えー。瀋陽の宿を探してたら大江戸温泉を見つけまして。ほー、瀋陽にも大江戸温泉出てるんだなーと。調べたら宿泊客じゃなくても入湯できるみたいなので、ちょっくらひとっ風呂浴びにいくことにしました。
てかなんだったら、富田大江戸温泉とか、一田大江戸温泉生活館とか色々出てきたし、長春には大江戸温泉洗浴なんてのもある。暖簾分けして手広くやられているのでしょうかw
今回お世話になった施設はこちら。大江戸温泉ではなく、温泉大江戸？
日本の赤提灯が飾られた木製の玄関。エントランスからしてそれっぽい感じですが、日本の大江戸温泉は「弊社が運営する施設は日本国内に限られており、かつ、弊社は海外において『大江戸温泉物語』の名称を含む法人等を設立しておらず、また、海外のいかなる企業・団体とも資本提携・業務提携等も行っておりません」的なプレスリリースを出してるんですよねw
自動ドアが開くと、正面の受付に立つ浴衣を着たオバちゃんがニッコリ笑顔で「いらしゃいませ」とお出迎え。彼女の頭上に咲き誇る満開の桜が妙にジワりますw
満開の桜だけでなく、入り口には鳥居までw なんか次の扉を開けた先ではエドモンド本田とのファイトが始まりそうw
ほんとこんな雰囲気なんですよw
恐る恐る受付で初めての利用と伝えると、入館時と退館時の流れに関する説明をかなーり丁寧にして頂けました。ただ、お姉さん「いらしゃいませー」以外の日本語はダメなようで、全部中国語w
よく分からないけどとりあえず同じ内容の説明が書かれた看板があったので命拾いしましたw
桜に鳥居からの歌舞伎、富士山、そしてドラえもん。和風テイストが大渋滞しておりますw 次は回転寿司でも出てくるかなw
エレベータに乗って3階に上がると、すぐ目の前が浴衣貸出カウンター。ここで浴衣を借りてから温泉エリアのロッカーへと移ります。
温泉エリア
温泉コーナーには20種類程の湯船があり、茶湯やバラの湯などの変わり種も盛りだくさん。休憩スペースで寛いでからまた戻ってくるのに楽だろうということで、使い捨てパンツなんかも置かれてましたw 謎に配慮が行き届いてて、またまたジワリますw
休憩エリア
ひとっ風呂浴びた後は休憩エリアでゴロ寝。
日本の本家と比べるとショボいですが、マンガも多数取り揃えられてます。スラダンを久しぶりに読もうと思って手にしたら当然ながら中国語で撃沈しました。
岩盤浴エリア
マンガを諦め、一階の岩盤浴エリアへ。ここはむしろ本家より凄くて、テーマごとに色んなタイプの岩盤浴ルームが設置されてました。
翠 森林ルーム（38.6℃）：
精神が落ち着き、るっきりとした気分を促進する岩盤浴室です。森林浴をイメージしたグリーンの照明で、爽やかな空間をお楽しみ頂けます。トルマリンの両端はプラスとマイナスを帯電し、摩擦することでマイナスイオンを発生させるといわれています。このマイナスイオンには、水や空気を浄化し、心身のストレスやイライラを和らげてくれる効果があると言われます。
樺 黄土ルーム（39.8℃）
スプーン一杯の黄土に約2奥の微生物が生存していると言われ、これらがマイナスイオンや遠赤外線を大量に発生させます。この大量に発生した遠赤外線とマイナスイオンを胎内に吸収すると、細胞内への酸素や栄養素の供給が活発になり、細胞の老化を予防し、自然治癒力が高まります。また、老廃物の排出も促進されるので、疲労回復だけでなく、美肌効果も期待できます。
他にも流星ルームや爽美ルーム、岩塩ルーム、清涼ルームなど個性豊かな岩盤浴が楽しめるようになっていました。
岩盤浴エリアに隣接された休憩スペースには畳もあり、中国人のおばちゃんがごろごろと転がっては奇声を上げ、転がっては奇声を上げと、まるでトドにでもなったかのような感じで楽しまれておりましたw
休憩スペースのお隣のカウンターでは生搾りのフルーツジュースやスペシャル江戸ドリンクに江戸茶なんかも売られてたり。
この他にもカラオケルーム、マッサージルーム、麻雀ルーム、垢すりルーム、SPA、レストラン、VIPルーム（意味深）など色々と盛り沢山。
いや、ネタ感万歳ではあるんですけど、これで59元（週末は69元）なら安いですし、いつもこれだけガラガラなら日本でも通いたくなるレベルっすw きっと混んでたらトドみたいなのが大量発生して不快なんでしょうけどw
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