宿泊記 聖峰内のマウンテンリゾート フォーポイント バイ シェラトン広東鶴山

マリオットウィークエンド1日目の順徳龍江のコートヤードでの滞在を終え、次なる目的地となるフォーポイント広東鶴山(广东鹤山方圆福朋喜来登酒店)へと移動します。特に鶴山に用事があるわけでないどころか、鶴山がどこにあるのかすら知らないんですけどねw


行政区分的には、佛山の更に南に位置する江門市の中の県級市みたい。マリオットアプリで広東省内のホテル一覧マップを見て、「おっ、順徳のコートヤードと鶴山のフォーポイント近いやん!」的なノリで予約しちゃいましたw


山を越え川を越え、龍江から配車アプリで呼んだ車で南へ南へと突き進む。広東省の全マリオット系列ホテル制覇を密かに目論み開拓を続けてるのすが、無慈悲にも新規ホテルがアホみたいなペースでオープンし続けるので、ゴールが寧ろどんどんどんどん遠ざかっていくというw 今回のフォーポイントも2018年の開業ラッシュ時にオープンした新しいホテルみたいです。


ひだり みぎ
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順徳から40分ほど走り、聖峰・大雁山の麓にあるフォーポイントに到着。聖なる山の中のマウンテンリゾート的な位置づけのホテルなのか、思ったより秘境感が強いっすねw 山の中に籠る仙人みたいなノリでの滞在になりそうな予感がします。

ひだり みぎ
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良い感じのホテルなのに宿泊客が他に殆どいない!そして、人の1000倍くらいの数の蚊が元気よく飛び回ってますw

プラチナ特典

リゾートタイプのホテルということで館内にラウンジはなく、その代わりにドリンクバウチャー1枚のオファーがありました。
無料朝食はベネフィットに含まれず、500ポイントか朝食かの選択式。
ちょい厳しめの内容ですね。

部屋:ジュニアスイート

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プラチナ特典は厳しめでしたが、部屋はジュニアスイートにアップグレード頂きました。ポイント泊の古事記なのに恐れ入ります。

リビングは見晴らし抜群のバルコニー付き。山の反対側は高級別荘地として見事に切り拓かれてます。
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良い感じの雰囲気だったもんで調子乗って窓を開け放ってバルコニーでくつろいでたら、大量の蚊の侵入を許して無事死亡。一時期、広州で大掛かりに不妊虫放飼をして蚊の数が減ったなーと思ったのですが…

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バルコニーで黄昏れてると、ピンポーンとベルが鳴る。マネージャーさんがフルーツ盛りを届けて下さりました。周りに何もないうえに、館内にはクラブラウンジも無し。更には館内レストランもショボいというダイニングオプションの限られた環境にあるので、この差し入れは地味に助かりました。

館内レストランはロビーラウンジ(Lobby Lounge)、オールデイダイニングのしょぼいレストラン(Eatery)、料理の種類が極めて少ない中華料理屋(China Spice)しか入ってないので、外で腹いっぱいに胃袋をチャージしてから来られた方が良いかと思います。

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続いてお隣のベッドルームへ。ベッドのスプリングも良い感じだし、リネンもツルツルスベスベで寝心地良かったです。何気に最新フォーポイントのベッドって好きっすね。

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そして、最も特徴的だったのがバスルーム。


窓際に石をくり抜いて作った浴槽があるんですけど、これが深いこと深いことw これ、子供とかおばあちゃんだとキツいだろw バリアフリーならぬバリアフルなバスルームでした。

プール・ジム


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プールにはサウナもありますし、週末リトリートでストレスを飛ばすには十分な設備でした。

周辺環境

周辺には何もないので、滞在中にオッサン一人でできることといったら山登りくらいっす。
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裏庭側の方には大きなバックヤードがあったり、意外と広いです。多分、子供連れで来て一家団欒待ったりするってコンセプトのホテルなんでしょうね。浴槽は子供キラーな仕様ですがw


