搭乗記 エアアスタナ A321ビジネスクラス ラウンジ飯はまさかの有料

カザフスタンの商都アルマトイでの短い滞在期間を終え、次なる目的地であるウズベキスタンのタシケントへ。今回もカザフスタンのフラッグキャリアであるエアアスタナで飛んできます。中央アジア・インド地域で7年連続ベストエアラインに輝いたその実力は如何に。

ビシュケク⇒アルマトイのアスタナ航空搭乗記:


この記事がアップされる頃にはエアヌルスルタンに改名されてそう。

搭乗手続き


中央アジアでも最大規模の町の国際空港なんで込み合ってるかと思いきや、時間帯的に離発着する便が少ないのか空港内はガラガラ。空港に入る為の無駄な荷物検査もなければ悪徳ポーターもいない、なんとも平和な空港です。

出発ターミナルには土産物屋も飲食店も出てるけど、悲しいくらいにガラガラ。

電光掲示板を見るとフライトの本数が少ないわけではないようだけど、各フライトの目的地を見ると半数以上は国内線。国内の移動だと鉄道やバスの方が人気なのかな。


いかにも旧ソ連製といった武骨な作りの携帯電話充電サービス機も、ターミナルの端っこで使われることなく錆び付いてます。


町の規模に比べると空港も小さめ。エアアスタナのハブ空港というのにチェックインカウンターもエコノミーが2レーン、ビジネスが1レーンしか用意されていない。


お陰で待ち時間も無くすんなりと搭乗手続きが完了。空港に着いてから10分程度で搭乗手続き⇒保安検査⇒出国審査を終えることができました。

出発フロアの制限エリアにも土産物屋やキャビアショップ、カフェ、ファーストフード店なんかが出店してる。流石は中央アジアきっての大国、しょぼしょぼな土産物屋が数店あるだけのキルギスの首都空港とは違います。

ひだり みぎ
ウォッカがEUR2.5~と市内と比べて大きな価格差がないのも良いっすね。

エアアスタナ ビジネスクラスラウンジ

アルコール臭の激しい安物ウォッカを調達してから、お待ちかねのエアアスタナラウンジへ。

驚くほど飾りっ気の無いラウンジのエントランス。黄色いサインが非常階段へと続く勝手口かのようではあるが、一応、ここがエアアスタナの本丸ラウンジらしい…

ひだり みぎ
中もやる気の無い待合室レベル。資源国のフラッグキャリアの本拠地ラウンジって豪華爛漫な作りって相場が決まっているんじゃなかったんですかね。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
ミールも辛うじて軽食が置いてある程度。美味しくはなさそうだけどドライフルーツくらいつまんでやろかと思って手を伸ばすと…「あなたは食事を食べる資格はありません」と、社会主義国クオリティの不愛想さがウリのラウンジスタッフに止められるではないか。ビジネスクラスに乗ってビジネスクラスラウンジで食事をする資格が無いというのは初めてのことで戸惑ったが、このラウンジ内の食べ物・飲み物の一切は有料なのだと。

エアアスタナからの説明書きも準備されていた。

一時的な処置ではあるようなことをにおわせた文章になっているが、「Air Astana temporarily stopped providing food and beverages service in international Business Class Lounge. We are pleased to invite you to the Business Lounge where you can wait for the boarding call invitation to your flight.」だと。これじゃあガチでただの待合室やんけw 同情されたのか、最後はウォーターサーバーの水は飲んでいいとの許しを受けましたw


気になってアスタナエアーのホームページも見てみましたが、確かにAccess Only, No Service Includedと書かれていました。いくら自社ラウンジではないとはいえ、ハブ空港のラウンジでこの仕打ちは酷い…


有料メニューも用意されているが、サンドイッチが3,200タンゲ(≒1,000円)もする。羽田でも1,000円も出せば大勝軒のつけ麺を食べられるんですが。


Horse Assorted(馬の盛り合わせ、5,500タンゲ)は気になって注文しそうになりましたがw


ラウンジの外のオシャレカフェでも800タンゲ(≒250円)でピザ丸々一枚が食べれる世界ですからね。ラウンジの外で食べ物を買って中で食べようとしても注意されたし、このラウンジはほんと利用価値無い。

ぼちぼち搭乗開始時刻が迫ってきたので待合室を出ると、既に搭乗ゲート前には人だかりができていた。

エアアスタナの優先搭乗ルール:エアアスタナのノマドクラブ上級会員及びビジネスクラスの乗客は、エコノミークラスの乗客の列の前に割り込んでいくという図々しさが試されるスタイル。


この人並みを描き分け最前列に特攻しろと。こんなん先に並んでた方々の顰蹙を買うこと間違いないじゃないっすかw カザフスタン人って体格良いし、身体能力高くてレスリングとかボクシング強いんで、下手に割り込もうもんならボコられるんじゃないかw

