広州市を歩いていて、なんとまあ、あのコスパ最強イタリアンチェーンのサイゼリヤを発見!!!何度も目を擦って確認したが、ロゴもスペルも間違いない!本物だ!!!イタリア料理のチェーン店と言えば中国では『必勝客』でお馴染みのピザハットだが、サイゼリヤも地味に2003年に中国は上海に進出していて、現在では大都市を中心に既に中国で合計150店舗を展開、3年後には400店体制にするという勢いらしい。
中学生の時はドリンクバーとミラノ風ドリア、ディアボラ風ハンバーグにどれだけお世話になったことか…中国でも低価格を武器に中国の若者たちのハートと胃袋をしっかりと掴み、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続けるサイゼリヤ、その実力のほどを検証すべく実食しなければ。
噂に違わぬ繁盛ぶりで、店の外まで行列ができている。私は一人だったので5分後にあっさり入店を許されたが、4人組などは15分以上も待っていると愚痴をこぼしていた。
ちょっと高級志向なピザハットとは対照的に、サイゼリヤは中国でも低価格路線を貫いているようだが、内装も日本のゼリヤと大差無しで十分にきれい。
こちらは中国人が中国のサイゼリヤで食事をする様子。
日本の定番どころは大体揃っている。そして驚きはやはりその価格である。キノコのパスタにイカ墨パスタは13元(200円)、ベーコンの鉄板焼き飯10元(160円)、卵とほうれん草のドリア8元(120円)、ミートソースのリゾット11元(170円)、サラミピザ20元(320円)、鶏肉のハンバーグ14元(220円)、ドリンクバー7元(110円)などなど…気になるミラノ風パスタは何と10元!!!朝日スーパードライの大瓶も10元!!!当社のスタッフ達が昼に食べてる弁当類が8~15元程のようなので、それなりに綺麗な店でイタリアンを食べてこの値段というのは中国庶民の感覚から見てもかなりのコスパである。勿論ドリンクバーもお安く、7元となっている。
ピザハットのミートソーススパゲティーは28元だが、サイゼリヤは9元。また、ピザハットの9インチのピザは安いものでも50元前後だが、サイゼ リヤでは18元から食べられるということからサイゼリヤの価格破壊ぶり具合が分かるだろう。ピザハットの高価格帯戦略によりそれまでイタリア料理に割高感を感じていた中国人消費者が一気にサイゼ リヤに流れ込んだのだ。
私が頼んだのはキノコのパスタと地中海リゾット。そして締めにディアボラ風ハンバーグだ。3品もというと多く聞こえるが、値段が値段だけに量が少なく、3品程頼まねば腹は膨れない。別に私が大食漢という訳ではない。
キノコのパスタ。
これだけ食べても800円。一品一品の値段は確かに安いが、日本では3品など到底食べきることができないので、量が日本より少ないんじゃないだろうか。まぁ多少量が少なくとも安いことには変わりはないし、味は日本と大差無い。同社はこれまで中国の現地企業から食材を仕入れてきたが、自社工場で集中的に加工することで原材料費を抑えるなど絶え間なき企業努力を行ってきた。その努力の賜物だろう、物価の安い中国で価格的に中国人民から認められるのだから大したものだ。我がホーム中山市に出店頂ければ毎週でも行くのだが…是非是非中山市への進出を検討頂きたい。
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