宿泊記 超イビス級クオリティ イビスサイゴンエアポート

この日はホーチミンでのトランジットでサイゴンタンソンニャット国際空港近くのイビスサイゴンエアポートホテルに宿泊。
いまでこそIHG系列のHoliday Inn and Suites Saigon Airportがオープンしてますが、当時はまともそうなエアポートホテルってイビスくらいのもんだったんですよね。正直、うっわー、今日の宿はバジェットホテルのイビスか…と全く期待せずにホテルへと向かいました。

空港からホテルへの移動は事前に予約をしていたホテルの無料シャトルバスで。
到着ターミナルを出て正面の待合場所にホテルのロゴ入りプラカードを持ったスタッフが立って待機しているとのことだったが、他のホテルのスタッフは沢山いるのにイビスのホテルマンは見当たらず。
んん?ホテルに電凸コースか?と思ったらやる気なさげに柱にもたれて休憩中だった。油断したぁ~とばかりに「え!出てくるの早いですね!」ってw う~ん、いきなりの意識低い系イビスクオリティw 隣に立ってたソフィテルのホテルマンがピシっとしてたから、余計にイビスの緩さが際立ってましたw


ターミナル内の駐車が禁じられているからか、バスはスタッフとの合流後に呼んでもらう形になるので、合流してから5-6分くらいは待たされる。その後、国内線ターミナル経由でホテルに着くまで約10分…。
これならホテルまで歩いた方が早いんじゃね?と思うけど、ホテルへの道中は道が悪かったりバイクの洪水の中を横断したりのハザードを突破することになりますので、やっぱりシャトルバスが無難っす。タクシーだと近すぎてウザがられるし。


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ホテル前の通りこそごちゃごちゃしててアジアな雰囲気ですが、館内は広々としていて至って快適。全くもって期待してませんでしたが、イビスにしては良い感じです。スターバックスまで入ってるし!

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頭上にはベトナムの国花である蓮の葉?がカラフルに輝いてます。


いやー、ハード面はイビスにしては素晴らしい。

中国で泊まったイビスのクオリティとは大違いで、とても同じブランドのホテルとは思えませんw

アコーホテルズ ゴールドステータス特典

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会員レコグニションもイビスにしては充実してて、ドリンクバウチャー・手の込んだウェルカムスイーツ・スタジオルームへのアップグレード、08:00のアーリーチェックインor17:00までのレイトチェックアウトなどなど盛り沢山。ゴールド会員でもこれだけモリモリのベネフィットが受けられたので、プラチナ時代に泊まっていればどうなったことやら。


部屋のカテゴリーを見てみてもイビス離れしたレベルにあり、バジェットホテルのイビスでもスタジオルームやファミリータイプの部屋まで設けられている。狭く質素な1ベッドルームを覚悟していたので、これは嬉しい誤算でした。

ただ、そのぶん一般的なアジア圏のイビスと比べると若干価格帯が高めですかね。許容範囲ではありますし、質が伴っているので全く問題ありませんが。

シャトルバス ホテル⇒空港


空港からホテル行きのシャトルバスは定時制。深夜・早朝帯にも運行しています。ホーチミン発のフライト出発時刻が分かっている場合はチェックイン時に予約をしておいた方が良いでしょう。

部屋:スタジオルーム


スタジオルームはコネクティングルーム仕様のスタンダードルーム2部屋を繋げた造りで、1部屋がベッドルーム、もう一部屋はリビングルームとしてベッドの代わりにソファや円卓が置かれていました。
今回は中庭に面した高層階の部屋を御用頂いたということもあるのでしょうが、静けさも保たれていてとてもイビスとは思えない良い部屋です。


こんなアート的なメッセージが部屋に掲げられたイビスも初めて。
「なにもかもが逆風のように感じたら、思い出すがいい。飛行機はいつも風に向かって飛んでいくんだ。風と共にじゃない。」ヘンリーフォード拝。

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ベッドルームにはソファ・円卓がある代わりにイビス自慢の特製ベッドがデカデカと置かれてる。壁紙に飛行機の絵があしらわれていたりと、エアポートホテルらしさも演出されてます。