散歩後の水風呂…からのプッシュー。ザ・おっさんの日曜日。ギンギンに冷えてやがるっ!
ただ、ベストブリューの割にはビールの種類が少なかった。青島、珠江、ハルピン、カールスバーグ、ハイネケン、バドワイザー、コロナ、ヒューガルデンと定番どころのみ。フォーポイント広州のベストブルーは凄かったんだけどなぁ。

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陽が落ちて良い感じのムードになってきたんで中庭を歩いてみましたが、やっぱり家族連れをターゲットにしたマウンテンリゾート的なホテルでしたね。キッズ用のアクティビティも充実してました。

朝食

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朝食は中国の家庭的な料理が結構揃っていて、高級感は無いけど無難な内容ではありました。

広州白雲空港へ

龍山のエアポートバス発着ターミナル(龍山候機楼)までホテルから車で20分で、龍山から広州空港は90分。結構かかりますね。
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朝5時半発から20時発まで、1日11便出てるようです(↑右の写真をクリックすれば時刻表が確認できます)。ただ、中国のバスの発着時間って頻繁に変わるので、利用される際には最新情報をご確認下さい。


小さい田舎町のバスターミナルだけど、西に北結構色んな所に行くバスが出てますね。中国の高速バス網には本当恐れ入るわ。

所感

中国の割に空気も良い感じがしますし、マウンテンリゾートでの週末デトックスには良いとは思うのですが…飲食施設がなぁ…。1泊なら耐えられるけど、1週間籠るとかなると、ガチの仙人修行みたくなっちゃうので。

【フォーポイント広東鶴山(广东鹤山方圆福朋喜来登酒店)】

所在地:沙坪街道雁云路 1 号, 江門鶴山市, 広東 529700
電話:+86 750 892 2888
公式サイト:https://www.marriott.com/hotels/travel/canfg-four-points-guangdong-heshan/

シェラトン順徳 エグゼスイート宿泊記

さて、この日は広州白雲空港到着後に空港から80Km離れたシェラトン順徳を目指す。シェラトン順徳は税サ込600元~程度で泊まれる比較的安いホテルなので期待はしていなかったが、どうやら順徳ではマリオット順徳と並んで最高級と評判のホテルらしい。

ただ、順徳までの移動が面倒…。

900元(≒15,300円)を払えばシェラトンがメルセデスベンツで白雲空港まで迎えに来てくれるらしいが、ケチな自分の交通手段はもちろんバス。バスとタクシーなら合計50元程度で移動できちゃいますからね。

メルセデス以外にもビュイックやバスといったオプションも有る。専用車によるピックアップサービスは事前に要予約。詳細は同ホテル公式サイトをご確認ください。

ということで白雲空港からエアポートバスにて移動する。

近隣諸都市へのアクセスに優れる白雲空港。広東省内外の各都市へのバスが多数出ているようであるが、今回利用するのは順徳嘉信広場線。


終点の順徳嘉信広場までの運賃はシェラトンホームページでの案内より2元安い41元。嘉信広場からホテルまでは1.5km程の距離なので、タクシーでワンメーターとしで行けちゃうでしょう。安い。


道中は渋滞もなく順調に高速道路を走り、空港から1時間20分程で順徳市新城区嘉信広場へと到着した。

ここからシェラトンへはタクシーで5分。順徳の嘉信バスターミナルの場所は分かりずらいので地図を張っておきます。


タクシーを捕まえるのに5分程の時間を要したが、22:00過ぎに無事に要塞のようにでっかいシェラトン順徳に到着した。

館内のロビーはトロピカル風というかレインフォレストカフェ風というか…デコレーションで館内が飾り付けられるクリスマスシーズンということもあってか、妙にポップでアーティスティックな印象を受ける。なんかバルーンアートの芸を見せるピエロとかが歩いてきそうな雰囲気。
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順徳と言われて思い浮かぶのは順徳料理と炎の料理人・周富徳(たしか先祖が順徳出身)くらいのもの。なんとなく順徳の町も人も素朴そうだという勝手な先入観があったんだけど、ホテルのロビーも地元出身のスタッフさん達も妙に垢抜けていて予想外だった。

