丹東の夜 地上の楽園・北朝鮮レストランへ

丹東での夜。瀋陽ですっかりハマってしまった北朝鮮レストランに行ってきたいと思います。

丹東市街地には朝鮮系飯屋、朝鮮系便利店も多く、犬肉料理なんかも普通に食べられます。

コンビニも朝鮮系資本なのか朝鮮百貨とか朝館商店といった名前の店舗が並んでる。その中の一軒に入ってみると、マッコリや韓国・北朝鮮ビールだけでなく、高句麗人参酒とか虎骨酒とか、いかにもヤバそうなお酒まで取り揃えられてました。

これに至ってはハングル表記だけでもはや酒なのかも分かりませんが、きっと元気が出る系のスペシャルドリンクなんでしょう。

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珍しい系でいえばこんなものもw 軍創酒業有限公司出品 朝鮮戦争での抗米援朝記念酒w こんなん持ってたら日本帰国時に空港で捕まりそうw

お酒のバリエーションがやたらと豊富で困ってしまいましたが、とりあえず無難に鳳鶴ビールと平壌ビール(?)で景気付け。一瓶15元と普通にハイネケンやバドワイザーなんかの輸入ビールより安かったです。

柳京酒店

晩食は焼肉を食べに北朝鮮レストランへ。

数ある丹東の北朝鮮レストランの中でも柳京酒店が有名と聞いていたけど、この日はショーが無いということだったのでしょーがなく撤退。

丹東高麗飯店

プランBで丹東高麗飯店というお店に入ってみます。

こちらは通常営業中。カラオケルームも完備しているらしく、絶望的に音痴な男とプロ級に上手い女のアンバランスなデュエットが店内に響き渡っていましたw

花垣で仕切られたセミプライベートのようなスペースにある円卓で金同志の服務を受けます。
お願いもしてないのに料理を取り分けてくれたり、ウェイトレスさんが美人で愛想が良いだけでなく介護レベルで何でもやってくれて、おじさん鼻の下を伸ばして喜んでしまいますよw いや本当にうっかり日本の機密情報を流してしまわないようにしないとw

30分くらいするとライティングが落ちてスペシャルステージ突入か!?と思ったら喜び組演舞会が始まった。歌も楽器演奏もレベル高杉晋作。

ビールの値段教えてもらえてなくて恐ろしいけど5杯目突入w 怪しくもあり華やかでもある地上の楽園、最高じゃあありませんか。

本当かどうか分からないけど私が泊まってる中聯ホテルの部屋に滞在していると言っていたので、同志の連絡先を聞いておけば良かったと後悔しつつ一人寂しく帰路に就きます。

対岸の北朝鮮側は真っ暗で静まり返ってるというのに、中国側は飲めよ歌えよのお祭り騒ぎ。対岸は馬車と自転車だけどこちら側はメルセデスやBMWが普通に走り回ってる。
なんとも不思議な町に来てしまいました。

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