食欲爆発!リスボン リベイラ市場のフードホール Time Out Market

リスボンへの無事の到着を祝ってリベイラ市場へとメシを食べに行くことに。

1892年に開設したリベイラ市場は1892年に開設された歴史ある市場ですが、2014年に敷地の半分をロンドン拠点のメディア“タイムアウト”へ売却。日本を含む世界各国108都市で「タイムアウト(Time Out)」といういう名のシティガイド誌の発行などを手掛けるタイムアウト・グループは歴史ある市場に改革のメスを入れ、モダンなフードホールとしてリニューアルオープンすることに決めたそうです。

日本に置き換えて分かり易く例えるとすれば、“るるぶ”が中央卸売市場の土地の一角を買い取って雑誌名を掲げたフードホールとして再開発するみたいな?

メディア戦略もお手の物ということもあってか、とにかく飛ぶ鳥を落とす勢いで人気急上昇中となっており、リスボンでの成功を皮切りにニューヨーク、ボストン、マイアミ、シカゴなどアメリカ各都市やカナダのモントリオールでも続々とタイムアウトマーケットをオープン。ドバイやロンドン、チェコのプラハにもオープンを予定するなど出店を加速しているようです。

世界的ブーム発祥の地ということもあって期待値高めていって参りました。外観からしてお洒落で、1世紀以上も前の市場を箱として使っているようには見えません。



こちらは元々からあった生鮮市場でしょうか。魚介類を中心に、青果や肉類などの新鮮な食材が並んでいます。


むっひょー。大西洋に面したポルトガルの港町リスボンだけあって、やっぱり一押しは海産物っすよね!

市場でテンションを高めてから、お隣のタイムアウト・マーケットへと移動してみると…あまりの混雑ぶりに度肝を抜かれましたw

中央のイーティングスペースの周りを約50の人気飲食店がぐるりと周囲を囲んでいるのですが、500超の席がド満席。新幹線の乗車率150%みたいな状況で座席難民で溢れ返ってますw

二階から俯瞰してみたら…

席ないですやんw でも、逆に言うと評判良いレストランが集まってることの裏返しとも言えるでしょう。話題の人気店の数々を誘致できるのも、飲食業界とも深い繋がりのあるシティガイド事業を手掛けるメディアならではの強みでしょうか。出版業界のメディアがフードホールって攻めすぎだろ!って最初は思いましたが、実はシナジー効果もあって理にかなった事業計画だったんですね。

そんなタイムアウト選りすぐりの人気店が一堂に会するフードホールですが、伝統的なポルトガル料理はもちろんのこと、ハンバーガーやピザなどのB級飯チェーン、オリエンタルな創作料理、各種スイーツなどなどバラエティも豊富。もちろん、ワインや地場ビールを揃えたバーもありますよ。

出店リストはタイムアウトマーケットリスボンの公式サイトで確認できます。
https://www.timeoutmarket.com/lisboa/en/eat-and-drink/

Santini アイスクリーム


店を周るだけで涎が出てくるのですが、如何せん人気すぎて席が無い。ということで先ずは立ち食いできる軽食から。デザートを最初に持ってくるというセオリーを無視した暴挙にでます。


ポルトガル一のジェラート屋として名高い老舗のSantiniでドゥルセ・デ・レチェ、ヘーゼルナッツ、Bolacha Maria(ビスケット)の3連コンボ。うみゃい!!

Manteigaira エッグタルト



そして、ポルトでも食べたトロサクのManteigairaのエッグタルト。

足を棒にして街を歩き回って店を探すこともなく有名店の品々にありつけるというのは、時間が限られている観光客にとっては非常に好都合ですね。有名店に一人で入るのに罪悪感を覚えずに済みますし。

Marlene Vieira

椅子取りゲームを制して虎の子の1席を確保したワイ、いよいよメイン料理の調達へと急ぎます。タコのリゾットだって食べたいし、タラのフライだって食べたい。イカスミリゾットも良さそうだし、サーモンのタルタルや干しタラとチョリソーのコロッケも美味しそう。いや、魚介スープも見た感じ良い味出してそうだぞ?なんて優柔不断マンを襲ってくる料理の数々。

一通り周ってみて、一番賑わって順番待ちの列ができていたMarlene Vieiraというお店で注文することに。


ここでも暴挙に出て、メイン2品をオーダー。伝統的ポルトガル料理のバカリャウ(塩漬けにした干し鱈)とタコという海洋王国ポルトガルが誇る最強コンビです。こんなん美味しいにきまってるやん!


吸いついてきそうなくらいプリプリしたタコ!この為に遥々ポルトガルまでやってきたんですわ。これだけのボリュームのメイン2品で28.2ユーロと、有名店の料理にしてはリーズナブルな価格設定も嬉しいっすね。観光客だけでなく地元の方々が多かったのにも頷けます。

箱を作ってテナントを集めてきてブランディングして…それをシティガイドを主力事業としたメディアが一手に担うというんだから最初は懐疑的でしたが、人気の理由は来てみて納得。シティガイドならではの視点から選りすぐられた各店舗の実力は確かなものでした。リスボンでの食事処としてお勧めです。

【リベイラ市場(タイムアウトマーケット)】

Related posts(関連記事):

ポルト最古の建造物 アズレージョが美しいポルト大聖堂(カテドラル)
次なる目的地はポルト大聖堂(カテドラル)。 単なる教会ではなく大聖堂、カテドラルですからね。その歴史も凄くて、12世紀初頭に建てられたポルトで現存する最古の建造物だそうな。もちろん、世界遺産「ポルト歴史地区」の構成遺産の一つとなっている。 12世紀初頭ってことは、中世ヨーロッパのキリスト世界は十字軍でイケイケガンガンな時期で、イベリア半島では北アフリカから来たイスラム勢力とバッチバチに...
リスボンから日帰りでシントラとロカ岬へ3 地の果てで大航海時代に思いを馳せる
シントラ王宮の見学を終え、いよいよ巨大なユーラシア大陸の西の果てにあるロカ岬へと移動します。 別に陸路で巨大なユーラシア大陸を横断してきた訳ではないけれど、極東から無駄に何度も何度も飛行機を何度も乗り継いできただけあって、西の最果てに到達したという感激もひとしお。こうして地図を改めて見てみると、確かに遠くまできたもんだなぁと。 王宮前のワインバーで飲んだ20年物のトウニーポート...
宿泊記 再訪は無し がっかりだったインターコンチネンタル リスボン
素晴らしすぎたポルトのインターコンチネンタルを離れ、ポルトガルの首都リスボンのインターコンチネンタルへと引っ越します。 タイトルでネタバレしちゃってますけど、最高のインターコンチネンタルから最低のインターコンチネンタルへ、クリロナのドライブシュート並みの落差でした。 地下鉄の最寄り駅は、ブルーラインとイエローラインが交差するマルケス・デ・ポンバル(Marques de Pombal...
フォトジェニックなリスボンの町 ケーブルカーと大聖堂(カテドラル)
タイムアウトマーケットでポルトガルの美食を堪能したワイ。蓄えた脂肪を燃焼させるべくリスボンの町をぶらぶらと歩いてみることにしました。 お洒落で、どこを切り抜いてもフォトジェニックでインスタ映えするリスボンの町。テージョ川から吹き付ける風も心地よく、散歩が実に捗ります。 ポルトと同じように、いや、ポルト以上に坂道も多いので脂肪燃焼には最適…そう思った矢先にケーブルカー乗り場を発...