海南島・三亜でのホテルホッピング旅行も最終日。IHG系のクラウンプラザ、インターコンチネンタルに続き、最後は空港近くのマリオット系・フォーポイント(三亜福朋喜来登酒店)に泊まって締めたいと思います。
オーシャンサイドのメイン通り(三亜湾路)に建つフォーポインツ。船の帆をイメージしたような曲線美が印象的な建物で、ヤシの木も相まって良い感じの南国リゾート感が醸し出されています。
ホテル公式サイトの画像を見てもこの通り。透き通るエメラルドグリーンの海と白い砂浜がホテルの足元に広がっていて、リゾートホテルアピールが凄い。実際は1泊8,000円でしたが、これだけ見ると一泊20,000円しそうなくらいのパネルマジックですよ。お化粧って怖い!
無修正のビーチ画像はこちら。
すぐ目の前が公共ビーチという立地にありますが、交通量の多い大通りに面しているしプライベート感は皆無なので、まったり安らげるビーチリゾートというわけではありません。むしろ公園とか広場といったイメージに近いようで、朝は太極拳を楽しむマダム集団が大集結しているし、夜は夜でダンス大会みたいな催し物が開催されていました。
市街地に近い公共ビーチということで、繁忙期はこんな感じになりそうで怖いですw
ロビー
ロビー周りは水路を設けたりとムード作りにも力を入れているようなのですが、その脇に一人カラオケボックスやらチープなアーケードゲームが置かれていたりと、なんだかチグハグした感じ。
中級ブランドのフォーポインツなんで、いくら背伸びをしても所詮は大衆ホテル。空港に近い手頃な外資系ホテルということもあって、団体客の利用なんかも多いようです。
プール
プールも大衆的。ホテルの部屋数の割に狭いので、連休などの繁忙期はカオスなことになりそう。プライバシーに配慮しての設計なのかもしれませんが、せっかくビーチフロントにあるのに海が見えないのも残念。これだけ狭いのに囲いが設けられてしまうと、どうしても窮屈で閉鎖的な印象を受けてしまいます。
部屋:1ベッド ホスピタリティスイート, オーシャンビュー
今回は最安値部屋での予約でしたが、バルコニー付きのスイートにアップグレード頂きました。2012年開業で最新鋭のホテルではなく内装の古さも否めないけれど、バルコニーの居心地の良さが全てのネガティブ要素を打ち消してくれます。
ぼっちでファミリースイート泊の刑 pic.twitter.com/vl8fSSourj
— ポンズ (@Worldtravelog) October 7, 2019
この絶景!この解放感!
地上の喧騒もちょうどいい感じのバックミュージックといった具合のボリューム感で気になりません。ただ、低層階だとミュージックというよりただのノイズになっちゃうかも。宿泊フロアは高ければ高いほど良いので、少し値が張ってでも高層階に泊まることをお勧めします。
クラブラウンジ
29階に申し訳程度のクラブラウンジがあり、ハッピーアワーのサービスもありました。
ほぼセルフサービスで、誰でも入りたい放題みたいな放置プレー。
ミールはオーダー制で、この日のメニューはピザ一択。今はラウンジも新しくなりサービスも刷新されたようなので、だいぶマシになったようです。
朝食
朝食はお値段相当といったところ。今回はインターコンチネンタル以外は食事がイマイチでした。有料海鮮メニューなんかもあったのですが、どうも頼む気になれず…
レストランのアラカルトメニュー写真、食欲そそらんなぁ😩 pic.twitter.com/TjFN3xfv2e
— ポンズ (@Worldtravelog) October 6, 2019
とった魚を皿に乗せるだけってシュール過ぎますよねw 当地の人がこれ見て「おお、美味しそう。食べよう」となるのか知りたいとこですw
所感
リゾートだけでなく三亜の街並みも見てみたい人や、夜遅く三亜に着く人、翌朝早朝に三亜を発つ方にはおススメ。単にビーチに近いシティホテルくらいの感覚なので、リゾートホテルと思って泊まると失望しちゃうことになるかと。
ガチのビーチリゾートをお求めの方は、リッツカールトンやプルマンがあるヤーロンベイ(亜龍湾)か、シャングリラ、グランドハイアット、ソフィテル、コンラッド、エディションがあるハイタンベイ(海棠湾)あたりのホテルをお勧めします。
【Fourpoints by Sheraton Hainan Sanya】
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