タイ国際航空 B777-300(77R) ビジネスクラス搭乗記 バンコク⇒香港

この日はタイ国際航空便にてバンコクから香港へと移動。エバー航空のギランギランしたクラブみたいなラウンジを満喫し倒してから出発ゲートへと向かう。


ゲートの案内を見て気付いたのだが、今回乗るTG628便は香港を経由して韓国まで行くらしい。香港以遠にも飛ぶとは知らなかったんで、間違ってソウル行きの便を取ってしまったかと一瞬焦ったわ。確かにバンコク⇒香港便にしては韓国人の割合が多いっちゃ多い。というか大半が韓国人。ビジネスマンだけではなく旅行者とみられるラフな格好をした韓国人の若者も結構いるが、タイのTシャツとかに何気なく描かれた旭日旗風の柄を見て韓国人排除政策だ!!とヒステリックに騒ぎたてるような輩がいなくて助かった。

ひだり みぎ
搭乗はゲートからバスで。沖止め機材への搭乗は間近で飛行機を拝めて良い面もあるけれど、くっそ暑かったり雨降ったりする日はほんと勘弁して頂きたい。優先搭乗をビジネスクラスの特典として謳っている以上、せめてホームのバンコクから出発する時くらいはビジネスクラス専用のバスを出してくれないものかね。優先搭乗ってバスへの優先搭乗のことを指してる訳じゃないんだろうから。


ひだり みぎ
機内に乗り込んでみると、中距離フライト用B777-300のがっかりシートが待っていた。座席も草臥れてるし、配列も2-3-2でシート幅はプレエコ並み。これでもまぁ空いてて隣席がいなければ全然オーケーなんですけどね。この日は韓国行きということもあってかコリアンビジネスマンと白人様でド満席ときた。

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足元のスペースは広々し過ぎというくらい広々してるけど。こんなに離れてちゃ逆にシートポケットに手が届かなくて不便じゃないか?ダルシムみたいに手が自由自在に伸びれば良いんだろうけど。



ワシの窓側席は広すぎず狭すぎず、ちょうど良い感じに足元スペースにゆとりがある。

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ただ、ちょうどシート横には窓が無いので、窓の外の景色を見る為にはちょっと前に身を乗り出す必要が。B773の16列目の窓側席、要注意です。

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紫の世界。色使いは好きなんですけどね。やっぱり数世代前の機材となると座席の快適性という面ではちょっと…

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ド満席の為に客室乗務員さんの対応にも余裕がなく…慌ただしくサーブされたヴーヴ・クリコをパパパッと飲み干して間もなく離陸。

食事も凄く慌ただしかった。パパパッと配膳されて、じっくりと味わう間もなくパパパッと食べパパパッと回収されていった。

メインはまたしても失敗。ラウンジでカレーを食べたのでタイカレーの選択肢を避けてしまったのだが、やっぱりTG利用時は大人しくタイ料理を選ぶのが唯一の正解だな。


デザートは竜眼入りのカラフル寒天。こいつはツルっと食べれて美味かった。


なんかあまり印象に残らないフライトだったな。とりあえずTGのB773(77R)はハズレ機材ということで。

やっぱり香港⇔バンコクの移動はエミレーツがナンバーワンっすわ。


スワンナプーム国際空港のエバー航空ビジネスクラスラウンジが凄かった

この日はタイ国際航空でバンコクから香港へとひとっ飛び。二時間ちょいの空の旅を満喫して参ります。

ひだり みぎ
空港に着いてチェックイン。TGのビジネスクラスだとチェックイン後にそのまま専用の保安検査場と出国検査場を使ってサクッと制限エリアに移動できるのがありがたい。

*タイ国際航空の公式ウェブサイトから画像を拝借。

このようにカウンターAでチェックインをした後、直ぐに専用レーンを使って出国してラウンジへと流れ込める。素晴らしい動線っす。

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ということでこの日はTGの素晴らしい動線に乗り、空港に着いてからものの5分で出国完了。出国後は適当に土産物を買い漁りながらコンコースEのタイ国際航空Royal Silkラウンジへと歩いてく。


免税店ではスナックを中心に適当に買い漁ったのだが、その中で今回のヒットはこちら。King Power Recipeによるトムヤンクン味のスティックビスケット。自分用には買わなかったのが悔やまれるのだが、酒の肴にピッタリとの好評を得た。流石キングパワーは伊達じゃない。