部屋:エグゼクティブスイート

部屋はスイートナイトアワードの申請が通ってエグゼクティブスイートにアップグレード頂いた。
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官能的オブジェが気になるリビングルーム。

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シンプルなベッドルーム。

目の前は川なので静か。プライベートバルコニー付きで夜風にあたれるのが気持ち良かった。

因みにここから5Kmの地点に順徳港があり、香港まで川を下って行くことができる。一日5便で所要時間は115分、運賃はHK$240~となっている。

フェリー会社の公式サイトはこちら

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ソフトドリンク20元~、ビール=30元。


ウェルカムフルーツのは順徳産らしい。こんな綺麗な梨は中国で初めて見たわ。中国梨とは思えない。

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円形のバスタブが特徴的なバスルーム。

エグゼクティブラウンジ

今回はカクテルアワーには間に合わなかったが、部屋に入る前にちょこっと15階のエグゼクティブラウンジを覗いてみることに。
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スナックは置かれていなかったが、ソフトドリンク・水・ビールは終日提供となっているようだ。

朝食

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朝食会場になっているロビーフロアのオールデイダイニングレストラン・feastでは様々なブッフェがオファーされていて、この週末は込々138元とお得なランチブッフェが開催されていた。

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麺の種類と点心の種類が気持ち多いくらいで、特に広東美食のルーツ・順徳の名菜らしいものが提供されているといったことは無い。せっかく広東省を代表する美食都市・順徳まで足を運んだんだから、ホテルの朝食じゃなくて外で食べてくれば良かったと今更ながら激しく後悔してる。

シェラトン順徳/Sheraton Shunde


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住所:徳勝中路11号 順徳区佛山市
電話:+86 757 2888 8888
SPGカテゴリー:2


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インターコンチネンタル佛山 クラブフロア宿泊記

この日は待望のインターコンチネンタルホテル佛山(佛山保利洲際酒店)に泊まって、「これまでのホテルサービスの常識を超えた、洗練されたラグジュアリーとおもてなしインタコホームページから引用)」を体験してきた。



このホテル、何が良いってコスパが高いんですよ。コスパ廚も納得のホテル。今回なんか、一泊税込785元(≒13,000円)でインタコのクラブルームを楽しめる訳ですから。香港⇒佛山のバス運賃HK$110と佛山内でのタクシー運賃RMB17を加味しても十分お得感がある。香港からの移動もネタの為の小旅行と思えば全然苦にならないしw。
これでインターコンチネンタルのアンバサダー会員を更新してクラブルームに泊まるだけで10,000ポイントも得られるキャンペーンも対象だったらウハウハなんだけど、残念ながらこちらのキャンペーンは中華圏のインタコホテルが対象から除外されてしまっている。

宿泊費が税サ込みで13,000円
スパイア会員として宿泊で獲得できるポイントが約2,000超。IHGポイント単価を0.5円と考えても2,000ポイント=1,000円
これに加えてミスターリベーツのキャッシュバックが6%で720円
更にチェックイン時にスパイア会員用ギフトで120元(≒2,000円)分の飲食バウチャーとウェルカムドリンククーポン、更にはアンバサダーギフトやウェルカムフルーツ盛り合わせまで頂けるので、申し訳ないくらいお得にインタコのクラブフロアに泊まれる計算になる。

本当にこんな値段で泊まれるインタコは大丈夫なのだろうか。半信半疑でホテルへと向かう。

場所は佛山の中心の南海区・千灯湖公園北側の運河沿い。ホテルから徒歩3分のところには広州白雲空港行きバスターミナル(海桂城千燈湖區候機樓)があり、広州白雲空港までバスで1時間。どちらかといえば香港より広州空港からのアクセスの方が便利。

