TUBE Sq 中部国際空港セントレア 宿泊記

この日は中部国際空港セントレア旅客ターミナルビル1Fにオープンしたカプセルホテル・TUBE Sqに泊まってみた。TubeってまさかバンドのTubeのことじゃないだろうし何のことだろうと思ったけど、中部国際空港ということで「TUBE=中部」と発音をかけたダジャレ的な命名なんでしょう。

そんな2017年4月にオープンしたばかりのTube Sqは、以前に泊まった羽田のFirst Cabinと同様に空港の旅客ターミナル内にある宿泊施設なので、空港利用の前泊・後泊に非常に便利。2018年11月にSPG系列のフォーポイントバイシェラトン名古屋中部国際空港がオープンしたらTube Sqに泊まる機会もないだろうなと、今のうちに利用してみることにした。

ひだり みぎ
22:00、翌日早朝のフライトに備えてセントレアへと移動。深夜の空港を徘徊できるワクワク感がなんとも堪らない。

ひだり みぎ
小腹が空いたんで4階のスカイタウンで名古屋メシも満喫…と思ったら既に全店閉まって後片付けしてるとこだった。そうだよな、セントレアって夜遅くは発着便ないんで空港内施設は早くに閉まっちゃうよな。

ということで名古屋メシは諦めてTube Sqへと向かう。


場所はターミナルビル1階ウェルカムガーデン内、出発ロビー・到着ロビーへ繋がるエレベーターの目の前+24時間営業のローソンの横という超絶便利な立地にある。

バスや車で空港に移動する方は、降り場目の前にある建物に入るだけ。 電車や船での移動組は、アクセスプラザから2F到着ロビーに向かい、そこから1Fのウェルカムガーデンに降りればホテルに着く。
ひだり みぎ

Tube Sqには計138(男性84室、女性54室)のカプセルが用意されているが、カプセルホテルなのでエントランスからして非常にコンパクト。内部は横に長い作りで、入り口正面にフロント、フロントの左右に男女別の宿泊エリアが広がる形となっている。自分の場合は楽天トラベルで事前決済していたからかチェックインの手続きも簡単そのもので、住所・氏名・生年月日・電話番号をフォームに記入するだけでカードキーとロッカーキーが渡された。

ホテル内の宿泊エリアはロッカーシャワートイレカプセルルームで構成されている。飲食・喫煙・通話といった匂いや音を発する行為は宿泊エリアでは禁じられているので、フロント横に設置された喫煙ルームと通話ルームで行うことになる。

ロッカールーム


では、カードキーを使って宿泊エリアへと入ってみよう。先ずはロッカールーム。カプセル内には荷物を置けるスペースは一切ないので、小物や貴重品以外は全てここに置いていく形となる。荷物が万が一入りきらない場合はフロントでもお預り頂ける。


受付で指定されたロッカーの鍵を開ける。中にはバスタオルや室内着・スリッパ等が用意されており、ここで室内着とスリッパへの着替えを済ませてからカプセルへと移動する流れとなる。

シャワールーム

シャワールームは合計9室で、内1室は浴槽付き。

ひだり みぎ
親切なことにプライバシー用のカーテンや小物入れが各ブースの前に用意されている。

ひだり みぎ
アメニティはシャワーブース内にシャンプー・コンディショナー・ボディソープと用意されている他、洗面台にはGemiDの基礎化粧品やドライヤーも置かれている。

カプセルルーム


カプセルフロアには上下二段のカプセルが窮屈に詰め込まれている。上段だと人によってはちょっと上り下りが大変そうだけど、残念ながら上か下かは予約時には指定できなかった。電話予約なら指定できるのかな。

ひだり みぎ
カプセルは幅100cm、奥行き207.cm、高さ9cmと畳一畳分程度の大きさ。ただ、狭いのは狭いけど、厚みのあるしっかりとしたスプリング入りのマットレスやフワフワな掛け布団が置かれているので寝心地は悪くない。最近増えてきた進化形カプセルルームやな。狭さからくる息苦しさや圧迫感も特に感じずに眠りにつくことができた。

気になる防音はというと…仕切りはロールアップカーテンだけであってないようなものなので…幸いにしてこの日は殆ど利用客がいなかったので酷い雑音に悩まされることはなかったが、それでも足音は気になるしイビキも聞こえてくる。それがカプセルホテルというものなんで諦めましょう。込み合った時は雑音も大きくなるでしょうが、相応の代金だし立地条件が価値の全てみたいなホテルなんで、カプセルホテルと割り切るしかない。
ひだり みぎ
カプセル内を見てみると、枕元の右側に時計・照明とファンのスイッチ、左側にコンセントに口と鍵付き金庫が備わっている。その他、足元には鏡やハンガー、懐中電灯も。ファーストキャビンのようにテレビはないので、本当に寝る目的だけに作られた空間という印象。まぁカプセルホテルなんで当たり前なんですが。


金庫の上部にはちょっとした小物を置けるスペースも。

宿泊料金

私が利用した頃とは料金形態が変わったようで、今は3h・6h・9h・12h・18h・24hと細かく利用時間ごとに価格設定されていて、ちょっとした仮眠からがっつりとした宿泊まで様々なニーズに応じた使い方ができるようになったようだ。

本日付けの公式料金(税込)は以下の通り。
3時間:2800円~
6時間:3300円~
9時間:3800円~
12時間:4300円~
18時間:4800円~
24時間:5300円~
延長(3時間):500円

前泊・後泊に使うとしたら6時間か9時間コースになるかな。
このホテルの対抗馬になりそうなのは空港から徒歩五分で無料シャトルバスも走らせる東横インでしょうか。もう2,000円出して東横インのシングルに泊まるか、チェックアウトしてホテルを出てから3階のチェックインカウンターまで僅か1-2分という立地を取ってTube Sqにするか。空港到着後に一歩も動きたくないほど疲弊しきった人、翌日の早朝便に乗りたいけど朝の苦手な人、出費を抑えたい人にはTube Sqになるんでしょうが、ホテルに関してはグローバルチェーン廚な自分の今後のチョイスはやっぱりフォーポイントになるだろうな。
【Tube Sq】
所在地:中部国際空港 旅客ターミナルビル1階 ウェルカムガーデン内
営業時間:年中無休(24時間受付・チェックイン可能)
TEL:0569-84-0700
公式サイト:TUBE Sq

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。