フライト:カザフスタン・アルマトイ⇒ウズベキスタン・タシュケント

結局、カオスな人込みの中を中央突破して最前列に行く勇気がなかったワイ。大人しく順番待ちして搭乗することに。


ひだり みぎ
この日の機体はA321。シートは先日に乗ったA320と変わらないけど、A321には一席一席にエンタメシステムのモニターが付いてきた。プログラムも、カザフスタン映画や音楽が楽しめたりと中々充実してました。

ひだり みぎ
ヘッドセットもあるし、充電用のグローバルソケットとUSBポートも完備。スタイリッシュだし、ナローボディ-のビジネスクラスとしては確かにレベルの高さを感じさせるシート周りではある。


ひだり みぎ

ウェルカムドリンクの泡を飲みながらオシャレなセーフティービデオを鑑賞。

そしてテイクオフ。

6,000m級の山々に覆われたアルマトイの町から山脈に沿うように一路西へ。

ひだり みぎ
マウンテンフライト並みの迫力を楽しんでいると、朝青龍似の女性CAさんによりガーリックトーストとコーヒーが運ばれてきたのだが…当地の文化的にはコーヒーに入れるのはシュガーでもミルクでもなくハニーなのか、カザフスタン産のハチミツがコーヒーと共にサーブされた。


馬肉or羊肉くらいのエスニックな選択を迫られるかと思ったのですが、メインの方はチキンのガランティーヌとハッセルバックポテトというあっさりとした内容。フライト時間1時間半の短距離路線の飯なんてどこのキャリアでもこんなもんでしょう。

あっという間ですからね、1時間半のフライトなんて。Tar Zamanというカザフスタン産歴史物ノンフィクション映画の結末を見届けることなくタシケントに到着してしまいました。

後日乗ることになるウズベキスタン航空に見守られながらのスポットイン。


ありがとうエアアスタナ!ラウンジのミールが有料だったこと以外は素晴らしかったです!

タシケント国際空港

タシケント国際空港は世界の空港のワーストランキングの常連なので心してかかったけど、悪評とどろく税関申告も入国審査も何も問題なく入国出来て拍子抜け。以前は所持している各通貨の手持ち金額を記入させられていたそうですが、今回は税関申告書や入国カードも無くあっさり入国できました。ビザ免除、闇両替廃止で随分と訪問しやすい国になったようですね。

観光的には些か退屈なアルマトイの町を歩く

エアアスタナに乗りたいという理由だけでやって来たカザフスタン最大の商都アルマトイ。旧ロシア帝国により人工的に築かれた町ゆえに観光名所に乏しく退屈な町だけど、せっかくなのでブラブラと探索してみることに。

もともとアルマトイは広大な大自然の中で遊牧生活を営むカザフ人の居住地だった。それが、19世紀に中央アジアに進出してきた帝政ロシアによりロシア風近代都市として整備され、今日のアルマトイの町の基礎が人工的に築かれていった。そう、今やカザフスタン一の大きな町として栄えるアルマトイですが、町としての歴史は非常に浅く、市街地には観光地らしい観光地は殆どないんすわ。観光地といえるのは旧ソ連風戦争記念モニュメントとロシア教会くらいのものか。

どうですか、この見事なまでの計画都市っぷり。碁盤目状の街並みが無機質に広がってます。通りの名前もゴーゴリー通りやらシェフチェンコ通りやらだし…


同じ旧ソ連圏の資源国であるアゼルバイジャンの首都バクーのように近代的で斬新な建物が建っているわけではなく、ソビエト時代の地方都市かのように年季の入った大箱ばかり街並み。街づくりの資金は新首都・アスタナ(現ヌルスルタン)にしか流れていかないのかな。


旧首都だけあって町の規模だけは中々のもので、道幅がいちいち広くて1ブロック1ブロックが大きな作り。旧ソ時代には数十万人単位でロシアやウクライナから入植者が押し寄せてきたみたいですからね。そりゃあ町の規模もでっかくなるし、町中にロシア正教会が建ったり通りの名前がゴーリキーやシェフチェンコになりますわ。

歩いてみて回るには大き過ぎるので、街歩きには市内バス、トロリーバス、地下鉄といった公共交通機関を使うことになる。
地下鉄といっても1路線だけのシンプルなものですが、どんなものかと乗ってみることに。

料金は一律80テンゲ(≒25円)。プラスチックのコイン型トークンを買って自動改札に入れ、地球深くに設けられたプラットホームへと降りるだけ。1路線、合計9駅だけのシンプルな作りなので、土地勘ゼロで方向音痴なワイみたいな者でも迷うことはまずないでしょう。


駅の中は各駅とも旧ソ連の伝統的なスタイルで作られて、大理石やシャンデリアなど無駄に豪華な装飾が施されていたり、『わが祖国は発展しまっせ!』的な動画が一般消費財の宣伝に紛れてディスプレイに映されたりと社会主義的な雰囲気を匂わせる。さすがは資源大国、資源の無駄使い万歳!

