸かりながらベッドルームのTVが見られ、バスルーム内にも音声が流れるのでバスタイムを快適に過ごすことができる。ついつい手がシワシワの御婆ちゃんになるまで長風呂しちゃいます。


もちろん、独立型のレインシャワーブースも有り。

ひだり みぎ
アメニティは必要最低限のものは全て完備。

ひだり みぎ

ひだり みぎ

ひだり みぎ

ひだり みぎ
セールスマネージャーからの直筆のウェルカムレター。Mr○○の名前の部分以外は予め書き溜めしているのだろうが、やっぱりこういった心使いがあると、「おっ」となるものだ。達筆だし。

ひだり みぎ
部屋からの眺めはタムリン通りの官庁街&渋滞ビュー。タムリン通りは片道5車線の大通りであり、両脇はビルの立ち並ぶビジネス・官庁街。現在はタムリン通りの南につながるスディルマン通り、その東側に並行する通りもタムリン通りもシムシティーのような発展を見せていて、町の南へ南へと都市化が進んでいる。

ひだり みぎ
いつもの通りタムリンを北に向かう道路が大渋滞。今日は渋滞の車の中で小便を我慢することも客先とのアポに遅れる心配もない自分、ホテルから高みの見物を楽しむ。

ひだり みぎ

昼はホテル内のフレンチ料理Lyonでテキトーに貪り食う予定だったが、グランドインドネシア買い物に出かけた際に偶然にもパウラナーを見つけてしまう。今年の年明けに広州で飲んだ味わいあるドイツビールが忘れられない…ということでLyonの予約をキャンセルしてパウラナーで早めのディナーを摂ることに。

パウラナージャカルタの様子は追い追いアップするとして、食ったら動く!ということでホテルに戻ってスイミングタイム。

プールはガッツリ泳ぐには小さすぎるし、開放感も無い。ちょいと残念だ。


泳いだ後は気持ち良く昼寝をかまし、気付いたら夜。渋滞が酷い夜のジャカルタに繰り出すのも億劫なので、今晩はM.O.バーで過ごすことに。


ロビーまでアダルトな感じに演出が変わってる。外部の喧騒は遮断され、凛とした雰囲気が漂っている。

ひだり みぎ
M.O. バー。空いてるなー。もと現地の白人駐在員の社交場的スポットかっと思ったのに。
【営業時間】
17:00~翌日1:00(月~土)
17:00~24:00(日、祝日)

ひだり みぎ
カクテルメニュー。IR125,000(≒1100円)++~とまぁMOにしてはお手軽な値段。


こちらはおススメのRambutini。ウォッカベースのカクテルにランブータンが入浴してる。シロップが強すぎて甘党の自分にも甘ったるすぎた。モヒートのほうが良かったかな。

ひだり みぎ
途中、壁際のソファー席がクッソ寒かったので窓際に移動するも、ここも寒い!ということで真ん中のカウンター席に落ち着きバーテンダーと談話。土曜日なのにこんな空いちゃって…と心配すると、逆に平日の方が官庁街のお勤め役人さんたちが仕事上がりに寄ったりするので賑やかになるらしい。静かで雰囲気も良いしもう少しゆっくりしたかったけど、いかんせん寒すぎるのでカクテル二杯で撤退、そのまま本日二度目の風呂に浸かって就寝。

………朝、起きてみてびっくり。窓の外はとんでもジャカルタ!

タムリン通りは日曜午前中は歩行者天国になるのだが、まさかこれ程まで多くの人が集まるとは!

DSC_0056
びっしりと道を埋め尽くす人!人!人!なんだこれ!!

マンダリンオリエンタルジャカルタ、バンコクやシンガポール、香港のマンダリンオリエンタルと比べたら規模も豪華さも違うけど、部屋の質、サービスの質、スタッフの質、どれをとっても上質で、その割に値段はリーズナブルでコスパは良い。比較的小規模でアットホームな雰囲気とフレンドリーなスタッフによる抜かりの無いヒューマンサービスのお蔭で気持ちの良い滞在となったし、本家マンダリンオリエンタルの半額以下でマンダリンのサービスを体験できるのは大変なお得感である。強いてマイナス点を挙げるとすれば、プールがショボイのとロビーに飛び回る蚊と立地かな。中心過ぎるので渋滞が醜いのと、目の前にショッピングモールがあるのに便利かと思いきや、激しく車の行き交う道を命がけで横断するのも嫌なので、結局遠回りになってしまう。その点、ショッピングモール直結でストレスフリーに買い物が楽しめるグランドハイアットに軍配が上がるかな。ハイアットはプールも素晴らしいし、一人でのリフレッシュ滞在だとやっぱりグランドハイアットかな。

マンダリンオリエンタル

住所:P.O. Box 3392, Jl. M. H. Thamrin, Jakarta, 10310, Indonesia
電話:62-21-29938888
施設内レストラン:
リヨン(Lyon) フレンチ
シンファ(新華)広東料理
シナモン(Cinnamon) 各国料理、オールデイ ダイニング
MOバー カクテルと軽食
アズール(Azure)プールサイドのカジュアル ダイニング
ケーキショップ ペストリーとアフタヌーンティー



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