この日は香港からシンガポールへと移動。マレーシア航空ビジネスクラス(Zクラス)がプロモ価格で随分と安くオファーされていたので、直行便ではなくクアラルンプール経由で移動することに。キャセイの直行便エコノミーVクラスより安かったくらいだったんでw
クアラルンプールでの乗継時間は国際線のMCT(最低乗継時間)ぎりぎりのジャスト1時間ということで、香港⇒クアラルンプール便が遅れないことを祈りながら空港にてチェックイン。
香港国際空港では久しぶりにキャセイのWINGで腹ごしらえ。以前は月に何度も利用していた香港国際空港。最近ではめっきり利用機会が減ってしまったので、ここぞとばかりにメインのクリスピーチキンをがっつかせて頂いた。
胃袋を満たし、搭乗ゲートを確認するとまさかの200番台で、2016年2月にオープンした比較的新しい搭乗棟・ミッドコンコースへと移動する羽目に。ミッドコンコースは不便な離れ孤島にある為、香港エクスプレスやバニラエア、ジェットスター、ピーチなどのLCCのみが利用してるのかと思っていたが…流石はマレーシア航空である。
搭乗開始時刻から5分程遅れてゲートに着くと、出発が20分程の遅延になるようで搭乗は始まっていなかった。
香港⇒クアラルンプール
機材は以前に乗った時と同じB737-800。
結局、搭乗開始は15分遅れ。乗継時間がタイトになってしまった為に客室乗務員に相談すると、ちょうどこの便がクアラルンプールに着いた足でシンガポールまで飛ぶ計画になっているので心配無用とのこと。客室乗務員さんもシンガポールまでお供してくれることになるらしいw
ということで安心して着席。乗継便に間に合わないのかと思ってこのシートばりに青ざめたわ。まぁ乗継便に間に合わなかったところでシンガポール行きの次便に振り替えてもらえるとは思うけど。
それにしても懐かしいな、マレーシア航空は。実に二年ぶりの搭乗である。
モニターもレトロで別の意味で懐かしい。
機内食はアペタイザーのサテー後にガーデンサラダとピーナッツバターケーキとメインが配膳される。メインは「Chicken Rendang」「Wok-Fried Seafood」「Farfalle Pomodoro」の三択で、既に腹ごしらえを済ませていたことから軽めのFarfalle Pomodoro(マトソースのファルファーレ)を選択した。
久しぶりのマレーサテー。楽しみにしていたのだが、残念ながら妙に肉が硬くなっていた。メインは軽めだと思ったらかなりのボリューム。胃袋の容量的には食べれないことはなかったが、これだけの量のパスタだとどうしても途中で飽きてしまう。
ドリンクリスト。
シャンパンはコルドンブルー。この他、ソフトドリンクもそれなりに充実。
マレーシアらしく白コーヒーやミロ、テータリックも用意されているのが特徴的。また、クアラルンプール発便ではピンクグァバジュースなんてのも振る舞われる。
機内販売ではマレーシア王室御用達のピューターブランドであるロイヤルセランゴールとウォルトディズニーとのタイアップ企画として、スターウォーズの限定商品が販売されていた。錫合金ならではの重厚感と精巧な造形美で胸アツになる逸品揃いなのだが、けっこう値が張るのな。
フライトは特にトラブルも無く順調に飛行。窓を開けるとやけに低空飛行をしていたようで、ベトナムの海岸線を見下ろしながら南下する。
南シナ海に抜け、マレー半島上空に差し掛かると景色は一気に東南アジアらしくなり、高密度に群生するアブラヤシを見下ろしながらクアラルンプール国際空港へとランディング。
降機時にはきちんと座席クラス間のブロックもあり、JALのようにエコノミークラスから雪崩のように降機を急ぐ乗客が流れ込んでくることはない。
クアラルンプール⇒シンガポール
クアラルンプールからも同じ機体での移動となるが、一旦降機してから乗り直し…
ハローアゲイン!ということで同じ客室乗務員のお出迎えを受ける。同じ客室乗務員二連発とか、なんとなく気恥ずかしいな。
クアラルンプール-シンガポール間の飛行時間は1時間。短距離便なので機内食はメニューも無く、軽食のパッサパササンドイッチとソフトドリンクのみ。お世辞にも美味しいものではなかったというか、オブラートに包まず申し上げると不味かった。小学校の給食レベル。
結局、クアラルンプールからの出発も遅れたので、シンガポール到着は1時間遅れとなった。
なんだかんだ経由便は疲れるけど、この景色を見ると「ヒャッハー!シンガポール!」と気分が盛り上がり元気になる。
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