で、だ。重い買い物袋を引っ提げてラウンジに来てみたら、どこの人気食堂だよというくらいの大繁盛ぶりで、空席を探すのも難しい状況になっていた。


絶望的な混雑状況でミールも食い散らかされた後の残飯しかなく、仕方なく唯一手付かずの状況で残されていた不人気なタイスイーツをパクつくことに。色がヤバいんで皆さん敬遠して手を付けなかったのかと思われるが、これはこれで見た目に反して美味かった。癖になる美味さ。

ただ、やはり混雑し過ぎてて狭苦しかったので、同じくスターアライアンス系列のエバー航空のラウンジへと引越しすることに。ちょうど出発ゲートがEVAラウンジのあるコンコースFだったし。

EVA Air Lounge

コンコースF3階にあるエバー航空ラウンジ。ピアノブラックとギラギラネオンのエントランスは台北のフラッグシップラウンジと同じで、どこのクラブですか?という感じ。コーポレートカラーんグリーンの気配を一切感じさせないチャラさっす。
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内部も内部でエントランスに引けを取らない強烈なゴージャスギラギラ感が…。銀河世界でもモチーフにしているのだろうか、凄く独特な世界観が表現されている。ここまできたらいっそのことテクノミュージックでも流してほしいね。


よくもまあ第三国の空港にこんな気合の入った自前ラウンジを運営してるわな、と思ってエバー航空公式サイトのフライトルートマップを調べてみたら、バンコクからアムステルダム、ロンドン、ウィーンに自社便を飛ばしてるんですね。台北から飛んできて、バンコクを中継地点としてヨーロッパに長距離便を飛ばす。だもんでバンコクも台北の本丸ラウンジ並に気合を入れているようだ。

そんなこんなでギランギランした受付にて入室手続きを済ませ、ワープ空間に突入しそうな光のゲートを通ってラウンジ内へ。

ひだり みぎ
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キティジェットとかぐでたまジェットとか、そっち系なのかと思ってたけど、桃園国際空港のエバー航空ラウンジと同じギランギランの雰囲気をバンコクでも再現してる。凄い。

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マッサージチェア付きのプライベートな仮眠コーナーも。これだけ洒落で居心地良い空間なのに、利用客が殆どいないというのもまた素晴らしい。

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ミールもタイ料理を中心に充実。定番のタイカレーを始め、トムヤンクン、パッタイ、ソムタムなどタイを代表するフードから、中華系キャリアらしく点心類、ピザ、サラダ、フルーツなど幅広いラインナップが取り揃えられている。バンコクを本拠地とするTGより充実してるとかどういうことだ。

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デザートにはタイの代表的スイーツであるカオニャオマムアンやアイスまで。しかもアイスはスウェンセンズだけでなくマグナムまで用意するという気前の良さ。気に入ったぞエバー航空。


ドリンクもココナッツの実に入った天然ココナッツジュース、ハイネケンの生ビール、各種スピリッツと揃っている。そして何よりグラスを氷漬けで冷やすという配慮ね。チャラいだけじゃないっすよ。チャラくても中身はしっかりとした優等生。

空いているということを考えれば、数あるスワンナプーム国際空港のラウンジの中でも居心地は一番じゃないかな。

宿泊記 バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク (Bangkok Marriott Marquis Queen’s Park)

本日の宿泊先はバンコク一の大箱ホテルであるバンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク バンコク

世界127カ国に6,500以上の宿泊施設を擁するマリオット・インターナショナルのなかでも、マーキス・ブランドはドバイ、ニューヨーク、シカゴ、ワシントンなど10箇所のみ。マリオットの名前は聞いたことがある方が多いけど、「マーキス(Marquis)」という名前は(特にアジアでは)あまり馴染みが無いかと思う。それもそのはず、マーキスというマリオットのサブブランドは通常の平マリオットとは明確に差別化されたブランドで、マーキス(侯爵)の名を冠するには、1,000室超の客室数(マイアミのJWだけ例外)や立地などの条件を満たす必要があるらしい。確かに爵位を頂くここバンコクのマリオットマーキスも、1,388室が入るバンコク一の規模を誇っている。

ホテルがあるのは、バンコクの中でも日本人が多く住むプロンポンエリア。BTSのプロンポン(Phrom Phong)駅から徒歩5分強のロケーションにある(ホテルの裏口からの方が駅に近く、表のエントランスからだともっと歩く)。

