マレーシア航空 B737-800ビジネスクラス 香港⇒クアラルンプール⇒シンガポール

この日は香港からシンガポールへと移動。マレーシア航空ビジネスクラス(Zクラス)がプロモ価格で随分と安くオファーされていたので、直行便ではなくクアラルンプール経由で移動することに。キャセイの直行便エコノミーVクラスより安かったくらいだったんでw

ひだり みぎ
クアラルンプールでの乗継時間は国際線のMCT(最低乗継時間)ぎりぎりのジャスト1時間ということで、香港⇒クアラルンプール便が遅れないことを祈りながら空港にてチェックイン。


香港国際空港では久しぶりにキャセイのWINGで腹ごしらえ。以前は月に何度も利用していた香港国際空港。最近ではめっきり利用機会が減ってしまったので、ここぞとばかりにメインのクリスピーチキンをがっつかせて頂いた。

胃袋を満たし、搭乗ゲートを確認するとまさかの200番台で、2016年2月にオープンした比較的新しい搭乗棟・ミッドコンコースへと移動する羽目に。ミッドコンコースは不便な離れ孤島にある為、香港エクスプレスやバニラエア、ジェットスター、ピーチなどのLCCのみが利用してるのかと思っていたが…流石はマレーシア航空である。
ひだり みぎ

搭乗開始時刻から5分程遅れてゲートに着くと、出発が20分程の遅延になるようで搭乗は始まっていなかった。

香港⇒クアラルンプール

機材は以前に乗った時と同じB737-800。



結局、搭乗開始は15分遅れ。乗継時間がタイトになってしまった為に客室乗務員に相談すると、ちょうどこの便がクアラルンプールに着いた足でシンガポールまで飛ぶ計画になっているので心配無用とのこと。客室乗務員さんもシンガポールまでお供してくれることになるらしいw


ということで安心して着席。乗継便に間に合わないのかと思ってこのシートばりに青ざめたわ。まぁ乗継便に間に合わなかったところでシンガポール行きの次便に振り替えてもらえるとは思うけど。

それにしても懐かしいな、マレーシア航空は。実に二年ぶりの搭乗である。

モニターもレトロで別の意味で懐かしい。


かろうじて電源は完備。

機内食はアペタイザーのサテー後にガーデンサラダとピーナッツバターケーキとメインが配膳される。メインは「Chicken Rendang」「Wok-Fried Seafood」「Farfalle Pomodoro」の三択で、既に腹ごしらえを済ませていたことから軽めのFarfalle Pomodoro(マトソースのファルファーレ)を選択した。
ひだり みぎ
久しぶりのマレーサテー。楽しみにしていたのだが、残念ながら妙に肉が硬くなっていた。メインは軽めだと思ったらかなりのボリューム。胃袋の容量的には食べれないことはなかったが、これだけの量のパスタだとどうしても途中で飽きてしまう。

ドリンクリスト。
ひだり みぎ
シャンパンはコルドンブルー。この他、ソフトドリンクもそれなりに充実。


マレーシアらしく白コーヒーやミロ、テータリックも用意されているのが特徴的。また、クアラルンプール発便ではピンクグァバジュースなんてのも振る舞われる。

ひだり みぎ

機内販売ではマレーシア王室御用達のピューターブランドであるロイヤルセランゴールとウォルトディズニーとのタイアップ企画として、スターウォーズの限定商品が販売されていた。錫合金ならではの重厚感と精巧な造形美で胸アツになる逸品揃いなのだが、けっこう値が張るのな。

ひだり みぎ
フライトは特にトラブルも無く順調に飛行。窓を開けるとやけに低空飛行をしていたようで、ベトナムの海岸線を見下ろしながら南下する。


南シナ海に抜け、マレー半島上空に差し掛かると景色は一気に東南アジアらしくなり、高密度に群生するアブラヤシを見下ろしながらクアラルンプール国際空港へとランディング。


降機時にはきちんと座席クラス間のブロックもあり、JALのようにエコノミークラスから雪崩のように降機を急ぐ乗客が流れ込んでくることはない。

クアラルンプール⇒シンガポール

クアラルンプールからも同じ機体での移動となるが、一旦降機してから乗り直し…

ハローアゲイン!ということで同じ客室乗務員のお出迎えを受ける。同じ客室乗務員二連発とか、なんとなく気恥ずかしいな。


クアラルンプール-シンガポール間の飛行時間は1時間。短距離便なので機内食はメニューも無く、軽食のパッサパササンドイッチとソフトドリンクのみ。お世辞にも美味しいものではなかったというか、オブラートに包まず申し上げると不味かった。小学校の給食レベル。