今回はアバイ駅で乗車し、2駅北に行ったジベック・ジョル駅で降車。

ジベック・ジョルはシルクロードという意味らしく、シルクロードモチーフのラクダや中国人風キャラが構内に溢れてる。

ひだり みぎ
各駅はそれぞれテーマをもってデザインされている。バイコヌール宇宙基地に由来するバイコヌール駅(写真左)は宇宙感溢れる作りになってたり、駅巡りだけでも楽しめそう。
上二枚の画像はwikipediaから拝借しました。

28人のバンフィロフ戦士公園


ジベック・ジョル駅から東に200m程歩くと、アルマトイの町の見所の一つである28人のパンフィロフ戦士公園に行きあたる。

ひだり みぎ
第二次世界大戦での対ドイツ戦で活躍したパンフィロフ将軍率いる28人の戦士を祀った公園だそうで、カザフスタンのナショナリズムの象徴的な厳ついモニュメントやら無名戦士の墓などが並ぶ。ええ。アルマトイの町を代表する見所とはいっても、これだけです。カザフ人にとっては意味のある場所なのでしょうが…パンフィロフ将軍と言われても世界史レベルだと超マイナーキャラで聞いたことないし…

ゼンコフ正教教会


パンフィロフ公園にはゼンコフ正教教会という教会も建ってる。


公園の中にポツリと建つ可愛げなロシア正教会。裏の正門に回ってみたけど残念ながら工事中だった。


完成予想図。気球の存在感が強すぎて気球が主役みたくなっちゃってるけどw


ロシア正教らしくイコンが並びことになるらしい教会内部。こんなんが町の中央にあるように、中央アジアのスタン諸国の中でもカザフスタンにはまだまだ旧ソ衛星国感が根強く残っている印象。キリル文字からラテン文字への文字移行を進めたり、各地に散らばった在外カザフ人の呼び寄せ政策を進めたりと、脱ロシア的政策の過渡期にあるみたい。

中央バザール

ひだり みぎ
パンフィロフ公園から1ブロック北に行ったところには、アルマトイ市民の台所である中央バザールがある。中央アジアや騎馬民族国家らしさのない大都市アルマトイだが、この中央バザールだけはローカル情緒が感じられる。

ひだり みぎ
馬乳酒を売るカザフ人女性、大きな声を出し色とりどりのスパイスや生肉を売るグルド人風男性、ナムルやキムチを売る朝鮮人系のおばさん、青果を売るコーカサス系の女性たちと、多民族国家カザフスタンらしく人種のるつぼとなったバザール内。肉の生臭い匂いと、威勢の良い売り子の声、品定めに熱中する現地民の熱気でむんむんっす。ただ、バザール内で写真を撮ってたら警察官風なおっさんに怒られたりと、社会主義的閉塞感を感じるような場面もあった。長年の鎖国体制によるものなのか、他のスタン諸国と比べるとカザフスタンには閉鎖的な雰囲気を感じることがある。


バザールでつまみとなるナッツを買った後は、現代的な大手スーパーで酒を調達することに。

ひだり みぎ
やっぱりカザフスタンでも蒸留酒が人気なようで、ローカルメーカーのウォッカやブランデーの品揃えが半端ないことになっている。


ビールも安く、一瓶140テンゲ(≒40円)程。街歩きで汗かいてはホテルに戻ってシャワー⇒ビールグビィ⇒街歩きで汗…という無限サイクルで、休暇中の廃人生活を楽しめました。

国立中央博物館



帰りはアバイ駅から近くの国立中央博物館に寄ってみることに。中央アジア最大の博物館とのことで、建物からして非常に立派。


館内には古代中央アジアの岩やら木、遊牧民の衣装、チンギスハンの遠征を描いた絵画等々が並んでいるのだが、撮影料を支払わせておいて写真撮影は禁止という不条理な扱いを受けた。撮影料を払っても、撮影が許されるのは館内の中央ホール周りの展示品のみらしい。


唯一撮影を許されたのが、中央ホールに展示されていたこちらの展示品。紀元前5世紀のイッシク古墳から発掘されたスキタイ族の戦士の遺体が装備してた衣装で、4000枚以上の金細工で飾られている。黄金人間と呼ばれている通り、頭から足の先まで黄金づくめ。

草原で鍛え上げられた最強戦士のDNAなのか、今でもモンゴルやカザフスタンの人ってレスリングとかボクシングとかで腕っぷしの強さを見せつけてますし、火器が普及する前の時代に於ける中央アジア一帯の遊牧騎馬民族の最強感ってロマンありましたよね。
もっと古の騎馬民族の残した遺物も多く展示されてれば楽しめたんだけど、遊牧文化や歴史に関する展示品は少なめで、全体としてはすごくしょっぱい印象の博物館だった。

