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ゼージョーマーケットとマンダレーヒルの夕焼け


この日はバガンからの爆走バスのお蔭で予定より早くマンダレーに着いたので、日が暮れるまで適当にマンダレー市内をぶらぶらすることに。


ミャンマー第二の都市だけあって非常に大きな都市のマンダレー。町歩きでぶらぶらと言っても、とてもじゃないけど歩いて見て周れる規模の町ではない。

ひだり みぎ
流しのタクシーがぼったくり価格ばかり提示してきて嫌気が差したので、人の良さそうなバイタクオヤジに本日の足をお勤め頂くことに。タクシーはまだまだ少ないので強気な値段でふっかけてくるんだろうな。基本はバス代わりのピックアップトラックとバイタクが市民の足のよう。

ゼージョーマーケット(Zegyo Market)

先ずは地元民に人気のショッピングセンターであるゼージョーマーケットへ。

非常に活気のあるマーケットで、マーケット内外の物量や物資の運搬頻度が半端無い。決して綺麗な環境とは言えないけど、混沌とした雰囲気が不思議と人を引き寄せる典型的なアジアのローカルマーケットといった感じ。


マーケットの外からしてこのごった返し感。運搬業者の出入りも凄まじく、少しでも歩を止め商品を眺めていると、横から布やら靴やらを大量に抱え込んだ威勢の良い男衆が「どけどけ、そこどけ、ワイのお通りじゃあ!」とばかりにガンガンと押し通ってくる。

ひだり みぎ
女性陣の間では頭に物を載せて運搬する頭上運搬も盛ん。子供の頃から姿勢が悪いといわれ続けた我が身には憧れさえ覚えるこの頭上運搬、運搬対象は果物や雑貨が満載となった肩幅以上のサイズの籠だったり、レンガや土嚢だったり、藁や木材などなど、およそ頭に乗るものなら何でもあり。頭に物資満載の籠を載せ両手を離したまま、ハンズフリーでスタコラサッサーと軽やかに歩いて行くから驚きである。一回だけたまたまだろうけどモアレ検査に引っかかった自分には到底マネのできない芸当である。

マーケットの内部はと言いますと…
ひだり みぎ
ひだり みぎ
全体的に薄暗くて不気味な雰囲気。踊り場まで商品が溢れ出てるんだけど、商品だかゴミなのだか判別つかないくらいだしw

ひだり みぎ
ひだり みぎ
ひだり みぎ
ロンジー・シャツ、鞄、ぬいぐるみ、等々が主な商材となっているようだが…とにかく物量が圧倒的。だけど、やっぱりローカルマーケットなので観光客が欲しいと思えるのはロンジーくらいのもの。ロンジーの生地を買って仕立ててもらうといった楽しみ方はできるだろうけど、基本的には買い物を楽しむ場というよりも、マーケットの空気感を味わってミャンマーの日常を垣間見る場なんだと思う。


マーケットの外にはドリンクや軽食の屋台も並んでいるので、ショッピングで歩き疲れるたら人間観察でもしながら屋台で休憩を取るのも面白い。

【ゼージョーマーケット(Zegyo Market)】

住所:27th Street, Mandalay, Myanmar

マンダレーヒル

続いて向かうはマンダレーヒル。マンダレーヒルはマンダレー王宮の北東にほっこりと隆起した標高236メートルの小高い丘で、丘全体が寺院となったマンダレー最大の聖地らしい。ゼージョーマーケットから84番のバスでアクセスできると調べていたが、バイタクの運転手が1,500チャット(≒120円)で連れてってくれるというのでお願いすることに。

王宮の東側の通りに出ると、正面の丘の天辺に金色に輝く仏塔を発見。こいつがマンダレーヒルである。圧倒されるような高さではないが、麓から頂上まで登ろうとすると小一時間はかかるらしい。

ひだり みぎ
麓から頂上へと向かう途中の参道にも随所に仏塔や仏像があるらしいのだが、麓の見所は完全スルー。バイクで九十九折の坂を駆け上がり、一気に丘の中腹にあるエスカレーターステーションへ。

ひだり みぎ
ここからエスカレーターを利用し、疲れ知らずで頂上へ。


頂上にはギラギラに輝くスタウンピー・パゴダ(Su Taung Pyae Pagoda)があり、外国人のみ入場料として1,000チャット(≒80円)を徴収される。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
マンダレーで一番長い歴史を持つ寺院らしいが、柱や壁面に多用されている鏡のタイルがギラギラに輝いていて古刹感は無い。歴史的仏像をLEDライトやらなんやらでクリスマスツリーが如くピカピカと電装しちゃうお国柄ですからね、ギラギラして派手なほど良いという価値観なのでしょう。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
仏像以外のローカルな神々や鬼(!?)も祀られていて、なんだかヒンドゥー教寺院っぽい雰囲気も。
*因みに右下の淑女はサンダームキという女鬼らしく、仏陀に自らの乳房を差し出しているシーンらしい。


他にも「予言を与え給う仏像ことビャーデイペー・パヤー」「日本人慰霊碑」「ウズラの仏塔ことンコンミーン・ストゥーパ」等の見所が丘全体に点在しているのだが、特に人気を博すのが頂上広場の北側にあるコブラの像。何でもコブラはブッダが瞑想中に雨が降ってきた時、ブッダが雨に濡れないよう上に被さるようにして傘代わりになったことから大切にされている蛇なんだと。この日も蛇の口にお札を突っ込んでから自撮りで記念撮影する現地民がひっきりなしに押し寄せていた。


これら神々が祀られるパゴダの周囲は展望テラスになっていて、マンダレー市街や王宮跡、エーヤワディー川など360度の壮大な風景を堪能することができる。

ひだり みぎ
マンダレーヒルを背に、碁盤の目のように作られた街並みが広がる古都マンダレー。1857年にミャンマー最後の王朝・コンバウン王朝のミンドン王により建設され、1885年に大英帝国に併合されるまで王都として栄えた古都。街中では非常に大きな都市との印象を受けたけど、こうして俯瞰してみると、まだまだ緑に溢れ農村風情たっぷりな町なんだな。

この日は特に何をするという訳でもなかったので、鐘が鳴りお経が読まれる中この牧歌的なマンダレーの街並みを眺めるだけで3時間ほど費やし、有名なマンダレーヒルの夕日を待つことに。常に効率最優先で馬車馬の如く働かされるだけの社畜、久しぶりにこんな時間の使い方したわ。
ひだり みぎ
世界中の旅行者を魅了してきたマンダレーヒルからの美しい夕焼け。さぞ神秘的なものなのだろうと期待に胸膨らませていたのだが…やっぱり二輪四輪の交通量も多いからか、ちょっと靄ちゃってるのが非常に残念。先にバガンの朝日・夕日の美しさを目の当たりにしちゃってたので、特に感動もしなかったし。もし麓から汗かき苦労して登山してたら夕日の見え方も変わったのかなー。


こんなんですしね、テラスも。ベスポジ確保してても右から左からと中国人がガンガンヒジやらヒザを入れてスペースを侵略してくるし、とにかく人が多く煩過ぎて、夕日のノスタルジーに浸るといった雰囲気ではない。「マンダレーヒルの夕日」ってだけでノスタルジーを感じちゃってたので、自分で勝手に期待し過ぎちゃってたのかも…

【マンダレーヒル(Mandalay Hill)】


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