アロフト バンコクでSPG修行⇒プラチナへ解脱。 Aloft Bangkok宿泊記

SPG修行のメッカ・バンコク。カテ6のセントレジスからカテ2のアロフトやフォーポイントまで計10か所のスターウッドプロパティが集結していて、滞在目的や予算に合わせたSPGホテルを選択できる。小生の場合は主にスクンビット界隈にある4ホテルをメインとし、修行目的の滞在時はシェラトンとウェスティンのホッピング、安くて駅近くが良い場合はフォーポイント、多少駅から遠くてもより安くエネルギッシュな滞在をしたい+ナナに用事がある場合はアロフトという使い分けでホテルを選択している。

で、今回の週末タイ旅行もSPG修行。本来であれば私も滞在数稼ぎのホイッピングに励まねばならない修行僧の身であるのだが、今年は宿泊数が対象のプラチナ挑戦中ということもあり、今回の週末修行ではアロフトバンコクに連泊することに。金土の連泊で2泊の実績が加算され、これで晴れてプラチナへの解脱が完了することになる。

金曜日、退社後に香港からバンコクへ飛び、空港からタクシーでアロフトに直行。
ひだり みぎ
ネオンが目を引く建物は近未来的な作りで、さながらソイ15にあるドリームホテルの高層版みたい。A Vision of W Hotelと銘打たれている通り、アロフトはWホテルの姉妹ホテルというかWの廉価版というか、Wと似通ったブランドコンセプトを共有してる。Wの完成度とラグジュリアルさを削ってカジュアルで安くまとめましたよ、といった感じか。ターゲットが若者だからか、6階にはクラブまで入ってるので、ナイトライフも満喫したい若年層にはウケてるのでしょう。

ひだり みぎ
ナナから徒歩7-8分程、ソイ11の奥まったところにあるので昼は落ち着いてるんですけどね。でもホテル前でポン引きみたいな奴にレディー?マッサー?女安いね~とか声かけられるのに辟易する。

因みにソイ11はこんな感じ。
ひだり みぎ
ホテル激戦区のソイ11。通りは雑然としているが、ハイソなレストランから大衆食堂、屋台、バー、コンビニ、マッサージショップなどなんでもござれで結構便利。

ポン引きの誘いをかわしてホテル内へ入ると、タイらしいフレンドリーな微笑みに迎え入れられる。クラブカルチャーの影響を受けたヒップなホテルだけあって、カジュアルな服装の若々しいスタッフも愛想が良くフランクな振る舞いをしてくれるし、タイシルクのようなスムーズで気持ち良いチェックインだった。

ロビーを二階から見下ろしたところ。デザイナーホテルらしく、小ぶりなロビーにはタイっぽい像をモチーフにした絵画がデカデカ飾られたりして、Wテイストがかすかに感じられる。


ロビーの奥には24時間オープンでコンビニスタイルのデリRe:Fuelがあり、1階はW XYZバーになっている(イギリス風なんで日本で言うところの2階)。天井は高いものの、一見した感じ間口が狭い印象を受けるが、建物は32階まであって総客室数は297室と、結構な部屋数を誇る。


Re:Fuel。中国の使えないRe:Fuelと比べて種類が豊富かつ値段も良心的で重宝する。

ひだり みぎ
おススメはサーモンサンドにブレックファーストブリトー、そしてミックスフルーツスムージー。

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他にもバンズや具、チーズの種類、ソースなどをサブウェイ感覚で選択するカスタマイズサンドイッチもオーダーできる。こういった気軽にコンビニ感覚でテークアウトできる店があると結構助かるもんで、ついつい外から戻った時に利用してしまうものだ。

ひだり みぎ
Re:Fuelの奥はポップなラウンジになっていて、買った食べ物をテレビ見ながらガブついたりフーズボールで遊んだりも出来るようになっている。まぁやっぱり安っぽさは否めないけど。

ひだり みぎ
こちらは一階のW XYZバー。W同様、チャラくてヤングな匂いがプンプンする。ワームアップセッションと題されたハッピーアワーは17:00-19:00で、一部のビールやカクテル、ミキサーがBuy one get one freeという内容。


Burnt Sky(280B+)を注文。バーテンダーはイケイケコギャル風の女性にミュージシャンっぽい男の二名。両方とも気さくで話しやすい。

ひだり みぎ
暫くするとカクテルを持ったミュージシャン風のバーテンがやってきた。右手には何故かバーナーが握りしめられている。で、トレイを降ろしたと思ったらカクテルの上のオレンジにおもむろに噴火wどうです、これ?って、余所見すんなwww