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ホテルに来てみると、近代的で立派な高層ビルに驚かされる。全450室、とても1万3千円でクラブルームに泊まれるようなホテルには見受けられん。

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天井が高く開放感溢れるロビーは龍のオブジェなどを配したチャイニーズモダンの内装が施され、近代的で洗練された雰囲気となっている。今回はクラブフロアの予約ということもあってか、わざわざ宿泊日当日の昼過ぎに電話がかかってくるなど、スタッフのアンバサダーメンバーに対するレコグニションも高い。


ロビーフロアのトイレも気合入ってるし。

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うむ。ハード面は他の中国のインターコンチネンタルと比べても十分遜色ないレベル。

チェックイン時の予約確認や署名等も全部電子パネルで行うなど、ペーパーレスが進んでる。

なんか最近の中国ってほんと凄くて、こないだも何気なく入った小料理屋の女将に「携帯電話をここにかざして下さい」と言われて電子機器に携帯をかざしたら、速攻で店のメニューが速攻で自分の携帯に読み込まれてきてビックリした。もちろん当たり前のように会計もQRコードでの電子決済だし。今や中国では街角で座って果物を売るオッサンですら決済用のQRコード持ってたりするからな。私みたいな時代遅れのJJIにはついていくのが大変な世の中になってますw

部屋:クラブフロア

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チェックイン時に渡されてルームキーが作動しないという問題が発生したものの、客室自体はモダンな設えで特に大きな不満は無し。

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インタコ佛山のスパイヤアンバサダーギフトはRMB120の飲食バウチャー・ウェルカムドリンククーポン・エビアン2本・マカロン。これにフレッシュフルーツ盛り合わせが付く。贅沢いうならば、せっかく佛山にあるんだから、エビアンとマカロンじゃなくて佛山の記念品とかだったら良かったのにとは思う。

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部屋にはシューキーパーまで用意されてて感心感心。

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水周りも勿論バスタブとシャワーブースの両方が備わってる。水温・水圧も問題無いし、タオルもふっかふかで、インタコ水準にあると言えるでしょう。

クラブラウンジ

夕方は満を持してクラブラウンジへ。エントランスの床に「Intercontinental Aambassador」の文字が踊ってて何とも言えない演出を見せつけてくれる。

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贅沢なスペースの使い方で、利用客は疎らなのにすっごく広々ゆったりとした空間になっている。開いた食器が放置されたりしてて、ちょっとカクテルアワー時の従業員が足りてないかなーと思うくらいで、静かだし眺めは良いし居心地は悪くない。

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佛山の味気ない高層ビルビュー。

【カクテルアワー】
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どうですか、この充実した品揃えの前菜にホットミールは。白人利用客の皆様がハンバーガーの肉だけ取って食べたから、最後はバンズだけ残ってて笑えた。気持ちは分かるけどさw


デザートもスイーツ類のレベルが高い。

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ドリンクは平凡だけど、このお値段で泊まらせてもらってるので特に不満には感じません。

朝食

朝食はロビーフロアの朝食会場で頂いた。

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フレッシュジュースも美味しかったし、中国のホテルでは珍しく生野菜が新鮮でシャキシャキしてた。お蔭でラウンジ乞食なオッサンらしからぬヘルシーな朝食になってしまったわい。

そして、何より驚いたのがこちら。

チェックイン後にルームキーが作動しなかった点を反省してなのか、朝食会場で食事してたら「次回またお越し下さりましたら更に良いサービスを…」との手書きメッセージ付き粗品を持ったスタッフがやって来た。そこまでやるかと、逆にこっちが恐縮してまうくらいのジェスチャーでビックリしたわ。

プール・ジム

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プール・ジムも高水準。

いやー、それにしてもクラブフロア特典の10,000ポイントがデカい!今回は余りにお得に泊まれたので評価が甘めになってしまった感があるけれど、10Kポイントが無くても十分に満足できるコスパだと思う。まぁ佛山に用事もないのにホテル修行と称してわざわざこのホテルに泊まりにくるような物好きは余りいないだろうけどw