結局、クアラルンプールからの出発も遅れたので、シンガポール到着は1時間遅れとなった。

なんだかんだ経由便は疲れるけど、この景色を見ると「ヒャッハー!シンガポール!」と気分が盛り上がり元気になる。

リッツカールトン クアラルンプール クラブフロア宿泊記…

この日は「世界で一番安く泊まれるリッツカールトン」とも揶揄されるリッツカールトンクアラルンプール(Ritz Carlton Kuala Lumpur)に泊まってみることに。


閑散期にプリペイドで払えば14,861円⁺⁺~で泊まれるので、確かに世界一安く泊まれるリッツカールトンと言っても過言ではないかとは思う。こないだ泊まった東京のコートヤードより安いレートだしw

ただ、確かに安いんだけど、ホテルが供給過多気味のクアラルンプールでは他の中高級ホテルも押し並べて安いので、リッツカールトンだけが特別に安いという訳じゃない。シャングリラやグランドハイアット、インターコンチネンタルだって他都市の同ブランドホテルと比すると非常にお手頃だし、ウェスティンル・メルディアンルネッサンスシェラトンクラスのホテルなら1諭吉でお釣りがくるくらいの日だってある。

コスパ重視のケチで小さな人間である自分にはこれら1万円弱のマリオット系列ホテルの方が身の丈にもあって居心地良く感じられたので、安いとはいえ今までリッツカールトンには泊まろうとも思っていなかった。リッツだとクラブフロアで予約しないとラウンジアクセス付かないし。

それが、試しに調べてみるとこんなキャンペーンが出してましてね。これなら一度試しに泊まってみるかと思い至った訳であります。

Rewards Elite Recognition: We Care, You’ve been upgraded宿泊プラン。マリオットのゴールド・プラチナ会員にはクラブラウンジアクセス・朝食・16:00までのレイトチェックアウトなどのベネフィットが付きますよってな内容のレート。一般的にリッツカールトンの場合はプラチナ会員でもクラブルームを予約しなければラウンジアクセスが付かないので、このラウンジアクセス確約プランは魅力的。この日の最安値レートと同額でクラブベネフィットが付いちゃう訳ですから。

場所はスターヒルギャラリーの直ぐお隣で、スターヒルギャラリーとは渡り廊下で繋がっている。
ということで、自分とは縁の無いハイエンドなショッピングモールであるスターヒルギャラリーを通ってリッツカールトンを目指す。


このスターヒルギャラリーの正面に位置するのは、同じくハイエンドな高級モールであるパビリオン。パビリオンからはペトロナスツインタワーやKLCC公園へと繋がるエアコン付きウォークウェイブリッジが伸びているので、リッツからスターヒルギャラリー経由でパビリオンまで行けば、炎天下でも雨が降っててもペトロナスツインタワーやKLCC公園まで快適に歩いて行くことができる。熱帯気候に属しクアラルンプールの雨季には頻繁に夕立ちが降るので、雨に濡れずに移動できる通路は貴重な存在である。


また、スターヒルギャラリーと直結する形でJWマリオットホテルがあり、その隣にはウェスティンも。もっと言えば、スターヒルギャラリーからは同じくマリオット系列のホテルストライプスオートグラフにも無料シャトルバスが出ているので、マリオット修行でホテル梯子するには最適の立地条件となっている。

スターヒルギャラリーとホテルとを結ぶリンクブリッジはIndulge Floorにある。Indulge Floorとはスターヒルギャラリー用語で2階のこと。ここスターヒルギャラリーでは各階ごとにユニークな名称が付けられているのである。Please go up to “Indulge Floor”!と案内されても“ふぁっ!?”とならぬよう。

1階=Feast
2階=Indulge
3階=Adorn
4階=Explore
5階=Pamper
6階=Relish
7階=Muse
流石はハイエンドショッピングモール、一般庶民にはどうでも良いと思える余計なところまで色々と考えている。

ひだり みぎ

リンクブリッジから見たリッツカールトン。エレガントなヨーロピアン調の外観だが、大通り沿いの歩道に並ぶヤシの木がアジアンな風味を添えてくれている。


エントランスの格式からしても、「世界一安いリッツカールトン」という不名誉な称号はそぐわない立派な造り。くっそ暑い中でもパリっとしたブラックスーツを身にまとった複数のドアマンが困ったゲストがいないか徘徊しているのもリッツカールトンらしい。Tシャツでも汗ばむ気温でスーツとか、もはやサウナスーツ状態だと思うのだが…暑苦しさを微塵も感じさせぬ爽やか笑顔で対応しているのには感心させられる。職務とはいえお疲れ様でございます。