マーキスアピールなのか、MARQUISの文字が赤枠で囲われ強調されている。


サウスタワーとノースタワーの二棟構造のバンコク・マリオットマーキス。もともとここには「インペリアル・クイーンズパーク」という老舗ホテルがあり、2016年に2年もの年月をかけた全面改装を終え、マリオット・マーキスとしてリブランドオープンを果たした。老舗ホテルの改装⇒リブランドというのは難しい点も多くあるが、ここバンコクのマリオットマーキスは果たして…

ロビー

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コンセプトは、「タイの伝統とモダンの融合」。インペリアルクイーンズパークホテル時代のコンセプトを継承しながら最新設備を突っ込んだという感じか。とにかく広くてモダンだし、超巨大なシャンデリアに代表されるように超豪華。また、大箱ホテルだけあって会議施設も大変な規模で、1,100人を収容するボールルームなんかもあるそうだ。MICEの規模もマーキスブランドの条件にあるのかな。

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二階からロビーを見下ろしてみると、エントランスを中心に左右にカフェが広がっているのが分かる。ただ、ホテル利用客が多すぎて、本来はカフェなんだろうけど、ただのシーティングエリアと化している。実際、私も部屋が用意出来るまでこちらのカフェスペースで待たされた。


エントランス入って左手奥、タイ伝統家屋をモチーフとしたこの部分はティールーム&ベーカーリーとなっている。インペリアル時代はエグゼクティブチェックインカウンターだったそうだ。内装は一新されているが、基本構造は変わってないのかな。

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フロント周りはクールだが、対応はクールじゃない。正規のチェックイン時間を過ぎていたにもかかわらず、部屋が用意されていないとのことでカフェにて待たされた。因みにスイートへのアップグレードあったから部屋が用意されていないという訳でもなく、アップグレード無しの通常クラブルームでこの対応。クラブルームなんて相当数あるでしょうに。この日は稼働率が高かったこともあるのだろうが、とにかく部屋数が多すぎてチェックインの対応も凄く事務的で、如何に早くゲストを捌けるかといった感じだった。ラウンジでのチェックインもオファーされなかったし。

評価の高いホテルなので普段の対応は問題ないのでしょう。高稼働率の日の忙しい時間帯に乗り込むもんじゃないですね。夏休み真っただ中の繁忙期に大箱ホテルに突っ込んでしまったことを反省。

プラチナ特典


・ラウンジアクセス
・バンコク市内への無料電話
・1日2点までのプレスサービス
・靴磨きサービス
等々。詳しいラウンジサービスについては後ほど追ってご紹介をさせて頂きます。

部屋カテゴリー

デラックス 32㎡ 、4,067バーツ(≒14,000円)~
デラックスパークビュー 32㎡ 、4,557バーツ(≒15,500円)~
Mクラブルーム 32㎡ 、6,517バーツ(≒25,500円)~
Mスイート 62㎡ 、6,517バーツ(≒25,500円)~
ガーデンスイート 94㎡ 、11,417バーツ(≒39,000円)~
ファミリースイート 126㎡ 、15,729バーツ(≒54,000円)~
グランドマーキススイート 128㎡ 、16,317バーツ(≒56,000円)~
スカイスイート 1002㎡ 、50,000バーツ(≒172,000円)~
今回はデラックスルームを予約し、Mクラブルームがあてがわれた。


部屋へ…と思ったら自分の部屋番号がどうしてもみつからない。フロントに電話して確認すると、ノースタワーとサウスタワーに分かれていて、自分の部屋があるタワーとは別のタワーに行ってしまったらしい。こちらのホテルは初めてと伝えているのだから、ツインタワー仕様ならエレベーターの位置くらい説明してくれよ。ノースタワーが奇数の部屋番号で、サウスタワーが偶数の部屋番号らしいので、皆様はお間違えなきよう。

部屋:Mクラブルーム

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部屋はマーキスブランドだからといって特別なことはなく。典型的な最新鋭のマリオットスタンダードの部屋、タイドレスの絵が描かれてたりタイ語の文字があったり、陶器が置かれていたりとタイ要素が付け足されている。


スタイリッシュなデスク周り。コンセントの数はやたらと多いけど、デスクは自分にはちょっと小さすぎた。


クローゼット。改装されたばかりだけあって、備品の一点一点もあたらしいですし、部屋自体は悪くないっす。

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ミニバーとウェルカムスイーツ。ミニバーのプライスリストにある岡本XLサイズ、くっそワロタ。XLサイズのみを用意することになった背景を教えてもらいたいw

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水周りもしっかりとリファビッシュされていて、1972年開業のインペリアルホテルの名残は一切無い。ただ、シャワーブースのパッキンが何故だか既に経年劣化のような感じで弛んでいて、水が外に出てしまうようになっていた。

