妖しい夜のマンガブサール通り コブラ料理の屋台やらなんやら

金曜日の夜に一人になってしまったので、ジャカルタ北部のマンガブサールの街を歩くことに。一歩路地裏に入ればスラム街というような汚らしく妖しいアジアアジアした地区である


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道には生ゴミから四輪用のエンジンまでありとあらゆるものが廃棄されていて、すえた臭いが漂っている。これぞアジア。

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日が暮れると共に路肩に並んだ様々な屋台が忙しくなる。看板は自作だろうか、どの店も争う様に可愛らしい(!?)イラスト入りの垂れ幕を揚げている。

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この一目で分かる独特のタッチ、こりゃみんな同じ人が書いてるわ。

するとどこからともなく悪臭が!
ひだり みぎ
強烈な悪臭のもとはフルーツの王様ドリアン、豪快に吊るし売りされています。流石は取り案の原産地、一個約200円からと日本では考えられないお値段。皆さんこの異臭の塊を持ち返りたくないのか、その場でカットして食べられていました。

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買う前に熱心に品定めしています。ようやく選定した選りすぐりの逸品にナイフを入れ、食べるのかと思いきや、少しだけ果肉を取って試食。『やっぱ駄目だわ~』みたいな苦い顔をして別のドリアン選定に入る。こんなことを繰り返していた。想像だが、恐らくこんなやりとりがされていたに違いない。

店『これなんていかがでしょう。熟していてお気に召されること請け合いです。』
客『う~ん、でもなんか違うよね。フィーリングが合わない。』
店『ではこれは?』
客『いや、こっちのが良さそう。フィーリング的に。確かめたいから切ってくれる?』
店『かしこまりました。どうぞ。』
客『ちょっと違うんだよなー。ちょっとこっちのも試食良い?』

ナイフを入れられて買われなかった哀れなドリアン達はグラム売りでも使えるんだろうが、たかがドリアン1個の為にあれだけ試食を繰り返されても嫌な顔せず対応していた店員の神対応には驚いた。やはりジャカルタではたかが200円、されど200円なんだろう。

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屋台街の中でもシーフードや南国フルーツを扱う店が主流のようだが、蛇料理、それもコブラ料理なんてのもありました。こんな小汚い屋台街の一角に普通にあるというのがまた…インドネシアでは普通に民家の裏庭でコブラが発見されたよ的なニュースが流れているが、コブラは羊肉・牛肉などと並ぶ一般食材扱いなのだろうか。

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うぎゃー。生きたコブラが威勢良く暴れ回ってる…口がテープで巻かれているのが何ともまぁ生々しい。毒牙抜いてないのかよ!このかごの中から自分で気に入ったヘビを選び、目の前で捌いてもらうらってからブツ切りにして揚げたり炒めたり煮たりするらしい。血を呑んで肉を喰らう。以前、上海の取引先に蛇の唐揚げと白酒のコブラブラッド割りを振る舞われた時は見た目が普通の唐揚げと酒だったので食せたが(というか強要された)、目の前で捌かれたコブラを食べると言うのは流石に躊躇しそうだ。付近には多くのマッサージパーラーがあるというのは、滋養強壮に効くコブラで勢力増進してから一発どうでしょうみたいなことなのだろうか。

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こちらはキングコブラ。コブラやバイソンなどの蛇類だけじゃない、トカゲのサテー、サルのサテー、コウモリのサテー、スッポンのソテー、これらは揚げることもスープにすることもできるそうだ。ようはゲテモノ屋。

他にも鶏の首や足、胸、リボン状の内臓やらと、食肉という食肉がマンガブザールの屋台では調理され、喰われている。普段の食生活に飽きた、新しいグルメに挑戦したいかたは是非マンガブサールにお越しあれ。

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