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パブストリートとオールドマーケット@シェムリアップ


レンタサイクル屋の鼻毛兄貴に自転車を返却。これからパブストリート/オールドマーケット地区で遅めの昼食を摂ってからホテルで荷物をピックアップし、空港近くにあるカンボジア民俗文化村へと移動する。ホーチミンへのフライトは21:30発なのでたっぷりと文化村を満喫できる筈。因みに航空会社はカンボジア・アンコール航空。僅か1時間足らずのフライトでUS$170と一丁前の価格であるが、サービスなどは期待しないし、多少の遅も気にしない。只々墜ちないことを切に願うのみだ。

さて、パブストリートに向かうのにホテルの前を横切ろうとすると、「ヘイ、ミスター」と聞き覚えのある声が…振り返ると今朝話しかけてきたバイタクドライバーの姿が!

…それは今朝、アンコール遺跡に向かう為にホテルを出た時のことだった。前歯が溶けきり、ワニの皮膚みたいに乾燥してひび割れた肌を持つ、すこぶる人相の悪いバイタクドライバーが人差し指を立てて私を呼んだ。「ミスター、これからアンコールワットに行こう。」既にトゥクトゥクを手配していた私は断ったのだが、余りのしつこさから、ちょっと高いがカンボジア文化村までの移動をUS$2でお願いすることにしたのだ。「午後にカンボジア文化村まで行くけど…でも時間は決まってない。」「おっけー!2ドルでいい!ここで待ってるからな!」と言って別れたのが朝の6時過ぎ、まさかこのワニ肌親父、US$2の為に7時間以上も待っているとは…

感動の再開を果たした私たち。
ワニ肌「よっしゃ!長かったな!待ってたぞ。行くぞ!!」
私「いや、パブストリートで飯食ってから行くから。」
ワニ肌「…10分くらいでな。」

時間指定してきやがった上に、監視する為に私の後ろを尾行してくるワニ肌運転手。レストランを横切る度にここに入れ、あそこに入れと指図をしてきてうざすぎる。
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昼間は観光客全員が遺跡に行ってる為であろう、昼間のパブストリート界隈は夜の賑わいが嘘のような落ち着きぶりである。観光客の姿はひっそりと息をひそめ、本日の仕事にありつけなかった負け組ドライバー達が道路脇で屯しているくらいのものだ。こんな場所を一人で歩こうものなら彼らからの営業トークの雨嵐に晒されること必至だが、今回はワニ肌歯無し親父が私のすぐ横について魔除けとなっているお蔭で声はかからない。そして、ワニ肌歯抜け野郎は客の無いドライバーに対しての優越感からか、どこか誇らし気そうな表情を浮かべて私の後をついてくる。

ひだり みぎ
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ひだり みぎ
パブストリートの一角にあるオールドマーケットに到着。他の東南アジアの国々のマーケット同様に、内部は人と物でごった返している。生鮮品を含む食材が温度33度、湿度80%以上の常温で管理されているだけでなく、普通に床置きにされてたりもする。日本の食品衛生管理者が見たら泡を吹いて倒れるだろう惨状であり、オールドマーケットでの食事は断念。軽く土産物エリアを冷かした後にパブストリートに戻って食事をすることに。

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こちらの衛生管理ができていそうなクメールキッチンというレストランに入店する。当然、私が食事をしている間もドライバーは店の出入り口にバイクを留めてこちらを監視している。

ひだり みぎ
クメール料理で一番の定番ものの料理とビールを求めたところ、アモック(AMOK)と呼ばれるクメール料理と、アンコールワットのロゴがオシャレなアンコールビアーが机に並べられた。この店の盛り付け方の味気無さもあるが、ハッキリ言って見た目はゲ○を想起させるくらいにマズそうで、写真入りメニューだったら絶対に選ばれない類の料理だと思う。名前もズゴックみたいで品のある感じではないが、食べてみるとココナッツベースの甘味カレーといった感じで案外箸が進む。

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ひだり みぎ
アモックだけでは食い足らず、続いてバーストリートのど真ん中にあるテンプルハウスへと移動。もちろんバイタクの運ちゃんも私と共に移動。ここテンプルハウスは1階にはビリヤード台、2階にはアプサラダンスショーのステージがあり、昨夜は悪酔い白人観光客だか長期沈没者だかが祭りが如く羽目を外す会場となっていた。

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昨夜はプノンペンからのバスが予想以上の鈍行っぷりを発揮した為に楽しみにしていたアプサラダンスショーを逃してしまったが、テンプルクラブでは毎晩19:30から分刻みのスケジュールでアプサラダンスショーを開催している。レストランで飲み食いすれば無料鑑賞できるので、シェムリアップを訪れる方は足を運んでみては如何だろう。

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こちらでは小エビとレモングラスのサラダと世界遺産アンコールワットの名を冠したアンコールビールを注文。ビールは18:00までハッピーアワーとなっており、グラス一杯US$0.5と嬉しいお値段になっていた。このくっそ暑い天気にくっそ喉越しの良いテイスト、更にこのくっそ安いお値段ときたら、水が如くガブ飲みしてしまう。

程よく酔っ払った後はバイタクに乗ってカンボジア民俗文化村へ。

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