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ビエンチャンのレストランをハシゴ(Le Petit Jardin, Comma Coffee, Croissant-d’Or Bakery & Cafe)


世界一ショボい首都なんかとも揶揄されるラオスの首都・ビエンチャン。高い建物は無いわメインストリートは短いわ町の中心でも賑わいがないわと本当にのんびりとしたところで、バスで町の中心に降り立った際には誤って郊外のバスターミナルに降りてしまったと勘違いしてしまう程だった。アンコールワットのように壮大な古代遺跡があるわけでなく、エメラルドグリーンの海洋があるわけでもなく、特別な産業がある訳でもない。ラオスの一人当たりの名目GDPで見ると1,778ドルとIMFの調査対象188ヵ国中142位で、同じアジアのインドやミャンマー、カンボジアよりは上位に位置しているんだが、人口が少ない為に総合的な経済規模としてショボいのだろう、ビエンチャンは首都といえども良くも悪くも本当に何も無い。

そのくせ物価は安くないというね。山岳面積70%超の内陸国で交通インフラも整ってないし、農水産物以外の国産品が殆ど無いから日用雑貨から車や家電のような耐久消費財までタイや中国からの輸入物に頼っているので、物の値段がどうしても高くなる。低所得&高物価の二重苦である。
ひだり みぎ
それでも、首都の街頭に孤児はおろか浮浪者や物乞いがいることもないし、夜中遅くまで呑んで帰っても安全なほどに治安が良く、ボッタクリもない。これが隣国ベトナムなんかだと、うわぁ、この店のババアぼったくってそうだな!とかこの通りは引っ手繰りが来そうだな!なんて心配が尽きないとこだけど、ここラオスではそういったボッタクリや強盗の心配も無い。これが「貧しさの中の豊かさ」だろうか、経済的には貧しくも高潔で素朴な仏教徒が多い印象だ。

そんなラオス。近年も一定の経済成長率を維持しているとはいえ、国内総生産は117億円と茨城のそれと同等程度。隣国タイから人件費の安いラオスに労働集約型製造業が流れてきてるとはいえ、地勢的ハンドキャップや人口の問題で今後も労働集約的な生産工程の一部分をラオスが担う程度に留まるだろうし、今後も持続的発展を継続するには鉱物資源開発や水力発電などの資源ファクターを伸ばすくらいしか夢も希望もなさそうなので、ラオスがテイクオフして物質的に豊かになるにはまだまだ時間がかかりそう。
ひだり みぎ
経済的には日の当たらない途上国ラオスだが、近年は外国人観光客増加に伴いホテル・飲食といったサービス産業が成長してるらしく、意外にもwifi付きの洋風なお洒落カフェやレストランなんかもあったりする。

Comma Coffee。

店員たちは常にニコニコ顔。貧しくも幸せそうなんだよな、ラオス人民。仏教の影響でもあるだろうし、農業への依存度の高さにも理由を見出せるだろう。ラオスでは雇用の実に7割を農業等の第一次産業に依存していることから所得水準は低い。が、そもそもラオスの農業は換金作物の生産によって可処分所得を増やすような産業ではなく自給自足が主目的。天候にさえ恵まれれば食うに困る心配がないので、インドなんかのような悍ましい貧しさや危機感は町の中から感じられないし、人々は温厚でのんびりしてて、いい意味でゆるーくヤル気が無いw。バイタクやトゥクトゥクの客引きですらあっけないほどにガツガツしたところがなく、逆に押しが弱く消極的なくらいですから。

さて、本日はラオス最終日。出国までに手持ちキップを使い果たす為、空港に行く前に市内のレストランをハシゴすることに。

Cafe Croissant d’Or。ビエンチャンの中心部にはフランス植民地時代の影響か、料理の質の良し悪しは別として、フレンチレストランもあったりする。

ひだり みぎ
食べるのは現地食だけど。タマゴ麺、15,000キップ(≒180円)也。


最後、まだ手持ちキップが余ってたのでLe Petit Jardinへ。

ひだり みぎ
今度はフレンチなランチセットを注文。65,000キップ。


うーん、美味しくない。やっぱりラオスではラオス料理を食べるに尽きるな…。

穏やかさ、商売っ気の無さ、生活向上に対する欲望の希薄さ等が特徴のラオス人気質。国は貧しく民も貧しいが、みな高潔で、食うに困ってる人もいない。マイペースなライフスタイルだからか金銭欲や物欲もあまりなく、物価が高くてもそんなに困ってなさそうだしガツガツもしない。何も無いのが逆に魅力で、ゆっくりしたいには良い場所だと思う。この国には変に資本主義に侵されんでほしいなぁ。



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