バンコク国立博物館前で自称ブッディスト英語教師に声をかけられ、トゥクトゥクにて近隣の仏陀を見て回ることになったのは先のスーツ詐欺(!?)に関する記事の通りだが、グーグルで検索し、位置関係や寺院情報から割出した結果、どうやら最初に連れられた寺院はワット・インタラヴィハーン(通称ワットイン)であることが分かった。
トゥクトゥクに揺られる事10分程であろうか、どうやら最初の寺院に到着したようだ。
本当にハッピーブッディストデーなんではないかと危うく騙されてしまうほどの車の数。寺院で敬拝するのは比較的貧困な層の方々が多いのかと思ったら、皆様車での来訪、みなさま結構余裕の有る方々なんですねwww
横には遠目からも目に入っていた高層建築物が聳え立っています。
よく見たら、金色の顔面…???
正面に回ってみると
すっごい存在感の黄金スタンディングブッダでした!高さ32メートル、幅11メートルの黄金像。ご利益がありそうというよりも、単純に不気味!!お願いだから夜はライトアップしないでほしい。
もう少し近くから。やっぱり不気味。立っている仏様というのは托鉢をする僧侶の姿を表現してるらしい。頭の上にあるのは仏天蓋と呼ばれ、強い日差しから身を守るための日傘のような役割をしています。
近くから見上げると肩がこるという大人たちは遠くから鑑賞、祈祷しています。
足元では子供たちが戯れています。すっごい平べったい足の甲で、指の長さは全て均一。流石に仏陀様、人間離れした体の構造をお持ちです。
飲むのではなく…
ドバ~っ!こちらの銅像様にぶっかけています。体の悪い部分に金箔を貼るとよくなるということで、体中に熱せられた金箔(蝋?)を塗りたくられている悲しい役回りの彼。結跏趺坐するその御姿はどこか悲しそうだと感じるのは私だけでしょうか。
カチャンカチャン言うので何かと思ったら、小銭でした。ここにある御椀の数は計108。そう、除夜の鐘の回数で御馴染みのこの数字、人間の煩悩の数なんです。これ全てにサタン硬貨(100サタン=1バーツ)を入れて回ると煩悩から解き放たれるそうです。ただ単に寺院の収益拡大に…
わたくし的には煩悩から解放されるよりも願を担ぎたいのだが…言われるままにサタン硬貨が大量に詰められた復路を購入して無心で小銭を入れて回りました。今思えば多分400~450サタン程度が入っていたと思うのですが、売値は10バーツ。400サタン=4バーツですが、これはご愛嬌。
どのお椀にいくつの硬貨を投下すれば良いのか分からず1お椀に1~2個をちょびちょび入れていたのですが、お椀残り10個程度になった時点でまだ大量にサタンが残ってしまった為、端っこの10個にお椀から溢れんばかりのサタンを投入して帳尻を合わせてきました。やっぱり効果の投下バランスが悪かったからなのか、この記事を書いている9月11日現在、煩悩から解放されるどころか、煩悩全開、絶好調です!!
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