クラブラウンジ

Mラウンジことクラブラウンジはサウスタワーの27階に設けられている。
営業時間: 06:30-22:30
朝食: 06:30-10:30
軽い昼食: 12:00-14:00
オードブル: 17:30-19:30
カクテルタイム: 17:30-20:30
デザート: 19:30-21:30

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すっごい広々としているし、見晴らしも良いので居心地は満点です。ただ、部屋数が多いだけにカクテルタイムには主に白人様の利用客が殺到して一気に座席が埋まります。同じくツインタワー仕様のルネッサンスクアラルンプールみたく両塔にラウンジが用意されているわけではないですからね。オフシーズンは快適に過ごせるのでしょうが、オンシーズンはそれなりの混雑を覚悟した方が良いでしょう。

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アホみたいに混んでたのでフードコーナーの写真は撮れなかったけど、ミールはそれなりに充実してたし、どんどんと補充が来るので取りっぱぐれるようなことはなかった。


ひだり みぎ
ドリンクはビールやソフトドリンクといった基本どころに加え、本格的なカクテルまで作って頂けます。

朝食


06:30のスタートと同時に突撃。10分でチェックアウトしてホテルを出る必要があったのでぱっとかっ喰らった。特に印象には残っていないが、オレンジの生絞りジュースがイケてたのは覚えてる。

所感

超がつく大箱ホテルなので、稼働状況等々によって印象が変わるのでしょう。スペース的にも人員的にも余力のあるオフシーズンは良いでしょうが、いくら部屋やラウンジが快適でもフル稼働時はちょっと御免被りたいかなという印象。場所も駅近という訳ではなく観光で使うにも便利とは言い難く…ハードは良いのですが、バンコクには他にも良いホテルが腐るほどありますからね。残念ながら再訪するにはちょっと決め手に欠けるので、他のホテルの宿泊費と比べての相対評価で、著しくこちらが安ければ泊まろうかなと思う程度。

Bangkok Marriott Marquis Queen’s Park


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住所: 199 Sukhumvit Soi 22 Klong Ton, Klong Toey Klong Toey Bangkok
電話: +66 2 059 5555

宿泊記 アテネホテル ラグジュアリーコレクションホテル バンコク Athenee Hotel, a Luxury Collection Hotel, Bangkok

本日の宿は、アテネホテルことザ アテネホテル ラグジュアリーコレクションホテル バンコク(The Athenee Hotel, a Luxury Collection Hotel, Bangkok。

こちらのホテル、元々は2001年にニューヨークのプラザアテネの姉妹ホテルとしてタイ王国の王宮跡地に開業した、バンコクでも指折りの超名門ホテル。2004年からはSPGと手を組みプラザアテネロイヤルメリディアンとして営業をしてきたが、2016-2017年の一年半にも渡る大規模な改修を経て、同じくSPGブランドのラグジュアリーコレクションに格上げとってリニューアルオープンした。

バンコク市民の間では、アテネホテルといえば一生に一度は泊まりたい憧れのホテルであり、タイのロイヤルファミリーやガチリッチ層が定宿として泊まるような格式あるホテルらしい。タクシーの運ちゃんにもアテネホテルと言えば一発で通じるし、羨望の眼差しで見つめられるくらい。本家であり兄貴分のニューヨークのアテネホテルが一泊8万円からのところ、こちらでは1/4の価格で泊まれちゃうんですけどね。


BTSプルンチット駅から約400m、高層オフィスビルや各国の大使館が建ち並ぶワイヤレス通りに位置するアテネホテル。オークラプレステージ、SPGのアテネホテル、IHGのインディゴ、ヒルトンのコンラッドと、各ホテルチェーンの高級ホテルブランドが連なるように並ぶ立地にある。


この日はウッディなエントランスが良い味出してるインディゴと迷ったんですけどね。IHGのターゲットプロモの内容がイマイチどころかイマサンだったこともあり、この日はやっぱりSPG系のアテネホテルにすることにした。インディゴはクラブラウンジ無いし。

ロビー

高級感たっぷりのロビー。中央の左右に広がる階段が、まるでホテルに訪れるゲストを両の腕で優しく包み込むかのように柔らかい曲線を描いている。

幾何学的構造の中に曲線美が感じられる、なんとなく不思議な空間。
リブランドされるにあたっての設計コンセプトは、かつてこの地にあった王宮で暮らしていた“Valaya Alongkorn王女の人生と旅”。王女の嗜好に合わせるように、タイとヨーロッパのスタイルを融合させた優雅なスタイルのホテルに仕上げたそうだ。王女のことは当然乍ら存じ上げぬが、きっと優雅で素敵な方だったのでしょう。