部屋ごとに名言集の一句が書かれてるんじゃなくて、どの部屋もフォードのこの一句なんすねw 逆風に感じることが多い客層がよく泊まることを想定してるんすかねw



奥の窓際に設けられたデスクや扉のないオープンタイプのクローゼットもベッドルーム・リビングルーム共に同じ仕様。



バスルームも同じ仕様の物がリビング・ベッドルームにそれぞれ備わってます。

高級ホテルのように何でも揃っているわけでないですが、部屋も新しく快適ですし、エアポートホテルとして1泊する分には十分です。良い意味で期待が裏切られました。

レストラン BISTRO BY OOPEN

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ロビーフロアのオシャレレストラン“Bistro by OOPEN”で蚊と戦いながら夕食を。ビストロと言っちゃうあたり、仏系アコーホテルズの影響か。

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ハイフォン名物ブン・カー(Bun Ca)を注文したら付け合わせの草が凄いワイルドw 他にも「Hue Ginger Tofu」「Nam Dinh Pho」「Nha Trang Seafood Fried Rice」「Saigon Banh Hoi」などなど、ベトナム各地の定番料理が揃っていて、「ローカル飯に挑戦したいけど衛生面が心配…」という方にはお勧めです。

プール&ルーフトップバー


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屋上には、サイゴン市内及びタンソンニャット空港空港が見下ろせるバーとプールが設けられてます。小さいですが雰囲気は良いですし、何よりビールが安い!
17:00-20:00の時間帯はハッピーアワーでタイガーとハイネケンの生ビールが1杯=VND35,000(≒JPY160)++で飲めちゃうという。心地よい夜風に当たりながら飲むゲロ安生ビール、上空には離発着する飛行機…控えめにいって最高っす!


外の屋台の3-4倍の価格だったけど、バインミーも具沢山で美味かった。

ジム・サウナ



ジムも(イビスにしては)素晴らしいですし、極めつけはサウナ。サウナまである1泊6,000園程度のイビスは世界的にも珍しいんじゃないっすかね。施設面の充実度合いではノボテル級です。

朝食


朝食はロビーフロアのオシャレレストランで。エアポートホテルならではの計らいなのか、提供時間が04:00-12:00と長~く設けられています。

06:00-10:30:フルビュッフェ
04:00-06:00、13:30-12:00:軽食ビュッフェ


オムレツはやたらと汚い出来上がりで「誰かの食べかけ?」みたいな感じで出てきたけど、全体的に見たらホットミールもオードブル系もかなーり充実していて(イビスにしては)大満足の内容でした。

周辺環境

また、ホテルの隣にはすき屋やローカルフードコート、スーパーマーケットなどが入ったパークソンデパートなので、ホテル外での安飯の調達にも困りません。


よき塩コーン…だと!?

所感

イビスにしては驚くくらい良いホテルっす。

イビスなのに空港-ホテルの無料シャトルバス
イビスなのに広い部屋がある
イビスなのにサウナがある
イビスなのに朝食が充実してる
朝食が04:00-12:00
ハッピーアワーが安い

ホーチミンでのトランジットには文句なしにお勧めです。

【Ibis Saigon Airport Hotel(イビスサイゴンエアポート)】

公式サイト:https://www.accorhotels.com/ja/hotel-9468-イビス-サイゴン-エアポート/index.shtml
所在地:2 Hong Ha Street, Ward 2, Tan Binh district, Ho Chi Minh city, Ho Chi Minh City

ベトナム航空 A350XWBビジネスクラス搭乗記 国内線ロータスラウンジ

毒霧まみれのハノイを脱出してホーチミンへと生還を果たす時がやってきた。ベトナム航空も私の無事の帰還を祝福してくれてか、私が乗る便の機材が直前の機材変更によりA320からエアバス社の最新鋭旅客機であるA350になったようだw

A350は中長距離用の機材。たかだか二時間程度のベトナム国内線で搭乗の機会を頂けるのは非常にありがたく、喜びとベトナム航空への感謝を胸にハノイノイバイ空港へと移動するw