ホテルはクアラルンプール随一の賑やかなショッピングエリアにありながら、一歩館内へと踏み込んだとたんに喧騒から遠く離れた優美な空気に包まれる。

ひだり みぎ
二階の吹き抜け部分では、カルテットによるクラシックの生演奏が披露されている。それにしても、以前からこんなに立派なホテルだったっけか?と思ったら、2016年に改装されたらしい。世界一安いリッツカールトンなのに頑張ってるわ。

そんな音楽隊が奏でる音色により演出されたムーディーな雰囲気のロビーを通ってフロントに赴くと、チェックインはお部屋にて…とのことで、ご用意頂いた部屋までエスコートを受け移動する。
ひだり みぎ
建物はフロントを中心に2棟で構成されていて、私が泊まった棟へ向かうには2階のラウンジスペースの奥にあるエレベーターを利用することになるとのこと。部屋へと戻るのに紳士淑女の皆様がお楽しみになられる重厚なラウンジを毎度毎度突っ切っていかねばならないのは、ちょっと気が引けるというか…。

クラブベネフィット


朝食、16:00までのレイトチェックアウト、そしてもちろんラウンジアクセスといった特典が付いてくる。一日中ラウンジに入り浸りたい気持ちにさせてくれるリッツのフードプレゼンテーションはここクアラルンプールでも健在で、他都市のリッツに負けず劣らずのラウンジサービスが提供されている。

【リッツカールトンクアラルンプールのフードプレゼンテーション】
06:00〜11:00 朝食
12:00〜14:00 軽めのランチ
14:30〜16:30 アフタヌーンティー
17:00〜20:00 カクテルサービス
18:00〜20:00 イブニングオードブル
20:00〜22:00 デザートのおもてなし

部屋

1997年オープンと決して新しいホテルではないけれど、ロビーのリニューアルに先駆け客室も2015年に改装されたとのころで、部屋の中もエレガントで快適そのもの。
ひだり みぎ

入って左手に広がるリビングは、モノトーンで落ち着いた装い。



こんなにもエレガントな部屋にいると、ウェルカムフルーツもなんだか気品があるように見えてくるw


エントランスから入って右手がベッドルーム。


思いっきり抽象化しちゃったけど、間取りはこんな感じだったと思う。後述のトラブルの為に部屋には20分程しか滞在せずにホテルを引っ越すことになってしまったので、正直なところ余り詳しくは覚えていない。



ベッドルームに入って左手奥がパウダースペース的な空間になっていて、その右側にウォークインクローゼット、左側が細長いバスルームに繋がるという構造。


細長い間取りのバスルームはリビングとベッドルームの両方からアクセス可能。

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総大理石で、見渡す限り純白のウェットエリアはリッツカールトンならではの高級感。とても税サ込1.5万円で泊まれるホテルとは思えない。


バスアメニティも手抜きなくAsprayの物だし。

部屋に大満足したところで、打合せ前の下見としてアフタヌーンティータイムのラウンジへと顔を出すことに。
ところが、ここで問題発生。なんとラウンジアクセスの権利は無いと言われるではないか。元々ラウンジで打合せをする予定だったのに、フロントに訊ねても要領を得ない回答が返ってきたので、打合せの場所を急遽変えてもらいスターヒルギャラリーまで向かうことに。

これはちょっとなぁ。ラウンジアクセスはお願いベースのリクエストではなく、ラウンジアクセス確約ということだから予約をしたのに。
なんかもう気持ちが萎えたので、打合せ後に他の寝床が見つかるか検索し、ルネッサンスが1万円弱で泊まれることが分かったのでリッツはキャンセルさせてもらって引越しすることにした。営業が勝手に立てた宿泊プランが全現場の従業員に周知されていなかったということ?”Rewards Elite Recognition”という宿泊プラン名が皮肉に聞こえますw

後日談:
ホテルからお詫びの連絡があり、無償でクラブルームに招待しますとのオファーを頂きました。そこまでして頂くのも恐れ多いので再訪はしておりませんが、ここらへんのフォローは流石。問題起こした時こそ逆にファンになってもらえるような対応を心掛けていらっしゃるんでしょうね。

リッツカールトンクアラルンプール(Ritz Carlton Kuala Lumper)


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住所:168, Jalan Imbi, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
電話: +60 3-2142 8000
ホームページ:http://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/malaysia/kuala-lumpur