プラチナ特典

フロントは螺旋階段の左手、今回は日本人のゲストリレーションズの方がチェックインの対応をして下さった。
【主なプラチナ会員用特典】
・ウェルカムギフト(ポイント)
・1日2点までのプレスサービス
・バンコク市内への電話が無料
・ラウンジサービス
明文化された主な特典はこの程度かな。当時はクラブ特典の中にロビーフロアでの朝食サービスも含まれていた為、朝食と500スターポイント(≒1,500マリオットリワードポイント)の両取りができました。2018年8月にSPGとマリオットのプログラムが統合となり、ここらへんは変更となった可能性もございます。

部屋カテゴリー

アテネルーム(38㎡)
アテネプレステージルーム(46㎡)
アテネクラブルーム(38㎡)
ロイヤルクラブルーム(44㎡)
ロイヤルクラブプレステージルーム(55㎡)
ファミリールーム(76㎡)
アテネスイート(86㎡)
ロイヤルクラブスイート(100㎡)
ファミリースイート(124㎡)
ロイヤルピマーイテーマスイート(178㎡)
ピーマンサイアムテーマスイート(190㎡)
ルアンタイテーマスイート(190㎡)
ラタナコーシンスイート(350㎡)

部屋

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部屋の中も、王女が生きた19-20世紀のクラシカルスタイルをベースとしているそうだ。エレガントな調度品の数々や、カーペットやカーテンの生地にあしらわれた優美なタイ独特のモチーフに、タイ王室の伝統が息づいている。


シンプルなんですけど、格式高いっすよね。インテリアの質に妥協が無い。

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高層階の部屋ということもあり都心ど真ん中にいるのが嘘のように静かだし、部屋の快適度合いでいったらバンコクでも一~二位を争うのではないか。

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ワークデスクは窓際に面した狭いスペースにある。このようなスペース割りの部屋は同ホテルのホームページでも見つけられなかったが、ロイヤルクラブプレステ―ジの一種だろうか。


謎の銅鑼なんかが置かれてたり。



カーテンの生地やクッションの柄にもコンテンポラリーなタイ風味を出してきている。



エアコンの送風口やベッドサイドにもタイならではのモチーフが。こういった紋様もタイ王室専用の紋様とかなんだろうか。

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クローゼット。

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ミニバーならぬリフレッシュメントセンター。メニューの紙の質感も格式高いw 抜かりないっすね。


こちらはマリオットプラチナ会員用のウェルカムフルーツと、ターンダウン時にご用意頂いたスイーツ。こんな格式高い部屋にいると、フルーツまで格式高く見えるから不思議w オレンジもリンゴも妙に光沢があるような気がするし。

ひだり みぎ
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バスルームはスタイルこそ古いものの、生花が飾られていたり、バスソルトがアジアン雑貨的な陶器に入っていたりと気遣いが感じられる。アメニティはタイのホテルだけあってタイの高級ブランドTHANHの物でした。メリディアン時はMALIN+GOETZだったので、ブランド刷新時にタイ風味を増すためにTHANHに切り替えたのでしょう。ナイス判断です。

Royal Clube Lounge

ロイヤルクラブラウンジは26階。アフタヌーンティーもありますし、イブニングカクテルの開催時間もSPG系列のホテルにしては長くて助かります。

営業時間 06:30-23:30
06:30-22:30:コーヒー、紅茶、ソフトドリンク
06:30-10:30:朝食(ロビーフロアのレストランでも可)
14:30-16:30:アフタヌーンティー
16:00-20:00:イブニングカクテル
17:00-20:00:軽食
ひだり みぎ

でっかい油絵アートが飾られたラウンジ。むっちゃ広いし、ガラガラ。やっぱりややもすればラウンジが大衆的になりがちなシェラトンやウェスティンとのレベルの違いをまざまざと感じさせられる。

アフタヌーンティー:


どれもこれも非常に美味しい。

イブニングカクテル:
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17:00からは続々とミールがやってくる。クラブルームの案内では軽食だなんて謙遜されていたけれど、全然全然。かなりガッツリとしたディナー代わりのホットミールも用意されています。



プリプリ果肉のジャックフルーツが美味かった。

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ドリンクは全オーダー制。カクテルなど手の込んだドリンクもご用意頂けるのは嬉しい反面、簡単なソーダ水なんかも頂けるまで時間がかかるというのが難点だった。簡単な物は冷蔵庫から飲みたい時にパパっとセルフで持ってこれれば良いかとは思う。

朝食


翌朝の朝食はロビーフロアのRain Tree Cafeで。これがまたレベル高いんすよね。部屋の快適度もトップレベルなら、朝食のレベルもバンコクトップ級。



先ずこのフレッシュジュースの種類。具材が豊富に揃っているので、自分が指定した組み合わせの具材でオリジナルのフレッシュジュースを作ってもらったりということもできる。


そしてアイスクリームね。


鉄火巻のマグロの赤身もでかでかして食べ応えあるし、一品一品コストがかかってるのが分かるような料理ばかり。スタッフもフレンドリーだし、最高の一日のスタートを切らせて頂きました。

プール

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都心ど真ん中のオアシス的なラグーン風プールも気に入った。

所感

バンコクでは1泊1-3万円レンジのホテルに多く泊まってきたけど、ケンピンスキーサイアムと並んでトップクラスの快適さだった。マリオット/SPGの中ではレジス超えで一番かな。部屋もラウンジもプールも朝食も非の打ちどころがなかったっす。間違いなくお勧め。

The Athenee Hotel, a Luxury Collection Hotel


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住所: 61 Wireless Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok, 10330, Thailand
電話: (+66)2-650-8800
URL:こちら

バンコク ロイヤルオーキッドファーストクラスラウンジ

キャセイパシフィック航空CX751便で香港からバンコクに飛んできて、お次はカタール航空QR833に乗継ぎドーハへと移動する。

今でこそカタール航空の自前ラウンジがオープンしたバンコクスワンナプーム国際空港だが、当時のQR利用客はタイ国際航空のラウンジを使うようにとのお達しがあったんですよね。ワンワールドステータスでキャセイラウンジにも入れると思うけど、以前はタイ国際航空のロイヤルファーストラウンジも使えたという情報を頼りにダメ元でロイヤルFラウンジへと特攻してみることに。

年末休みだからか幸せそうなリア充さん達で込み合う空港の中、人込みを縫うように独り500mほど小走りしてタイ国際航空の本丸・ロイヤルファーストラウンジへ。

しかし…これみよがしにカタール航空のファーストクラスチケットを提示してみるも、敢え無く入室拒否に…。知ってた。

ロイヤルファーストラウンジ入室条件:
タイ国際航空のファーストクラス搭乗者
スターアライアンス加盟航空会社のファーストクラス搭乗者
タイ国際航空運航の国際線に搭乗するロイヤルオーキッドプラスプラチナ会員

やっぱダメですよね。「色々と調べてみたけどやっぱダメ。カタール航空のボーディングパスではロイヤルファーストラウンジは入れないので、コンコースEにあるタイ国際航空のファーストクラスラウンジをご利用下さい」と。あっけなく門前払いをくらってしまう。


ということで、またしても小走りで案内を受けたEコンのロイヤルオーキッドラウンジへ。


ここはファーストクラスラウンジと言ってもビジネスクラスラウンジの一角をファーストクラス用にロープで隔絶して作ったなんちゃってファーストクラスラウンジっすわ。

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それでも、利用客は同じくドーハに向かうと思われるインド人の野郎1人と私のみで落ち着けるっちゃ落ち着ける。ラウンジスタッフもアテンティブで食べ物や飲み物のオーダーを聞きにきてくれるし。


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セルフサービスのミールは意外にタイっぽいお洒落なカクテルサラダやスイーツがあったりして、小腹を満たすには丁度良い。

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しょっぱい内容ながらもオーダー制のホットミールメニューがあったのでマッシュルームとケールのオイスターソース炒めを頼んでみたら、ファミレス以下・給食以下のレンチンミールレベルで本当にしょっぱかった。今日日コンビニの弁当だってもっと良い味出してるぞ。

ひだり みぎ

ドリンクカートにはロイヤルサルート21年物もあったりとそれなりに豊富。


ひだり みぎ
ただ、やっぱりオーダー物のホットミールがなぁ…。期待外れに終わったモヤモヤを吹っ飛ばすべくシャワーを浴びてから深夜便へと乗り込むことに。まかここでの不完全燃焼は機内で取り戻しまっせ!



ドーハ⇒サラーラ便のボーディングパスも発行してもらい、いざ初のカタール航空ファーストクラスへ!