マラッカ川周辺の観光スポット

続いてはセントポールの丘からマラッカ川沿いの観光スポットを周ることに。

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独立公園の奥に聳え立つのは2008年にオープンした高さ110メートルのマラッカタワー。

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この円盤のような展望室が回転しながら上下動することでマラッカの街並みが360℃見渡せますよという仕組みらしい。

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円盤アップ!80人乗りで、15分をかけて110m地点と地上を往復するらしい。2008年にオープンしたばかりというのにこのみすぼらしさは何なんだろう。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=PWJCGKqdqwc[/youtube]

セントポールの丘からもマラッカの街並みを拝んできたし、マラッカタワーは華麗にスルー。尚もマラッカ川を目指して直進。
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マラッカ川沿いの通りまで辿り着くと、またもやエンターテイメント臭のする大きなガレオン船が出現。インドのゴアに向けマラッカから帰航の途に就いたが、1512年6月26日、マラッカ王国から略奪した 財宝を満載したままマラッカ海峡にて沈没したポルトガルの交易船「フロール・デ・ラマール号」の復元模型で、内部は海洋博物館として各国の歴史的な船舶模型や海図、海運都市マラッカの歴史に関する展示物が並べられている。

ひだり みぎ
当時の東南アジアの香辛料は、アジアの商人からインドを経由しトルコ、更にその奥のベネチアからヨーロッパ各地へと届けられたという。商人から商人の手に渡る度に仲介手数料&利益が上乗せされる為、最西端ポルトガルでの価格は金銀財宝並みの価格で取引されていたとか。そこに目をつけたポルトガル。喜望峰を廻って自国の商船で香辛料を入手すれば、全ての暴利を自己の手中に収めることができる。初寄港からわずか2年後の1511年、ポルトガルは艦隊を率いてマラッカ沖に来航、近代兵器の大砲や鉄砲でマラッカ王朝を撃破し、植民地経営に乗り出しました。その後もインド洋域への影響力を強める一方で東アジアにも勢力を拡げたポルトガルは1517年に中国南部の広州に到達、当時の明王朝と貿易を始め、マカオに拠点を築いた。1543年には戦国時代の日本は種子島に到達して日本との南蛮貿易に乗り出すなど、ポルトガルは完全に我が世の春を謳歌するに至ります。

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華僑系の商船。今よりも未知なる物で溢れかえっていた中世時代、真夜中の大海でこんな不気味なもん見かけたら恐怖で卒倒してしまうに違いない。

この海洋博物館、規模的には非常に小さくて、10分程度で見学終了。続いてフロール・デ・ラマール号と道を挟んだ反対側に建っている海軍博物館へ移動。
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おどろどろしい感じのネーミングなので巨大な兵器が並んでいるのかと思いきや、『こんな密輸品を押収しちゃいましたよ!』的な展示品など、至ってのほほんとした内容の展示物が並ぶ。本当は海軍博物館じゃないのかもしれない。

ひだり みぎ
ビール・ワイン・ウィスキー・日本酒・焼酎・ブランデー・蒸留酒などの酒類は1リットルが免税許容範囲、それ以上の持ち込みはいけません!

ひだり みぎ
ポルノ等の出版物・絵画・写真・ビデオ等や花火・爆竹もご法度!色褪せたPlayboyの押収品も展示されていました。

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木彫り石彫りのエロス芸術品も猥褻物扱いで厳禁!!

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靴底に隠すなどの努力も無駄です!マレーシア税関は密輸犯による数々のトリックを見破ってきました。

ん~~、やっぱり海軍博物館ではない気がする…ネット検索でも出てこないしパンフレットもないので今となっては確認ができないが、とにかく海事博物館横を通る道路の反対側に位置しているこじんまりとした博物館だ。一見の価値無し!

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綺麗に河川整備されていて、川際はかなりの川上まで遊歩道になっている。水質はお世辞にも良いとは言い難いが、川沿いには色とりどりの花が咲いていたり、洋風建築なオープンカフェがあったりと、オシャレで散歩していて気持ちが良い。

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静か~で緩やかな川の流れは、流れてきた長い時間を感じさせてくれる。

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小さな蛇使い。

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この町の中央を流れるマラッカ運河を挟んで東側はポルトガル・オランダ統治時代の影響が色濃く残るエリアであり、この川を渡った先の西側はチャイナタウンが広がり、マレー人と中国人の融合文化であるプラナカン文化を感じることができる一帯となっている。

マラッカタワー
時間:10:00-20:00
定休日:基本無休
料金:RM 20、12歳未満は半額
マラッカ海洋博物館
時間:09:00-18:00
定休日:火曜日
料金:RM 2.0


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