マンダレーからバイタクで仏教の聖地ザガインヒルへ

今日はマンダレー二日目。マンダレー自体にはこれと言って見るべき内容は無いようなので、ザガイン、インワ、アマラプラという過去に王都として栄えたマンダレー近郊の古都をバイクで周遊することに。

A:マンダレー
B:ザガイン
C:インワ
D:アマラプラ
マンダレーからバイクや車を使って3都市を巡るのが人気らしい。フルコースだと朝一でマンダレーを出てアマラプラのマハーガンダーヨン僧院の食事風景を見学し、次にインワ鉄橋を渡ってザガイン。ザガインで昼食を摂った後にインワ観光を市、最後にアマラプラに戻ってウーベイン橋でサンセットを見るといった感じで終日拘束されるようだが…自分はマハーガンダーヨン僧院とサンセットを削って半日で周ることにした。

《いくつもの王都がおかれたマンダレー周辺》
ミャンマー最後の王都マンダレーだけでなく、マンダレー周辺のはザガイン、インワ(アヴァ)、アマラプラはそれぞれ王都として定められたことのある歴史ある町だ。残念ながら木造建築は朽ち、石などで建てられた寺院や仏塔は地震で崩れ、往時の様子を偲ばせる遺物はそれほど多くない。

地球の歩き方から引用。


とはいえ自分でバイクを借りて運転する土地感も勇気も無かったので、この日も昨日のバイタクのオッサンにお世話になることに。言葉が通じずに都合が悪くなると笑顔+サムズアップで何でも済まそうとするきらいがあるが、まあ性根は良い奴そうなのでね。運賃も3箇所周って12,000チャット(≒1,000円)と日本人感覚的には非常に安かったし。

朝早くから交通量の多いマンダレーの町をバイクでスイスイと走っていく。

最初の目的地であるザガインは、エーヤワディー川西岸にある古~い仏教都市。その歴史は古く、1322年にシャン族の王が今日のザガインの地に城塞を築いたのが始まりとされる。その後、ビルマ族の王朝が不安定な時代を迎える中で王都も遷都に次ぐ遷都を繰り返し…1760年にコンバウン王朝第二代王によって再びザガインが王都として定められた。王都としては短命に終わってしまったようなのだが、それでもザガインの町の至る所に官製パゴダや僧院が建てられ、今日の仏教都市としての基礎が作られたらしい。


新インワ鉄橋を渡りエーヤワディー川の対岸へ。川の少し上流には元々1934年にイギリスが建てたとされる旧インワ鉄橋もあるが、現在では主にこちらの新しい鉄橋が使われているようだ。


大小様々な仏塔が輝く対岸の小高い丘が、ザガインの象徴であるザガインヒル。マンダレーヒルと同様に丘全体が仏教の聖地となっていて、150以上ともいう仏塔と僧院で多数の僧侶が修行に励んでいるそうだ。



山の麓でバイクを降り、ザガイン入域料として3,000チャット(≒240円)をお支払い。ミングォンという同じくエーヤワディー川の西岸にある古都への入域料も兼ねており、5日間有効となっている。

ひだり みぎ
遺跡風の古ぼけた仏塔から現役で立派な金の仏塔まで盛り沢山のザガインヒル。

ひだり みぎ
麓から歩くと40-50分程かかるとのことだったので、中腹にあるこちらの廃墟の前までバイクで送ってもらって楽をすることに。


中腹というかもう八合目付近まで来ていたようで、10分ほど山登りをしてあっさり頂上に到達したw

頂上には13世紀頃に建立されたというサンウーポンニャーシン・パゴダ(Swan Oo Pon Nya Shin Paya)が。


マンダレーヒルのスタウンピーパヤーもそうだったけど、マンダレーの寺院は涼しげなモザイクタイルが特徴的なのかな。緑を基調としたピカピカのモザイクが、どこかペルシャ当たりのモスクを彷彿とさせる。


裸足になって、外のテラスをぶらぶらと散歩。2月の中部ミャンマーは乾季から暑季へと季節が移り替わる最中であり、朝晩こそ最低平均気温17℃と冷え込むが、日中は最高平均気温33℃と結構な気温に。

ひだり みぎ
テラスには心地よい川からの風が吹き込めて居心地が良い。見晴らしも良いのだが、残念ながらこの日もちょっとガスっちゃっていて遠くが霞んでる。快晴であれば遠く離れたマンダレーヒルまで見渡せるとのことだったのだが…



ひだり みぎ
ステンドガラスでギラギラ。なにげなく散歩するだけでリフレッシュできる清々しさというか清涼感がある。

ひだり みぎ

涼しげな美白美顔タイプから、金銭的な利益を与え賜ってくれそうなメタリックタイプの仏像まで、多種多様な仏像が信仰の対象。これだけ仏像タイプが多岐に渡るのはミャンマーくらいのものじゃないだろうか。土着信仰の神々のチープな像なんかも併存して祀られていたりと、不謹慎かもしれんがミャンマーの寺院は中々に楽しめる。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
ひだり みぎ
他にもミャンマーならではのギャグ的な面白像や、人類の愚かな殺戮や略奪の歴史を描いた不気味な絵画なんかもあったり。

でも、丘の頂上までバイクで登って頂上のパゴダを見るだけならわざわざ来る必要も無かったかも。やっぱり時間をかけて参道を上って、朝日や夕日をゆっくりと丘の頂上から眺めて感傷に浸るのがザガインヒルの楽しみ方なんでしょう。

【ザガイン(Sagain)】

入域料:3,000チャット
アクセス:マンダレーの30番通り×84番通りの乗り場からザガイン行きピックアップ


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