【インターコンチネンタルホテル佛山/Intercontinental Hotel Foshan】


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ウェブサイト:こちら
住所:20 Denghu West Road, Nanhai District, Foshan, Guangdong, 528200, China
電話:+86-757-8626888
チェックイン/チェックアウト:14:00/12:00


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ホッピング修行に便利 エレメントホテル佛山 宿泊記

今日の宿はアロフト佛山の真隣に開業したエレメント佛山(源宿酒店佛山)。これで今年もSPGの全ブランドに泊まったことになる。今年はSPGの全ブランドを制覇しても何ら獲られるボーナスものがないのに自発的に全ブランドを攻めていくとか物数奇にも程があるわ。別に佛山に用事があったわけでもないのに佛山の南海くんだりまでホテルに泊まりに来ちゃったわけですからw

佛山の中でも西の外れの南海区獅山県にあり移動が本当に面倒で、インターコンチネンタルやクラウンプラザがある佛山の市街地からだとタクシーでも30分強(運賃≒90元)かかる。また、ちょっと歩くし時間もかかるけど、南海快1路のバスでも乗り換えなしで移動可能。



広州空港からは車で1時間と思ったよりは遠くない。広州空港から複数人で来られる場合は、ホテルのトランスポーテーションサービスを使うのが良いと思う。
広州空港⇒エレメント: RMB 350 net / 4 seats car
エレメント⇒広州空港: RMB 280 net / 4 seats car
+86 757 89958888に電話か、element.foshan@elementhotels.comへのメールで予約可能。

そんな苦労をして辿り着いたエレメント佛山。お隣のアロフトは道路を隔てた先にあり、SPGのバジェットブランドのホッピングで滞在数を稼ぎたい方には絶好の穴場スポットであると言えるだろう。


共にSPGカテゴリー1で宿泊費も安いし、何より隣同士という修行僧の為を思ったホッピングのし甲斐がある立地が良いじゃないですか。

市街地からタクシーで移動したんだが、運転手は案の定アロフトもエレメントも認識していなかった。そういう場合にはアロフトの隣の「博愛路的獅山鎮政府(博愛路の獅山県政府)」言えば大体通じる。
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そんな移動中の苦労を我慢して漸く辿り着いたエレメント。訪問時は未だソフトオープン中だったらしく、建物の一部分は思いっきり建設途中で、半裸のオッサンがタバコ吸いながらかったるそうに作業にあたってたw


大通りから小路に入った先にエントランスを発見。

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どこか人工的な造りで静寂に包まれたロビーでは女性スタッフがやることもなく一人で俯き一点を見つめていた。ドアが開いても下を向いたまま微動だにしないスタッフ。あれ?マネキンかな?営業中ですよね、ここ?

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ロビー脇にはエレメント蘇州と同じくミニショップが儲けられ、軽食や各種ドリンクがそこそこ手頃な価格で売られてる。

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もしかして小生が記念すべきエレメント佛山初の宿泊客なのでは?と思うくらい手際の悪いチェックインを終え客室フロアに向かうと、どうもえらい暗い。環境保全を強く意識するグリーンなエレメントホテルだけあって節電でもしてるんかなw

部屋:Studio Suite


ドアを入って正面。いきなり冷蔵庫/冷凍庫と厨房があってワンルームマンションの部屋みたい。

ひだり みぎ
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キッチン・ベッドルーム・リビングスペース・デスクスペースが一体となったスタジオルームは全体的に照明暗め。ダークブラウンで統一された家具が余計に暗さを引き立てる。


うーん、ちょっと暗いなーと思ってカーテンを開けたら直ぐ外で鳥が息絶えてて草w

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キッチンは浄水器付き。家電はどれもピッカピカで、もしかしたら本当にエレメント佛山のファーストゲストなのかもと思い始めてきた。


