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とんだ濡れ衣


漸くベトナムから解放され、中国経由で晴れて日本に一時帰国することとなりました。問題が解決して清々とした気分で空港に向かい、キャセイのカウンターにてチェックイン。荷物検査も済ませてラウンジに向かおうとすると、キャセイの係員に呼び止められました。『申し訳ないがセキュリティーが話したいことがあるので戻ってきてくれ。』と。

は???

私、何かしたか?詳しく聞くと、機内に預け入れたスーツケースに危険物搬入の疑いありと。ますますもって意味不明。中には衣類とお土産類、書類程度しか入っていない筈で、液体類や可燃物は皆無。全く身に覚えのない話である。

係員に連れられ、荷物検査、イミグレを逆走。キャセイのチェックインカウンター横にある小部屋に通されると、男二人が室内で機内預入荷物のX線検査を行っている。

係員1:『○○さんだね?パスポートを確認する。』
係員2:年配の彼は英語不可らしく、ベトナム語でああだこうだ言っている。
係員1:『君、中にドリルを隠してないかね?スーツケースを開けてくれたまえ』
私:は!?ドリル??ますますもって意味が不明!!
『ドリル何か入っていない筈です。開けるので確認して下さい。』
係員2:ぎゃーぎゃーぎゃー(ベトナム語)

スーツケースを空け、おもむろに私のスーツケースを探る二人…

30秒後…

係員1+係員2『あっ!!』

スーツケースから取り出した物は…


ベトナムコーヒー(フレンチバニラ味)

私:?????意味不明!!!!『???』と相手を見ていると…
係員1:『ああ!!これだ!!』

ああ!!これだ!!じゃねーよ!!どうしたらこれがドリルに見えるんだよ!!アホか!!

再度荷物を適当にスーツケースに詰め込んでX線検査機に通してみる二人。
係員1+2『ああ!!これだ!!あなたも見てみな!』と言ってX線モニターに映るコーヒーを指さしているものの、どっからどうみてもドリルになんか見えません!!!

アホ!!!アホ!!!結局Sorry の一言も無かったので、抗議をして荒波を立てることはしたくなかったが、ソーリーくらい言えよ!って言ってみたところ、You should go nowとぶっきら棒に言われて退室させられました。

まぁ通り過ぎる荷物は検査無しで全スルーしているかと思いきや、きちんと検査はしているようです。ただ、悲しい程に無能すぎる!!!!こんなベトナムクオリティーから開放される意味でもベトナム出国がたまらなく嬉しい。今後はこの係員二人には『ベトナムコーヒー+簡易ドリッパー≒ドリル』では無いことを頭に刻み込み、精進してもらいたいものである。

ってな訳で、話がそれましたが、ベトナムから解放され、いよいよ日本への一時帰国の日程が決まりました。興奮興奮!!

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