寝酒を仰いだ後は部屋へと移動。

客室のカテゴリーは「Chic」と「Urban」の2つだけ。「Chic」は窓の向こうの景色が別のアパートのだけで、「Urban」は シティービュー。ツインとダブルで若干広さが違うものの、部屋の広さ、アメニティなどは全く同じ。後は市内で使えるスマホ付きとか朝食付きとか細かいところで値段が細かく分かれてる。

Thank you for being our gold memberということで、見晴らしの良いurbanにアップグレードしてくれた。
ひだり みぎ
ポップで現代風な作りのロビーやホテルの外観から部屋も尖ったデザインかと予想していたが、淡い青や緑をベースとして割とフツーに地味系な内装になっている。レイアウトは優れており、30㎡によくもまぁこれだけ詰め込んだものだと感心させられる。ただ、テレビを見るにはベッドから見ないといけないので若干疲れるのが減点対象。


ベッドの上のアートがタイらしくてユニーク。ベッドの寝心地としてはリネンの肌触りも悪くなく、マット・枕も程よい弾力が感じられ及第点。


水回り。アロフトなんでバスタブはなく、ChicとUrbanはシャワーのみ。ハンドシャワーではなく固定式だが、可動域は割と広く取られている。水圧は適度で温度も安定してるので問題は無し。

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歯ブラシとかは言えばもってきてくれるけど、デフォは無し。バスアメニティはBlissで、他のアロフトホテルと同様に、ボディソープとシャンプー兼コンヂィショナーがシャワーブースの中にある据付型のボトルに入ってる。他には石鹸と飲料水があるくらいか。まぁここらへんは一流とはいかないが、その他の室内設備全般の品質は決して悪くなく、カジュアルな雰囲気のインテリアも別に質素という訳でもないので、1日2日リラックスして過ごす分には苦にならない。そこは腐ってもSPGである。

ひだり みぎ
クローゼットにはセーフティボックスの他、スリッパやバスローブ、アイロン、湯沸しポット、コーヒーメーカーなども完備されているし、バスアメニティと違ってこちらは料金の割にはかなり整っている印象。デスクにはサガミオリジナルなんかも置かれたりしてるし。


不便なのはスーツケースの収納スペース。テレビの下にあって、スーツケース開ける度によっこいしょと腰を下ろさないといけないのがオッサンには億劫。

ワークスペースについてはデスク部分にある程度の広さが確保されていて、電源等もデスク周辺にまとまっているので、仕事には使いやすい構造になっている。

ひだり みぎ

ひだり みぎ
ジムとプール、いや、Wやアロフトが言うところのRe:chargeとSplashは共に10階にある。Re:chargeは部屋のキーカードで24時間利用可能で、水やタオル、マットなどは用意されている。機器は個別テレビ付の心肺機能強化系マシン5台、4kg~14kgのダンベル、上半身・腹筋を中心とした筋トレ用マシン5台、ベンチ、及びバランスボールなど。客室の割にはちょっと狭いかな。

ひだり みぎ
ジムの横のプール。サウナはおろか更衣室もなく小さいけど眺めが良く開放的。

ひだり みぎ
やっぱプールは屋外に限るわ。バンコクの夜空を見上げながらのリフレッシュは病みつきになる。

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朝食会場は8階のCrave。ワインが豊富。

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バンコクのスターウッド系ホテルとしてはミニマムの内容だが、それでも中国のアロフトと比べると雲泥の差で、品数も質も十分に許容範囲内のフルビュッフェ。

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がっつり食う。

このレストラン、夕方には曜日ごとのビュッフェが開催されている他、アラカルトメニューも用意されている。
ひだり みぎ
サイアムサラダにマンゴースティッキーライス。


そしてハンバーガーにモヒート。

ひだり みぎ
テラス席の景色も良く、夜風に当たりながら飲むカクテルも◎。

本当はホテル近くのFire Houseというハンバーガー屋に行きたかったのだが、スタッフも親切且つフレンドリーでホテルの居心地が良く、すっかりホテルに籠りっきりになってしまった。タイまで来てホテルに引き籠りとかどうなのとか思うけど、気持ちの良いステイが出来ればそれはそれで良いんです。外籠りばんざい。

アロフトバンコク(Aloft Bangkok)


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住所:35 Sukhumvit Soi 11, Sukhumvit Road, Klongtoey-Nua, Wattana, Bangkok
電話:66-2-2077000



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