アイロン・アイロン台も新品同様。


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水周りもピッカピカで快適だし、このエレメントのバスアメニティは結構好き。ロビーの売店で売ってたら買って帰るのに。

朝食

エレメントはラウンジが無いので朝は朝食会場で。ここも何ともガラーンとしきっていて、中にはスマホで動画を見る男のスタッフ1名のみで利用客はゼロ。

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アロフト佛山の朝食酷すぎワロたw いや、期待はしてなかったんだけどさ、元々。


グローバルチェーンのホテルでホリデイインエクスプレスより酷い内容の朝食は久しぶり。

プールやジムもオープンしてなかったし、今回は失敗しちゃったな。プールは2017年11月30日に完成予定らしいけど、まともなホテルになるには時間がかかるかな。お隣のアロフトと絡めた安価SPG修行先としてしか利用価値は無さそう。

エレメントホテル佛山/Element Hotel Foshan


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ウェブサイト:こちら
住所:広東省佛山市獅山県博愛路57号
電話: +86 757 8995 8888
SPGカテゴリー:1


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香港から佛山へクロスボーダーバスで移動

この日は香港からホテル修行の為に佛山へと移動する。香港から佛山へは広州経由で鉄道でも移動できる。日本人にも安全で、計算のできる移動手段である。でも、圧倒的に安くて便利なのは香港から佛山に直接移動できるクロスボーダーバスだろう。途中でイミグレを越えバスを乗り替えるという手間がかかることもありハードルの高そうな移動方法ではあるけれど、こいつを使いこなせれば移動が随分と楽になる。

香港側でのバスの乗車場所は香港国際空港を含む19箇所で、佛山側の下車場所は佛山皇冠假日酒店(クラウンプラザ)・佛山湖景酒店・佛山樂從財神酒店・佛山馬哥孛羅酒店(マルコポーロホテル)・佛山德寶大酒店の5箇所となる。グーグルマップでヒットしなかった佛山德寶大酒店を除く4か所の地図は以下に添付した地図の通り。バスの便によって下車場所が異なってくるので、事前に確認を忘れぬよう。乗車場所別の運賃・出発時刻・佛山側での停車場所はこちらのバス運営会社オフィシャルページを確認あれ。

今回は海港城(香港ハーバーシティ)からクラウンプラザ佛山行きの便を利用した。


MTRで移動した場合、香港側の乗車地点はホンハムだけだし、運賃が片道でHK$230かかる。それを考えれば佛山行きバスは乗車地点も多く、運賃もHK$110と安くて魅力的。便数も圧倒的に多いし。

海港城バスターミナルの場所



海港城のターミナルの場所は奥まったところにあり非常に分かりずらいけど、マルコポーロホテルの直ぐ傍になる。今回は前日にマルコポーロホテルに泊まってたので移動が至極楽だった。銅鑼灣・灣仔・海洋公園・沙田・茎湾・旺角・ディズニー等からも乗れ、都合に合わせて乗車場所を選択できるのも使い勝手が良い。

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ほんと分かりずらい場所にひっそりと佇む環島旅運のCross-Border Coach Terminal。この環島旅運、他にも深セン宝安空港等深セン各所・清遠・広州・増城・佛山・台山・花都・順徳・開平・新会・東莞南城・中山・新興・常平・陸豊・陽江・南澳・恵州といった中国大陸の近隣都市行きのバスを出している。香港国際空港から深セン行きで利用された方は多いのではなかろうか。
各目的地域の運賃・出発時刻等の諸情報はこちら

今回は09:40ハーバーシティ発クラウンプラザ佛山行きのバスに乗車。運賃はHK$110(≒JPY1,600)と移動距離の割には格安感がある。

乗車券と共に渡されるオレンジ色のシールは深セン湾のイミグレでのバスの乗り換え時にターミナルのスタッフが佛山行きの乗客を識別する為に必要になるので、洋服の胸ポケット等、見える場所に貼っておこう。なんらなおでこに貼って佛山行きをアピールしたってオーケー。

実際に移動してみた

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バスは清潔そのもの。先ずはこの可愛らしいピンクと黄色のバスに乗って深セン湾のイミグレまで向かう。このバスの乗客とは深セン湾のイミグレまで一緒に向かい、深セン湾のイミグレを越えた先でそれぞれの目的地行きのバスに乗り替えるという仕組みになっている。

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途中、高層ビルの合間にある小さなバスストップで何人かの乗客をピックアップしながら北上、香港と深センのボーダーを目指す。


深セン湾を突っ切った先に中国大陸が見えてきた!

