TG601 タイ国際航空ビジネスクラス搭乗記 B777-300 香港ーバンコク

今回利用するTG601の搭乗口はラウンジからほど近い44番。ということで、時間ぎりぎりまでロイヤルオーキッドラウンジでまったりし、搭乗開始時刻3分前に漸く重い腰を上げてゲートへと移動する。


ゲートに鎮座するは予定通りのB777-300。外見は羽も胴体も長くシュッとしたイケメンなんだけど、残念ながら中身はオールドスタイルでシェル型ライフラット。同じ773でも長距離仕様でフルフラットの777-300ERが来ないかと密かに期待もしていたのだが、やっぱり単距離の香港-バンコクは大体B773が殆ど。まぁしゃあないでしょう。


エコ利用でもスタアラゴールドなら優先搭乗資格があるのだが、列に並ぶ優先搭乗有資格者は3名のみ。ゲート到着と同時に搭乗開始となり、スムーズに機内へと乗り込めた。


BOEING 777-300 (7732/77R)の総座席数364席のうち、34席がビジネスクラス相当のロイヤルシルククラスとなっている。

ロイヤルシルクの座席配列は2-2-2-の最前列以外は2-3-2で全34席あるものの、本日の搭乗者数はゲートクローズギリギリになって乗り込んできた金満6人家族と自分を含めて僅か9人。まぁたかが2時間40分のフライトなんで、エコ席でも十分だもんな。

*当画像は次に乗るBKK-SINで撮ったもの。


今回の座席は窓際席の12A。ラウンジエントランスのショッキングピンクに近いド派手なパープルとは違い、落ち着きある深い紫色のファブリックがイカしてる。

シート幅は51cmで、最大傾斜角は163°。飛行時間数時間程度の日中便だと深くはリクライニングしないのでライフラットでも良いんだけど、やっぱり窓際席でも通路へのアクセスが欲しかった。


*当画像は次に乗るBKK-SINで撮ったもの。

肘かけに設置されたシートリクライニングの調整パネルでは、背もたれだけでなく、頭部・背中・脚の部分を好みの角度に調節可能。また、他方のアームレストの下部には隠れるようにしてユニバーサルタイプのコンセントが配されている。
ひだり みぎ
*当画像は以前に乗ったHKG-BKK便で撮ったもの。


シートピッチはエコ席の2倍近い155cmあり足元は広々だし、スクリーンの大きさも必要十分。B773では最新鋭機と比べ機内エンタメのプログラム数も少ないが、それでも65種類の映画・150種類のテレビ番組・185種類の音楽アルバム・31種類のゲームが楽しめる。


足元広々!シェルタイプで座席クッションが前方にスライドすることでリクライニングするので、席を倒すのに後ろの人に気兼ねする必要がないし、前の席が倒れてくることもない。


座席に着き一段落すると、早速スムーズ・アズ・シルクなロイヤルシルククラスのサービスが開始され、エレガントなタイドレスを身にまとったタイ人マダムがタイスマイル全開でウェルカムドリンクとおしぼりを配って回る。

CAの方の洗練されたスムーズなサービスに感銘を受けるも、フライトはスムーズじゃない!香港名物・離陸の順番待ちの刑に処され、ちょっと出発が遅れそうなんでシャンパンもう一杯どうぞーなんて言われ、二杯目のシャンパンが注がれる…。

本日は15:05バンコク着からの16:35発という乗継スケジュール。やべーよー、シンガポールのホテルは日程変更不可のレートで予約しちゃってるよーなんて焦り始めた頃に漸くプッシュバックで機体が動き出す。


出発の遅れはTGの責任ではないが、水平飛行になったタイミングで「全力で遅れを挽回しまっせー」と心強い機長アナウンスが入る。と、同時に、三杯目のシャンパンがやってきた。


シャンパンのお次は機内食。HKG-BKKは単距離路線だけどコースになっていて、先ずはホカホカパンとクラッカーと合わせてアペタイザーのターキーブレストサラダがサーブされる。セロリ・パクチー満載で美容健康に良さそうなスターターだ。

メインはガーリックソースを和えたチキン。いや、存在感的にはブロッコリーが主役か。どうしてもひたすらデカいブロッコリーに目が行ってしまう。

もう一つの選択肢であるタイカレーは相当な辛さだったようで、隣の白人が顔を真っ赤にしてヒーヒー言いながら食べていて、最後に「明日は下痢決定だよ。」なんて下品なことをつぶやいてた。

ひだり みぎ
うぅ~食べたー。完食の達成感も束の間、「あなたはこれを食べなさい」と命令形でお仕置き(?)のチーズプレートとチーズケーキがやってきた。これはもう別腹、難なく胃袋へと流し込む。

食後のコーヒーまできっちり頂き、後はバンコク到着を待つのみ。

バンコクをスルーして南下を続ける飛行機。このままシンガポールまで行っちゃうんじゃないかと思わせた矢先に急旋回、空港へと降下を開始する。


メリディアンスワンナプームを左手に身ながら高度を下げ…。


定刻より30分遅れでスワンナプーム空港に到着した。


くっそ広いスワンナプーム。到着ゲートから乗継保安検査場まで1キロ弱もあり、歩いても歩いても一向に検査場が見えてこない!もたつく胃袋がたっぷたっぷするけどトランジットに間に合わせるためにダッシュダッーシュダッシュだ!