【カザフスタン国立博物館】
ホームページ:http://csmrk.kz/index.php/en/

いやー、それにしてもアルマトイの町は無機質でつまらなんだ。お隣ウズベキスタンはあれだけシルクロードに因んだ史跡があるというのに…


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宿泊記 商都随一の名門ホテル インターコンチネンタル アルマトイ(InterContinental Almaty)

この日はリッツカールトンからインターコンチネンタルアルマティへとお引越し。


グローバルチェーンのホテルも多いカザフスタンの商都・アルマトイ。インターコンチネンタルと目と鼻の先には同じくIHG系列のホリデイインもありますが、インターコンチネンタルが25Kポイント・ホリデイインが15Kポイントなら迷わずインターコンチネンタルですよね。

引越し前にIHGアプリで予約状況をカンニング。どうせラウンジアクセスは付かないでしょうが、クラブルームに表示が変わっててウキウキのハイテンションで移動する。

ひだり みぎ
アルマトイきっての名門ホテルとして名高いインターコンチネンタル。共和国広場内の大統領府や国立中央博物館近くに位置しており、周りにはソ連時代に建てられたような厳つい建物や広場が密集してる。


そんな一角に建つこちらの建物がインターコンチネンタルアルマトイ。インターコンチネンタルの看板が無ければ、こちらもカザフスタン政庁関連の建物かと思うような外観。これは旧ソ連の宇宙開発部隊の事務所だったと言われても信じるね。実際、カザフスタンにはバイコヌール宇宙基地があるわけだし。

表向きはインターコンチネンタルとなっているが、やはり重要機関の開発基地なのか、屈強なロシア系カザフスタン人3名によるくっそ厳しい荷物・身体検査を受け薄暗い館内へ。ロビーの中央は天井まで続く吹き抜けとなっていて、ガラス張りのエレベーターがソ連製ミサイルが如く垂直に飛んでいくのが見える。

ひだり みぎ
チェックインのスタッフも、これまたロシア系スタッフが対応して下さったのだが、やはり笑顔一つない堅苦しい対応だった。場所柄、歴史ある名門ホテルといった位置づけなんでしょう。周りの利用客もネクタイをかっちりとした外交官風の方が多く、ロビーなどのパブリックスペースは大変にお堅い印象を受けました。アメリカンでモダンで風通しの良いリッツカールトンに対し、こちらは旧ソ連圏時代からの保守的な名門ホテルといった感じ。それくらい毛色の異なるホテルだった。


部屋に行く途中にあったクラブラウンジもこの通りの堅物ですからね。役員会でも行う会議室かよw 絶対テーブルにレーニン像が立ってるだろw

部屋:InterContinental Club Room

さて、予約状況の表示がクラブルームになっていた件であるが、チェックイン時にロシア系堅物女性に問い合わせてみたところ、やはりアップグレードでのクラブルーム宿泊者にはラウンジアクセスは付かないとのことだった。規約だから仕方があるまい。

部屋は全体的に古め。モダンスタイルなリッツから越してきたので余計に古さが気になってしまう。

ひだり みぎ

これでもカザフスタン水準で評価したら超高級ホテルの部類に入るのかとは思うのだが、カーペット、ソファ、デスクチェアは傷みが目立つし、ベッドシートもくたびれてしまっていた。

ひだり みぎ
バスルームも、どことなくオールドスタイル。


スリッパが無いなーと思ったら、こんなところに置かれてましたw

レストラン

日中はアルマトイの町を適当に歩き、夜は部屋でルームサービスでも取ろうと思ったのですが…

ダイニングメニューの表紙にA Taste of Almatyと書かれているにもかかわらず、現地料理の提供は一切無し。仕方なくホテル周辺で飲食店を探してみたけれど、ホテル自体が堅苦しい官庁街にある為に徒歩圏内に食事処は見つからず…。

ひだり みぎ
コンシェルジュにアドバイスを求めたところ、ホテル内のBosphorus Restaurantを推薦される。名前からしてトルコ料理ですが、まぁトルコ料理もカザフ料理も兄弟みたいなもんなんですかね。カザフ人も民族的にはトルコ人と同じくテュルク系だし。他に候補も無かったので、ボスポラス海峡に突っ込むことに。

ひだり みぎ
それにしても、このディナータイムに私以外誰一人として客がいないのは、料理の味が不味いからなのか値段が高いからからか…ぜったい後者だよなー。破産したらカザフ滞在延長して皿洗いするんで勘弁してもらえるかな。

ひだり みぎ
ドキドキしながらメニューを求めると、一品一品に写真と英語の解説がついた電子メニューがやってきた。ホテルの部屋はあれだけ古臭いのに、ここだけ妙に革新的なことw