ルネッサンス クアラルンプール西館クラブデラックス宿泊記

ホテルストライプスに続いてやってきたのは、同じくマリオット系列のルネッサンスホテル クアラルンプール(Renaissance Hotel Kuala Lumper)

ロケーションは良く、モノレールのBukit Nanas駅から徒歩数分。クアラルンプール観光の目玉であるペトロナスツインタワーにも歩いて10分とかからないという立地である。

ホテルの前からたけのこの里のようにニョキニョキと生えたツインタワーの姿が確認できるし、東館高層階の部屋からは大迫力のツインタワーを根元からガッツリと拝むことができるようだ。

ひだり みぎ

高層ビルが乱立するエリアの中心で、外壁に大きなRの文字を躍らせる重厚なツインタワーがルネッサンスクアラルンプール。ウェストウィング(西館)・イーストウィング(東館)から成るツインタワー仕様の大箱ホテルで、部屋数は実に910にもなるという。

東西ウィングの棲み分けとしては、東館がレギュラールーム+ツインタワービュールーム、西館が改装済みデラックス+各種スイートルームということらしい。ホテルのウリであるツインタワービューの方にもスイートルームを用意すれば良いのにと思わずにはいられない構成である。
ひだり みぎ
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館内はアールデコ風のゴージャスさと重厚さで、なんともバブリーというか。シェラトンインペリアルに似てるかな、雰囲気的に。


くっそでっかいロビーフロアを彷徨い歩いた末、東館のエントランス近くにフロントデスクを発見。ツインタワー仕様だけど、フロントは東館のみということらしい。

チェックインはスムーズで、改装したばかりでお勧めだという西館のクラブデラックスルームにアップグレード頂いた。何の為にツインタワールームを予約していたのか分からんが、新しい西館がお勧めだというのでツインタワービューは諦め、西館クラブデラックスルームへと向かうことに。

【ルネッサンスクアラルンプールのルームカテゴリー】
スーペリア(東館) 30㎡
スーペリアツインタワー(東館) 30㎡ ← 予約部屋
デラックス(西館) 40㎡
クラブデラックス(西館) 40㎡ ← 宿泊部屋
ライフスタイル(東館) 30㎡
ジュニアスイート(西館) 45㎡
ルネッサンススイート(西館) 61㎡
プレジデンシャルスイート(西館) 202㎡

クラブデラックスが西館クラブルームで、ライフスタイルが東館クラブルーム。東館の方は老朽化が進んでいるので、確かに部屋の快適度で行ったらリニューアルオープンしたばかりの西館の部屋に軍配が上がる。

部屋:西館クラブデラックス

ひだり みぎ
これまたシンプルな部屋に仕上げたなー。


デスク周りはペンダントライトとガラステーブルでシンプルながらもスタイリッシュ。

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改装されて未だ間もないことから、家具類は全て新築ばりの新しさで、香ばしい木の香りを漂わせている。ほんと、徹底的なリニューアルぶりで、従来の古く陰気臭い部屋とは全くもって別のホテルのようである。

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バスアメニティは相変わらずルネッサンス御用達の東京ミルクだけど、水周りもピッカピカですわ。こりゃあ確かに老朽化の進んだ東館よりこっちの方を勧めるわ。

ラウンジ

ラウンジも東館のR Club Loungeはリニューアルオープンしたばかり。今は西館のLifestyle Loungeの方が改装しているようで、西館住民も押し寄せてきてたことからイブニングカクテル時はちょっと混み過ぎていたかな。

・営業時間:06:00-24:00
・朝食:06:00–10:30(平日)/ 06:00–11:00(週末、祝日)
・アフタヌーンティー:14:30–17:00
・イブニングカクテル:17:30–19:30
・レイトイブニングスナック:21:30–24:00

ひだり みぎ
スタイリッシュでルネッサンスらしいラウンジ。夜遅くは流石に利用客も疎らで良い雰囲気だった。

ひだり みぎ
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カクテルアワーは終了間際に滑り込んだら、ミールは殆ど残っていなかったw ホットミールもコールドミールも3種類以上用意されていたようだし、ライブキッチンのコーナーもあったりとかなり充実してるっぽかったのに。残念。