代打の代打でやっぱりB738!みたいな直前の機材再変更だけは無いようにと祈りながら空港に入ると…激混みのベトナム航空国内線チェックインカウンターに辟易。カウンターが足りないのかスタッフが非効率なのか、その両方なのか分からんが、なんとかならんもんかねこれは。


ホーチミン行き便利用者専用のカウンターを設けたりといった工夫はされているものの、こちらも大混雑。カウンターの数は十分にあるようなので、やっぱり原因はスタッフの作業性の悪さだな。一部の人間だけを例に挙げて一般化するような主張はしたくないが、やっぱりベトナムってマイペースな人が多すぎる気がする。特に男は超南国気質でゆったりおっとりし過ぎたのが多い。国際線のイミグレとかでも長蛇の列ができているのにダラダラとやってる係員が多すぎるので、もっとテキパキやらんかい!と思わされる時もあるし。


長蛇の列を作ってディズニーランド気取りかよーと思って優先カウンターに行くと、スカイプライオリティカウンターはこんな日でもガラ空きだった。こりゃあベトナム航空はステータス無しの丸腰でエコノミーは乗れんわ。スカイプライオリティ様様っす。

国内線ラウンジ Lotus Lounge(ロータスラウンジ)


保安検査を抜け、改装されて新しくなったロータスラウンジへ。以前の国内線ラウンジはクーラーが壊れてサウナのようになったりと、ラウンジの外の方が寧ろ快適といった代物だったんだが。新しくなった立派なエントランスを見る限り、こちらはそんな問題はなく快適に過ごすことができそうだ。

内部は国際線のロータスラウンジの倍以上はあろうかという規模でくっそ広く、くっそ混んでいる。
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ミールは以前とあまり変わり映えしない内容で、カップ麺を取り出しただけの手抜きヌードルサービスも健在。この他にフルーツやサラダ、各種パンも用意されていて種類の多さだけは国際線ラウンジ以上に立派なんだけど、食欲を掻き立ててくれるようなものではない。

フライト:ハノイ⇒ホーチミン

VNも行き当たりばったりな機材繰りをしてるようで、直前の機材変更で運よく図らずもA350に乗ることができた。たかだか2時間のフライトだけど、やっぱりナローボディー機は出来るのであれば御免被りたいっすからね。助かったわ。

最新テクノロジーばかりが注目されるA350だが、競合機材であるB787に比べて横幅もワイドに作られていて、ゆったりとしたシート配置ができるようにもなっているのだと。客室幅が最大でB787に比べて12.7cm広いとのことだが…確かに言われてみたらワイドなような、そうでもないような…

主なA350の特徴:
A330をベースに最新の技術を投入した次世代機体
B787と同じロールスロイス社製新世代エンジンの搭載
A380に使用された新素材を適用。軽量で薄型の胴体で燃費と客室幅を改善


ゆったりとしたシート配置ができるようになっている分、プレエコとエコノミークラスは3-3-3の9席配置。シートマップを見る限り全然ゆったりしてなそうw
画像はベトナム航空ホームページから:https://www.vietnamairlines.com/vn/ja/plan-book/our-fleets/airbus-a350/cabin-a350-popup
確かVNのプレエコって2-3-2配列っすからね…

実際に機内へと乗り込んでみると、中央部の天井の収納や中央2席の間の仕切りがなく、すっきりとした作りであることに気付く。天井も高くて窓も大きいので、凄く明るくて開放的な印象を受けた。


ビジネスクラスのシート配列はリバース・ヘリンボーン型で、シートは勿論フルフラット仕様。渋味のある黄枯茶色のシートカバーにはベトナム航空のトレードマークであるゴールデンロータスがあしらわれている。同じA350でもスタイリッシュなフィンエアーの機内とは随分と印象の異なるデザインだ。



我がシートは2K。シートピッチ=106.7cm、幅53.3cmとスペースは十分。

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通路側にはペットボトルフォルダー、マガジンラック、読書灯が設置されていて、通路側肘掛け上にはリクライニングボタンと機内エンタメ用コントローラーが埋め込まれている。コンセントとUSBポートももちろん完備。