期せずして食べることになった世界三大料理のうちの一つ・トルコ料理。写真を見て美味しそうだったトルコ式薄焼きピザ“ラフマジュン”と、店の看板メニューであるボスポラスケバブ、ビールを注文する。
ひだり みぎ
すると、丸々と膨らんだラグビーボールのようなナン来たる。割ってみたら中は空。ミスタースポックのようなミステリアスな雰囲気を纏ったウェイター曰く、こいつはお通しらしい。

その後も、サラダやらナンやらと頼んでもない料理が次々と運ばれてきて、最後にやっとケバブとラフマジュンがやってきた。
牛・鳥・羊の肉塊をトマトソースとヨーグルトでグリルしたケバブは濃すぎるくらいに濃いトマトの味付けで、ラフマジュンもパッサパサ。とことん喉の渇くコンビでした。

ひだり みぎ
付け合わせにやたらと色々くっついてきたのでテーブルが賑やかですが、これでも2品しか頼んでないんすよ。もう一品くらい注文したかったけど、「一人なら二品で十分」とのスポックのアドバイスを聞いて正解だった。


インターコンチネンタル内でこれだけ食べてKZT10,080(JPY3,000弱)+チップだった。あまり口には合わなかったけど、まぁ肉も心行くまで食べれたし満足。


ロシアルーブルの暴落に伴いカザフスタンテンゲの為替相場が管理フロート制から変動相場制へと移行され、その影響でこれだけテンゲ安になってますからね。お陰で破産せずにすみました。

インターコンチネンタル アルマトイ(InterContinental Almaty)


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所在地:Zheltoksan St 181, Almaty 050013
電話番号:+7 7272 50 50 00


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砂漠の中の摩天楼 宿泊記 リッツカールトン アルマトイ(Ritz-Carlton Almaty)

キルギスのビシュケクからエアアスタナでカザフスタンのアルマトイへと飛んできたワイ。町の北に位置する空港から町の南の外れにあるリッツカールトンまでの移動をどうするか。


旧ソ連圏の都市で無類の強さを発揮する2GISという交通案内系アプリで調べたら、86番の路線バスで一本みたい。

ただ、86番のバスは空港に乗り入れているというわけではなく、空港近くのバス停までは荷物を抱えて歩くことになる。

空港を出てすぐ目の前にもバス停があるけど、これはスルーして空港の敷地外に出ます。車輛に乗られる裕福な方々は空港利用料なのか駐車代金なのかを支払っていますが、徒歩の場合は無料。歩いて料金所を突破しますw

空港の料金所から5分ほど直進すると、ちょうどナイスタイミングでバス停に停まってる86番の公共バスが見えてきた。

アルマトイの公共バス運賃は一律150テンゲ(≒50円)。ちょい乗りで使っても、空港から1時間以上乗って市内を北から南に大横断しても一律50円。ホテルからはUS$50でのピックアップサービスは如何かとのオファーも頂いていましたが、バスなら100分の1の費用で済んでしまいます。

但し、その分遅い!空港近くを出た牛歩バスは、渋滞にも巻き込まれながらゆっくりゆっくりとソ連により人工的に造り上げられたアルマトイ市内の中心部を横断する。
ひだり みぎ
カザフスタンは1991年に旧ソ連邦から独立した新しい国だが、資源大国で且つ世界最大の内陸国という国土の広さを武器に経済発展が続いている。カザフ自治ソビエト社会主義共和国の首都としてソ連により整備されたアルマトイは、そんなカザフスタン最大の町。国際イベントなんかも積極的に誘致しているし、リッツカールトンやインターコンチネンタルといったグローバルチェーンのホテルも進出してきているので、ホテル選びには困らない。

空港からバスで走ること1時間、地震の発生地帯にあるアルマトイにしては珍しい超高層建築物が前方に見えてきた。どうやらこいつがリッツカールトン アルマトイになるようだ。
ひだり みぎ
ちょw 山と砂漠に囲まれたカザフスタンのリッツカールトンアルマトイ、ガラス張りの超高層ビルでめっちゃモダンですやん。部屋数は145。丸の内あたりに建ってても違和感ない高層ビルの20-30階にリッツカールトンが入居しているらしい。ソ連時代の古いスタイルの建物の多いアルマトイの町にあって、この近代的でアメリカンなビルは本当に威容。

ひだり みぎ
エントランス周りにはギラギラグリルが厳つい漆黒のベンテイガが複数うろうろしてると思ったら、ホテルが入居するビルの一階にベントレーの販売代理店が入ってた。資源国とはいえ一人当たりのGDPがUS$10,000にも満たないカザフスタンですが、ベンテイガとか平気でUS$250,000とかしますからね。このビルの周りだけちょっとおかしいっす。


場所的にはアルマトイの中心地から少し外れたところにあるけれど、ホテルの隣がアルマトイで一番の規模を誇るショッピングモール。ちょこちょこっとした買い物をするのにも困らないです。

