ドゥブロヴニクからコトルへ 終始絶景の神ドライブルート

本日はクロアチアのドゥブロヴニクからモンテネグロのコトルへとバスで移動します。
この区間はたかだか100km程度と国を跨ぐ移動としては極めて距離が短いのですが、終始アドリア海の絶景を堪能することができる東欧随一の神ドライブルートとして知られます。

バスの出発時刻は11:00、15:00、17:30のデイリー3本で、今回はアドリア海が太陽に照らされ最も映えるであろう11時発で移動することにしました。

定刻を20分程遅れて走り出したバスは、進行方向に向かって右手側に青々と澄んだアドリア海を見下ろしながらモンテネグロに向かって国道を南下していきます。バスは自由席なので、早めに並んでベスポジを確保しましょう。

1時間程走ってPločiceという国境の町で一時停車。運転手からの案内などは一切なく、皆なんとなくの流れでバスを降りてイミグレへ向かい、皆なんとなくの流れでバスに戻るといった緩~い感じで、イミグレでは特に質問されるわけでもなくストレスフリーで出入国できました。

モンテネグロに入り、ここからは深い谷のように複雑に入り組んだフィヨルドの最奥部に向け、コトル湾の奥深くへとグネグネ道を進んでいきます。

車窓一面に広がる雄大で神秘的な大自然。アドリア海の秘宝と呼ばれるコトルへの道程だけあって、フィヨルドの奥の奥の奥の秘境に吸い込まれていく不思議な感覚になるというか。アドリア海の秘宝という表現はまさに言いえて妙。

澄んだエメラルドブルーのコトル湾とワイルドで荒々しい山肌の稜線が織りなす渓谷美が美女と野獣みたいで実に印象的。
周囲は360°黒くて荒々しい石灰岩の禿山に囲まれていて、何故モンテネグロが中国語で黒山国と呼ばれているのか理解できました。

切り立ったフィヨルドの一番奥の山影にひっそりと佇むコトルまで、あっという間の2時間半でした。25ユーロで東欧の神秘的な大自然が堪能できるこのドライブコースは激しくおススメです。

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