国内線の為にアメニティポーチは無いが、ヘッドフォンはノイズキャンセリング風のものが用意されている。


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モニターも綺麗だし、日本語にも対応。国内線でもフルに機内エンタメを楽しめる。

ひだり みぎ
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機内エンタメは香ばしいローカルムービー満載で、たかだか二時間のフライトでは楽しみ尽くすことが出来ず。ドイモイ政策で民間の映画製作会社が許可された流れから、ここにきてベトナム国産映画が空前の盛り上がりを見せてるらしい。


そして、ジョジョの実写化をベトナム航空の機内エンタメで知る私。スタンドバトルが如何に描写されてるか気にはなるけれど、時間を割いて観たいとは思わなんだ。


その代わりにグッドモーニングベトナムならぬ「ハロー・ベトナム」というアメリカに移住した二人の男の故郷に対する懐旧の記憶を描いた映画を見ていると、窓の外に綺麗な夕焼けが。異国の地でこんな風景を見ながらこんなテーマの映画を鑑賞してしまうと、なんともいえない望郷の念に駆られるね。来週帰るんだけどw

そして夕焼けを眺めながらの機内食タイム。優雅な食事には程遠いっすがね、一応はディナータイムということでメインは3種類から選ぶことができる。ドリンクは赤ワイン・白ワイン・ビール・各種ジュース・ミルク・水・コーラや7UP等の炭酸系・コーヒー・茶というラインナップ。

「Stir-fried Chicken with Ginger, Steamed Rice」「Braised Pork Vietnamese Style, Steamed Rice」「Linguine with Seafood Sauce」の三択。ポークを選んだら骨ばっかだった。


食後にベトナムコーヒーを飲みながら映画のクライマックスをドキドキしながら楽しんでいると、ちょうど良い場面で着陸態勢のアナウンスが流れて現実に引き戻される。映画が一本見れるか見れないかという所要時間のフライトなので、長めの映画を選んだらクライマックスが見れずにもどかしいまま降機することになるので要注意。


夜景の美しいホーチミンへとランディング。


また会おうベトナム航空A350。願わくば次回は長距離国際線で。


空港外のこの喧騒を前に、ホーチミンに戻ってきたことを実感。やっぱり勢いあるホーチミンは良いっすわ。

ベトナム航空 A321ビジネスクラス搭乗記 ホーチミン⇒ハノイ

この日はホーチミンからハノイへと移動。


わいわいがやがやローカル感の強いホーチミン国内線ターミナルを利用するのは何年ぶりになるだろうか。ベトナムの方は全家族をあげてお見送り・お出迎えに来ちゃったりするので、相変わらずテーマパークとか動物園の中かのような凄い人口密度である。


黄色いアオザイのベトナム航空スタッフも久しぶり。これはこれで爽やかで良いんだけど、昔のエンジ色の方がベトナムらしくて好きだったかな。

チェックインのデスクではきちんと搭乗券に中国南方航空の会員番号が印字されているかを確認する。

また加算漏れで事後登録しないといけないのかなーと思ってたけど、フライト三日後にマイル加算の連絡が南方航空から来た。CクラスSGN⇒HANの片道で1,845マイル。5-6年前までは南方航空以外で飛んだ場合のマイル加算がされたりされなかったり、されたとしても間違ってたり遅れたりと問題が無い方が珍しいくらいだったので、そのころと比べれば南方航空も見違えるほど進歩したわ。

国内線 Lotus Lounge(ロータスラウンジ)

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国内線ラウンジも野暮ったさが無くなって快適になったものだ。


ビールはサイゴンスペシャルと333。ソフトドリンクも国際線ラウンジとほぼ変わらぬラインナップが揃えられている。

ひだり みぎ
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ミールは粥にパン、フルーツ、サラダ、点心、チャーハン、ヌードル等々、こちらも国際線とあまり変わり映えしない内容。美味い不味いは別として。