残飯を寄せ集めていると、夕食難民の私を見かねたライブキッチンのシェフがイタ飯を作ってくれた。

胃袋は不完全燃焼に終わってしまったが、気を取り直してドリンクに走る。
ひだり みぎ


カクテルサービスまであるし、マリオットカテゴリー2で1泊1万円以下のホテルのイブニングカクテルサービスとしては異例の充実ぶりだと思う。

プール

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プールとジムは4階。スタイリッシュさはないけれど、大型ホテルだけあって大きくてガンガン泳げる。陽が沈んで暑さが和らいでからはクラブミュージックが流れて結構な白人が終結してノリノリで酒を飲んで燥いでいたりと、いかにもイケイケルネッサンスらしい雰囲気のプールだった。

朝食

朝食はWest Wingロビー横のレストラン・TEMPTationSで。

入り口で3分待っても誰も来なかったので、自分で適当に空いてる席に着席した。管理されていないので、飲み物を取りに行ってる隙にプレートが片づけられていてインド人が座っているし。大箱のホテルなので細かな管理ができてないし、ナイフのテーブルマナーも知らないでプレートを途中で勝手に片づけるとか。

ひだり みぎ
ミールはやっぱりインドカレーやナシレマ、ナシゴレンにミーゴレンを中心としたアジアン料理が充実。。エッグステーションとヌードルバーもあります。


オムレツにごっついセロリやら小エビやらが投入されてたのにはびっくりしたが。確かに具材について聞かれてeverything with extra cheeseって言ったけどさ、こんな具沢山で来るとは想像してなかったわ。普通オムレツの具材ってeverythingって言ってもタマネギ、トマト、チーズ、パプリカ、マッシュルームくらいじゃないっすかね。

アフタヌーンティー@クラブラウンジ

チェックアウトをお願いするのにラウンジに来てみたら、ちょうどアフタヌーンティーの時間帯だった。カテ2のくせにリッツカールトンばりのフードプレゼンテーションじゃねーか。

まぁ流石に内容はリッツカールトンのアフタヌーンティーには劣りますが、それでも各種ケーキにスコーン、サンドイッチなんかが置かれていてそれなりに充実。ガラガラだったのでコーヒー飲みながらまったりするにはちょうど良い。

所感

陰気臭い部屋をリニューアルしてくれたお蔭で、自分の中ではル・メリディアンと並んで好きなホテルとなった。一泊1万円以下のカテ2ホテルでここまで充実したラウンジサービスを提供してくれるところは少ないと思いますし、個人的にはお勧めのホテル。東館のラウンジとツインタワービューの部屋が改装されたタイミングで再訪せんとな。

ルネッサンスホテル クアラルンプール(Renaissance Hotel Kuala Lumper)


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住所:Corner of Jalan Sultan Ismail and, Jalan Ampang, Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan
電話: +60 3-2162 2233
ホームページ:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/kulrn-renaissance-kuala-lumpur-hotel/

宿泊記 ホテル ストライプス クアラルンプール オートグラフ コレクション

この日はマレーシアのクアラルンプールで増えつつある中規模ブティックホテルの一つ、ホテル ストライプス クアラルンプール オートグラフ コレクション(Hotel Stripes Kuala Lumpur, Autograph Collection)に泊まってみた。マリオットブランドの一つであるオートグラフコレクションということで、前に泊まった『ザ・マジェスティック・ホテル・クアラルンプール、オートグラフ コレクション(The Majestic Hotel Kuala Lumpur, Autograph Collection)』と同ブランドのホテルになる。


ひだり みぎ
2017年にオープンしたばかりの新しいホテルストライプス。白亜の建物に赤煉瓦が覆い被さった特徴的な外観のホテルだが、客室の窓まで煉瓦で塞がれてしまっているように見受けられるのが気になるところ。


場所はシェラトンインペリアル近くのごみごみした下町風情溢れるエリア。LRTクラナ・ジャヤ線 ダン・ワンギ駅から徒歩3分、KLモノレール メダン・トゥアンク駅から徒歩4分の少し奥まった場所にある。

シャトルバス

二駅使えるとはいえ正直公共交通機関での移動は微妙なので、今回は空港からタクシーにて移動。

パビリオンやファーレンハイト辺りから移動される方は、JWマリオットが入るスターヒルモールとホテルストライプスとを結ぶ無料シャトルバスを利用したら良いでしょう。

タクシーを降りホテルのエントランスへと近づくと、満面の笑みを顔に浮かべたドンキーコングのような男が館内から出てきて迎え入れてくれた。どうやらドアマンらしく、以降ホテルを出入りする度に野性味溢れる笑みを作りながらドアを開け閉めしてくれた。

