シャルルドゴール空港 キャセイパシフィック航空・アメリカン航空ラウンジ

いよいよ2017/2018の年末年始休暇を使った旅行も大詰めの局面を迎え、パリ⇒ロンドン・ロンドン⇒香港の2本のフライトを残すのみとなった。
先ずはパリ⇒ロンドンのブリティッシュエアウェイズ便に乗るべくパリシャルルドゴール空港へと向かうのだが、まぁこんなものは前座というか消化試合というか。失礼ながら、この日の晩に控えるロンドンヒースローのコンコルドルームとロンドン⇒香港へのBAファーストクラスという真打登場までの繋ぎ程度のフライトになるだろうと考えテンション上がらぬまま空港へ。

早朝のパリシャルルドゴール空港。知人と落ち合い“意見交換会”を済ませてからワンワールドのブリティッシュエアウェイズ・キャセイパシフィック航空・ロイヤルヨルダン航空などが利用するターミナル2Aへと移動。

ひだり みぎ
フライトは15:00ちょうど発のBA315便。お昼前にチェックインし、左下にClub Europeの文字が刻まれたシンプルな搭乗券が発行された。このCGD-LHR路線は他の欧州便と同様にEuro TravellerことエコノミークラスとClub Europeこと欧州内ビジネスクラスの2クラスの機材での運航となる。

因みに今回利用するClub Europeをブリティッシュエアウェイズ公式サイトで調べてみると…「英国とヨーロッパ全域を対象に弊社がお届けする、効率性、便宜性、快適性の三拍子揃った、サービスの充実したビジネスクラス。ビジネス旅行を快適にお楽しみいただけます。」との自画自賛の説明文が並ぶ。余程クラブヨーロッパのサービスに自信を持っているのだろう。食べず嫌いで乗っても無いにBAクラブヨーロッパを軽視するのは止め、少しだけこれからのフライトを楽しみにしておくことに。

搭乗開始までは2時間半ほど。時間帯的に空港内が非常に混雑していたので、空港内のオアシスで寛ぐべくラウンジへと移動する。

キャセイパシフィック ビジネスクラスラウンジ

シャルルドゴールターミナル2Aのワンワールドラウンジはキャセイパシフィックとアメリカンの二種類。それも隣り合って営業してるが、もちろん繁華街のカラオケや居酒屋のように醜い客引きによる激しい客の奪い合いがあるわけではなく、ラウンジ周りは至って静かでどこか神聖にすら感じてくる。
ひだり みぎ

「キャセイ」と「アメリカン」の二択なら迷わずキャセイ。ということでキャセイパシフィック航空ファーストクラスビジネスクラスラウンジへ。
この「&」は意味の受け取り方に迷うところだが、残念ながら「ファーストクラスラウンジビジネスクラスラウンジの両方」があるわけではなく、「ファーストクラスパッセンジャーもビジネスクラスパッセンジャーも共用」という意味での「&」。まあキャセイにとってアウェイの地・パリで普通に考えれば後者の意味で取るのだろうが、Fラウンジがあれば良いのに…という欲望からファーストクラスラウンジもあるのかも?との考えに至ってしまったのだろう。
ひだり みぎ
Fラウンジが無いことに若干の失望感を抱きながらも中へ入ると、手狭なエントランスからは想像もできないような広々とした空間が中には広がっていた。600㎡に120の座席があるのだからアウェイラウンジにしては立派なラウンジと言えるだろう。きちんと香港のデザインコンセプトを踏襲した“キャセイな造り”だし。

ひだり みぎ
窓際にはキャセイラウンジを象徴するソーラスチェアも置かれ、シャンパンを飲み寛ぎながら行き交う飛行機を眺めることができる。自分の中でレア機材なダビデの星が描かれたエルアルイスラエル航空機なんかも捕獲できちゃったし大満足。

利用客は香港人よりも恐らくBA利用でロンドンに飛ぶのであろうネクタイピシっ!ジャケットピシっなタイドアップな出来るビジネスマン風英国人男性が多く、シャンパン片手に雑誌を読んだり携帯を弄ったりと皆様思い思いに大人しく寛がれていた。

ひだり みぎ

そうなんすよね、流石にフランスなんでシャンパンもきちんと置かれてるし、ワインのラインナップも他の都市のビジネスクラスラウンジよりは充実してる。D’avellaという泡は初めて飲んだわ。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
ミールはコールドもホットもそれなりに充実。もちろんキャセイラウンジて定番としてヌードルバーもあり、担々麺とワンタン麺といった定番メニューだけでなくフォーまで食べさせてくれる。


せっかくなんでキャセイのシグネチャーミールである担々麺を頼んでみたけど、ちょっと麺が違う気がしたし、西洋人向けにカスタマイズされてるのか辛さも控え目だったような。そのぶん胡麻風味が効いててこれはこれでアリだったけど。

アメリカン航空 アドミラルズクラブ ラウンジ

キャセイのラウンジが混雑してきたので、お隣に軒を構えるアメリカン航空のアドミラルズクラブに退避することに。
ひだり みぎ
もう閉まるんで入場できませーんと言われたものの、フロントを守るベンゲル監督似の中年フランス人女性スタッフにお願いして入室させてもらうことに。

ひだり みぎ
アメリカン航空といっても流石おフランス。なかなか洒落たラウンジじゃないですか。


ひだり みぎ
ドリンク。

ひだり みぎ
ミールはメインどころは跡形もない残飯が残るのみだったが、朝食のホットミールやサラダを見るからに中々のクオリティ。ただ、ここでもう閉まるから隣のCXラウンジに行くようベンゲル監督からの指示が入ってしまい、入って速攻で古巣CXへと逆戻りの移籍をさせられる羽目に。アドミラルズでは食べられず飲めずと、残り数分でピッチに立ったものの残念ながら結果は残せず、と。21:30までやってるキャセイラウンジとは異なり、アメリカンのアドミラルズクラブは13:00に閉まるらしいっす。

とまあこんな感じ。季節や時間帯によっては差がでてくるのかもしれませんが、どちらも甲乙つけがたかったので、今度から自分は空いてる方を選びます。

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