搭乗記 キャセイパシフィック ビジネスクラス 香港⇒ローマ

えー。この連休は旧ユーゴスラビア諸国を巡る小旅行に出かけてきたいと思います。

「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字を持つ1つの社会主義連邦国家」と表現されるように、民族も言語も宗教も文字も超越して建国された社会主義国家ユーゴスラビア。セルビア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニア、モンテネグロ、北マケドニアとコソボが兄弟愛と統一の理念のもとで一つの連邦国家として詰め込まれたとんでも国家だったわけで。
そんなん国として成り立たんでしょ!って誰もが予想していた通り民族間の不調和と分断によりユーゴ連邦は瓦解。独立を求める民族間の対立から戦後欧州で最悪といわれる泥沼の紛争まで勃発し、未だに一部地域では火種が燻り続けているというヨーロッパの火薬庫的なエリアです。

今回の旅程はこんな感じ。あわよくば旧ユーゴ全てを全制覇したかったのですが、時間の制約上スロヴェニアは次回に回し、今回は代わりにアルべニアに寄ってみることにします。

羽田⇒香港⇒ローマ⇒
ベオグラード(セルビア)
サラエボ(ボスニアヘルツェゴビナ)
モスタル(ボスニアヘルツェゴビナ)
ドゥブロヴニク(クロアチア)
コトル(モンテネグロ)
ティラナ(アルバニア)
プリシュティーナ(コソボ)
スコピエ(北マケドニア)
イスタンブール⇒香港⇒羽田

バルカンの玄関口となるベオグラードへは羽田から香港・ローマ経由で。24時間がかりでの大移動となります。

羽田からおJAL丸で飛び、ホングコングにてローマへのロングフライトに乗り継ぎです。この区間は久しぶりにキャセイパシフィックで飛んでみることにしました。

実に3年ぶりとなるキャセイフライト。
久しぶりにCXの生涯マイルを確認してみたところ、累計搭乗回数235回で生涯飛行マイルは209,061。香港ベースだった頃に4年ほど遊ばせてもらっていたので、搭乗回数は無駄に多いっすね。キャセイが迷走しだしたんで最後は別れてJALと復縁する形となりましたが、今思い返してもキャセイ修行時代は楽しかった。

因みにJLの方の生涯マイルは国内線・国際線合算で759,960マイル。他にもMH・QR・BAで少なくとも合計50,000マイルは飛んでるので、ひっそりとワンワールドミリオンマイルを達成していたようです。次なる目標はJAL単体、それも有償国際線オンリーでのミリオンマイル突破です。

さて。そんなこんなで、なんだかんだ思い入れのあるキャセイパシフィック。
乗務員さんの対応もマニュアルマニュアルしたJALと違って良くも悪くも当たり外れの振れ幅が大きいんですが、今日はどんなフライトになるかなーってワクワク感が味わえるのがJALにはない魅力ですかね。JALは良くも悪くも安定感はあるのですが、フライト前のワクワクドキドキ感はあまり湧いてこないんで。

CXのシグネチャーモクテル・キャセイディライトも健在。

ローマに向けて13時間の空の旅は、20分遅れの01:00ちょうどにテイクオフ。深夜の空港のワクワク感とバルカン半島へのドキドキ感で胸がソワソワしてしまいます。

テイクオフ後の夜食はデザートプレートまでしっかりと全力投球。ただ、これがアジアンなローカル屋台のやっつけ飯くらいのクオリティでガッカリものでした。期待を裏切られ、食後すぐに不貞寝します。

ちょうどイスタンブール上空でヨーロッパに入るタイミングでキャビンが明るくなり起床。目覚めたワイの姿を確認するなり添乗員さんが飛ぶように駆けつけてきてくれ、そのまま朝食がサーブされる流れとなりました。

ただ、これもビジホの朝食セットというか、ラウンジの朝食の残飯っぽい感じの献立で…

今回はたまたまミールの選択が悪かったのかもしれませんが、機内食は昔の方が良かったような気がしてなりません。

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