そんなドンキーコングに招き入れられたロビーは小さく、エントランスを入って左手にあるフロントは常に二~三名体制。幾らブティックホテルといっても184も部屋があるもんで、時間帯によってはロビー前が混雑してしまっていた。ちょっと手狭すぎる上に、部屋に行くのにロビー前を通らざるを得ない動線なので、ロビー周辺の混雑は是が非でも解消してもらいたいところ。

プラチナベネフィット


SPGプラチナから棚から牡丹餅的に得られたマリオットリワードプラチナステータスにより、朝食無料、ラウンジアクセス、16時までのレイトチェックアウト、ルームアメニティor500ポイントといった特典を受けることができた。

部屋:エグゼクティブスタジオ

チェックインの際に挨拶しに顔を出してくれたゲストリレーションズマネージャーがそのまま部屋まで付き添ってくれ、部屋の案内までしてくれた。こちらのスタッフはオープンから間もないこともあってか皆さんモチベーション高いわ。気合が漲っている。

マネージャー曰く、何といっても特徴的なのはドアを開けて目の前にある巨大な鏡付き洗面台!…とのことだったが、自分的にはやっぱり窓を覆い塞ぐ煉瓦の方が気になってしまう。煉瓦にブロックされていて何も見えないので、折角の大きな窓はあって無いようなものになっているのだから。世にも珍しいブリックビュールーム、これこそがホテルストライプスの特徴だろ。

ひだり みぎ
ただ、窓の外の煉瓦以外は中々のクオリティ。コンテンポラリーでアーバンチックな装いの部屋の中に、古き良きマレーシアを描いたアートを飾ってみたり、ホテルのTVチャンネルでマレーシアの伝統ミュージックを流したり。最近のブティックホテルらしく、モダンとクラシックの融合をテーマにしているらしい。

ひだり みぎ
ひだり みぎ
ミニバーとウェルカムスイーツ。ミニバーはペプシ×2・7UP・リプトンアイスレモンティー・地場メーカーのスポーツドリンクなどなど大したラインナップではないが、全て無料で提供されているのが驚きポイント。これは別にプラチナ特典という訳ではなく、宿泊者全員に振る舞われるサービスらしい。

ひだり みぎ
色々と気前良いホテルだなーと感心していたら、クローゼットの中のハンガーは気前が悪く、用意されているハンガーは4本のみ。しかもその内2本はバスローブ用に使われてしまっている。お願いしたら持ってきてもらえるんだろうけど、こんなにハンガーの少ないマリオット系列のホテルは初めてだわ。私の前にこの部屋に泊まった宿泊客がパチっていったパターンだろうか。

水周り。最安値のデラックスルームはバスタブが無いみたいだけど、スタジオルーム以上はバスタブ付き。


ただ、バスアメニティはまさかの備え付けボトルのみ。気前良く見せておいて、切り詰めるところを切り詰めてるから部屋代が安いのでしょう。この日の宿泊費は朝食・夕食付きで1万円ちょいとかでしたし。

ディナー

この日は17:45クアラルンプール着のJL723で移動。ラウンジのハッピーアワーに間に合いそうもなかったので、ディナー付きパッケージで予約をしておいた。キャンセル可能な宿泊レートに2,000円ほど余分に払えばディナーが付いてくるといったプロモレートだったので、まぁたいそうな馳走は望めないだろう。
ひだり みぎ

ディナー会場はロビー横のブラッスリー25(Brasserie 25)。名前からしてフレンチレストランなんだろうが、おフランスな雰囲気は皆無。そして、利用客も皆無。赤レンガのアーケードとスプートニクシャンデリアがイカしたお洒落な空間なのに、土曜日ディナータイムにもかかわらず閑古鳥が鳴いている。サービスが悪いのか、それとも不味いのか…不安が過る。

ディナーパッケージはスターター・メイン・デザートの3コース制で、ドリンクは一切付いてないので別注でお願いすることになる。

スターターは6種から、メインは5種からそれぞれ1つづつ選択する方式だけど、正直ラインアップは微妙。

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前菜はスモークサーモンとアイスバーグレタスのサラダ。2,000円のコース料理にしてはサーモンががっつり来てビビる。おフランスなんで、無駄に大きいプレートの上に顕微鏡を使わねば存在が確認できないような小さな小さなサーモンの切れ端がお上品に乗ってるようなものだと思ってた。


メインのフリカッセ(チキンのクリームソース煮)もボリューミー。


締めはカフェグルマンことデザートの盛り合わせで、こちらも胃袋に溜まる内容。

オーセンティックなフレンチではないような気がするのだが、長旅後に胃袋を満たすという目的は果たすことができたのでそこそこ満足。

ラウンジ

ゴールド、プラチナメンバー専用のクラブラウンジはないが、2階にあるレストラン“The Snug”がラウンジ代わりに解放されている。ただ、ラウンジクローズ後にレストランとして営業する為なのか、閉まるのが早いんすよね。19:00クローズっす。