タイ国際航空ロイヤルオーキッドラウンジ@香港国際空港

ちょっと急だったけど、三連休が取れたので短期シンガポール旅行を決行することに。

今回はシンガポールを単純往復するのではなく、タイ国際航空で往復共にバンコクを経由することでTGフライトを4発楽しむことに。残念ながら目当てのA380の運航日には合わせることができず、機材は往路がB777-300・復路がB747-400それぞれ2セクターずつ。復路のSIN-BKKでF席が開放されていたので、久しぶりにジャンボのファーストクラス席が楽しめる悦びから勢いで発券してしまった次第。どうか機材変更になりませぬように!

一発目は13:25香港発15:05バンコク着のTG601。深セン蛇口から香港国際空港へ直接乗り入れる噴射飛航で海面を飛び跳ねるかのような荒いライドでHKIAへ。

大陸からフェリーで空港に乗り入れる場合は香港の出国税HK$120が払い戻されるので、保安検査後のカウンターで還付することを忘れぬよう。

【本件での出国税が不要になる条件】

a.香港空港に飛行機で到着⇒同日に香港空港から飛行機で出国する場合
b.香港空港にフェリーで到着⇒香港空港から飛行機で出国する場合

出発ロビーへと入り、免税店に目もくれずに真っ直ぐにラウンジへと向かう。香港国際空港のスタアラ系ラウンジはSQのシルバークリスラウンジとUAのユナイテッドクラブラウンジもあるけれど、今回はやっぱりTGのRoyal Orchid Lounge(ロイヤルオーキッドラウンジ)の御世話になることに。

エアポート内の連絡シャトルで南西コンコースに移動し、40番搭乗口付近のエスカレーターで一つ上のラウンジフロア(7階)へ。ラウンジフロアだけあって7階にはエミレーツ・ユナイテッド・バージンアトランティック等のラウンジが密集してる。

タイ国際航空のラウンジはというと…一番奥まったところで隠れるようにして営業してる。色使いがなんかいかがわしいんだよなw
ひだり みぎ
この一角だけ鮮やかなGのコーポレートカラーが異彩を放っていてタイの雰囲気ムンムン。スターアライアンス系ラウンジなので、もちろんANAの上級会員やC客も入室可能。

【入室資格者】

・タイ国際航空ロイヤルシルククラスご搭乗のお客様
・スターアライアンス加盟航空会社運航便のCクラスFクラスにご搭乗のお客様
・スターアライアンス加盟航空会社運航便にご搭乗のロイヤルオーキッドプラスゴールドメンバーのお客様
・スターアライアンス加盟航空会社運航便にご搭乗のスターアライアンスゴールドメンバーのお客様
・タイ国際航空運航の国際線にご搭乗のロイヤルオーキッドプラスプラチナ会員のお客様

【営業時間】

06:00-23:00


ファーストクラスの皆様用の別世界も用意されているが、パッと覗き見したところ、設備的な差は殆ど無さそうだ。

こちらがビジネスクラス利用客用のラウンジ。

自然光が差し込む採光抜群のガラス窓に天井無しの吹き抜けという構造で、明るく開放的なオープンスペースがシーティングエリアの殆どを占める。ちょっと座席を詰め込み過ぎだど、ポップな色調のインテリアなんかにTGらさが表れてて雰囲気的には良い感じだ。


開放感がある一方で、ラウンジと搭乗エリアを仕切る壁がなく搭乗階を見下ろす格好となっているのでラウンジ外の喧騒が入り込んでしまうけど、ラウンジ自体は比較的静か。ANAの方々はこぞってユナイテッドのラウンジに行くので日本の方も少ないし、穴場と評せるんじゃないかな。

ひだり みぎ

PCエリアにはX Boxのハードまで用意されている。


シャワーもあり、フロントで航空券を預けて利用することができるが、トイレ内併設となっているので余り使いたいとは思えない。

ひだり みぎ

いや、清潔なんですけどね。ただ、あまりに大便器・小便器との距離が近すぎて…。

続いて、お食事コーナーを見てみよう。利用客がが少ないからと言って手抜きされているということはない。
ひだり みぎ
香港らしく蒸篭に入った点心に4つ星ホテル水準以上に充実のサラダバー。

ひだり みぎ
もちろんタイ料理だって用意されているし、辛い繋がりでか韓国のカップ麺も置かれてる。

ひだり みぎ
ドリンクはビールやソフトドリンクだけでなく、スピリッツ系や赤・白ワインも飲み放題。また、泰国風情というヤシのアイスやメロンバーなどのレアなアイスクリームも食べ放題となっている。係員へのオーダー式だと遠慮しちゃうけど、ここでは気を使うことなく欲望のままにアイスを貪り食べれますw。


うむ、旨い!タイへの出発前に一足先のタイ気分!

飯は美味いしアイス食べ放題だし比較的空いてるし、香港国際空港のスタアラ系ラウンジの中では一番の穴場じゃないかな。