アユタヤ随一の名刹 ワット・パナン・チューン

ワット・スワン・ダーラーラームの参拝を終え、いよいよチャオプラヤ川を渡ってワット・パナン・チューンへ。こちらの寺院はアユタヤが首都となる26年前となる1324年に建立されたそう。アユタヤの中洲にある寺院は悉くビルマ軍により壊滅的ダメージを被って廃墟と化したが、ワット・パナン・チューンは奇跡的に破壊を免れたこともあり、縁起がよい寺として多くの人々の厚い信仰を集めているそうだ。

WP_20131218_028
川の向こうに見えるのがワット・パナン・チューン。しかし、向こう岸に渡る為の橋の姿が見当たりません。

WP_20131218_029
辺りを見回すと遠くに廃れた船着き場を発見!あそこから渡し船に乗れるに違いない!

WP_20131218_031
『私有地につき立ち入り禁止』的な看板が立ってそうなこんな細い路地を入っていき…

WP_20131218_032
船着き場に到着!どうやら誰もいないようで途方に暮れていたら、対岸で何かを叫びながら大きく手を振る男の姿を発見!何を叫んでいるかは聞こえないが、どうやら『迎えに行くからそこで待ってろ!』的なジェスチャーを体全体で表してくれているようだ。

WP_20131218_034
その男は直ぐに渡し船に乗りこむとエンジンをかけ、こちら側に迎えにきてくれた。流石に手漕ぎではないようだ。

WP_20131218_040
満面の笑みで『さぁ乗った乗ったぁ』的なことを言う船乗り。額に光る汗がいかしている。チャリごと乗り入れてから出発し、ものの1分で対岸にあるワット・パナン・チューンに到着です。

WP_20131218_042
料金が分からず50バーツを差し出すと、『え?俺にくれるの?』ってな感じで凄く驚いていた。無償で助けてくれる気だったのだろうか。気持ちいいぜタイ人の男気!!

WP_20131218_043

WP_20131218_045
来てみてびっくり!!ワット・パナン・チューン自体は仏教寺院であるが、川に面した敷地には中華色の強い道教寺院が多く建てられていた。近くに中国人の集団墓地が建てられていることと関係があるのだろうか。

WP_20131218_052

ひだり みぎ

ひだり みぎ
赤面の関羽やら大福さん(?)やらちょっと不気味な千手観音やら、アミューズメント系の像が多くみられます。

ひだり みぎ
アユタヤ国王と結婚させられるために中国から送られた伝説上の悲劇の姫君が祀られている。

WP_20131218_051

WP_20131218_057

WP_20131218_058
名刹の多いアユタヤだが、中でもワット・パナン・チューンは一番の人気寺院とのことで参拝客でごった返していて、半ケツになるまで深く体を折って祈りを捧げている者も多数いる。

目玉はこちら。中国風の大仏殿に安置されている本尊は何と高さ19メートル!!
WP_20131218_064
チラっ。

WP_20131218_063
で~ん。

WP_20131218_079
クワッ!幅14.25メートル、高さ19メートルのモルタル製のこの大仏様、黒の漆で下塗りされた後に金箔で覆われていて、どこから見てもまっ金金で目が痛い!!

WP_20131218_078
大仏様の足元では僧による公開説教(!?)が行われていて、皆さん有難く説教を受けている。

WP_20131218_081
そこの貴様!!

WP_20131218_080
なんでやねん!!物凄い気合と迫力で説教をする僧を見ていると思わずたじろいでしまう。ここまで熱のこもった本気の説教は中々見る事ができない。唾飛びまくり。きっと名物僧坊主に違いない。

WP_20131218_084
他にもさまざまな仏像が目白押し。美しいものも有れば気色悪いものも有り。

WP_20131218_085
また、境内の端っこには出店がズラリと並んでいますので、様々な仏教グッズやアユタヤ土産をお買い求め頂けます。

WP_20131218_086
遺跡で有名なアユタヤですが、市内中に現役の名刹も多くありますので、現代の寺院巡りも乙で宜しいものです。

【拝観時間】08:00-18:00
【拝観料金】無料(ガイドブックには20Bと書いてあったが、料金所のようなものはなく無料で入れました)


Related posts(関連記事):

コンケンの町
特に目的もなく寄り道することにしたタイ東北部の町コンケンは、政府の肝いりでイーサンの都市開発モデルとして人工的に建設された政策都市。故に街並みは整然と整備されていて、町を歩いている限りとても地方の田舎都市という雰囲気は感じない。 そんなコンケン、立ち寄ってはみたが観光の目玉は正直これと言って全くないw。遠出すれば約1億3千年前の物と考えられる恐竜化石や足跡化石などが出土したプーウィアン国立公...
ノンカイから陸路ラオス・ビエンチャンへ
本日はタイとラオスを隔てる大いなるメコン川を渡ってビエンチャンへと向かう。船でも平泳ぎででもなく、友好橋を通って陸路でね。 ノンカイのバスターミナルからは07:30・09:30・12:40・14:30・15:30・18:00と一日6便の国際バスがビエンチャンへと出てる。運賃も55バーツと安く、こいつに乗っかって国境越えするのが最もポピュラーな移動方法のようではあるが、わざわざ町外れのバスター...
ピサヌロークの町をレンタサイクルでウロウロ
特に観光名所の無いのんびりとした田舎町ピサヌローク。世界遺産のある世界的観光名所であるスコータイへの中継地点だけに町の中では観光客の姿も時折見かけるが、町の規模は非常に小さく、ゆっくりと南北に流れるナーン川から鉄道駅を中心に市街地が申し訳程度に広がっている程度。本当に見所らしい見所の無い平凡な所なんだけど、折角なんで自転車をレンタルして町を徘徊してみることに。 レンタサイクルはトップランドホ...
戦場に架ける橋とチョンカイの切り通し
映画「戦場にかける橋」 映画ファンならずとも一度はその名前を聞いたことがあるという不朽の名作クラシック映画である。 [youtube]https://www.youtube.com/watch?v=83bmsluWHZc[/youtube] 名前は聞いたことがなくても、本作の代名詞とも呼べる主題歌「クワイ河マーチ」は耳にしたことがあるだろう。あの、「サル、ゴリラ、チンパンジー♪」でお馴染...