ショップリスト:http://www.esentaimall.com/en/stores
高級モールですが、ベントレーの販売代理店だけでなく、KFCやバーガーキングといった庶民的飲食店も入ってますのでご安心ください。

ホテルの館内も高級ショッピングモール並みに立派。流暢な英語を話す爽やかなカザフ人ドアマンにより迎え入れられて、30階のロビーフロアへと移動します。
ひだり みぎ
ひだり みぎ
ひだり みぎ
カザフ人の遊牧騎馬民族としての民族的プライドを表しているのか、馬に関する芸術品がやたらと多く飾られているのが印象的。遊牧民を定住化させて農耕生活を強制したソ連への当てつけでもあるのかな。

フロント・チェックイン

ロビーフロアは30階。美しすぎるバレーボール選手として一時期メディアに取り上げられていたサビーナ・アルシンベコバ似のカザフ美人と、菅直人を大柄にしたような感じのベテランが丁寧にチェックインの対応にあたってくださいました。
ひだり みぎ
キルギスと同様にカザフスタンでも日本人にしか見えない人が普通に歩いてたりしてびっくりするのだが、なんでもカザフスタン・キルギスではカザフ人・キルギス人と日本人は兄弟説なんかもあるのだとか。当時のモンゴル周辺で遊牧をしていた民のうち、魚を好む者は東の海へ、肉を好む者は西の草原へと別れて行き、前者が後に日本人に、後者がカザフ人・キルギス人になっていった、と。おいおいと突っ込みそうになるが、カザフ版菅直人にチェックインしてもらっていると、日本人の中央アジアルーツ説もあながち誤りではないのかと思えてくるから不思議だった。日本神話の山幸彦と海幸彦の内容にも通ずるところもあるし。

部屋:コーナールーム マウンテンビュー

ひだり みぎ
流石は菅直人似。チェックインは旧ソ連圏の国のホテルとは思えぬしっかりとした対応で感銘を受けたが、やはりリッツカールトンはアップグレードに関しては渋い。アンバサダー会員でも1ランクアップにとどまりました。

それでも、天山山脈ビューの素晴らしい部屋に大満足。

ひだり みぎ
天山山脈の支脈の北麓、標高750m-900mの高地に開けたアルマトイはウィンタースポーツの天国。立派なスキー場やスケートリンクだけでなく、スキージャンプ場やクロスカントリースキー・バイアスロンコンプレックスもあり、2011年の冬季アジア大会や2017年冬季ユニバーシアードなど、冬季競技の国際大会の開催が続いている。


2022年の冬季オリンピックの開催地選考にも立候補し、北京との一騎打ちに敗れたのは記憶に新しいところ。


そんな雪国アルマトイにあってか、スリッパやバスローブはモフモフ感高め。

ひだり みぎ
バスルームの床とタオルも常時ぽかぽかに温められるなど、冬仕様のアメニティ・設備が整っていて感心してしまいます。

ひだり みぎ
リステリンの色までAspreyのパッケージカラーに合わせるあたりにもホテルの強いこだわりを感じる。


そしてこのマッチョなマットレスの存在感!シーツもサラサラで寝心地も良いですし、普通にナイスホテルです。

ひだり みぎ
ライティングやカーテンの開閉もベッドサイドのタッチパネルで操作可能。次の日に泊まった年季の入ったインターコンチネンタルと比べると部屋の快適性は格段に高いっす。やっぱりリッツカールトンとインターコンチネンタルの間には決して超えることのできない壁がありますね。

プラチナ特典・クラブフロア特典

ひだり みぎ
続いてラウンジベネフィットを見てみましょう。ここでも、他国のリッツカールトンに引けを取らないフードプレゼンテーションが楽しめるようです。24時間営業だし、今回の部屋はクラブフロアにありラウンジから徒歩30秒。こんなんラウンジに入り浸ってしまいますやん。

Breakfast: 07:00-11:00
Light Lunch:12:00-14:00
Light Snack:14:00-18:00
Evening Hors d’oeuvres:18:00-20:00
Chocolates and Cordials:20:00-22:00
24/7 Snack:22:00-07:00

クラブラウンジ


ただ、リッツカールトンとはいえここはカザフスタン。Light Snackの時間帯に訪ねてみると、スタッフは木偶の棒のように突っ立ってくっちゃべるだけ。テーブルセッティングもしなければドリンクのオーダーを取って周ることもない。「最低限のサービスで十分」的なソビエトイズムに溢れたラウンジだった。ほぼセルフサービスなので、べったりサービスの嫌いな方には逆に良いかもですが。

ひだり みぎ
利用客は他に1名しかおらず、なんとなくジャカルタを彷彿とさせるタウンビューを楽しみながらまったりできます。

Light Snack:
ひだり みぎ
キャンディ、ナッツ、チップス、フルーツが並んでおりました。軽食は全て市販品を並べただけでしたが、レモネードだけは自家製。これがまた美味かったっす。

