この日はホーチミンからハノイへと移動。
わいわいがやがやローカル感の強いホーチミン国内線ターミナルを利用するのは何年ぶりになるだろうか。ベトナムの方は全家族をあげてお見送り・お出迎えに来ちゃったりするので、相変わらずテーマパークとか動物園の中かのような凄い人口密度である。
黄色いアオザイのベトナム航空スタッフも久しぶり。これはこれで爽やかで良いんだけど、昔のエンジ色の方がベトナムらしくて好きだったかな。
チェックインのデスクではきちんと搭乗券に中国南方航空の会員番号が印字されているかを確認する。
また加算漏れで事後登録しないといけないのかなーと思ってたけど、フライト三日後にマイル加算の連絡が南方航空から来た。CクラスSGN⇒HANの片道で1,845マイル。5-6年前までは南方航空以外で飛んだ場合のマイル加算がされたりされなかったり、されたとしても間違ってたり遅れたりと問題が無い方が珍しいくらいだったので、そのころと比べれば南方航空も見違えるほど進歩したわ。
国内線 Lotus Lounge(ロータスラウンジ)
ビールはサイゴンスペシャルと333。ソフトドリンクも国際線ラウンジとほぼ変わらぬラインナップが揃えられている。
ミールは粥にパン、フルーツ、サラダ、点心、チャーハン、ヌードル等々、こちらも国際線とあまり変わり映えしない内容。美味い不味いは別として。
トイレには歯ブラシや髭剃りまで置かれていて、頑張ろうとしている気持ちは伝わってくる。歯磨きはともかく、国内線ラウンジのトイレで髭剃りとかどんなシチュエーションだよと思うが。
機内食は朝食仕様でしょぼいだろうし、ハノイに着いてからはろくに昼飯を食う時間も無いことが予想されていたので、不味いなどと言わずに思いっきり腹ごしらえ。フォーの具材入れ放題が地味に嬉しく、ここぞとばかりに肉とネギをがっさり入れたった。
フライト:ホーチミン⇒ハノイ ビジネスクラス
スカイプライオリティレーンは安定の空き具合。一般レーンに形成された長蛇の列を尻目に駐機場行きのバスへと乗り込んでいく。
バスもビジネスクラス専用の物が用意されているのだが、いつもの通りエコノミークラス用のバスが先に出発する。別にオーバヘッドコンパートメントのスペース争奪戦に巻き込まれる訳でもないので後から搭乗する分には一向に構わないのだが、くっそ暑い中のに炎天下に放り出され、エコノミークラスの乗客が搭乗を終えるまで延々とタラップの下で待たされるパターンは止めて頂きたい。
知ってた。やっぱりビジネスクラスの搭乗が後回しにされ汗かきながら待たされるパターン。しかも、乗ったら乗ったで遅延案内が入ってギンギンに冷やされた機内で凍えながら出発待ちというね。焼入れ焼戻し加工で加熱・急冷される鋼の気分を味わわせてもらったわ。
更に、機材が国内線でのお約束機材のA321に変更になっている。今日のフライトはベトナム航空ご自慢の最新鋭機体A350の予定でさ、だから敢えてこの便に乗れるスケジューリングで日程組んだのに。駐機場に古いA321が停まってるのが見えた時はだいぶ悲しかった。
フルフラットの最新シートの筈が、まさかのレトロシートへと変更に。
まぁどうせパソコンとにらめっこしてるだけなんで良いですけどね。朝食仕様のあっさりとした機内食を食べ、後はコーヒーを頂きながら午後に使う資料のレビューに専念。電話がかかってこない状況で集中できるのがありがたい。いっそこのこと午後も機内モードにしときたいくらいだわ。
ホーチミンから2時間、青空冴えわたる爽やかなホーチミンから大気汚染の靄とどんより雲に覆われたハノイの町へランディング。観光で来る分には楽しめるけど、仕事だと飛行機を降り立つ前から陰鬱な気分にさせられる町。それがハノイ。
プロモ情報
あ、そうそう。最後に機内誌で紹介されてたプロモ情報をのっけておきます。
・ベトナムとイギリス/フランス/ドイツ/ロシアの往復をJまたはCクラスで飛べば一発でロータスマイルズのゴールド会員(スカイチームエリート)に。
・ベトナムと日本/韓国の往復をJまたはCクラスで飛べばチタン会員に。
・ロータスマイルズのチタン会員で、ベトナムと日本/韓国をJまたはCクラスで飛べばゴールド会員に。
・ベトナムとオーストラリアの往復をWまたはZクラスで飛べばチタン会員に。
2018年12月31日まで。ビジネスクラスでもJまたはC限定というのがちょっとな。得られるステータスも最上級のプラチナム(スカイチームエリートプラス)じゃなくゴールド止まりだし。
参考までに、ホーチミン⇔ロンドンのビジネスクラス往復最安値はDで173,810円、プロモの対象となるCで241,410だった。
これならベトナム航空と三井住友カードが提携して出してるベトナムエアラインズカードを作った方が良いか。
ゴールドカード持ってるだけでゴールドステータス扱いになるので。
参考リンク:https://enews-vietnamairlines.com/enewsletter-jp-smcc-jun-2018/
Related posts(関連記事):
土曜日の夜、食後に道端で 『Sax N Art Jazz Club』というシャレたJazzバーを発見。ベトナムでジャズの生演奏?ちょっと半信半疑ながらも覗いてみることにしました。 敷地は広くないものの、非常に目立つ造りとなっています。 場所はLe Loy St.。Saigon Centerの道を隔てた反対側になります。 本日のイベントリスト。生演奏は21:00からのスタートと...
あぁぁぁあああぁ、旧正月にダナン・ホイアン行ったっきり旅行らしい旅行ができてないからか、溢れ出る旅欲を抑えきれなくなってきてる。夜な夜な行きたい国リストを眺めては旅先に思いを馳せるという旅行妄想病を患い、気付いたら貴重な睡眠時間を削ってワンワールドの世界一周旅行の旅程なんか作ってる始末。 【ワンワールド加盟航空会社(全15社)】太字が妄想旅行内で利用する航空会社。 日本航空(日本)、アメリ...
2014年12月31日、ノイバイ空港新国際線ターミナルの運用が開始され、陰気臭すぎたベトナム首都の玄関口の装いがようやく一新された。今回の新ターミナルは地上4階・地下1階建てで、旅客処理能力はら倍増超となったし、ハノイ市内への交通インフラも同時に整備されている。橋を建てたりね。空港容量の増加だけでなく、市中心部・空港間のアクセス改善や、未開な北ハノイの開発など、首都ハノイの社会・経済発展に対して大...
ホーチミンから香港への戻りはCX766。この路線は何故だか今年はインボラ率が夢の4割超と球聖タイ・カップ以上の打率を誇っていることもあり、この日もなんだか朝から良い予感がしていたのだ。 ホテルで朝食をとり、ひとシャワー浴びてからタクシーで空港へ。途中、左手に改装を終えリニューアルされたパークハイアットの御雄姿が見えたので拝んでおく。ここ最近は疎遠となってしまっていたが、相変わらずお美しい...