トイレには歯ブラシや髭剃りまで置かれていて、頑張ろうとしている気持ちは伝わってくる。歯磨きはともかく、国内線ラウンジのトイレで髭剃りとかどんなシチュエーションだよと思うが。


機内食は朝食仕様でしょぼいだろうし、ハノイに着いてからはろくに昼飯を食う時間も無いことが予想されていたので、不味いなどと言わずに思いっきり腹ごしらえ。フォーの具材入れ放題が地味に嬉しく、ここぞとばかりに肉とネギをがっさり入れたった。

フライト:ホーチミン⇒ハノイ ビジネスクラス

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スカイプライオリティレーンは安定の空き具合。一般レーンに形成された長蛇の列を尻目に駐機場行きのバスへと乗り込んでいく。


バスもビジネスクラス専用の物が用意されているのだが、いつもの通りエコノミークラス用のバスが先に出発する。別にオーバヘッドコンパートメントのスペース争奪戦に巻き込まれる訳でもないので後から搭乗する分には一向に構わないのだが、くっそ暑い中のに炎天下に放り出され、エコノミークラスの乗客が搭乗を終えるまで延々とタラップの下で待たされるパターンは止めて頂きたい。


知ってた。やっぱりビジネスクラスの搭乗が後回しにされ汗かきながら待たされるパターン。しかも、乗ったら乗ったで遅延案内が入ってギンギンに冷やされた機内で凍えながら出発待ちというね。焼入れ焼戻し加工で加熱・急冷される鋼の気分を味わわせてもらったわ。

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更に、機材が国内線でのお約束機材のA321に変更になっている。今日のフライトはベトナム航空ご自慢の最新鋭機体A350の予定でさ、だから敢えてこの便に乗れるスケジューリングで日程組んだのに。駐機場に古いA321が停まってるのが見えた時はだいぶ悲しかった。



フルフラットの最新シートの筈が、まさかのレトロシートへと変更に。


まぁどうせパソコンとにらめっこしてるだけなんで良いですけどね。朝食仕様のあっさりとした機内食を食べ、後はコーヒーを頂きながら午後に使う資料のレビューに専念。電話がかかってこない状況で集中できるのがありがたい。いっそこのこと午後も機内モードにしときたいくらいだわ。


ホーチミンから2時間、青空冴えわたる爽やかなホーチミンから大気汚染の靄とどんより雲に覆われたハノイの町へランディング。観光で来る分には楽しめるけど、仕事だと飛行機を降り立つ前から陰鬱な気分にさせられる町。それがハノイ。

プロモ情報

あ、そうそう。最後に機内誌で紹介されてたプロモ情報をのっけておきます。

・ベトナムとイギリス/フランス/ドイツ/ロシアの往復をJまたはCクラスで飛べば一発でロータスマイルズのゴールド会員(スカイチームエリート)に。
・ベトナムと日本/韓国の往復をJまたはCクラスで飛べばチタン会員に。
・ロータスマイルズのチタン会員で、ベトナムと日本/韓国をJまたはCクラスで飛べばゴールド会員に。
・ベトナムとオーストラリアの往復をWまたはZクラスで飛べばチタン会員に。

2018年12月31日まで。ビジネスクラスでもJまたはC限定というのがちょっとな。得られるステータスも最上級のプラチナム(スカイチームエリートプラス)じゃなくゴールド止まりだし。

参考までに、ホーチミン⇔ロンドンのビジネスクラス往復最安値はDで173,810円、プロモの対象となるCで241,410だった。

これならベトナム航空と三井住友カードが提携して出してるベトナムエアラインズカードを作った方が良いか。

ゴールドカード持ってるだけでゴールドステータス扱いになるので。

参考リンク:https://enews-vietnamairlines.com/enewsletter-jp-smcc-jun-2018/

ベトナムホーチミンのバックパッカー街・ブイビエン通りで胃袋を満たす

時系列ぐっちゃぐちゃだけど、ホーチミンのプルマンサイゴンを再訪した時のメシネタ。


こちらは前回滞在時の宿泊記。アコーホテルズは2017年度末プラチナステータスから陥落してしまい、最安値部屋だとラウンジアクセスが付かなくなったのが痛い…。

ラウンジでの乞食活動ができないので、休日昼下がりに飯を求めて近くのドヤ街をぶらついてみた。

ホーチミン一のバックパッカー街は市街地の西側にある「デタム通り(De Tham Street)」・「ブイビエン通り(Bui Vien Street)」・「ファングーラオ通り(Pham Ngu Lao Street)」という3つの通りを中心に構成されている。