営業時間:11:00-19:00
ハッピーアワー:17:00-19:00


The Snugの名前通り、温かく居心地の良い場所ではある。スタッフもフレンドリーでアテンティブだし。

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サンドイッチ、サラダ、フルーツといった軽食は終日提供される他、15:00-19:00の時間帯にはホットミールが、17:00-19:00の間はワインとビールも用意される。


試しにシーザーサラダとパパイヤを頼んでみたが、かなり普通。レストランというので期待をしていたのだが…。カクテルアワーのドリンクもビール(カールスバーグ)と赤白ハウスワインだけとしょっぼしょぼだし、ここのラウンジはオマケ程度と考えておいた方が良いでしょう。

朝食


翌朝の朝食は、昨晩の夕食と同じくブラッスリー25(Brasserie 25)で。

ひだり みぎ
ミールの種類は大したことないが、カクテルのようなフルーツポンチや出来立てのオリジナルスムージー、ミューズリー、生絞りジュースなどなどドリンクの種類は豊富。


ワッフルとパンケーキ用のシロップもバリエーション豊か。ビビットなヤバい奴なんかも置かれてる。



やっぱりミールは全体的に種類はやや少なめで、ガッツリと食べたいオッサンには若干物足りない。フレンチトーストとパパイヤが美味しかったことくらいしか印象に残ってないわ。

プール・ジム

ひだり みぎ

ルーフトッププールは小さいながらも、開放的なKLタワービューのインフィニティプールになっていて、混んでいなければ雰囲気良好。ただ、19:00以降はプールサイドのバーが営業することから泳げなくなってしまう点は要注意。夜にこそ泳ぎたくなるような雰囲気なのに。

所感

確かにコスパは良いし、悪くないホテルなんだけど、ホテル天国のクアラルンプールには同じように1万円程度で泊まれるナイスなホテルも多いからなー。連泊するんであれば、ラウンジと立地の差でル・メリディアンウェスティンを選ぶかなー、自分だったら。悪くないホテルなんだけど、積極的に泊まりたいと思うにはややパンチに欠ける。

ホテル ストライプス クアラルンプール オートグラフ コレクション


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住所:25 Jalan Kamunting, Chow Kit, 50300 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
電話:+60 3-2038 0000
ホームページ:http://www.stripeskl.com/

インターコンチネンタルクアラルンプール宿泊記

この日は華の金曜日、仕事付き合いでの食事終わりに今宵のお宿であるインターコンチネンタルクアラルンプールへと移動する。
22:00チェックイン⇒翌朝07:30チェックアウトとホテルでの滞在時間が限られていたので、今回はクラブフロアではなく最安値部屋での予約とすることに。


クラブルームでも16,000円~と世界的に見ても随分とお安いインターコンチネンタルクアラルンプールであるが、なんと今回の最安値部屋は驚きの10,267円。為替レートによったら1諭吉を切ろうかという非常にお財布に優しいお値段で、「お値段、なんと1万円!1万円ですよ1万円!」と頭の中に初代ジャパネットたかた社長の甲高い声が今にも聞こえてきそう。この日なんかアロフトやエレメントといったSPGのバジェットブランドより安かったしw お隣のエレメントはオープン記念ダブルポイントオファーを出していたので少し迷ったが、インタコの方が安いのであればやっぱりインタコを選ぶのが正解でしょう。

アクセス

Ampang Park(アンパンパーク)駅から徒歩数分。繁華街のど真ん中というわけではないのでディープなナイトライフを楽しみたいという方には不便かもしれないが、ホテル前の道路にGOKLグリーンラインの無料巡回バスも運行しているので観光目的での利用なら割と悪くない選択肢かと。

KLCCとブキッビンタンからは無料のシャトルバスが出てますし、まぁ不便はないです。
http://kualalumpur.intercontinental.com/ja/about-us/complimentary-shuttle

では、いってみよう!