Evening Hors d’oeuvres:
ひだり みぎ
ホットミールはビーフシチューとチキンシチューの2種類。遊牧騎馬民族としての生活様式の名残なのか、乳製品がやたらと豊富に取り揃えられていたのが印象的でした。お酒のつまみとデザートが多めというメニュー構成で、ガツガツ食べる感じではないですね。もっと馬刺しとか羊の串焼きとか、肉肉しいメニューが並んでいるかと思ったのですが。


ドリンクはビール・スピリッツ・ワイン。味の良し悪しは別として、なかなかレアなカザフスタンワインも置いてありました。なんか甘ったるい子供用ぶどうジュースのようなデザートワインでしたが。

Chocolates and Cordials:

遅れてやってくるスーパーヒーロー。下げられていったミールの代わりに、チョコレートファウンテンが登場。キモ甘クラブ会員のワイ、これには歓喜。

朝食(07:00-11:00):

ひだり みぎ
イクラやザクロ、フレッシュオレンジジュースあたりは美味しかったが、ミールの選択肢は極めてしょぼい。簡単なチーズ・サラダ・シリアル・フルーツに、ベーコン、ソーセージ、春巻き、キノコ炒めくらいだったかな。ラウンジアクセス付けずに、その分ホテル内のレストランで朝晩食べた方が満足度の高い滞在になるかもしれないっす。

プール・ジム

ひだり みぎ
プールとジムも、すごくこじんまりとした作りなので、他に利用客がいたら気まずくなるっす。

所感

ラウンジの放置プレーに「おっ?」となりましたが、旧ソ連圏では寧ろそれが好まれるのかもしれないと思うと気にもならなくなりました。ロシア人がベタベタな接客をするイメージもできませんし、寧ろ自分のペースで食べ物み出来て、これはこれで良かったのでしょう。
部屋については、今回の中央アジアのスタン諸国巡りをしている中では最高のクオリティで癒されました。繁華街からは離れているのでバリバリに街歩きを楽しむというのには不向きですが、そもそもアルマトイの町自体が観光向けじゃないですからね。静かな環境でゆっくりまったりするにはお勧めできるホテルです。

リッツカールトン アルマトイ(Rizt Carlton Almaty)


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所在地:Esentai Tower 77/7 Al Fa, Almaty, 50040, KAZAKHSTAN
電話番号:(7) 727 332 8888


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搭乗記 エアアスタナA320エコノミークラス ビシュケク⇒アルマトイ

この日は待ちに待ったエアアスタナ(Air Astana)のフライトでビシュケクからカザフスタンのアルマトイへ。

エアアスタナはワンワールドやスターアライアンスといった航空連合に加盟しておらず、日本にも未就航なことから日本での知名度こそ低いですが、2012年から7年連続で「The Best Airline in Central Asia and India(中央アジア及びインド地域で最も優れた航空会社)」と「SKYTRAX Four Star Airline」の栄誉に輝くなど、国際的にも高評価を得ている中央アジアを代表する優良キャリアなのである。7年連続ナンバーワンとか、もう殿堂入りするべきですよねw

社名からも分かる通り、ベースはカザフスタンのアスタナとアルマトイ。エアアスタナとして年月をかけて名声を築き上げてきたので、カザフスタンの首都の名前がアスタナから「ヌルスルタン」に変更されるのに伴って、エアアスタナもエアヌルスルタンに名称変更とならなきゃいいですけど。


よりによって、「エア・ヌルスルタン」ってなぁ。語感的に、しまりが無さすぎますよねw

発券

今回移動するビシュケクからカザフスタンのアルマトイまでは国際バスで移動しても5時間程の距離。フライト時間にすると30分ちょい程度なので、エアアスタナのお試し体験コースにしてはちょうど良いですかね。


予約・発券システムはアマデウスを使っていて、発券も座席指定も楽勝。今回はビシュケク⇒アルマトイをエコノミー、アルマトイ⇒タシュケントをビジネスクラスで発券することにしました。

マイレージプログラム:ノマド・クラブ

主要な航空連合には加盟していないものの、エアアスタナ独自のプログラムとしてNomad clubというフリークエントフライヤープログラムが用意されている。遊牧民を意味するノマドというネーミングと、飛行機で旅するイメージがぴったりで中々センスの良いプログラム名じゃないでしょうか。今回の旅行後に早速送られてきた会員カードも恰好良いっす。


ノマドクラブの会員レベルは、ブルー・シルバー・ゴールド・ダイアモンドの4段階。ラウンジが使えるのはゴールドからで、最上級のダイヤモンドになると、年二回のビジネスクラスへのアップグレード券ももらえるとか。