その内、今回ぶらついたブイビエン通りはカフェやバー、小洒落た飲食店が多く、ダボダボなパンツとヨレッヨレのノースリーブを着たアウトローそうな外国人旅行客が昼夜問わず行き交う主要ストリートになる。

夜は道の両脇の飲み屋前に無限のプラスチック椅子が並び、軒先には客を呼び込む女性が出現するなど賑やかになるのだが…昼間は意外と落ち着いた雰囲気。

キングケバブ(King Kebab)

適当に歩いていると、王冠マークがイカしたKING KEBABなるケバブ屋を発見。ベトナムのキングオブ路上フードといえばバインミーだけど、たまにはトルコ風ケバブも悪くないかと思い入店することに。

ケバブの王様…かなりローカルな雰囲気の店だし、なんともありきたりな名前の店だけど、トリップアドバイザーでの評価は上々のようである。


ベトナムらしい短足の椅子とテーブルが数席並ぶ店内。空調は無く熱気がこもってしまっていて暑苦しいけれど、不衛生といったことはない。


メニューはシンプル。基本はロールタイプのシャワルマとプレートタイプの二種類で、肉はそれぞれチキン・ビーフ・ミックスの3種類から選択可能となっている。
この他、肉大盛・フェタチーズ・チェダーチーズ・レッドキャベツ・レタス・トマト・パセリ・フレンチフライがぶっこまれたエクストラサイズのFat Boyというデブ専特別メニューも注文可能。

食べ盛りの自分はもちろんFat Boyをオーダー。

待つこと3分、もちろんバインミータイプではない本格的な巻きケバブがやってきた。Fat Boyの名前ほどにボリューミーではないが、中に詰め込まれたフライドポテトがいかにもFat Boyが食べそうなジャンクフードといった感じを醸し出している。


肉自体の味付けも濃い目でデブ好みだし、チーズやソースとも良くマッチしていてナイスなジャンク感。強いて言うならば、自家製ナンをもう少しモッチリとしたものにしてくれれば更にデブ受けすることでしょう。

バックパッカー通りにあり、値段もまぁまぁ手頃。観光途中で小腹が空いた時のジャンクなQuick Biteに最適なお店。

【King Kebab(キングケバブ)】

住所:230 Bui Vien, Pham Ngu Lao Ward, District 1, HCMC
電話:+84 126 996 3101
営業時間:11:00~
ホームページ:https://www.facebook.com/kingkebabsgn/

Cong Caphe

クッソ暑いサウナみたいな店で汗だくになりながらジャンクフードを平らげた後は、空調の効いた環境でアイスコーヒーを飲んで体をクールダウンすることに。

バックパッカー通りだけあってコーヒーショップは無数にあるが、やっぱり「配給制度下の北ベトナム」をテーマにしたCong Capheが一番のお気に入り。


カーキの軍服風コスチュームを着た店員に萌えるw


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無機質な空間を使ったレトロでノスタルジックな空間も居心地良いし、ドリンクもオリジナルメニューが沢山あって普通にカフェとしても優秀なんすわ。

名物のヨーグルトコーヒーは前回頂いたので、今回はココナッツコーヒースムージーを。

ほんのり甘いココナッツのフラッペにビターなベトナムコーヒーがかかった一杯。これはこれで甘くて美味しかったけど、もう少しコーヒー強めでも良かったかな。

【Cong Caphe Bui Vien店】

住所:127-129 Bui Vien, District 1, HCMC
電話:+84 911811145
ホームページ:congcaphe.com/

プロパガンダアート

後は適当にぶらぶら。飲食店だけでなくちょこちょこっとした土産物を売る店舗も多いっす。

コンカフェでもこんなレトログッズを売れば良いのにと思えてくるプロパガンダポスター。


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一つ一つのポスターに「欲しがりません勝つまでは」的な強烈なメッセージが込められているのだろう。見ているだけで興味がそそられるアート揃いなのだが、惜しむらくは、ベトナム語なので何をプロパガンダしているのかさっぱり読み取れない。