JALが破産した際に身売りされ、2011年2月よりインターコンチネンタルとして運営されるようになったインターコンチネンタルクアラルンプール。別に日航ホテル時代の名残という訳ではないのだろうけど、日本人利用客も多いのだと。まぁ確かにホテラーの皆様の間ではやたらとよく名前を耳にするホテルではあると思う。

ロビーはとても1万円そこらで泊まれるホテルとは思えないグランド感ある造りで、スタッフもテキパキと笑顔で仕事を捌くプロフェッショナル揃い。IHGアンバサダー会員用デスクでサクサクっとチェックイン手続きが完了し、そのままにっこに声顔でエレベーターまでエスコートを受けた。
ひだり みぎ
ひだり みぎ
肝心の部屋はというと…アンバサダー会員の規定通りワンランクアップで、最安値のデラックスルームからプレミアルームへのアップグレードとなった。

【インターコンチネンタルクアラルンプールの部屋カテゴリー】
デラックスルーム(42㎡)
プレミアルーム(42㎡)
グランドプレミアルーム(42㎡)
クラブインターコンチネンタルルーム(42㎡)
エグゼクティブスイート(84㎡)
アンバサダースイート(126㎡)
プレジデンシャルスイート(168㎡、29階)
ロイヤルスイート(210㎡、30階)

アンバサダー会員用のギフトとして頂いた可愛らしいクマのぬいぐるみをいい年こいたオッサンが手に持ちながら部屋へと向かう。

ひだり みぎ
やはりリブランドで買い取ったホテルだけあって建物自体は古い為、廊下の設えや部屋のドアなどの木材が年月を経た独特の風合いを醸し出している。

部屋:プレミアルーム

ひだり みぎ
部屋の広さがデラックスと同じだからがアップグレード頂いた実感は感じられないが、モダンなアースカラーを基調に実にインターコンチネンタルらしい設えで落ち着きがあって雰囲気は良し。



ガラストップのテーブルがスタイリッシュ。

ひだり みぎ
朝目覚めてカーテンを開けると、大都会のど真ん中にいますよと改めて感じさせてくれる高層ビルビューだった。ペトロナスツインタワーも辛うじて視界に入ってくるのかなーなんて期待してたけど、周囲の高層ビルによる鉄壁ディフェンスに遭い欠片も見れん。


ひだり みぎ
スパイヤアンバサダーギフトはローカル菓子・フルーツ・熊のぬいぐるみ。勿論、これ以外にも1ランク上のカテゴリーへのアップグレードや16:00までのレイトチェックアウトといった特典も享受できる。でもやっぱりSPGやマリオットプラチナのラウンジ付帯特典と比べたらパンチは弱いよなー。頂きものに文句言うのも下品な話だが、ぬいぐるみとかオッサンには利用価値無いし。これならまだドリンクバウチャーを頂けた方が実用性があって良いのだが。

ひだり みぎ
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コンプリメンタリーのお茶は布ではなく安いティーバッグのタイプのものだけど、TWGだと特別感が味わえる。

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プール・ジム

ひだり みぎ
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バー:BENTLEY’S PUB

ホテル内飲食施設は高級ホテルらしく充実していて、寿司バーや鉄板焼きコーナーを備えた本格和食店や、マレー料理・中国料理など各種料理が楽しめるレストランが揃う。

食事は済ませてきたので今日はバーで一杯ひっかける程度とすることに。ということでメニューを見ていたところ、ベントレーズパブでマッカランの1851 Insperationが手頃な価格で飲めることが分かったので行ってみることに。

ひだり みぎ


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英国風パブということらしく、中々洒落た店内。女性スタッフもイケている。

ひだり みぎ

早速お目当てだったマッカラン1851インスピレーションを注文するも、残念ながらこちらは空瓶が展示されているだけで売り切れとのこと。これ目当てにバーに来たので痛く失望したが、スタッフの女性が可愛いから許す!


更にバーカウンターを物色していたらマッカラン25年物を発見!だがしかし、こちらも残り少なくなった為にグラス売りはしていないと、またしてもお目当てのウィスキーにありつけず。ここでも痛く失望したが、スタッフの女性が可愛いから許す!

ひだり みぎ
飲めずじまいとなった1851インスピレーションとマッカラン25年物に思ひを馳せながら飲む12年物シェリーオーク。ごっつい塊のアイスにはインターコンチネンタルロゴが…。


そして…腹減ってないと言いつつついついつまんでしまうフィッシュアンドチップス。

所感

部屋での滞在時間が短すぎてまともな宿泊記にならず申し訳ない。宿泊したのはもう随分と前のことなので、部屋やホテルに対する印象が殆ど残っていないっす。

InterContinental Kuala Lumper(インターコンチネンタルクアラルンプール)


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ホームページ:http://kualalumpur.intercontinental.com/ja/
住所:165 Jalan Ampang, 50450 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
電話:+60 3-2782 6000


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