ブルー会員:スターターレベルの平会員
シルバー会員:25,000ポイントまたは30便以上の利用
ゴールド会員:50,000ポイントまたは60便以上の利用
ダイアモンド会員:50,000ポイントまたは125便以上の利用

参照:エアアスタナ公式サイト

エアアスタナのマイルなんて貯めてどうすんだ!という方には、エアアスタナ便への搭乗でルフトハンザのマイルを加算するようにもなってます。

お得な韓国発ヨーロッパ行きビジネスクラス


便数が少ないもんで接続がめっちゃ悪くて移動に時間がかかりますが、ソウル発券カザフスタン経由ヨーロッパ行きのビジネスクラスが大変お得。適当にソウル⇔フランクフルトで検索したら、ビジネスクラスで込々US$1,735と出てきましたわ。長距離路線はスタッガードのフルフラットシートですし、アスタナダイア目指す日本人好事家がいてもおかしくないと思うんですがね。いや、おかしいかw

マナス国際空港

前置きが長くなりましたが、今日は、そんなエアアスタナの飛行機でキルギスのビシュケクからカザフスタンのアルマトイへと飛んできます。
フライトの出発は昼過ぎ。空港が込み合いそうな時間帯ではあるが、この日のこの時間帯にはエアマナス、ペガサス航空、そしてアルマトイ行きエアアスタナの3便しか飛ばないようで、空港内はがっらがらだった。

チェックインカウンターもイミグレもガッラガラの中、A几MATbLI行きのフライトにチェックイン。殆どの搭乗客がアルマトイでトランジットして他都市へと向かうのだろう。え、トランジットじゃないの?アルマトイで何するんですかwwwなどと驚かれたw 旅行者が行くようなところじゃないんだろうな。

ひだり みぎ
イミグレでも荷物検査も引っかかることなっく秒殺で通過し、これまた寂しい制限エリアへと進む。空港への道中の渋滞や空港の混雑が心配だったので、空港に早く着きすぎてしまったワイ涙目。ほんと退屈な空港です。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
辛うじて営業してる免税点ではキルギスを始めとした旧ソ連各国のウォッカがやたらと充実。

ただ、やっぱり規模的にはとても一国の首都の国際空港とは思えぬ小さな空港なので、早く着きすぎると暇を持て余すことになってしまう。

免税店で買ったくっそ安いウォッカのボトルを開けるわけにもいかず、ひたすら瞑想をして時間を潰していると、出発1時間弱前にエアアスタナの飛行機が駐機場にやってきた。国際線とはいえ伊丹⇔但馬程度の短距離区間なのでオンボロのプロペラ機みたいなのが来るのかと心配していたが、機材は普通にA320。目で数えられるくらいの数の乗客しかいないのに、なんだか勿体ない。

フライト:ビシュケク⇒アルマトイ


機体はA320。ビジネスクラスが2-2、エコノミークラスが3-3という一般的なアブレストで、合計座席数は132。座席数88のエンブラエル190でも埋まりきらないくらいの数の乗客しかいなかった。


ビジネスクラス。高級感ある黒の革張りシートで、ヘッドレストカバーとピローの柄が凄くオシャレ。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
スカイインテリアばりのLED照明とカザフ美人の笑顔が眩しい機内。機齢は5年と最新鋭の機体といわけではないけれど、手入れが行き届いてて実年齢よりお若く見えますね。


頁数100にも及ぶ内容充実の機内誌では、“The Best Airline in Central Asia and India Award”と“SKYTRAX Four Star Airline”の7年連続受賞をアピール。中央アジア・インド地区ではもう向かうところ敵なしですな。

果たして中央アジア・インド地区ナンバーワンキャリアの実力は如何に。

先ずは、全乗客の搭乗が完了すると同時に水とカザフスタンの入国カードが配布される。30分程度のフライトの為に機内食が出せないけど勘弁してねーって。わざわざこんなことを言って回るのも凄い。


超絶おしゃれな安全ビデオが終わると同時に駐機場を離れ、渋滞にはまることなく速攻で離陸しました。流石は田舎空港。


離陸後程なくして目の前に広がったのは、新疆のトルファンから続く雪化粧を纏った天山山脈。キルギスの国を囲う天然の国境かのように、どこまでもどこまでも続いています。

ひだり みぎ
ビシュケクからアルマトイへは30分ちょいのショートフライト。眼下には荒々しい荒野が見渡す限りに広がり、まるで月を遊覧飛行しているかのようなフライトっす。



あっという間のランディング。こりゃあ機内食を配る時間も機内サービスを楽しむ時間もありません。お試し体験コースにしても短すぎたわ。


カザフスタンへの入国審査でも特に聞かれることも無く難なく突破。まぁまた明後日にアルマトイ⇒タシケントでの移動でエアアスタナに乗りますんでね。ホームグランドのアスタナラウンジも利用できるし、エアアスタナの真価が分かるのは明後日のフライトでですな。