【遅延祭り】中国南方航空 上海虹橋ー広州 最新B787-9ビジネスクラス搭乗記

この日は中国の東の都・上海を離れて南の都は広州へ。

ひだり みぎ
座席は事前指定済。機材が77Wだったので窓側席13Aで。


と、ここで遅延のお知らせが携帯へ入って出鼻をくじかれる。15:50発の便が18:15に変更になったと。しかし、ちょうど滞在先を出て空港に向かう車に乗り込んだところだった為、構わずに空港へ。これがこの日の悪夢の序章になるとは露知らず。

ひだり みぎ
いつもの上海虹橋空港では自動チェックイン機の利用を絶賛推奨中だったようだが、操作に不慣れな人民様が多いらしく、1台につき1人以上のヘルプスタッフを配員。こんなに人をかけてたら自動の意味が全くないw


ワイはオンラインチェックインを済ませてしまっていたが、遅延回避のために一本前の便に振り替えてもらえないか相談してみるも、敢え無く「メイバンファー(無理っすね)」と一蹴される。ただ、保安検査前に設けられたビジネスクラス利用客専用の新しいラウンジを試させてもらえることになった。ラウンジスペースに専用の保安検査場があって、ラウンジで寛いでからスムーズに制限エリアに移動できるのがウリらしい。

ひだり みぎ
というわけで、ラウンジがある二階へと移動。

ひだり みぎ
このレッドカーペットの奥が新ラウンジ。21米層というラウンジサービスの一角を南方航空専用に確保しているらしい。

保安検査前ラウンジ

ひだり みぎ
ただ、21米層のラウンジは豪華で広いのに、南方航空民にあてがわれたラウンジスペースはくっそ狭い。

ひだり みぎ
ミールはこの程度。他にカップ麺があるくらいのものなので、これならまだ制限エリアの南方ラウンジの方がマシというレベル。


ドリンクもアルコールは用意されてないし。

ひだり みぎ
こちらのラウンジはしょうもなかったので、ラウンジ専用の保安検査を抜けて出発フロアへ。保安検査で一切待たずに出発フロアへ抜けられるという点では利用価値があるが、ラウンジそのものはまったくもってダメダメ。

中国南方航空ラウンジ

ということで、制限エリアの方にある南方航空のV6ラウンジへ。


すると、更なるCZ砲が撃ち込まれ、今度は出発時刻が20:20へと後ろ倒しになった。この時点でもう広州での夕食はアウト。広州に電話を入れ今晩の食事予定をキャンセルする羽目に。


出発便案内のディスプレイを見たら、鬼のディレイ祭り。


そして、赤字のキャンセル便も目立つように。理由は天候事情とのことなんだけど…別にこの日は朝から天気が特別に悪いという訳じゃなかったんすよね。

ひだり みぎ
まぁでも欠航となる便も多く見られる中、20時過ぎに飛ぶことが決まっただけでも良しとしよう。ただ、5時間近い遅延で出張先でのご当地料理ディナーがキャンセルとなったので、見るからに美味しくなさそうな南方航空ラウンジ飯に食らいつく。


とりあえず夕食を食べ、そろそろゲートに向かおうかと思いきや、致命的な会心の一撃を喰らってしまう。「すまんの、22:10発に出発時刻が変更になります」と。殺せ。もういっそここで殺してくれ。もう広州になぞ行きたくない。


機材も大型機の77Wからしれっと787に変更されてるし。これで座席もダウングレード。もう本当にありがとうございます。


こちらが変更前機材の77Wのビジネスクラス。


こちらが変更後機材のB787のビジネスクラス。

フライト:中国南方航空 SHA⇒CAN


結局、空港に着いてから8時間が経過した22:00前に搭乗開始。自分の不運を呪いながら搭乗すると、なんと機材がドリームライナーはドリームライナーでも機齢1年のピカピカB787-9が待ち受けてくれていた。



この爽やかなオーシャンブルーのシートを見て一気に眠気が吹き飛んだ。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
もちろん照明やシートポジションはワンタッチで操作可能だし、wifiも利用可能。まあここらへんは最新鋭機には当然の機能でしょう。CZもB789には期待をして相当数の注文をぶっこんだようで、2018年10月段階で19機もの発注残を残しているようだ。泥沼化の様相を呈し始めた米中貿易摩擦が原因で注文キャンセルなんて自体にならなければ良いが。

ひだり みぎ
モニターの画質もむっちゃ良い。


全乗客の搭乗を終え、地上業務もスムーズに完了。でも飛ばない。渋滞だと。アプリを見たら23:48発、翌01:24着にアップデートされている。

ここで初めて機長のお詫びアナウンス。が、夜も遅くなって乗客も苛立っているというのに、怒りを逆なでするかのようなとんでもないウキウキハイテンションw。そういうそういうムードじゃねえだろ、空気読めよw

結局日付が変わるギリギリ前に出発、広州着陸予定時刻は翌01:24となっていた。


機内食は配膳頂いたけど、やっぱりもう飯を食う気も起らんよ…


しかも広州空港も着陸機多数による渋滞ができていたようで、マカオが見えるほどまで南下しやがるし。

もうここから後はあまり覚えてないけど、とりあえず宿泊先に着いたら02:30過ぎで次の日の朝が大変だった。南方航空の責任ではないけれど、中国国内線ターミナルに8時間も缶詰となって散々な一日だったわ。

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