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中国からの輸入文化をアレンジした竹編みの籠なんかも売られていて、みかん置きにぴったりなダブルハピネス買っちゃいました。

中国南方航空 ホーチミンー広州 B737-400 ビジネスクラス搭乗記

ホーチミンから広州へ。戻りももちろん我らが南方航空で。


朝はもっとゆっくりホテルでまったりしたかったけど、午後便は全てIクラス(最安値ビジネスクラス)枠が埋まってたので、泣く泣く早朝08:00ホーチミン発のCZ368で戻ることに。

06:10、早朝から混雑が激しい中でSky Priorityの優先レーンでサクッとチェックイン。ほんとスカイチームの優先搭乗レーンは空いてて利用価値が高いわ。今やホーチミンでもJAL便は優先対象客がうじゃうやの状況になってるからな。

搭乗券を手に向かった出国審査場にも激しい行列が…でもCZなら大丈夫。JALのビジネスクラスでも通れないSky Priority優先レーンが使用できますので。


保安検査もSky Priorityの恩恵でサクッと抜けられる。*出国検査場を出て左右両方に保安検査場ありますが、優先レーンは右手側にのみあります。ここは出国検査場と違ってJALでもビジネスクラス客なら利用可能。出国検査場もSky Priority LaneじゃなくBusiness Class Passanger LaneにしてJALでも通してもらえるよう仕様を戻してもらいたい。去年は大丈夫だったのに…


ラウンジはロータスを持ったアオザイ姉さん(のパネル)が迎えてくれるベトナム航空のロータスラウンジを利用。

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窓が大きく開放的で、滑走路・誘導路、駐機中の飛行機などもよく見える。広々として居心地も良いけれど、時間が無いので飲まず食わずでゲートへと急ぐ。



今回利用する27番ゲート傍にスリープゾーンなる仮眠室コーナーが出来ていた。ただ、「やるなー、ベトナムも」と思ったらやはり有料。30分以内がUS$4で、1時間以内がUS$7と中々のお値段。金なぞ払わんわいーという方、スリープゾーン脇のリクライニングシートでも十分寝れると思います。


こんな感じのリクライニングシート。観葉植物でスペースを区切ってるし、悪くはなさそう。(画像はタンソンニャット国際空港のオフィシャルサイトから借用)

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スリープゾーンはスルーし、広州へと戻るべく南方航空便に御搭乗。急いでない時に限ってオンタイムでの運航、ありがとうございまーす。

ひだり みぎ
いつものお座席。この糞シートを見ても失望しないくらいには我がケツも慣れてきた。

CZの機内食に対する耐性も得られて大体の餌は平らげられるようになったんだが、今回の往路の点心と復路のポテト&シチューはちょっと許容範囲を越えていた。ポテトとか蒸かしきってなくて生のジャガイモをかじってんのかというくらい硬かったし。普通に茹でてマッシュポテトにしてくれりゃあいいのに、ポテト&シチューでまさかこんなごつごつした塊が来るとは思わなんだ。
ひだり みぎ
元ヤクルトの田中浩康にめっちゃ似た脳筋マッチョCAの野郎に水をぶっかけられるし、ほんと最悪の機内食タイムだったわ。送りバントとかバスターみたいな小技は上手そうなんだから機内での仕事ももう少し器用に熟してくれよ!


映画も若かりしサモハンキンポーが繰り広げる激熱アクションに見入ってしまってたのに良いところでモニターが収納されていったし…。続きは劇場で、ってか?エンディングまで見せずに視聴者の心を弄ぶのが中国風。憎い!


行きも帰りもロクなフライトじゃなかったな。ネタの為とはいえ、CZゴールドなんか目指してる自分がバカらしく思えてきた週末旅行だったw