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10:40、香港側の深セン湾イミグレに到着。バスを降り、人の流れにならって香港側の出国手続きと中国側の入国手続きを済ます。香港国際空港から深セン行きのミニバンみたいに乗車したままイミグレを通過するという訳ではないので、中国語が話せない日本人にはイミグレとバスの乗り換えが最初の関門になる。


中国側のイミグレに抜けたすぐ先にバスターミナルがあり、それぞれの目的地行きのバスに乗り込む形となる。それぞれのバスのフロントドアに行先を書いた看板が掲示されているし、香港の乗車券売り場で配布されたシールを付けていればスタッフが声をかけてくれるので、中国語が話せずとも迷いはしないと思う。ただ、人もバスも多いので、やっぱり不安にはなると思う。ここがクロスボーダーバスの難しさ。

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無事に佛山行きのバスに乗車できれば、後は出発を待つのみ。決してバスが満席にならなければ発車しないということはないようで、この日は私を含む乗客4人だけという状態で発車した。自分が乗車してから15分くらい待ったし、スタッフが乗客の数をしきりに確認していたので、イミグレで取り残されることはないと思うが、一応、イミグレではノロノロせずに急いで抜けるよう心掛けた方が良いとは思う。ここで乗り逃しても乗車券を持ってれば次の佛山行きのバスに乗れますが、イミグレで待つのも嫌だと思うので…

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11:10、佛山行きのバスが無事に出発。これでクロスボーダーバスの難関は突破し、後はバスに乗っているだけで佛山まで行く。深センから西北に位置する佛山へと130キロのバスの旅だ。


香港のハーバーシティを出てピッタリ3時間が経過した12:40、無事にクラウンプラザ佛山に到着した。

香港から中山や順徳はフェリー、広州は鉄道での移動が楽で良いと思うけど、佛山や開平ならクロスボーダーバスが安くて便利だと思う。深セン湾のイミグレは比較的空いてるので、羅湖に出てから自分で羅湖⇒佛山行きのバスに乗るよりも移動が楽で早くなるし。佛山に行かれる方、勇気を出してクロスボーダーバスの利用も検討してみては如何でしょうか。

【香港側の主要乗車場所】
上環港澳碼頭  
香港干諾道中200號信德中心地下G04-05鋪(港鐵上環站D出口)

尖沙咀海港城
廣東道海港城Hermes店旁(馬哥孛羅香港酒店左側)

銅鑼灣時代廣場
時代廣場地庫二樓SRM77鋪過境巴士候車室 (港鐵銅鑼灣站A出口, 諮詢櫃檯對面)

旺角太子
旺角砵蘭街364號D地下(港鐵太子站C2出口, 旺角維景酒店對面)

沙田新城市廣場
沙田新城市廣場三期4樓天橋(近屈臣氏)

沙田希爾頓中心
沙田希爾頓中心商場 L3-66F舖

荃灣千色匯
荃灣千色匯I G030鋪

荃灣如心購物廣場
楊屋道8號如心購物廣場一樓 (詢問處旁)

旺角新世紀廣場
新世紀廣場5樓 (Neway Karaoke Box側)

九龍塘 
沙福道公共交通交匯處乘客候車室及售票處地下A、C鋪 (港鐵九龍塘站E出口)

灣仔
灣仔駱克道271號揭陽大廈地下4-5號鋪

奧海城 
奧海城一期高層地下(禮賓處)