あっという間のフエでの二泊三日の小旅行を終え、帰路へと就く時間がやってきた。先ずはフエからハノイに飛び、そこから成田行きの深夜便に乗り継いで日本へと帰還する。
フエ市街地からタクシーで15分(運賃200,000ドン強)、2013年に改装されたばかりのフバイ国際空港(HUI)に到着した。綺麗だけど小さっ。
当記事執筆時点での就航航空会社はベトナム航空以外だとべトジェットとジェットスターパシフィックの2社のみで、それも国内線オンリー。
空港に早く着き過ぎて暫く待たされたけど、出発時刻の2時間半前になって漸く搭乗手続きが開始される。
今年になり南方航空修行を始めたので、マイルはCZ付け。VNのCクラスは2セクターと130%のマイルが付与される筈なのに、なんとまぁ搭乗から3ヵ月経っても加算されず。南方航空の手強いカスタマーセンターと長期戦を戦って、搭乗後5か月弱かかってやっとこさ搭乗クレジットが付与された。CZ、自社便だと国内線で翌日、国際線だと2-3日で漏れずに加算されるんですけどね。CZの他社便でのマイル登録は要注意。
コンパクトな空港だし空いているので搭乗券を手にしてからは早い。ただ、エレベーターが無いのがね…
土産物を詰めた重たいスーツケースを持って階段を上り下り…。少しは御爺さんの腰を労わってほしい。
出発フロアはこじんまりと綺麗に纏まっていて、お店も土産物屋を中心にそれなりに有る。ただ、空港自体とにかく小さいので、町で顔見知りになった他の観光客と「あー、あなたも今日お帰りなんですねー」なんて会話をすることになりかねん。フエの町もフエの空港もとにかく小さい小さい。
どんなもんかと土産屋を覗いてみると、ホーチミンの空港では売ってないようなこ洒落た陶器なんかも売っていた。冷やかし程度で値段を聞いたら店員の胸三寸で価格が決まるのかよってくらい思いっきり値下げしてくれたので、茶器セットを購入することに。また荷物が増えたけど、フエらしい中越折衷的なデザインの茶器が安く買えて満足なり。
土産物を手にして今度は意気揚々とベトナム航空のビジネスクラスラウンジへ。田舎の国内線ラウンジなんで待合室レベルだけど…。
携帯弄りで忙しいスタッフを呼びつけてオーダーすることもできる。
メニューに麺料理があったのでてっきりヌードルバーでもあるのかと思ったら、普通にカップヌードルが来たw
いやー、ほんと早く空港に着いちゃった自分を呪いたいね。2時間もの時間を何もないラウンジでカップラーメン食べたりカップラーメン食べたりカップラーメン食べたりしながら無為に過ごす羽目になった。
そして搭乗開始と思ったらカップラーメンで重くなった胃にこの仕打ち!さっきせっかく階段上ったのに今度は下りるのかよ!バリアフリーなんて糞くらえ、ジジイの腰絶対殺すマン空港許すべからず。
地上階まで下りてエコノミーバスでボーディング。ビジネスクラス専用バスなんて気の利いたものはありません。せっかく一番に階段を降りた自分orz
お座席はこちら。2-2が4列で計16席のビジネスクラスだったのだが、何故かこの日はA・C列側が私一人に対して通路を挟んだ向こう側のD・G側は4人と賑やかそう。
ウェルカムドリンクと冷えっ冷えのおしぼりサービスを受けてから即プッシュバック。小さな空港で渋滞もないのでテイクオフまでも早い早い。
飛行機に乗り込んでからあっという間にテイクオフ。さらばフエ。
1時間程度のドメスティックフライトでも餌が出た。空港職員のやる気ないおばちゃんがおしゃべりしながら作ったであろうサンドイッチとヨーグルト程度だけど。
フエからのVN国内線で「フットレスト・レッグレストなんて本来必要無い機能なんですよね。」と言わんばかりにシートポケットに足を投げかけ爆睡する現地人を見た。この人達、原付の上で横になって寝てみたりするし、寝ることに関して器用過ぎるんだよな(褒めてる pic.twitter.com/h081EScG1V
— ポンズ (@Worldtravelog) 2017年2月8日
あーやっぱりフエ二泊は短かったかな。是非ホイアンと抱き合わせでまた旅程を組んで来たいですね!ということでフエの旅行記はこれにて完。お付き合いありがとうございました。