搭乗機 山東航空 ビジネスクラスB737-800

厦門からの戻り。もともと搭乗予定だった海南航空便がキャンセルとなった関係で、急きょ山東航空便を取り直す羽目となりました。
出発地も目的地も山東省にかすりもしないフライトなんだけど、なぜか出しゃばってきた山東航空への初搭乗。乗ったことはおろか聞いたことすらないマイナー便への変更劇にテンションダダ下がり状態となりましたが、仕方ないので空港へと向かいます。

ヤシの木なんか並べちゃって南国ムード満点の厦門空港。全航空会社共通の優先チェックインカウンターがあり、そのまま保安検査まで抜けれるという優秀な導線となっています。

超絶マイナーな山東航空は優先チェックイン対象外だったりしない?「山東のお前は対象外だからこっち来るな!」とか無駄に大声で罵倒されたりしない?と心配でしたが、恐る恐る強面の係員にシャンドーンエアー…と申し伝えたところ、山東航空民でも無事に優先対応頂けました。

もう人生で二度と乗ることがなさそうなマイナーSC便でも厦門空港の共有ラウンジが使えるそうで一安心。クッソ質素でほとんど白紙のラウンジインビを握りしめラウンジへと向かいます。

厦門空港 国内線ファーストクラスラウンジ

ラウンジ入口脇には巨大掲示板が2つ並列していて遅延・結構状況をスタッフが赤いマーカーで適宜更新しているのですが、それを見ると多くのフライトが欠航になっているようで。ここまで来て欠航になるパターンだけが心配です。がんばれシャンドーン!

港町の厦門だけあって、なんか客船でも意識したかのようなデザインが特徴的。厦門空港国内線ラウンジ、思ったよりレベル高いぞ。

ホットミールの提供は朝昼晩それぞれ0615-0830、1130-1330、1730-1930の時間限定サービスとなっているのでラウンジメシドカ食い部の皆様は要注意。

ただ、ホットミール時間外でもカップヌードルは食べ放題。カップヌードルが康師夫ブランドじゃないあたりも好感がもてます。そのほか、偽うまい棒や偽プリッツ、美味しくないケーキなども豊富に用意されているので、まぁホットミール時間外でも口さみしくなることはないかと。

ぶっちゃけホットミールよりカップラーメンの方がおいしそうだしw
ということで自分もカップラーメンで腹ごしらえしてから出発ゲートへと向かいます。

出発ゲート付近も色々と面白くて、エキゾチックな南国フルーツが山積みになっていたり…

フライトシミュレーターかと思いきやUS AIR FORCEと書かれた機体に乗って世界中の都市を爆撃しまくるストレス発散系ゲームがあったり…

福建省らしく高級茶館があったりと、食べて飲んで遊んでと時間つぶしには事欠かなそう。

搭乗ゲートに着くと我がシャンドーンエアーも搭乗開始が30分ほど遅れるというアナウンスが入ったので、カオスなゲート前から退避すべく茶館に潜入。たっぷり試飲を楽しんで、最後は珍味系白茶を買ってしまいました。一年発酵で茶、三年発酵で薬、五年発酵で宝になるというものらしい。偽物も大量に出回っているので正規品証書もついてきました。
日本のECサイトだと50g5000円弱という価格のところ当地では500gで8,000円。空港でも市内店舗と同じ値付けらしいですし味も確か。何よりお姉さんが美人。おすすめです。

フライト 山東航空 B737-800

結局搭乗開始は定刻から2時間遅れでの開始となりました。B737のみの保有でアタリ機材もクソもない山東航空ですが、比較的機齢の浅い比較的マシな機材が来てくれた模様。

山東メン推しで山東出身の孔子の名言が壁にディスプレイされていたりと中々にシノズワリーな雰囲気の山東航空キャビンです。

ウルトラショートのドメフライトということで機内食は無く、代わりに出発前にナッツとクッキーの配給を受けました。飲み物も一緒に欲しくなる組み合わせですが、残念ですが飲み物の配給はなしw 口内パッサパサの状態で雲の上へと飛び立ちます。

さらば厦門。ありがとう山東。

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