シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

中国のパイナップル螺旋加工職人による芸術


美味しいけれど、意外と切るのが面倒なパイナップル。あの硬くて痛い皮を削ぎ落すだけでもひと苦労だ。でも、ここ中国ではそんな面倒が全くの無用。パイナップル職人が街角やスーパーのパイナップル販売コーナーに待機しているので、夏と言わず冬と言わず、いつでも『Ready to eat(後は食べるだけ)』の姿でパイナップルを買う事ができる。

IMG_1267
神湾パイナップル個人商店で売られていたり…

IMG_1905
改造リヤカーやトラックの荷台に山積みになっていたり…

IMG_0717
スーパーで売られていたり…

IMG_1914
道端に置き売りされていたりと、ありとあらゆるところでパイナップルの姿を見ることができる。地味に中国はタイ、ブラジル、コスタリカ、フィリピンに次ぐ世界5位のパイナップル生産大国なのだ。中国も経済は資本主義化しているので、世の常として需要と供給で値段が決まる。供給量が多いパイナップルは非常に安価で、街頭では大きさ関係なく1個3元(45円)、2個5元(75円)、5個10元~(150円)という何とも嬉しいお値段である。しかもこれらは芸術的な皮むき職人による皮むきのコスト込みである。一体いくらで仕入れているのだろうか。

街頭露店の場合、美味そうなパイナップルを選別して職人に手渡すと、慣れた手つきでパイナップルを丸裸にしてくれるのだ。
ひだり みぎ
さて、パイナップル職人に習う、見た目が美しく且つ無駄が出ない効率の良いパイナップルの切り方のご紹介。既に私は彼の店の常連と化しているので行く度に何だか凄く良くしてくれる。

Step1
斧のような工具で尻の部分をちょっぱ斬る。

Step2
銅部分の皮を削ぎ落す。

Step3
専用ナイフで茶色のぼつぼつ部分に沿って斜めに斜めに実をほじくり出していく。彫刻刀で実を削り出す要領。

Step4
頭の葉っぱを部分を切断。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=jJZsy-Y3c5M[/youtube]
職人たちの手さばきを見ているといとも簡単に螺旋切りパイナップルを完成させている。この中国のオヤジなど2分で1個のペースで作業をこなしていた。まさに職人芸の高等技術だ。

IMG_1912
パイナップルの果肉はビタミンCと糖分をふんだんに含んでいるだけではなく、酸味の素となっている蛋白質を分解できるカルボン酸にも富んでいる。パイナップルを食べると口の中がピリピリするのは蛋白分解酵素であるカルボン酸が口腔粘膜と唇の表皮を刺激しているからなのだ。なので、職人たちは皮を剥き終わったパイナップルを塩水の中に浸す。塩にはカルボン酸の活力を抑える作用があるし、酸味を落とすのでパイナップルの味をさっぱりさせる。トマトやスイカに塩をつけて食べると甘くなるし、塩って奥が深い。

IMG_0718
見ていて気持ちが良くなるくらいに規則正しくパイナップルの実に螺旋が描かれている。螺旋美。

ひだり みぎ
中国のパイナップル(左)もベトナムのパイナップル(右)も見事な螺旋。この他、皮を剥いたパイナップルを8つに割り、アイスキャンディーのように串に刺した形の物も売られていたりする。美味いので気づけば毎日一個二個平らげてしまうが、食べ過ぎると胃腸カタルなどの病気を引き起こす恐れもあるようなので、適度に食べるよう心がけよう。

Related posts (関連記事):

中国でも楽しめるロマンチックなナイトクルージング
引越しなどでバタバタしていて更新がだいぶ滞ってしまいました。 荷物の搬送も終わり落ち着いたところで、今日は孫文故居・中山城に続く中山の観光の目玉・岐江クルージングをご紹介させて頂こうと思います。...
普陀寺
ホテルのチェックインを済ませ、26番バスの終点駅である『普陀寺』を拝観してくる事に。 別に私自身は仏教を信仰している訳ではないが、純粋に中国大陸の仏教寺院の雰囲気を一度味わってみたいとかねがね思...
中国の回転寿司パート②
以前の広州旅行中に行った万歳回転寿司。中山市にも支店があるので行ってみることに。 京華ホテル近くの利和広場4Fに入っています。 入口には以前には無かった五星紅旗が。 ...
ウルムチ国際大バザールと二道橋市場
さて、零下10度を下回る極寒のウルムチで何をするか。 最寄りの海から2300kmほどの距離があり、地球で最も海から遠い都市と言われるウルムチ。敦煌やハミ、トルファンのさらに奥というと砂漠と山脈し...

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする