宿泊記 シノズワリテイスト全開!インディゴ上海虹橋(Indigo Shanghai Hongqiao)

翌朝一番のフライトで虹橋から出発する予定だったので、この日は虹橋空港近くに新しくオープンしたインディゴ虹橋(上海虹桥英迪格酒店 Hotel Indigo Shanghai Hongqiao)に泊まってみることに。


インディゴ外灘インディゴ静安に次ぐ、上海では3件目のインディゴ。


外灘のインディゴが良かっただけに、虹橋の方にも期待が持てるあるね。

ロケーション

場所は、もうほんとに空港から目と鼻の先というところで、虹橋空港から西に1.5kmほどの距離。空港からは無料のシャトルバスが運行しています。
ひだり みぎ
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近年、超急ピッチで開発された人工的商務区(CBD=Central Business District)内にあり、ホテル周辺は近代的モール街になってて栄えてます。同じく虹橋空港へのアクセスの良さが売りのコートヤード上海虹橋とは大違い。あっちはほんとに周りなんも無かったですから。

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CBD内にはお洒落な日本食屋や日式居酒屋もあったり、飲み食いには困りません。


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そんな新興ショッピング街の一角にあるのがインディゴ上海虹橋ホテル。周囲の景観に合わせるように、インディゴの建物もまた近代的な造りです。

ロビーフロア

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フロントの中は、赤を基調にしたシノズワリ的なテイストでまとまっています。外灘のインディゴと比べるとどこかシャープな印象というか、同じくオリエンタルなテイストながらもこちらの方がモダン寄りな雰囲気。

スタッフの対応も、フレンドリーな外灘と比べると、ビジネスライクでパパパっと効率良く仕事をこなそうとする現代的な方が多い印象でした。

ひだり みぎ
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真っ赤なチャイナドレスを身に纏ったスタイル抜群の中華美人が前から歩いてきそう(願望)。

部屋:Indigo Premier Room

ひだり みぎ
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落ち着いた暖色系をベースに、白と黒のビビッド空港柄をところどころに配してメリハリある内装。流石はIHGが誇るオシャレエリートのインディゴ様、どこをどの角度で撮っても映えますねw


ひだり みぎ

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空港に近いだけあって、旅行をテーマにしてるのかな。ミニバーを収納したドロワーやクローゼットなんかがヴィンテージのスーツケース風になってたり、壁紙にも出入国スタンプ風の柄がさらっとあしらわれてたりと、さりげなく旅情を誘うような演出が盛り込まれてます。

ひだり みぎ
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バスルームはモザイクタイルのフロアが特徴的。

シンガポールのインディゴを彷彿とさせるテイストですね。プラナカン的な香りがしてきます。

ルームサービス


ハンバーガーは78元(≒1,200円)とインディゴのルームサービスにしては安かったけど、肝心の味はイマイチ。ボリュームは良いんですが、肉が硬くて硬くて…

あー、バーガーだけ、惜しい!

【上海虹桥英迪格酒店 (Hotel Indigo Shanghai Hongqiao)】

公式サイト:https://www.ihg.com/hotels/jp/ja/find-hotels/hotel/
所在地:上海, 闵行区, 甬虹路188弄43号
電話:86-21-33233666

厦門航空 上海虹橋VIP1ラウンジとB737ビジネスクラス搭乗記

この日は上海虹橋から広州への移動。ただし、いつもの南方航空ではなく、珍しく厦門航空(Xiamen Airlines)で飛ぶことに。

既に2018年末をもってスカイチーム脱退となった南方航空であるが、同じくスカイチーム所属の厦門航空でのフライトではマイルを貯めることができなくなっているのだろうか…少々不安な面持ちで空港へと向かう。

チェックインはエアチャイナ、海南航空、チベット航空等との共有カウンターで。優先度合いで中国人民解放軍と肩を並べるファーストクラスパッセンジャーとしてチェックイン。
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出てきた搭乗券を見ると、やはりSky Priorityの表示は無い。空港スタッフに聞いてみたところ、滅茶苦茶素っ気ない態度で「知らない」と一言発せられるのみ。これ以上ここで聞いても無駄そうだったので、搭乗後にマイルが加算されなかったら南方航空に問い合わせることに。

搭乗券を手にし、制限エリアに向かうべく保安検査場へ。来る度にいつも何かしらの新しい発見がある虹橋空港だが、この日は保安検査のレーンごとの待ち人数が電光掲示されるようになっていた。

どのレーンも40人超の順番待ちとなっていたが、軍人や妊婦さん等とビジネスクラス・ファーストクラスの乗客は優先レーンが使える為、待ち時間無く検査完了。因みに「軍人優先依法優先」と書かれているが、おそらく対象は中国人民解放軍人の方々のみ。読売巨人軍とかの関係者がドヤって優先レーン使おうとしてもダメだと思います。たぶん。

ビジネスクラス V1ラウンジ


厦門航空の指定ラウンジは横長く広がった空港の最果てにあるV1ラウンジ。確かにエントランスからしてVIP感があって、中に入った瞬間に水着のコンパニオンなんかがお出迎えしてくれそうなゴージャスな雰囲気。

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しかし…恵まれたエントランスから待合室のような質素でショボい造りの内部。無駄に広いスぺ-スに椅子がぎゅうぎゅうに詰め込まれてます。もちろん水着のお姉さんもいませんし。


麺料理がある!と思ったら提供時間を1分過ぎてしまったらしく、片づけに没頭するBBA。3時間後くらいにまた来たら食べれますよって。飛行機を乗り過ごして麺料理を楽しめってか?


その他のホットミールも撤収されるところだったが、ぎりぎり撤収前の残飯をお恵み頂けることに。


ファーストクラスの名に相応しくないみすぼらしい残飯を胃袋に詰め、血圧をチェックしてから出発ゲートへ。

フライト:厦門航空ビジネスクラスB787

優先搭乗レーンまで一般開放され、乗客でごっちゃごちゃになったカオスなゲートから搭乗する。最近は中国の乗客マナーも改善されてきたなーと思えてたのに、この日は割り込み、肘打ち、見知らぬ子供からのタックル、大声でのシャウト、大音量でのスマホ動画の拝聴などなど、客層がやばかった。これでも「かーっ、ぺっ!」の痰吐きが無いだけまだマシと自分を慰めながら機内へと入る。

皮肉なことに、この日の搭乗機は青年文明号。



ビジネスクラスの座席は2×2が2列の計8席。ビジネスクラスはワイのみなんだけど、先に乗り込んだ後方に座る者たちによりオーバーヘッドロッカーが占拠され荷物の置き場がないという始末。しかも、搭乗時刻になっても「荷物が機内に詰め切れないアルヨー」と大揉めに揉めだすではないか。夜逃げでもするのか異常な量の手荷物を引っさげた輩には始めから荷物を預入させてくれよ。

大きな荷物を持った乗客は荷物を預入れ直すように!とのアナウンスが入るも、命令に応じる乗客はおらず。
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ああだこうだと何故か私の席の横で白熱した議論が行われ、最後に導き出された解決策がこちらw 食い散らかすことも、大声でああだ言うこともなく、最後までシートベルトを着用のまま文明的に行儀良く座ってましたw


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荷物問題が一件落着し、10分遅れでガスった上海を脱出。団地の生え方がシムシティの世界。


機内食は厦門航空ということで海鮮を選択。6つものプレートが綺麗な陣形を組んで運ばれてきました。ちょっとランクの高めの大衆中華料理屋くらいのレベルで、普通に食べれました。


食い終わったーと思ったら、食後になってパンが運ばれてきた。ガーリックトーストは味の染み込みがイマイチで平凡だったけど、クリームパンはモチモチして美味かった。小学校の給食に出てきたら喜んだであろうレベル。


マイルもセクター数も搭乗翌日に無事に南方航空のマイルプログラムに付与されたし、良かった良かった。

中国南方航空のスカイチーム脱退に関し

スカイチーム脱退に関する中国南方航空からの公式プレスリリースはこちら。


2018年をもってスカイチームを脱退することで正式決定したものの、2019年末まで脱退期間が設けられているとのこと。じゃあいつまで南方航空便でスカイチーム特典を享受できるのか?また、スカイチーム便搭乗時に南方航空マイルを加算できるのか?この点については問い合わせても正確な日程は出てこなかった。カスタマーサービス曰く、「2019年内に移行作業が完了するが、具体的にいつまでに完了するかは決まっていない。少なくとも、脱退日に関する正式告知が出されるまでは、従来通りスカイチームに所属しているのと同じように扱われる。」とのこと。

今のうちに中途半端に貯まった南方航空マイルをスカイチーム便の特典航空券で消費しておかないと不良資産化しそう。
南方航空のマイルを貯め込まれている方、他社特典航空券便で消化するなら今のうちですよ!

宿泊記 ハード面と総監の態度だけは立派なコートヤード上海虹橋

この日の宿泊先はマリオット系列のコートヤードバイマリオット上海虹橋(上海中建万怡酒店/Courtyard by Marriott Shanghai Hongqiao)。

この日も他都市への遠征があり、高速鉄道で上海へと帰還した。夜遅くに虹橋駅に到着し、翌々日にまた虹橋空港から他都市に向け飛ぶ予定となっていたので、高速鉄道の虹橋駅と虹橋空港から程近いこちらのホテルを選んでみた。

ところがですね…谷歌(グーグル)先生にホテルの場所をお伺いしてみると、虹橋とはかけ離れた見当違いな答えが返ってきた。そんなわけないですよね、お百度(Baidu)さん?

中国をベースに活躍されるお百度先生に聞いてみると、やはり虹橋空港近くのはずだと。
やっぱり天下のグーグル先生でも中国だと全然だめだわ。海岸沿いのホテルが沖合に表示されてたり、誤差が大きすぎる。

お百度先生に拠る正しいホテルの場所はこちら。ホテルは空港から僅か5km、空港からタクシーで移動しようと思うとブチきれ乗車拒否不可避な距離にある。かといって地下鉄の最寄り駅からも近くないし…同じく虹橋にあるインターコンチネンタルNECCと比べると虹橋空港・虹橋駅からのアクセスはイマイチ。


地下鉄の最寄り駅は高速鉄道虹橋火車駅の隣駅・徐泾东。ただ、駅から1.5kmも離れているので、公共交通機関を使ってのアクセスはかなり不便。ホームページ上に案内は無いが虹橋空港と火車駅への無料シャトルバスがあるので、時間が合うのであればシャトルバスで移動した方が良いでしょう。

ホテル自体は新しくて非常に綺麗でJWマリオットクラス。リワードカテゴリー1のホテルにしては立派過ぎるくらい立派。

ロビーには虹橋空港のフライト情報まで掲示されてたり…と思ったら画面がフリーズしっぱなしで放置されてたのがいかにもチャイナ。

チェックイン・プラチナ特典

今回はランドリーバウチャー100元分のプランで宿泊。上品なマダムが流暢な英語できちんと宿泊プランやプラチナベネフィットの内容について丁寧に説明してくれた。プラチナ特典は「朝食」「ディナー」「ポイント」の三択と、ラウンジが無い代わりのサービスとしてロビーバーでビールが無料で頂けるとのことだった。
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その他、部屋のアップグレードとウェルカムフルーツ&スイーツも。器もめちゃめちゃ凝ってるし、フルーツも彩りがあって良し。

部屋:キングスタジオ


部屋は品の良いベージュを基調とした、上品で温かみのある設え。ベッドボードや窓のシェイドの生地が良い感じのモダンチャイナ感を醸し出している。



あれ?無料のボトル水が無い。あやうく有料(市価の10倍)のエビアンを開けそうになった。無料の水が無いのはハウスキーパーの置き忘れでしょう。

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バスルームも総石張りで高級感のある造りでバスタブもある。バスアメニティはコートヤード共通の物で安っぽいけど、部屋の造り自体は本当にリワードカテゴリー1のホテルかと疑いたくなるレベル。良い意味でね。


こんな控えめなレートですしね。最安値が456元(≒7,500円)~、ディナー付きでも548元(≒9,000円)~と、先述のインターコンチネンタルNECCの半値以下。上海市内でこのクオリティのホテルに泊まろうとすると余裕で倍以上するのでお値打ち感はある。

ロビーバー

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プラチナ特典として無料のビールが提供されているとのことだったので、バーに行ってみた。しかし、まずもってバーテンダーがいない。そして、やっと来たと思ったらプラチナ会員向けのドリンクサービスなど無いという…。
フロントに行き再確認すると、流暢な英語でやはり無料ビールのサービスはあるのでバースタッフのミスと言う。もう無料でも有料でも良いので飲みたい気分になったのでビールを2杯頂いたところ、チェックアウト時にきっちり請求されていた。別にビールの一杯や二杯くらい有料でも構わんけど、スタッフによって言うことが異なるのはありえないだろ。

朝食


一般的なコートヤードレベル。他の上海のホテル同様、ヌードルバーはいけてます。

チェックアウト

先述の通り、イブニングカクテルのビール代金が請求されていたのと、宿泊費に含まれていたはずのランドリー費用まで全額きっちりと支払金額に乗っていた。

いやいやいや。チェックインの時もランドリー代金RMB100のバウチャー込みの宿泊プランってことで確認したですやん。ここで時間の無駄ながらもマリオットアプリにログインして宿泊プランの内容を示して抗議すると、バックオフィスから総監なる肩書を名乗る偉そうな男が降臨。

総監に一から事情を説明すると、新しいホテルなので従業員のレベルが不安定なので…との説明を受ける。不安定どころじゃなく、もう滅茶苦茶だよ。こんなひどいオペレーションのホテル、マリオット系列では初めてだ。


空港へはホテルのシャトルバスサービスで。チェックアウト時にすったもんだありましたが、ハード面は期待以上なホテルでした。

【コートヤードバイマリオット上海虹橋(上海中建万怡酒店/Courtyard Shanghai Hongqiao)】


Booking.com


ウェブサイト:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/shaho-courtyard-shanghai-hongqiao/
所在地:上海市青浦区蟠文路333号
電話: +86 21 6035 8888

宿泊記 ゲームオタクにお勧め フェアフィールドイン バイ マリオット上海静安

この日の上海での宿はフェアフィールドイン バイ マリオット上海静安(上海静安万楓酒店)

最寄り駅は地下鉄1号線の延長路で、駅の南側にある3番出口から700m程の距離にある。延長路の北側には同じくマリオット系列でリワードカテゴリー2のフォーポイントバイシェラトン上海大寧があるが、有償だとフォーポイントが一泊14,000円に対してフェアフィールドは半額の7,000円。価格も魅力的だし、写真を見る限り新しくて良さげだったのでフェアフィールドを選んでみることにした。
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最寄り駅からの距離が微妙に気になったので、今回は高速鉄道の上海駅から滴滴のタクシーを利用。運賃16元、10分ほどで到着した。大箱のフォーポイントと違ってこじんまりとした佇まいのフェアフィールド、2018年に開業したばかりなので建物自体も真新しくて良い感じ。


Fairfield Marriott、中国名だと万楓酒店。同ブランドのホテルには東莞常平とネパールのカトマンズで利用して以来ということになる。


ロビー

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フェアフィールドはコスパ重視のセレクトサービスホテル。言ってみれば綺麗目なビジネスホテルというか。宿泊費も最安値で460元~、最も高いファミリースタジオタイプの部屋でも670元~とお手頃な価格設定になっている。


意識高い系のホテルなんで、ロビーに置かれた本は中国史に関するものばかり。たまに表紙と背表紙だけプリントされたフェイクの書籍だったりするので、読み物というよりインテリア的な要素として置かれてるのでしょう。

館内施設


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意識高いんでビジネスセンターのデスクトップも勿論マック風。他に、自販機コーナーもロビーフロアに用意されていて、電子レンジやウォーターサーバーも使えたりします。ただ、プラチナ会員用のクラブラウンジはありませんので悪しからず。


ジムもね。意識高いんでね。

チェックイン・プラチナ特典


フロントでチェックインをお願いすると、今日は暑いですね!水をどうぞ!と紙コップの水が運ばれてきた。いやー、意識が高いw 更に、アンバサダー会員とのことで、最上級の部屋を用意して待っておりましたと歓待を受ける。最上級の部屋でも670元で泊まれるのですが、ドストレートなおもてなしの心がビンビンに伝わってくる対応で嬉しいじゃないですか。


部屋にはウェルカムフルーツまでご用意頂いてたし。


選択式ギフトは「ペリエの小瓶2本」「ケルドセンのクッキー」「500マリオットポイント」の3択で、カトマンズのフェアフィールドと比べたらだいぶショボいけど、スタッフの意識の高さは上海がダントツ。

部屋:ファミリースタジオ


でーん。部屋は同ホテルで最もランクの高いというファミリースタジオ。入って正面にリビングルームがあり、お隣の別室がベッドルームになっている。


反対側からエンドランス方向を。ソファの奥がベッドルームへのドア。


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エントランスから入ってすぐ右手のウェットエリア。バスジェルが青汁みたいな健康的な色をしてる。アメニティ類は歯ブラシ、使い捨てのシェーバー、櫛と一通り必要なものは揃ってる。


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入って左側がクローゼットやらなんやら。スリッパ、アイロン、冷蔵庫、金庫、ケトル、無料のボトル水やお茶が詰め込まれてる。


バスローブはクリーニングしたてアピールなのか、不織布おカバーがつけっぱなしに。意識高い!


で、だ。こいつ何?リビングの奥にフリーザ様が乗って移動しそうな道具が置かれてるんだけど。

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??歯医者とかで見る歯科医療用の椅子っぽくもあるし、カーク船長がスタートレックで座ってたような気がしないでもない。


寝たままオンラインゲームできるゲーミングチェアだった。


メーカーの取説。体に負担のかからない理想的なスリーピングポジションでも完ぺきな角度でモニターが見られるような設計になってるらしいw 自堕落ぅぅ!


しかも、40万円も50万円もするのなw このホテル、お金のかけ方が違うでしょー。


でも、せっかくなのでめっちゃ強そうなオリジナルキャラのツーブロックゴリラを作成して遊んでみることにw

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あっけなく中国のネットゲーマー民にボコられたw

気を取り直してジャンクな上海・蘇州フードを出前してバカ喰い。美団で近くのレストランが100件以上ヒットするので食事には困りません。

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これぞパネマジ!美しい商品画像とは異なりジャンク感丸出しの感じだったが、普通に旨かった。


喰ったし、寝る。

朝食


朝食会場は隣の棟の一階。一階なんだか宿泊客の皆様が、あのゲーミングチェア目的で泊まりに来たゲーマーに見えてくるんですがw

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料理はまぁこんなもん。ビュッフェで40元ですからね。


ヌードルコーナーもあった。

所感

ということで、ゲーマーの皆様には良いんじゃないでしょうか!という冗談は置いといて、上海中心地のマリオット系列ホテルで400元台で泊まれるという意味では貴重な存在。デルタホテルズ上海宝山、コートヤード上海インターナショナル・ツーリズム・リゾート・ゾーン、アロフト上海あたりの他の安いホテルはいずれも郊外の辺鄙なところにありますからね。

ラウンジ付きのフルサービスのホテルではないですが、出張の宿泊先予算は1万円以下、ホテルは寝て朝飯を食べるだけ的に利用するにはアリだと思います。

フェアフィールドバイマリオット上海静安(Fairfield By Marriott Shanghai Jingan)


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ウェブサイト:https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/shafi-fairfield-shanghai-jingan/
住所:上海市静安区 共和新路1500号
電話:+86 21 5688 5999
マリオットカテゴリー:2




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宿泊記 交通至便のアコー系ホテル プルマン上海静安

この日は南京から高速鉄道で上海へと移動することになっていたので、上海駅近くのプルマン上海静安(Pullman Shanghai Hotel、上海静安鉑尔曼酒店)を予約しておいた。

プルマンといえばアコーホテルズ系列のブランド。世界のホテルチェーンがこぞって力を入れる激戦区・上海に於いて、アコーホテルズも25のホテルを展開してる。

そのうち、11のホテルがメルキュールと8がイビスとバジェット系~中級ブランドが中心だが、アコーホテルズ系列の高級ラインであるプルマンはここ上海静安の他、プルマン上海スカイウェイプルマン上海サウスと3軒も揃っている。

ただ、プルマンとはいえ上海のプルマンはどこも1万円前後~という安さ。こんなレートで大丈夫なのかと一抹の不安を抱えながらホテルへと向かう。

南京から上海へは時速300kmですっ飛ばし、僅か1時間半で夜の上海火車駅に到着。高速鉄道だけでなく、地下鉄1・3・4合線の上海駅と長距離バスターミナル(上海长途汽车客运总站)にも隣接しているので、上海の各地区だけでなく、蘇州や杭州といった近隣諸都市も含めた観光を楽しみたいといった方にも便利な立地にある。


背の高いプルマンは駅からも視界に入るので、迷うこともない。


駅からは徒歩3分ほど。ファミリーマートやセブンイレブン、チェーン店系の飲食店が並ぶ猥雑な通りを歩く。夜遅く着いても食料品やビールなどの調達に困らない。


そんな賑やかな雰囲気のホテル周辺であるが、看板倒れなことに不夜城商厦が真っ先に店仕舞いしてるのが笑える。不夜城って夜も眠らない遊び場的な意味かと思ってたけど、ここでは夜は営業しませんよって意味なのか?


けばけばしいプルマンゲートを通ってホテルの中庭へ。
このプルマン、元々は同じくアコーホテルズ系列のグランドメルキュール上海セントラルだったが、2016年の改装を機に格上げとなりプルマンと名乗るようになった。確かにエントランス周りはプルマンに相応しい雰囲気だが、ホテルとしての質は果たして…

館内

仏頂面でスカしたドアマンによる無言の歓迎を受け館内へ。

ひだり みぎ
入って正面はダイニング・バースペース。館内はプルマンらしく都会的でスマートな雰囲気。

左手にチェックインカウンター。

非常に狭く、19:20にチェックインした際には順番待ちの列ができていた。スタッフは全体的に高飛車系。仕事はできるがフレンドリーな感じは皆無。

クラブフロア特典

無条件でラウンジアクセスが付くアコープラチナ会員の座からは失脚してしまったので、今回は端っからラウンジアクセス付きのエグゼクティブフロアデラックスルームを予約。そこにゴールド会員の特典でエグゼクティブスイートにアップグレード頂けた。
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それにしても安い。最安値のスーペリアは8,033円、最高カテゴリーのCEOスイートでも18,561円というプルマンらしからぬ控えめなレート設定になっている。元々、下位ブランドのグランメルキュールだったので、箱の構造的に高級なスイートを作るのは難しいのかな。


【主なクラブフロア特典】
・朝食2名分
・16:00までのレイトチェックアウト
・2pcsのデイリープレスサービス
・ラウンジアクセス

部屋:エグゼクティブスイート


リビングルーム。艶ありブラックのデスクやシェルフがプルマン感を演出してる。


すっきりとしたデスク周り。どうですか、この黒一色のデスク。


ひだり みぎ
ネスプレッソのカプセルは強度10のリストレットから強度5のルンゴとディカフェまで4種類。濃度じゃなくて強度?


ベッドの寝心地は流石にプルマンといったところ。聞くと、400スレッドカウントと高密度の滑滑リネンが自慢なのだと。マットレスもしっかりしてて良いベッドでした。


上海駅近くだけど静かだし。都会のど真ん中で良質な睡眠が得られる、これだけで良いホテルの条件を満たしてます。

ひだり みぎ
ウェットエリアも2016年に改装されているのでピカピカだし、間接照明まで使ってプルマンらしくセクシーなムードっす。


アメニティはプルマン共通のC.O.Bigelow。なんか医薬品っぽい見た目。

エグゼクティブラウンジ


27階のラウンジへ。

ひだり みぎ
ほぼワンフロア全体を使ってて滅茶苦茶広いのに、全くもって利用客のいない残念なラウンジ。

営業時間:06:30-22:30
朝食:06:30-10:30(週末・祝日は11:00まで)
ハッピーアワー:17:00-20:00

ひだり みぎ
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ミールはホットミールからおつまみ系のオードブル、スイーツまで非常に充実しているのだが…19:30に突入したところ、利用客は白人女性1人でホットミールなのにコールドミールのように冷めきってましたw

ひだり みぎ
寿司や肉も!


ひだり みぎ
一方、ドリンクは今まで泊まったプルマンの中でも最低レベル。ノボテル以下。ミールに予算を全振りしてしまったのか。

バー

ラウンジのバーアイテムがしょぼすぎたので、ロビーフロアのバーへ。

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ビュッフェ中のダイニングを兼ねてるので落ち着かない。バーがここだけって、プルマンにしてはショボ過ぎる。下位ブランドからのリブランドホテルならではの落とし穴か。


薪まで周到に用意されたフェイクの暖炉が思いっきり笑わしに来てる。

朝食

朝食はラウンジでも食べれたけど、空いてそうだったのでロビーフロアへのレストランへ。

レストランに入るなり目に飛び込んできた作り置きの冷め切ったエッグベネディクトに失望。


日本食コーナーにはだし巻き卵、おしんこ、おにぎり、味噌漬けの鮭、味噌汁が。


麺だけ食べてとっとと退散。

所感

下位ブランドからのリブランドということもあってかプルマンブランドとしてはハード面が弱いが、立地を含めて考えるとコストパフォーマンス的には素晴らしいホテルであることは間違いない。上海駅を利用される方には特にお勧めです。

プルマン上海静安(Pullman Shanghai Jing’an)


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住所:330 Meiyuan Rd, HuoCheZhan, Zhabei Qu, Shanghai Shi
電話:+86 21 6317 2317



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