タイ国有鉄道~アユタヤ駅~

ワット・ヤイ・チャイモンコンからアユタヤ市内へ戻る途中、遥か彼方まで真っすぐと伸びる鉄道のレールを発見。南の国際都市バンコクと北部最大の都市チェンマイの751.42kmを最短11時間で結ぶタイ国有鉄道のクルンテープ=チエンマイ線(本線)の線路であろう。バンコク~チェンマイの寝台列車での旅とかロマンに溢れすぎていて、想像しただけで気分がウキウキしてくる。
WP_20131218_136
地図を見るとアユタヤの鉄道駅はすぐ近くのようなので、ちょっと寄り道することに。

WP_20131218_184
こじんまりとしながらも旅情溢れる駅舎。駅前にはレンタサイクル屋があるしバイタク運ちゃんもうろついているので、バンコクから鉄道で来ても不便はしないだろう。

WP_20131218_191

WP_20131218_188

WP_20131218_187

WP_20131218_185
単式ホーム及び島式ホーム2面の複合型ホーム3面4線をもつ地上駅だ。

WP_20131218_186
南線はバンコク行き、北線は最遠で北に650Kmの位置にあるタイ北部最大の都市・チェンマイまで走ります。流石は世界遺産都市アユタヤの鉄道駅なので、これだけ小規模な駅ではあるが一応は一等駅であり、特急の停車駅でもあるらしい。

ひだり みぎ
北行きと南行きそれぞれの時刻表。クリックすると拡大できます。これを見たらバンコク行きは22:55アユタヤ発が最終便のようだ。バンコク駅からの距離は71.08km、特急で約1時間半、普通列車で約2時間で結んでいる。普通列車利用の場合の運賃は、3等車で15バーツ(約45円)、2等車で35バーツ(約105円)、1等車で66バーツ(約200円)、特急列車利用の場合は指定席で315バーツ(約945円)で、昼食のサービスが付くそうだ。因みにバンコク-チェンマイ間の756Kmの基本料金は最安値の3等で121バーツ(約360円)、1等でも593バーツ(約1800円)、これに列車の種別やエアコン有無、寝台有無などで費用が追加されていく。例えば急行なら+80バーツ、エアコン付き2等寝台の上段なら+220~250バーツといった具合である。利用する列車や車両の種別や等級によって料金が細かく異なる料金体系となっているようなので、タイ語の出来ない外国人にとっては辛いところだ。

座席
◎1等:エアコン付2人用個室で、夜は上下の2段ベッドになる。
◎2等:一部寝台、一部座席タイプ。座席は片側2人がけ、エアコン付きかファンのみの2種類ある。寝台のベッドは進行方向建て並びで上下2段。
◎3等:2~3人がけ、クッション無しの木製シート。

路線
合計4路線でタイ全土を網羅している。
◎北線:バンコク~チェンマイまで。所要11~13時間。
◎南線:マレー半島を南下してタイ南部最大の都市ハートヤイにいき、そこから南東方面のスンガイコーロク行き(15~22時間)と南方面のパタンプサール行き(17時間)に分岐。
◎東線:バンコク~カンボジア国境のアランヤプラテートまで。所要5時間30分。
◎東北線:バンコクからナコーンラーチャシーマーまでいき、そこからラオス国境のノンカイ行き(11時間)とウボンラーチャタニー行き(8~12時間前後)に分岐。

上手い具合に鉄道を乗りこなせれば国境を越える旅も楽しめる。例えば、バンコクから14:45発のバタワース行きSP EXP35に乗ると翌日正午に到着、20:55発翌06:45着のクアラルンプール行きの列車に乗ることができる。あるいは、バタワースで一泊すれば翌朝7時発の列車に乗りば21:40にはシンガポールに到着することもできる。嗚呼、自分にもっと時間があれば…

Thailand_rail_map


Related posts(関連記事):

魅惑のミャンマー タチレイ(タチレク)後編
トゥクトゥクでのタチレイ観光を一通り終えた後は国境付近のローターリーで降ろしてもらい、イミグレ脇の猥雑な偽物市場に向かうことに。 先ずは手始めにマーケットの様子を階段の上から遠望。どんなもんかと遠目から探りを入れることに。 通路に広げられたパラソルの下は露店になっていて、雑多な商品が狭い通りに無秩序に並んでいる状態。その中を大勢の人たちやバイクが行き交い、もうなにがなんだかワケが...
ワット・チェディ・シー・ホーンと謎多き城壁南部の寺院群
続いて、ワット・チェトゥポンの向かい側にあるワット・チェディ・シー・ホーン(Wat Chedi Sri Hong)へ。相変わらず観光客はおろか地元民の姿すら見えず閑散としている。一応は城壁南部も世界遺産の一部として登録されている筈だが、城壁内部から距離があるからか、マニア向けのような扱いになっているのかな。 敷地内にはベル型のチェディの奥に壁の一部を残した御堂もあるようだ。誰がいつ建立し...
アユタヤ随一の名刹 ワット・パナン・チューン
ワット・スワン・ダーラーラームの参拝を終え、いよいよチャオプラヤ川を渡ってワット・パナン・チューンへ。こちらの寺院はアユタヤが首都となる26年前となる1324年に建立されたそう。アユタヤの中洲にある寺院は悉くビルマ軍により壊滅的ダメージを被って廃墟と化したが、ワット・パナン・チューンは奇跡的に破壊を免れたこともあり、縁起がよい寺として多くの人々の厚い信仰を集めているそうだ。 川の向こうに...
ヒトとモノが溢れる庶民派巨大マーケット MBKセンター
世界でも有数の国際都市・バンコクには、世界中からの観光客を飲み込むかのように巨大なショッピングセンターが繁華街を中心に幾つも乱立しているが、そのの中でも庶民や観光客から最も支持を集めているのはMBKであろう。AKBでもJKTでもない。MBKだ。地上7階、売り場面積約9,000㎡、2,000軒以上のテナントがひしめく巨大なモール・MBKは、例えて言うなら巨大ドンキホーテ。民芸品有り、衣類有り、菓子類...