ホリデイインエクスプレス桂林シティセンター 立地最強

今週末は桂林への週末弾丸旅行で幻想的な山水画の世界に埋もれてきます。

桂林は桃源郷とか秘境といったイメージが強いので九寨溝ばりの奥地にあると勝手に思い込んでいたのですが、意外に広州から高速鉄道に乗って3時間弱で行けちゃうんですよね。
これなら金曜日の仕事終わりに桂林まで移動できちゃいますし、日曜日も夜まで普通に観光できちゃうので、金・土・日の2泊3日フルコースで桂林を遊び倒せます。週明け月曜日がしんどいですが、まぁたまには瀕死状態で月曜の朝礼に出てもバチはあたらんでしょ。

金曜日:23:30桂林のホテル到着予定
土曜日:陽朔での川下り、銀子岩の鍾乳洞見学、桂林市内の酒場巡り
日曜日:桂林市内の探索、チワン族の山岳集落と龍脊棚田の見学⇒広州へ戻り

今回はこんな感じの旅程を組んでみました。

宿泊先は新しく開業したIHG系のホリデイインエクスプレス。ミスターリベーツ経由で予約を入れたところ、早速IHGのアプリ上に冒険心をくすぐるような画像が表示されてきてテンション爆上げです。

そして予定通り金曜日の仕事終わり、20:11広州発→22:50桂林北着の高速鉄道に滑り込みセーフ。

これは別の日に撮った画像ですが、高速鉄道で広東省から広西省に差し掛かるあたりから山がニョキニョキしだします。このカルスト地形と呼ばれる独特の景観は、遥か昔の太古の時代から気の遠くなるような長い時間をかけ形成された自然の奇跡。地理の授業でも習った気がしますが、要約するとこんな感じ。

2.5-3.0億年前はここら一帯は海の底で、生物の死骸などに由来する炭酸カルシウムが長い時間をかけ海底に降り積もり、石灰岩として固まる。

2.5億年くらい前に地殻変動で海の底が隆起し、海だった場所が石灰岩の陸地となる。

空中の炭酸ガスを含んだ微酸性の雨水が億年単位の時間をかけ石灰岩の台地を浸食し、深い谷や切り立った山が連なる特殊な地形を形成。

スケールが大きすぎる話で頭の中でイメージが湧いてきませんが、ようは目の前に広がる奇形の台地は数億年単位の時間をかけ形成された奇跡的な芸術作品ですよということ。鳥肌もんの感動ですし、このような大自然に対峙すると、月曜日の朝礼のことを悩んでる自分が馬鹿馬鹿しく思えてしまいます。

※画僧はホテルの公式サイトから。
ホテル到着は23:40、明日からの観光に向けワクワクが泊まらないハイテンションでチェックイン。ホテル名にシティセンターと入っている通り、観光にも食事にも便利な立地にあるホテルで、コスパも5000ポイント付きで500元弱(ポイント無しの場合は320元)と優秀なホテルです。
客室数は108。客単価が極めて低いホリデイインエクスプレスで100室そこらのホテルでも経営が成り立つのだろうかと心配になってしまいます。

部屋:King Bed Standard Extra Floor Space

部屋は最安値の部屋からKing Bed Standard Extra Floor Spaceにアップグレード頂きました。25㎡の1 King Bed Standard、30㎡の2 Single Beds Standardに対し、この部屋は32㎡と、ほんの気持ち程度だけスペースにゆとりがあるらしい。

翌朝窓の外を眺めてみると、桂林中心広場に面した部屋だったようです。最低限の設備しかないホテルなので終日館内でまったりしたい場合には向いていませんが、街のど真ん中にあるので、観光し倒すのでホテルは夜寝るだけ!みたいな場合には最適なホテルかと。

朝食

朝食も決してファンシーな内容ではないですが、宿泊客全員が無料で食べれるシステムになっています。

郷に入っては郷に従えということで、こってりドロドロ系大好きジロリアンワイ、桂林では掟に従いさっぱりあっさり桂林米粉をオーダー。

まぁ最低限のメニューしかありませんが、お腹を満たすには十分。
繰り返しになりますが、ホリデイインエクスプレスは設備やサービスの内容を最低限度に抑えてコスパを重視するコンセプトのホテル。まったりステイケーションでの利用には向いてませんが、この立地で320元なら観光の拠点として利用するにはアリなホテルだと思います。
フルサービスのホテルでまったりとした滞在を楽しみたい!という方は同じく桂林市内にあるシェラトン桂林(一泊600元~)の方をどうぞ。

【ホリデイインエクスプレス桂林シティセンター】

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