ジャカルタ北部の道路事情

さて、行ってきました初めてのジャカルタ観光。朝食後の水風呂で気合を入れた後、08:30にホテルを出発、徒歩でマンガドゥアからコタ地区に向かいます。朝方はジャワ海からの風が吹き付けて爽快でした。

マンガドゥアもコタも北ジャカルタ、ジャワ海沿岸のすぐ傍に位置します。コタ地区は旧バタヴィアと称される旧市街地区域で、大航海時代にオランダがオランダ東インド会社の拠点として開発した区域です。こう聞くだけで胸熱。今日はマンガドゥア⇒コタ間の徒歩移動で見た交通状況に関してお伝えします。

見事な快晴!
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ホテルが高層ビルなので迷った時に目印となって助かります。

さて、ホテルが位置するマンガドゥアは一部がオールドチャイナタウンとなっている為、漢字表記の看板が目立ちます。
ひだり みぎ
レストランや足マッサージのお店。一昔前の古びれた建物が密集しており、うらびれた世紀末的な雰囲気を醸しだしています。

道沿いには暇人達が群れを成して屯しており、何やら人差し指を立てて現地の言葉でニコニコと話しかけてきます。
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何か売りたいのかな?言葉が分からないので笑顔で素通り。怪しい匂いがプンプンします。

こちらは庶民の足として人気のバジャイ。タイで言うトゥクトゥクのようなもので、三輪バイクタクシーです。
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タイのそれよりも一回りも二回りも旧式。戦前の物と言っても信じてしまうレベルのオンボロさ。無茶苦茶な轟音を上げて走っていますので、これが横を通る度に耳を塞ぐことになります。

何だか昆虫のような見た目である。
ひだり みぎ
様々なデザインで様々なカラーがありますが、どれも同等にボロイ。

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運転席。ガスの匂いがプ~ン。

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乗客席。小便(!?)の匂いがプ~ン。

オレンジはガソリン車で青は天然ガス車など、使う燃料によってバジャイの色を塗り分けているそうで、今後は騒音と環境問題対策の為に青色車の普及が促進されるそうです。先ずは天然ガス補給所の設置拡大などのインフラ整備から取り掛かる事になるのでまだまだ先の話になるでしょう。環境問題は先手先手で手を打たないと、日本の高度成長期や現在の中国のようになってしまいますよ!

道路は車の大洪水となっており、怒涛の数のバジャイ、バイクが狭いスペースを見つけて突入してくる為、道を横断するのも一苦労。信号が無いので要所要所では人が体を張って交通操作をしています。
ひだり みぎ

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はい~、ストップストップ!交通量が多過ぎる為に何度も車にぶつかりそうになっていました。文字通り体を張ったお仕事です。たまに車の運転手から小銭を受け取っていました。

こちらはミクロレットと呼ばれる短距離バス。
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ミニバンの車体の左右に沿って座席が備え付けられています。出発地点と到着地点だけ決められていて、その間は駅などを設けずに思い思いのところで乗り降りしていました。

バスの行列。
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驚く事にこれ全部同じ路線番号のバスでした。運行効率や採算性を考慮したバスのダイヤシステムは構築されておらず、一か所にこれだけ固まってしまってます。輸送効率悪すぎ。運転手は街頭でジュース飲みながら談笑していました。自由で良いですね^^

これは中距離バスかな。
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もうとにかく交通量が半端では無い。そして4輪2輪とも圧倒的に日系のシェアが高い。2輪はホンダやヤマハ、4輪はトヨタとホンダが目立った。客先情報だが、新車販売における日系のシェアは90%超らしい!!インドネシアは今後も裾野産業が確立されていくことによって経済成長が望まれています。

日系と言えば、道中に羽生善治氏のCMで一世を風靡した学習塾の公文を発見。
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海外でも手広く事業展開していることは知っていたが、まさかこんなところに…インドネシアでは公文式の学習者が10万人を超えたそうです。インドネシアって教育分野への外資参入障害は無いのだろうか。

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さて、この生臭いヘドロ臭のする川を越えて、いよいよコタ地区へ。大航海時代にオランダ築きあげた旧市街地が目の前に!
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明日は07:00にホテル出発で客先周り。フロントでタクシー手配を依頼しようと思ったら今日も内川が…頼むからしっかり手配しててくれよ~!!

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