アジアの混沌・パッポン通り

充実したナイトライフが楽しめるバンコクでも随一の歓楽街として名高いバッポン通り。薄灯りの下、爆音ダンスミュージックを鳴り響かせながら中央の雛台でお姉ちゃんたちがセクシーダンスを披露するゴーゴーバーのネオン看板と客引きや用心棒、通り一帯を埋め尽くす露店などの密集地帯。シーロム通りとスリウォン通りを結ぶ全長200m程の小路地に物・店、白人、アジア人、女男オカマ、全てがごっちゃごちゃに混ざり合った熱気ムンムンな混沌っぷりは、どことなく香港の女人街を彷彿とさせる賑わいぶりで、熱気が渦巻いています。

そんなバンコクきっての歓楽街ですが、昼間は閑散としています。
ひだり みぎ


『パッポン通りⅠ』パッポンはパッポン通りⅠとパッポン通りⅡが並行して通っており、そのさらに西側には日本人御用達歓楽街として名を馳せるタニヤ通りも並び、バンコクでも有数の一大ナイトタウンを形成しています。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
日暮れ後には誘惑的なギラギラのネオンを発しているゴーゴーバーやタトゥーのお店も昼間はクローズ。通り中を埋め尽くす屋台も跡形もなく片付けられていて、夜の賑わいが全く嘘のような静けさです。

パッポン通りⅡも同様の静けさ。
ひだり みぎ
ひだり みぎ
Topless Pool Barという何とも興味をそそる酒場も閉店中。右上の写真のピンクパンサーというバーでは毎晩11:00からボクシングショーが開催されている。カバーチャージ無し、Changビール一杯140B。タイ駐在員に聞くところによると、この界隈には観光客を狙ったボッタクリ店も混ざっているので、裏道や二階にある店は気を付けた方が良い。くれぐれも客引きにひょいひょいとついていかないように。


へにょへにょにひん曲がった看板。何度か接待で夜のパッポンにも来たことがあるが、屈強な酔漢白人どもが発狂していたりして治安は宜しくない感じがした。

さて、このパッポン通り、16:00~17:00前後から屋台の設営が開始され、みるみるうちに通りが露店で埋め尽くされ、バンコク中から観光客が湧き出てきます。
ひだり みぎ
ひだり みぎ
著作権無法地帯。精巧に模倣された偽ブランドシャツやギャグ狙いの可愛めパロディーTシャツなどの衣料品、海賊版DVD、贋造腕時計やバッグ、民芸品など何でもござれ。但し、全てが観光地プライスで、NMBセンターなどと比べても若干お高め。でも、周囲の人間観察をしながら冷やかして歩くだけでも十分に面白く、絶好の街歩きスポットである。

ひだり みぎ
通りの両端ではゴーゴーバーがオープン。通りでは大量の観光客がうごめいていて、店の前を通ると客引きが声をひっきりなしにかけまくる。流石はバンコクが誇る3大ゴーゴーバー地帯の一つ。店の中をちらりと覗くと、店内中央に据え置かれたステージ上で下着姿の女の子10人超が大音量の音楽に合わせて鉄棒にくねくねと体をよじらせながら踊っていて、肥えたやり手ババアが手招きしている。怪しい魅力。その甘く危険な香りがたまらない。『見るだけは無料』と言われるも、入店と同時に夥しい数の女性陣に囲まれ、胸を押し付けられながらドリンクをせがまれる。ここバッポンはナナプラザやソイカウボーイと比べてぼったくり率が高いと聞いているので用心が必要だが、誰しも本能からくる欲望には逆らえない。自分のペースを守り、裏路地や二階のひっそりとした店まで深入りしなければ大丈夫であろう。

もちろん、健全なオープンバーやレストランも出店しています。常夏のバンコクですが、夜は幾分しのぎやすくなりますので、ぶらっと探索気分で出かけるには良い場所かと思います。

シーロム線サラデーン駅徒歩3分、地下鉄シーロム駅2番出口から徒歩8分。
念の為に日本人街であるお隣のタニヤ通りも地図に載せておきました。

Related posts(関連記事):

クメール最強王ジャヤバルマン7世の栄光の跡 サ・カンペーン・ノーイ遺跡
仏頂面のホテル受付係とのすったもんだの末にアーリーチェックインを済ませ、ローカルバスに乗ってサ・カンペーン・ノーイ遺跡へと向かう。こちらの遺跡は12世紀にアンコール朝の全盛期を築いたジャヤバルマン7世により建造されたクメール様式の神殿跡で、シーサーケートからウトゥムポンピサイに向かう幹線道路脇に今にも朽ち果てそうな危うい状態で保存されているそうだ。手入れ・整備された遺跡も良いが、当時の原形のまま残...
ロイヤルオーキッド・シェラトンホテル&タワーズ 宿泊記
これも去年の話だけど、バンコクのチャオプラヤ川沿いにあるロイヤルオーキッド・シェラトンに3泊してたんで今更ながら過去の記憶を穿り返して宿泊記を。 マンダリンオリエンタル・ペニンシュラ・アナンタラ・シャングリラと錚々たる面子の高級ホテルが挙って進出する魅惑のバンコク・リバーサイドエリアだが、SPG推しの小生は迷うことなくシェラトンを選択。リバーサイドというと宿泊費が高そうな感じがするが、ちょう...
サガット氏の本拠地 ワット・ロカヤスタ
アユタヤ旅行記を続けてきているが、ここでちょっと一人の伝説的格闘家をご紹介したい。 誰もが子供の頃に一度は憧れた彼、そう… サガット(สกัด)←ちゃんとタイ語名まであるwwwカプコン、グッジョブ!。 タイ出身、身長213.5cmの巨漢でスキンヘッドと眼帯がトレードマークのこの男、長身を活かした長いリーチと得意技であるタイガーアッパーカットとタイガーショットを武器に世界で戦ってい...
ミャワディーでミャンマーの魅力を再確認
てな訳で、昨年のタチレクに次いで二か所目のミャンマーとなるミャワディーにやって来た。 国境を抜けた先にはスカートを巻いたインド人ぽい顔つきの男や白っぽい泥みたいなのを顔に塗りたくった女性陣がうじゃうじゃ溢れるように歩いているし、地面には吐き捨てられた赤い紙タバコが血糊のようにへばり付いていたりして、川を一本渡っただけでいきなり異国感・未知の文化感満点なのが良い。 国境前の大通りは意外に栄え...